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ペライチを利用するメリット・デメリットとは?料金プランや機能も紹介

ペライチホームページ作成HP制作料金特徴

2021/11/13

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ホームページ作成サービスである「ペライチ」について

ロゴ引用元:ペライチ公式HP

「ペライチ」とは、Webデザインなどの専門的な知識がない人でも、カンタンに本格的なWebサイトを作成できるツールです。

運営会社である「株式会社ペライチ(Peraichi Inc. )」は、創業者であり現在の代表取締役社長である橋田一秀により、株式会社ホットスタートアップとして創業しました。

2020年9月には、ラクスル株式会社から4.9億円の資金調達をしています。

ペライチの料金プラン

ペライチの料金プランは、使い方に合わせて「スタートプラン」4つのプランから選べます。

無料で利用できる「スタートプラン」、独自ドメインを設定し、フォーム設定ができる「ライトプラン」は、月額1,078円(税込)で利用できます。

さらに、オンライン決済機能とHTMLの差し込みができる「レギュラープラン」は、月額2,178円(税込)です。

1番機能が充実している「ビジネスプラン」は予約管理やメルマガ配信もできる機能がついていて、月額3,278円(税込)といった金額になります。

ペライチを利用する6つのメリット

ここでは、誰でも見栄えのよいWebサイトを作成できる可能性がある「ペライチ」を利用する際のメリットを、6つに分けて紹介します

誰でも簡単に作成できる理由をお分かりいただけるでしょう。

1:簡単に操作できる

ペライチを利用するメリット1つ目は、「誰でも簡単に操作ができる」という点です。

ペライチは、3つのステップでホームページを公開できます。

まずは豊富なテンプレートの中からデザインを選び、次に掲載したい文章などテキスト追加を行って、最後は公開ボタンを押すだけで、すぐにホームページを作れます。

また公開前には、プレビュー機能によりサイトの見栄えを確認したり、テーマによってカラーを変更することで、背景や文字色を全体的に調整することが可能です。

ペライチはホームページ上で、ページの作り方やサイトの使い方の動画をチュートリアルとして掲載しているため、合わせてやり方を確認するとわかりやすいでしょう。

2:SEOの基本的な設定もできる

ペライチを利用するメリット2つ目は、「SEOの基本的な設定ができる」という点です。

SEOとはSearch Engine Optimizationのことで、日本語では「検索エンジン最適化」といった意味になります。

Googleなどの検索エンジンで検索した結果ページの中で、自分のページが上位に表示されるように、ページの最適化を行うSEO対策が可能です。

3:豊富なテンプレートがある

ペライチを利用するメリット3つ目は、「豊富なテンプレートがある」点です。

ペライチには無料で利用できるおしゃれなテンプレートが、業種や用途ごとに豊富にあるため、作りたいイメージにあったデザインを見つけられます。

テンプレートには、ネイルサロンやハンドメイド教室、パン屋など、無形商品のテンプレートから商品の販売サイトまで用意されています。

4:無料でできるプランがある

ペライチを利用するメリット4つ目は、「無料で利用できるプランがある」という点です。ペライチの4つのプランのうち、「スタートプラン」は無料で使えます。

フッターにペライチの広告である「CREATED BY ペライチ」という広告表示が入り、公開できるページ数は1つまでといった制約はありますが、無料で続けることが可能です。

スタートプラン以上は、ペライチによる広告が表示されないため、オフィシャル感のあるページになるでしょう。

5:期間限定でレギュラープランを試せるキャンペーンがある

ペライチを利用するメリット5つ目は、「期間限定でレギュラープランを試せるキャンペーンがある」という点です。

ペライチは新規登録すると、ビジネスプランを誰でも30日間無料で使い放題です。

また継続の申し込みがなければ、自動で無料のスタートプランに変更されるため、そのままビジネスプランへの申し込みにはなりません。

6:サポート支援が充実している

ペライチを利用するメリット6つ目は、「サポート支援が充実している」という点です。

サポートでは、Zoomを使った無料個別相談ができたり、ペライチの認定サポーターによる各種勉強会といったセミナーに参加することが可能です。また、利用にあたっての疑問点を相談したり、制作事例について参考にしたりすることもできます。

またペライチのヘルプページでは、各種設定について詳細情報が記載されているため、困ったときにすぐ解決策を探すことができるでしょう。

ペライチを利用するデメリット

初心者でもカンタンに、利用開始ができるペライチですが、利用する上でのデメリットもあります。メリットと合わせて確認するため、ここでは2つのデメリットを紹介します。

ページ数制限がある

ペライチを利用するデメリット1つ目は、「どのプランも利用できるページ数に限りがある」という点です。

スタートプランは1ページまで、ライトプランは3ページまで、レギュラープランは5ページまで、ビジネスプランは20ページまでとなっています。

アフィリエイト初心者には向いていない

ペライチを利用するデメリット2つ目は、「アフィリエイト初心者には向いていない」点です。

ペライチでは、HTMLの埋め込みをレギュラープラン以上でしか利用できず、ライトプランで利用するには、月額550円(税込)の追加料金が必要であり、無料アカウントでお試しすることができません。

そのため、アフィリエイト初心者でHTMLの埋め込みについて学びたいと考えている人には向いていないといえるでしょう。

ペライチが持つ5つの機能

ペライチでは、利用しているプランによって機能に制限などはありますが、多様なオプション機能などを利用できます。

ここでは、ペライチで利用できる機能を5つ紹介します。

1:「ブロック」でのページ構成

ペライチが持つ機能1つ目は、「ブロックでのページ構成」です。

ペライチでは、様々な種類のブロック素材を追加・削除することでページの編集が可能です。また、各ブロック内の文字の大きさ・フォント変更や色・画像サイズなども設定でき、レイアウトもブロックを移動することで自由に変更できる使い勝手のよい作りです。

ブロック編集後の公開方法も簡単で、「公開する」のボタンを押すだけとなっています。またブロックの種類にも、画像をスライダーで表示させられるものや動きのあるアニメーションボタンなどがあります。

2:メルマガ配信

ペライチが持つ機能2つ目は、「メルマガ配信ができる」という点です。

ペライチでは、顧客へのメールマガジンやお知らせの配信などができます。

ペライチでの決済者や設置したフォームからの送信者情報を活用できるため、顧客に対して効果的なコミュニケーションを図れるでしょう。

3:フォーム

ペライチが持つ機能3つ目は、「フォームを設置できる」という点です。

フォームの項目は自由に設定できるため、お問い合わせの設置や予約管理など、任意の項目に設定して、ブロックとして埋め込むことが可能です。

またフォームから送信された内容は、設定したメールアドレス宛に送信され、ペライチサイト上でも確認できます。商品販売の場合には、領収書発行フォームを設定することも可能です。

4:ネット予約管理

ペライチが持つ機能4つ目は、「ネット予約管理ができる」という点です。

簡単な設定だけで予約画面を作成でき、受けた予約は管理画面で確認や処理ができます。またペライチの予約システムを利用して、予約枠を調整することも可能です。

5:オンライン決済

ペライチが持つ機能5つ目は、ペライチ決済として「オンライン決済ができる」という点です。

オンライン決済とは、ペライチが決済を行う機能です。そのため購入者の決済方法がクレジットカードの場合、明細書上の請求名には「ペライチケッサイ」と表示されます。

また、売上額は、決済管理の決済ダッシュボードより確認できます。売上の引き出しには、本人確認を含む申請が必要となり、決済手数料で3.5%の費用がかかるため注意しましょう。

ペライチで売り上げた金額の一覧や決済日情報は、CSVファイルとしてエクスポートすることも可能です。

6:その他有料プランで利用可能になる機能

上記で紹介した機能以外にも、「独自ドメインの設定」「広告非表示」「HTML/CSS/JSなどのタグの埋め込み」「Instagram・Twitter・LINEなどのSNSとの連携」など、有料プランもしくはオプション料金によって、利用できる機能があります。

また各ページのアクセス解析もできますが、Googleアナリティクスとは仕組みや定義が異なっているため、Googleアナリティクスの結果とは相違する場合もあります。

独自ドメインの利用については、外部のドメイン販売会社で購入したドメインを指定できます。一方、ペライチのドメイン取得で購入したドメインは、ペライチ以外のサービスのAレコードを設定することができません。

このようにペライチでは様々なオプション機能が用意されています。

【4プラン別】ペライチの利用に向いている人

ペライチには、月々にかかる費用が無料のプランから有料のプランまで、4つのプランがあります。

そのプランでは、利用できる機能の範囲が異なっているため、4プラン別にそれぞれ向いている人を紹介します。

1:ビジネスプランに向いている人

月額料金3,278円(税込)で公開ページ数は20ページまでと、グレードが高い「ビジネスプラン」は、今すぐネットショップの販売ぺージを持ち、ネットビジネスを始めたい方におすすめです。

プラン内容には、オンライン決済・予約管理・メルマガ配信機能が含まれており、通販や予約受付・管理をすぐに始められます。

2:レギュラープランに向いている人

月額料金2,178円(税込)で公開ページ数は5ページまでとなっている「レギュラープラン」は、公式ホームページやコーポレートサイトなどを作成したい方におすすめです。

プラン内容には、ライトプランの独自ドメインやお問い合わせフォーム・お申し込みフォームに加えて、独自HTML要素の差し込み機能が含まれています。

3:ライトプランに向いている人

月額料金1,078円(税込)で、公開ページ数3ページまでとなっている「ライトプラン」は、イベント告知や問い合わせの窓口、中途採用の求人情報の掲載などを行いたい方におすすめです。

プラン内容には、独自ドメインの設定・お問い合わせフォーム機能・メールフォーム・広告の非表示対応が含まれており、オフィシャルなホームページを制作できます。

4:スタートプランに向いている人

月額料金が無料で、公開ページ数が1ページまでとなっている「スタートプラン」は、友人間で気軽なページを作りたい方や、まずは試して見たい方、急いでホームぺージが欲しい方におすすめです。

無料で続けられるため、Webサイト作成が初めてという人もチャレンジしやすいです。

ペライチで作成したホームページ・LP事例3

ペライチでは、仲間内でのページの作成からビジネスでの活用まで、目的に合わせてページを構成できることを紹介しました。

ペライチのサイトのテンプレートは、エステサロンや靴屋、オンラインサロンなど豊富にあり、このテンプレートを元に、カスタマイズして利用されています。

ここでは、実際にペライチのテンプレートを使って、企業サイトとして作成されたLPの事例を3つ紹介します。

1:税理士法人企業の場合

ペライチを利用したホームページの紹介1つ目は、税理士法人企業での活用方法です。

こちらの会社では、補助金と融資の勉強会の参加者募集LPを作成しています。

ページ作成にあたって意識されているポイントとしては、ヒートマップツールのPtengineを連携して、ページのどの部分で離脱しているのかを確認し改善を続けている点です。

またアクセス解析を利用することで、Googleアナリティクスを開いて確認するよりも簡単に見たい情報にアクセスできるのです。

そのほかにも、現在ではスマホからページにアクセスする方がほとんどであるため、パソコンではなく、スマホの表示に最適化されているとのことです。

2:レンタルオフィス代理店の場合

ペライチを利用したホームページの紹介2つ目は、レンタルオフィス代理店での活用方法です。

こちらのLPでは、サービスの相談・資料請求・見積もり・お問い合わせなどの利用を目的とするページを制作されています。

ページ内では、テンプレートのデザインを生かしつつ、オリジナル要素である「実際のオフィスの写真」「賃貸との比較表」「提携先企業名」「数値で示された事例」などの情報が掲載されており、ユーザーにとってイメージがしやすく、信頼感のあるページとなっています。

3:兵庫県の整体院の場合

ペライチを利用したホームページの紹介3つ目は、兵庫県にある整体医院での活用方法です。

こちらのLPでは頭痛・肩こりなど、お悩み別にページをそれぞれ用意されており、それとは別に、メインページのような特定のお悩みに絞らない包括的なページも制作されています。

ページ内では、「フローティングメニュー」のブロックを使ってメニューバーや電話番号を表示する方法へ変更したことで、CVRが上がっているとのことです。

現在の集客には、SEOとGoogle広告を利用されており、それまでのネット集客にはWordPressのブログ機能を使ってブログを書いていたとのことですが、SEO対策ができるペライチに変更して一週間以内で上位表示されるようになったそうです。

ホームページやLP作成にはペライチを利用しよう

ここまで、ペライチの料金プランやその特徴、実際の利用例について紹介してきました。

ペライチには様々な活用方法があるため、目的に合わせてプランを選んで早速ページを作成してみましょう。

この記事を書いた人

Bee

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