グルメ

富山の日本酒おすすめ10選&酒蔵紹介!人気銘柄『勝駒』『羽根屋』など

富山勝駒羽根屋日本酒酒蔵人気おすすめ

2023/03/31

北アルプスの積雪や豊かな森林に恵まれた富山は、その水質と水量から「水の王国」とも呼ばれています。

水がおいしいなら米もおいしい、水と米がおいしいなら日本酒もおいしい!

今回はそんな富山のおすすめの日本酒や酒蔵について紹介します。

目次[ 表示 ]

富山の日本酒の特徴

富山には21軒の酒蔵が存在

富山県には21軒の酒蔵が存在しています。

その歴史は古く、江戸から明治に創業したところが大半です。

一番古い酒蔵で、寛永3年創業のところがあります。

出典:国税庁「清酒製造業の概況(平成28年度調査分)

日本酒の製造環境は?

冒頭でも述べた通り、富山はおいしい名水に恵まれています。「名水百選」「平成の名水百選」にそれぞれ4ヶ所選出されているなど、全国でもお墨付きの良質さです。

また、五百万石や山田錦などの日本酒に適したお米の使用率が80%と国内トップレベルです。

さらに、富山の気候は日本酒造りに適しています。日本酒造りには低温で一定期間発酵させる必要があり、寒いと雑菌が繁殖しにくいという利点があるため、冬の厳しい寒さが一役買っているのです。

味わいの傾向は?

富山は新鮮な魚料理が有名であるため、それと相性の良い淡麗辛口の日本酒がよく造られる傾向にあります。

しかし、ただすっきりしているだけでなく、まろやかさもあるので、山菜などの個性の強い料理にもよく合う日本酒となっています。

富山の日本酒おすすめ10選

1. 勝駒(かちこま)|清都酒造場

※引用元:有限会社清都酒造場公式サイト

富山県内外で人気を博し、中々手に入らない激レア日本酒として名高いです。

わずか5人の造り手さんが少量を手造りで生産していて、量産では出せないおいしさを守っていきたいという思いが込められています。

そのおいしさと入手困難さから、「真の贅沢を知る酒」と評されています。

『勝駒』のご購入はこちら

『勝駒』の商品情報

銘柄名
勝駒(かちこま)
酒蔵名
清都酒造場
味わい
やや辛口
フルーティな香り(バナナなど)
すっきり

2. 羽根屋(はねや)|富美菊酒造

※引用元:富美菊酒造株式会社公式サイト

100年以上の歴史を持つ富美菊酒造さんを代表する銘柄です。

非常に手間をかけて生産されているため、こちらも少量の販売となっています。

国内外で高い評価を受けていて、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」のSAKE部門や「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」など数多く受賞しています。

『羽根屋』のご購入はこちら

『羽根屋』の商品情報

銘柄名
羽根屋(はねや)
酒蔵名
富美菊酒造
味わい
辛口
キレが良い
しっかり

3. 満寿泉(ますいずみ)|桝田酒造店

※引用元:IMADEYA ONLINE STORE

まだ吟醸酒が一般的に認められていなかった昭和40年代半ばに造られ、その後全国の蔵元の目標として「吟醸の満寿泉」と呼ばれたお酒です。

鑑評会金賞の常連になりながらも、技術の進歩とともにその時代の感性にあったお酒を求めたいという思いから、現在までずっと進化し続けています。

『満寿泉』のご購入はこちら

『満寿泉』の商品情報

銘柄名
満寿泉(ますいずみ)
酒蔵名
桝田酒造店
味わい
辛口
フルーティで爽やか
飲みやすい

4. 千代鶴(ちよづる)|千代鶴酒造

引用元:千代鶴酒造合資会社公式サイト

江戸末期から愛好されていたお酒で、酒蔵の裏の田んぼに鶴が舞い降りたことから『千代鶴』と名づけられました。

「縁起の良い目出度い酒」として親しまれ、富山県内で非常に高い評価を得ています。

また、日本酒が得意でない人にもおすすめの、日々の食事に寄り添ったやさしいお酒です。

『千代鶴』のご購入はこちら

『千代鶴』の商品情報

銘柄名
千代鶴(ちよづる)
酒蔵名
千代鶴酒造
味わい
やや辛口
少し強い酸味
濃厚で繊細

5. 立山(たてやま)|立山酒造

※引用元:立山酒造株式会社公式サイト

日本三名山の立山にちなんで名づけられたお酒です。

その名に違わず北陸地域最大の蔵元で造られ、富山県内での消費率は出荷量の8割以上にも上ります。

「口の中で障りなく杯が進むお酒」と称され、食中酒にぴったりな辛口の味わいが特徴です。

『立山』のご購入はこちら

『立山』の商品情報

銘柄名
立山(たてやま)
酒蔵名
立山酒造
味わい
辛口
なめらか
キレが良い

6. 幻の瀧(まぼろしのたき)|皇国晴酒造

※引用元:CRAVITON

「毎日気軽にのんでいただける美味しいお酒」を届けたいと、昔ながらの手法を大切にして造られています。

中でも純米吟醸はお値段もお求めやすく、冷でもお燗でも飲めるという群を抜いた気軽さにもかかわらず、ワイングラスでおいしい日本酒アワード3年連続金賞など、世間から賞賛されています。

『幻の瀧』のご購入はこちら

『幻の瀧』の商品情報

銘柄名
幻の瀧(まぼろしのたき)
酒蔵名
皇国晴酒造
味わい
やや辛口
酸味がある
すっきり

7. 三笑楽(さんしょうらく)|三笑楽酒造

※引用元:三笑楽酒造株式会社公式サイト

誰かと飲むとき、食事を楽しむとき、特別なときに「お酒を笑って、楽しく飲んでいただきたい」との思いから名づけられたお酒です。

酒を飲まねばはじまらん!という風土で培ったすっきりとしたのどごしと、山菜や渓流の魚等あくの強い料理にも負けない、コクのあるやわらかい味わいを特徴としています。

『三笑楽』のご購入はこちら

『三笑楽』の商品情報

銘柄名
三笑楽(さんしょうらく)
酒蔵名
三笑楽酒造
味わい
辛口
上品でほのかな香り
すっきり

8. 成政(なりまさ)|成政酒造

※引用元:成政酒造株式会社公式サイト

日本で初めて基金による酒造り『成政トラスト吟醸の会』を行うなど、地元の人に愛されてきたお酒です。

また、北陸という地の豊かな味覚と楽しめるきれいな酒造りを目指していることも含め、その土地のお酒、いわゆる「地酒」としてのあり方を追及しています。

『成政』のご購入はこちら

『成政』の商品情報

銘柄名
成政(なりまさ)
酒蔵名
成政酒造
味わい
辛口
さわやか
キレが良い

9. 若駒(わかこま)|若駒酒造

※引用元:酒のみやざき

小規模ながらも丁寧な酒造りをする酒造として愛されてきた「若駒酒造」さんを代表するお酒です。

酒を愛した時代小説・歴史小説作家である池波正太郎氏も愛飲していたらしく、その味はお墨付きとなっています。

さわやかですっきりした飲み口で、体に染み込むクリアな味わいが特徴的です。

『若駒』のご購入はこちら

『若駒』の商品情報

銘柄名
若駒(わかこま)
酒蔵名
若駒酒造
味わい
辛口
シャープ
さっぱりしていて飲みやすい

10. 銀盤(ぎんばん)|銀盤酒造

※引用元:銀盤酒造株式会社公式サイト

どの酒造さんも原材料や製法にこだわりを持っていますが、こちらの銀盤酒造さんは「愚直なまでに追い求めてきた米へのこだわり」と自ら紹介するほど、特にお米への強いこだわりを持っています。

地域の親しまれる飲み飽きしないお酒、翌日に残らない酔い覚めの良いお酒を目指して製造しています。

『銀盤』のご購入はこちら

『銀盤』の商品情報

銘柄名
銀盤(ぎんばん)
酒蔵名
銀盤酒造
味わい
辛口
フルーティー
程よい苦味とわずかな酸味

富山にある人気の酒蔵

若鶴酒造(わかつるしゅぞう)

引用元:北陸・信越観光ナビ

富山の豊かな水や森林を活かし、日本酒の製造はもちろん、1952年から新たな取り組みとしてウイスキー造りを行っています。

見学ができるのはウイスキーを造っている「三郎丸蒸留所」の方ですが、試飲ができたり、敷地内にこだわりのお米や料理が楽しめるレストランがあったりと、楽しみどころが豊富です。

酒蔵『若鶴酒造』について

酒蔵名
若鶴酒造
創業
1862年
銘柄名
若鶴・苗加屋・玄
ウイスキーやリキュール、焼酎も
所在地
〒939-1308 富山県砺波市三郎丸208

酒蔵見学情報

蒸留所の見学が可能

吉乃友酒造(よしのともしゅぞう)

引用元:吉乃友酒造有限会社公式サイト

「純米酒なら富山で一番」を掲げる、富山県で唯一の純米酒だけを造る酒蔵さんです。

リーズナブルで飽きの来ない味わいや、見学では利き酒もできることなど、その名前の由来である「美味しいお酒を気軽に友と飲み交わしていただきたい」という思いを体現しています。

酒蔵『吉乃友酒造』について

酒蔵名
吉乃友酒造
創業
1877年
銘柄名
よしのとも・吉田屋長八
リキュールも
所在地
〒939-2756 富山県富山市婦中町下井沢3285-1

酒蔵見学情報

見学可能(要予約)

玉旭酒造(たまあさひしゅぞう)

※引用元:とやま観光ナビ

富山県内でもとりわけ寒さが厳しい八尾町で最も古い歴史を持つ酒蔵さんです。

すべて富山県産のお米を使っていて、なんとお米から自家製している銘柄もあります。

現在はイベント時にしか見学者を受け入れていませんが、以前は多くの種類を試飲できたそうです。

酒蔵『玉旭酒造場』について

酒蔵名
玉旭酒造
創業
1808年
銘柄名
玉旭・風の盆恋唄・おわら娘・おわらの里・おわら祭り・五臓六腑に染み渡る純米酒・純米ほしぞらにごり・そよかぜ純米・純米あかねこみち
所在地
〒939-2354 富山県富山市八尾町東町2111

酒蔵見学情報

イベント時可能 ※イベント情報は公式サイトのブログ参照

福鶴酒造(ふくつるしゅぞう)

※引用元:とやま観光ナビ

伝統の技と妥協を許さないこだわりで、1848年の創業から今まで良質な酒造りを続けています。

また「純米酒 風の盆」は有機栽培米コシヒカリ100%を原料に造っていて、安全・安心の面からも品質向上を目指しています。

石垣の上に家が立ち並んでいる古風な風景は、観光スポットとしてもおすすめです。

酒蔵『福鶴酒造』について

酒蔵名
福鶴酒造
創業
1847年
銘柄名
風の盆・八王・瑞雲寿福・福鶴・ふくく
所在地
〒939-2354 富山県富山市八尾町東町2111

酒蔵見学情報

見学可能(要予約)

富山の美味しい日本酒を楽しもう

富山の日本酒を10選、見学可能な酒蔵を4選紹介させていただきました。

富山の日本酒はどれも地元の人に愛されてきたおいしいものばかりで、ここで紹介しきれなかったものも多数あります。

また、酒蔵見学も数年前にできなくなってしまったところが多くありましたが、これから再開されることも十分考えられます。

ぜひ富山の酒蔵を訪れながらお気に入りの一本を探してみてください。

この記事を書いた人

あいる

福島県出身の「あいる」です。 主にグルメ・エンタメ・暮らしについて書いています。 飲むこと食べること、音楽、漫画を糧にして生きています。 皆さんの日常に新たな発見を生むような記事をお届けします!

SHARE

この記事をシェアする