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画像のリサイズとは?方法や無料のおすすめツールもあわせて紹介

画像リサイズサービス無料おすすめアプリ

2021/11/15

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画像のリサイズとは?

画面のリサイズは、一般的にファイルサイズを小さくしたい場合に行います。

画像は、縦横の画像を構成する点(ピクセル)を減らすことで縮小できます。ピクセル数を減らすと縦横のサイズが小さくなりますが、鮮明さにはあまり影響がありません。

これに対して圧縮は、画像のサイズを変えずにピクセル数を減らすことで、密度を減らします。そのため写真の鮮明度は落ちます。

画像の拡大・縮小

画像のリサイズとは、通常は画像の拡大や縮小のことを指します。

画像の拡大・縮小のリサイズは、写真の縦横のピクセル数を変えることで変更可能です。4032×3024ピクセルの写真であれば、この数を掛け合わせた約1200万が画素数になります。

「圧縮」との違い

画像の拡大や縮小がリサイズと呼ばれ、画像を構成する点であるピクセルの数を変えることで行います。これに対して圧縮と呼ばれる写真のサイズ変換も行われます

圧縮についてもファイルサイズが変わることは同じで、ファイルサイズは小さくなります。面積を小さく変える縮小に対して、圧縮は写真を構成している画像の点を間引いて、密度を軽くするという考え方です。

そのため、圧縮はリサイズと同じようにファイルサイズが小さくなりますが、圧縮は同じ写真の大きさながら密度が小さくなるため、画像の荒い写真になります。

写真のファイルサイズを小さくしたい場合、通常は写真の鮮明さがあまり変わらないリサイズが使われます。

画像をリサイズするとどうなる?

画像をリサイズして縮小すると縦横の画素数が減るため、必要なファイル数が減少します。

画素数が減ると画像サイズを元に戻すのは困難です。画質を落とさないためには、それぞれ専門メーカーの画像ファイルの履歴の参照が必要になります。

データ容量が小さくなる

画像をリサイズすると、写真を構成する点であるピクセル数が少なくなり、面積が小さくなります。ファイルを構成する点の数が減ることで、ファイルサイズは小さくなります。

ファイルサイズが小さくなることにより、転送を早く行うことができるようになります。

画質が落ちる

画像をリサイズすると、写真を表示している点が少なくなりピクセル数が減るため、画像は小さくなります。画像の大きさを小さくすることでファイルサイズを落とします。

画像サイズの大きさを変更しない場合、画像の荒さは変わりません。しかし、縮小率が大きい場合は、画質が落ちてしまいます。画像をかなり小さくした場合、元の画像よりも画質が荒くなるため注意が必要です。

画像をリサイズする方法

画像をリサイズするには、キャリアメールを利用して、自分あてにリサイズした画像を送る方法があります。この方法にはいくつかのメリットがありますが、送付するメールから必要な画像ファイルをダウンロードする手間も発生します。

一方、Webサイトのダウンサイジング用のサイトや、スマホなどのアプリのツールを利用した場合、簡単にダウンサイジングが可能です。

ここからは画像のリサイズ方法として、メールを利用する方法とツールを活用する方法について、それぞれ詳しく説明します。

メールを利用する

画像をリサイズする方法には、メールを利用して、自分あてにリサイズした画像を送る方法があります。

メールで画像を送る際に、画像サイズを変更をタップし、解像度の低いものを選択しましょう。そのメールを自分宛てに送って届いた画像を保存すれば、リサイズした画像が手に入ります。

簡単な方法ですが、メールで送るのに必要な画像ファイルを予めダウンロードしておく必要があります。

Webサイトやアプリ等のツールを利用する

画像をリサイズできるWebサイトがあります。専用ソフトのインストール不要でリサイズできるため、手軽に利用できます。

また、画像ファイルの種類を変換できるアプリやソフトウェアもあるため、あわせて活用するとよいでしょう。

無料で画像をリサイズできるおすすめツール14選

無料で画像をリサイズできるツールが多数あります。ここで、Webサイト、専用ソフトウェア、アプリの中から、それぞれおすすめのツールを紹介します。

普段パソコンを使わない方でも利用できる、スマートフォンで使用可能な無料ツールも紹介します。ぜひ参考にしてください。

Webサイト3選

はじめに、Webサイトを使って画像のサイズを変えることができるサイトを3つ紹介します。

BANNER KOUBOUは、画像の拡大、縮小(画像サイズ変更)ができる登録不要のWebアプリです。また、Bulk Resize Photosにも同じ機能があり、Image Resizerにも便利な機能が追加されています。

1:BANNER KOUBOU

BANNER KOUBOUは、画像の拡大、縮小の画像サイズ変更ができる、登録不要の無料Webアプリです。

写真や画像の大きさ(縦横サイズ)を指定すれば、JPG、PNG、GIFなどファイルの種類に関係なく、簡単に画像サイズを変更することができます。

2:Bulk Resize Photos

Bulk Resize Photosは、画像の拡大、縮小などの画像サイズ変更ができる、無料のWebアプリです。

メニューにしたがって画像をドラッグ&ドロップしてサイズを指定すれば、画像を望み通りのサイズに変更できます。

3:Image Resizer

Image Resizerは、画像ファイルと縮小サイズを選択して「画像縮小」ボタンをクリックするだけで画像の縮小ができる、便利なWebサイトです。

パスポートサイズなどが用意されているため、必要なサイズの画像が作成できます。

ソフトウェア4選

ソフトウェアで画像を縮小して用意できる便利なソフトウェアを4つ紹介します。

リサイズ超簡単!proは、多彩な用紙のサイズ指定が可能です。縮小専用AIRは、名前の通り縮小専用のソフトウェアになっています。

また、Multisize Resizerは、画像をいくつものサイズに縮小したいときに便利なソフトです。Caesiumは画質を犠牲にせずに、ファイルサイズを軽くできます。

1:リサイズ超簡単!pro

リサイズ超簡単!proは、縮小の手順をステップ化することで、多彩なサイズ指定ができ、画像をきれいに、簡単にリサイズできる無料のフリーソフトです。

シンプルで使いやすいため、人気のある圧縮ソフトです。

2:縮小専用AIR

縮小専用AIRは、WindowsとmacOSに対応した画像縮小アプリケーションです。デスクトップにアイコンが表示されたらインストール完了です。なお、使用する際、Adobe Flash Player、Adobe AIRがインストールされている必要があります。

縮小専用AIRは画像を縮小するためのアプリケーションであるため、拡大はできません。その他の機能としては、モノクロ化機能があり、品のあるモノクロ画像を作成できます。

3:Multisize Resizer

Multisize Resizerは、画像をいくつものサイズに縮小したいときに便利なソフトです。Windowsに対応するフリーソフトで、動作にはAdobe AIRが必要になります。このソフトは、1枚のJPEG/PNG/GIF画像をさまざまなサイズに一括で縮小可能です。

起動したら縦と横の上限サイズや、トリミングの規則などを指定して、リサイズのパターンを作成します。そして、リサイズしたい画像を画面下部へドラッグ&ドロップすれば画像が生成されます。

4:Caesium

Caesium画像をきれいに圧縮することができるソフトで、特殊なアルゴリズムで圧縮することにより、画質を落とさずにファイルサイズの軽くすることが可能です。

圧縮後のファイルサイズを確認できたり、画像をリサイズして出力できたりします。また、容量の大きいJPEGファイル等を、90%程度圧縮してくれます。

アプリ7選

画像のリサイズを行うスマートフォン用のアプリを7つ紹介します。

アプリには、複数の画像を一括で縮小したり、サイズを細かく決めたりできるものもあります。アプリはインストールしなければならないという手間はありますが、加工や編集もしたいと考えている方には向いています。

1:写真リサイズ

写真リサイズは、簡単に素早く画像のサイズと解像度を下げることができるアプリです。メールやInstagram、FacebookなどのSNSやWebサイトへ投稿する際に向いています。

写真リサイズをうまく使用すれば、友達などに画像を素早く送信できるでしょう。

2:ImageResize

ImageResizeは、写真を簡単にきれいに小さくできるアプリで、Exif、GPS、HEIC、PNGなどの画像ファイルに対応しています。

リサイズ以外にも、切り抜き、回転などの便利な機能もあります。リサイズした後の写真のピクセルサイズとファイルサイズの情報を表示することも可能で、画像サイズと圧縮率を選択できます。

3:バッチリサイズ2

バッチリサイズ2は、複数の写真をまとめてリサイズ可能で、画像を正方形に切り取ることや、回転させることができるアプリです。

選択した写真をまとめて削除することもできます。また、リサイズした写真は、Dropboxへの保存やメール送信することも可能です。

4:複数の写真/画像をまとめてリサイズ-一括変換アプリ

複数の写真/画像をまとめてリサイズ-一括変換アプリは、複数の写真を一度にリサイズすることや、ファイルの種類を変換することができるアプリです。

対応OSは、iPhoneの場合、iOS8.0以降が必要です。Macの場合は、macOS11.0以降で、Apple M1チップを搭載したMacが必要になります。

5:画像縮小 Image Shrink Lite

画像縮小 Image Shrink Liteは、Androidで使える画像リサイズアプリです。縮小する機能に特化していて、少ない作業で画像のリサイズができます。また、一括して複数の画像をリサイズすることも可能です。

プライバシー保護のために、写真の撮影時刻や撮影場所情報を削除できるのが特徴となっています。

6:Photo Editor

Photo Editorは、Androidで使える画像リサイズアプリです。画像のカラー調整、回転、トリム、リサイズ、フレーム、ドローなどを行うことができます。カラー調整として、色相、色彩、コントラスト、明度などを調整できます。

さらに画像調整として、ガンマ補正や、自動コントラスト、自動階調補正など多くのエフェクトをかけることも可能です。

7:写真リサイズ Photo Resizer

写真リサイズ Photo ResizerはAndroidで使える画像リサイズアプリで、簡単に写真サイズを小さくすることができます。

写真リサイズ Photo Resizerは、フォルダから選択できるだけではなく、撮影した写真をそのままリサイズすることが可能です。リサイズによりファイルサイズを削減できるため、FacebookなどのSNSにも画像を高速にアップロードできます。

画像をリサイズするツール使用時に確認すること3つ

画像リサイズのツールは大変便利ですが、使用時に気を付けなければならないことがあります。ここでは、画像をリサイズするツールを使用するときに確認したいことを3つご紹介します。

1:使用している端末やブラウザに対応しているか確認する

インストールしないで利用できるブラウザ型の画像リサイズツールでは、対応しているブラウザを確認しなければなりません。そもそも、自分が持っている端末に対応していなかったらツールを使用することができません。

また、最大ファイルサイズの制限があるため、その点も確認が必要です。ブラウザによっては対応している最大ファイルなどが異なるため注意しましょう。

2:対応しているファイル形式を確認する

画像をリサイズするツール使用時に確認することに、対応しているファイル形式があります。一般的に使用できるのは、JPEG形式GIF形式PNG形式3種類です。

Windowsの標準形式であるBMPや、macOSの標準であるPictは使用できない場合もあるため、確認が必要です。使用できないファイル形式であった場合は、変換ツールなどを使って、ファイル形式やファイルサイズを調整しましょう。

3:プライバシーポリシーや利用規約を確認する

画像のリサイズツールを使う場合には、その画像にプライバシーポリシーがあるかどうかについて確認する必要があります。

その画像に個人情報が含まれている場合、アップロードすることはプライバシーポリシー上、許されていないため注意が必要です。

ツールを活用すれば画像のリサイズも簡単にできる!

画像を簡単にリサイズしたい方には、ツール利用がおすすめです。ソフトウェア型はインストールが必要ですが、ファイル名の指定やファイル形式の変換などの機能がブラウザ型よりも多く揃っています。

画像のリサイズは比較的に簡単にできるため、こちらを参考にチャレンジしてみてください。

この記事を書いた人

Bee

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