就活を有利に進めたい!と考える学生は多いですが、どうしたらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は就活に有利に働くおすすめの資格を業界・職種・文理別にご紹介していきます!
国家資格もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次[ 表示 ]
- 就活に資格は必要?
- 資格は必須条件ではない!
- あった方が良い印象を与えられるかも…
- 【業界・職種別】就活に有利な資格
- 【全業界・全職種】TOEIC・英語検定・日経TEST
- 【商社編】TOEFL・英検・貿易実務検定
- 【メーカー】危険物取扱者・衛生管理者・品質管理検定
- 【広告・出版・マスコミ編】マスコミ:ウェブ解析士・DTPエキスパート認証試験・校正技能検定
- 【金融編】証券外務員・証券アナリスト・ビジネス会計検定試験
- 【サービス・インフラ編】宅地建物取引士・中小企業診断士・ガス主任技術者
- 【ソフトウェア・通信】基本情報技術者試験・応用情報技術者試験・ITパスポート試験
- 【一般職・事務職】MOS・秘書検定・日商簿記
- 【文理別】就活に有利な資格
- 【理系】ITパスポート・基本技術情報者試験・知的財産管理技能士・危険物取扱者乙種4類
- 【文系】FP・宅地建物取引士・中小企業診断士・秘書検定
- 資格で就活を有利に進めよう!
就活に資格は必要?
まず、就活に資格が必要かどうかについてご紹介します。
資格は必須条件ではない!
就活に向けて資格は絶対に取らなければならないのかが気になる方も多いと思います。
結論から言うと必須の資格はありません!
資格は加点要素の一部に過ぎないため、必須といえる資格はないでしょう。
あった方が良い印象を与えられるかも…
ですが、業界や企業によっては資格を持っていることで有利に就活を進められる場合があります。
資格は自分が専門的な能力や知識を持っていることを証明できる物なので、それを生かせる企業や職種を志望しているならば、プラスに評価される可能性が高まるようです。
また、資格を利用してその業界への興味関心があることをアピールでき、良い印象を与えることができるでしょう。
【業界・職種別】就活に有利な資格
次に業界・職種別の就活に有利な資格をご紹介します。
【全業界・全職種】TOEIC・英語検定・日経TEST
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どの資格を取ったらよいのかわからない、という学生の方におすすめなのが、あらゆる業界において就活に有利に働く「TOEIC」、「英語検定」、「日経TEST」の3つ!
「TOEIC」のアピールできる点数は650点以上で、日常的に英語を使う仕事の場合は、730点以上を目指すのがおすすめです。
「英語検定」はビジネスシーンでアピールできる最低限のレベルである2級以上、武器とするには準1級、1級の取得を目指す必要があります。
また、「日経TEST」は日本経済新聞社が実施する「経済知識」と「考える力」を測る試験であるため、経済や社会に対する関心の強さ、知識の豊富さをアピールしたい学生におすすめな資格といえます。
【商社編】TOEFL・英検・貿易実務検定
商社はあらゆる商材を扱って、売りたい相手と買いたい相手を結び付け、取引の仲介をすることが主な業務です。
そんな商社を志望する学生の方には「TOEFL」「英語検定」「通関士」の資格を取得することをおすすめします。
特に「TOEFL」は、海外駐在なども多い商社にアピールしやすい資格!
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80点以上あればアピールポイントとなるため、履歴書に記載してみましょう!
【メーカー】危険物取扱者・衛生管理者・品質管理検定
メーカーにアピールしやすい資格でおすすめなものは「危険物取扱者」「衛生管理者」「品質管理検定」があります。
特に「品質管理検定」はメーカーにおいて非常に重要視されている品質についての資格であるため、品質管理の手法や考え方、品質管理の実践、改善能力などの知識を持っていると就職に有利になりやすいと言えます。
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就活でアピールするなら2級以上からがおすすめです。
【広告・出版・マスコミ編】マスコミ:ウェブ解析士・DTPエキスパート認証試験・校正技能検定
広告・出版・マスコミ業界を志望する学生の方がアピールしやすい資格は「ウェブ解析士」「DTPエキスパート認証試験」「校正技能検定」です。
特に「DTPエキスパート認証試験」は、デザイン・編集・製版・印刷・加工などDTPに関連する知識を理解し、業界で活躍できる人物育成を目的とした検定試験であるため、出版・広告業界志望の学生の方におすすめです。
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DTPの技術と知識が身に付けば実務に反映させられるため、即戦力の学生であることをアピールでき、DTPの基礎的な知識として入社後に役に立つ場面も多いそうです。
【金融編】証券外務員・証券アナリスト・ビジネス会計検定試験
引用元:外務員必携
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金融業界は銀行や証券、保険、クレジットなどさまざまな形でお金に携わります。
周囲と差別化したい学生におすすめな資格は「証券外務員」「証券アナリスト」「ビジネス会計検定試験」です。
特に「証券外務員」は、金証券会社や銀行を志望している学生はアピールしやすい資格ともいえます。
金融業界などの分野で仕事をするための知識が備わっていることをアピールするだけでなく、ビジネスパーソンとして最低限求められる金融基礎知識を持っていることを印象付けることが可能です。
【サービス・インフラ編】宅地建物取引士・中小企業診断士・ガス主任技術者
サービス・インフラ業界でアピールしやすい資格は「宅地建物取引士」「中小企業診断士」「ガス主任技術者」です。
特に不動産業界を志望する学生におすすめなのが、「宅地建物取引士」の資格!
宅地建物取引士とは、宅地建物取引業法に基づき定められた不動産取引の専門家であることを示す国家資格です。
不動産会社では、宅建業従事者5名に対して1名以上の割合で、専任取引士の設置が必要とされているため、宅地建物取引士の資格を持つ学生は即戦力であることをアピールできます。
また企業によっては入社後の取得を必須としているケースもあるため、不動産業界を志す学生は取っておいて損はない資格です。
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サービス・インフラ業界の業態は幅広いため、紹介した資格はあくまで一例と捉え、自分の受ける企業にしっかりとマッチしているか考えてみてくださいね。
【ソフトウェア・通信】基本情報技術者試験・応用情報技術者試験・ITパスポート試験
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文系学生の方は、理系学生で大学時代にIT関連を学んでいたという学生もいるため、資格で知識や熱意をアピールする必要があります。
ソフトウェア・通信業界を志望する学生にとってアピールしやすい資格は「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」「ITパスポート試験」です。
特におすすめなのが、 ITエンジニアに必要な基礎知識を浅く広く、体系的に習得することができ、「IT技術者への登竜門」とも言われる、「基本情報技術者試験」です。
システムエンジニアやプログラマー、WEBデザイナーを目指す学生が取得をしておくと、基礎的なスキルを持っていることをアピールできます。
【一般職・事務職】MOS・秘書検定・日商簿記
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新卒採用において、総合職よりも募集の少ない一般職・事務職ですが、毎年人気の職種!
少しでも他の学生と差をつけるため、学生時代から準備をすることはプラスの評価になるでしょう。
特にMOS資格は、Microsoft Officeの、Word・Excel・PowerPoint・Access・Outlookのスキルを証明できる国際資格であり、おすすめの資格です。
世界的な企業であるマイクロソフト社の認定資格なので、PCスキルを証明する資格の中でも人気があり、事務職の選考でも評価されるでしょう。
【文理別】就活に有利な資格
最後に文理別の就活に有利な資格をご紹介します。
【理系】ITパスポート・基本技術情報者試験・知的財産管理技能士・危険物取扱者乙種4類
理系の学生の方におすすめの資格は、「ITパスポート」、「基本技術情報者試験」、「知的財産管理技能士」、「危険物取扱者乙種4類」の四つです。
特におすすめの2つをご紹介します。
知的財産管理技能士
引用元:株式会社アップロード
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知的財産は、特許や著作権といった、形はなくても価値のあるアイデアやブランドなどを意味します。
「知的財産管理技能士」とは、知的財産の管理スキルを測定・評価するための国家資格。
つまり、「知的財産管理技能士」の資格は、企業にとって重要な経営資源である知的財産の管理スキルの証明といえ、その価値を重視している企業も多いため、就活に有利に働く可能性があります。
危険物取扱者乙種4類
「危険物取扱者」とは、危険物の取り扱いや無資格者に立ち合うために必要な国家資格です。
甲種、乙種、丙種の3種類に分かれており、それぞれ取り扱い可能な危険物が異なります。
大学生の場合は「乙種」「丙種」を受験することになります。なお、「丙種」は無資格者の立ち会いができず、取り扱える危険物の種類も少ないため「乙種」の取得がおすすめです。
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「乙種」は危険物によって6つの「類」に分かれているため、自分が目指す進路から必要な資格を見極めましょう。
【文系】FP・宅地建物取引士・中小企業診断士・秘書検定
文系の学生の方におすすめの資格は、「FP」、「宅地建物取引士」、「中小企業診断士」、「秘書検定」の四つです。
特におすすめの2つをご紹介します。
FP(ファイナンシャルプランナー)
ファイナンシャルプランナーとは、顧客が目指す将来を実現するために、ライフプランの提案やお金についての課題解決などの知識を得られる資格のこと!
大学で講座を設けているケースも多く、就活生でも聞いたことが多い資格かもしれません。
ファイナンシャルプランナーの資格を持っていると、不動産や医療、福祉など幅広い業界でその知識を活かせます。
試験については、3級から1級の3段階で実施されており、1級は実務経験必須、3級は合格率が高いため、おすすめは採用担当者からの評価も高い2級を取得すること。
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就活で評価されるだけではなく、自分の将来についても考えるきっかけになるので、進路に不安を抱く大学生へおすすめしたい資格です。
中小企業診断士
資格で就活を有利に進めよう!
いかがでしたでしょうか?
資格は就活において自分をアピールする1つの手段に過ぎないということを念頭に置きながらも、自分が志望する業界探しや今後の人生に役立てる手段としても資格を取得することが重要です。
ぜひこの記事を参考にして資格取得について考えてみてくださいね!