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庇護欲の読み方や意味とは?男性が守りたいと感じる女性の特徴も紹介

庇護欲ひごよく意味使い方

2022/01/23

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庇護欲とは

人は誰しも、頼りにされたいという気持ちを持っています。頼りにされたいという気持ちが転じて、自分が守ってあげたい、という気持ちになったことのある方もいるのではないでしょうか。

庇護欲とは、自分より弱い立場の人を、自分が守ってあげたいと感じる欲のことです。

読み方は「ひごよく」で、ほごよく、かごよくなどと読み間違えることが多いため、注意が必要でしょう。類義語は保護欲で、擁護も類語と言えます。また、対義語は支配欲です。

使い方は「庇護欲にかられる」などと使い、例文としては「彼女をみていると庇護欲にかられる」といったように使います。

今回は守ってあげたいと感じる気持ち、庇護欲について解説していきます。

庇護欲を持つ男性の特徴5つ

実際に庇護欲を持っている人とはどのような特徴を持つ人でしょうか。ここでは、庇護欲を持つ男性の特徴を5つご紹介します。

庇護欲があるかどうかを判断するひとつの基準となるため、ぜひ読み進めてください。

  • 頼られるのが好き
  • 理想の男性像がある
  • 自分に余裕がある
  • 男性は女性を守るものだという意識が強い
  • 人を助けることで満足感を得られる

1:頼られるのが好き

庇護欲が強い男性の特徴の1つ目は、頼られるのが好きなことです。

仕事や勉強、趣味のサークルなどでわからないことがあったときのことを思い出してみてください。積極的に声をかけてくれたり、質問すると快く答えてくれたりするような人はいないでしょうか。

質問をしやすいような優しく、話しかけやすい雰囲気をまとっていることもあります。困っている女性をみて、助けてあげたい、頼られたいと庇護欲をかきたてられる男性も多くいるでしょう。

2:理想の男性像がある

庇護欲が強い男性の特徴の2つ目は、理想の男性像があることです。

男性はこうであるべき、などといった強い男性像のある男性は、弱い立場である女性や子ども、お年寄りを守るべきという価値観をもっています。このような良い意味でのプライドがある男性は、それを維持するためにも弱い立場の人たちを庇護します。

一方で高すぎるプライドや扱いにくいプライドを持つ男性も少なくありません。その点はしっかり見極める必要があるでしょう。

3:自分に余裕がある

庇護欲が強い男性の特徴の3つ目は、自分に余裕があることです。

庇護する、つまり人を助けたり守ったりする行動は、余裕があるからと言えます。もし余裕がなければ他人のことには構っていられないでしょう。

仕事やプライベート、人間関係や金銭で余裕がある人は、周りをよくみることができ、弱い立場の人を守ってあげたくなるのです。

4:男性は女性を守るものだという意識が強い

庇護欲が強い男性の特徴の4つ目は、男性は女性を守るものだという意識が強いことです。

女性に限らず、子どもやお年寄りなどが入ることもありますが、女性は特別だという男性も多くいます。また、女性を助けたり、守ったりすることで自分の存在意義をアピールすることにも繋がるでしょう。

5:人を助けることで満足感を得られる

庇護欲が強い男性の特徴の5つ目は、人を助けることで満足感を得られることです。

庇護欲の強い男性は、頼られるのが好きで、いい意味でプライドを持っているため、人を助けることで満足感を得ている男性がいます。

誰かを助けて、守って満足感を得ることで自分の存在意義を見出しているのでしょう。

庇護欲がかきたてられる女性の特徴9つ

多くの男性がもっている庇護欲を上手く引き出し、かきたてるためにはどのような行動をしたらよいのでしょうか。ここからは、庇護欲がかきたてられる女性の特徴を9つご紹介します。

守りたくなる雰囲気を演出し、男性の庇護欲を上手くかきたてることができれば、男性から好意を抱かれやすくなるでしょう。ご興味がある方は、ぜひ読んでみてください。

  • 優しく思いやりがある
  • いつも物事に一生懸命に取り組む
  • 隙がある
  • 見た目や内面が小動物のようにかわいらしい
  • 甘えるのが上手い
  • 人を疑うことを知らない
  • 人に頼らずなにかと遠慮しがち
  • 天然ボケである
  • 一人が苦手である

1:優しく思いやりがある

庇護欲がかきたてられる女性の特徴の1つ目は、優しく思いやりがあることです。

庇護欲以前に、優しく思いやりがある女性は女性からみても魅力的です。このような素敵な女性は守りたくなるでしょう。

2:いつも物事に一生懸命に取り組む

庇護欲がかきたてられる女性の特徴の2つ目は、いつも物事に一生懸命に取り組んでいることです。

職場、プライベート問わず、なにかに一生懸命に取り組んでいる姿は男性の庇護欲をかきたてます。一生懸命取り組んでいても、ミスや詰めの甘さが出てしまうため、そういったところに男性は庇護欲をかきたてられるのです。

また、取り組んでいる物事が完了するまで自分が教えてあげたい、見守ってあげたいという気持ちもあるでしょう。

3:隙がある

庇護欲がかきたてられる女性の特徴の3つ目は、隙があることです。

小さな子どもは隙が多く、みていても危なっかしいところがあります。それと同じように、隙の多い女性は守ってあげたくなるため、庇護欲をかきたてられるのでしょう。

一生懸命頑張っているけれど、不器用でミスが多い、つい失敗が重なってしまうなど、そのような心配をさせてしまう女性に男性は弱いと言えます。

4:見た目や内面が小動物のようにかわいらしい

庇護欲がかきたてられる女性の特徴の4つ目は、見た目や内面が小動物のようにかわいらしいことです。

猫などのペットや赤ちゃんなどを守ってあげたくなるような気持ちと同じで、そのようなイメージが持てる女性に対して、男性は庇護欲がかきたてられるでしょう。

また、幼い子どもや小さな動物の身体的特徴を心理学ではベビースキーマと定義しており、その身体的特徴によってかわいいと感じたり、守ってあげたいという心理が働いたりすると言われています。

5:甘えるのが上手い

庇護欲がかきたてられる女性の特徴の5つ目は、甘えるのが上手いことです。

甘え上手な女性には、自然と手を差し伸べたくなってしまうという男性は多いです。甘えるのと同時に褒められたり頼られたりするとより嬉しいでしょう。それは、自分のスキルや普段の行動が認められ、甘える価値のあるものだと女性に認識してもらえている実感からきます。

日常のなにげないことから素直に甘えてみましょう。

6:人を疑うことを知らない

庇護欲がかきたてられる女性の特徴の6つ目は、人を疑うことを知らないことです。

無垢で疑うことを知らない女性は、危なっかしくみえて庇護欲を掻き立てられます。人のことを信じることはいいことですが、疑わずについついなんでも信じてしまうような女性は、騙されないかハラハラしてしまい、自分が守らなければという気持ちにさせます。

7:人に頼らずなにかと遠慮しがち

庇護欲がかきたてられる女性の特徴の7つ目は、人に頼らずなにかと遠慮しがちなことです。

人に頼らず遠慮しがちだと、男性はもう少し頼ってほしいという気持ちになります。最後までしっかりできるのか見守り、目が離せなくなる男性もいるでしょう。

本人は遠慮しているけれど、自分はなにかをしてあげたいという男性の気持ちを作れたら庇護欲をかきたてられるでしょう。

8:天然ボケである

庇護欲がかきたてられる女性の特徴の8つ目は、天然ボケであることです。

天然ボケとは、意識せずに人と異なる行動をしてしまったり、うっかり間違えてしまったりする頻度の高い人を指します。悪意なく周囲と異なる行動をしてしまうことが多くあるでしょう。

このような女性も男性の庇護欲をかきたてます。

9:一人が苦手である

庇護欲がかきたてられる女性の特徴の9つ目は、一人が苦手であることです。

一人が苦手な人は、寂しがりやとも言えます。人といるのが好きで、一人が苦手で寂しがりやな人も男性の庇護欲をかきたてるでしょう。

連絡頻度が多い、一緒にいたがると男性は頼られているという気持ちになります。ほどほどにしなければ重いとも思われかねないため、注意が必要です。

庇護欲が刺激されない女性の特徴5つ

ここまでは庇護欲がかきたてられる女性の特徴について紹介してきました。一方で庇護欲が刺激されない女性の特徴はどのようなものでしょうか。

ここからは、庇護欲が刺激されない女性の特徴5つを紹介していきます。知らずしらずのうちにやってしまっていないか、確認しましょう。

  • しっかりと自立している
  • 充実した日々を過ごしている
  • 友達のように話せる
  • なにかと男性に厳しい
  • 男性に近づかないでほしいと思っている

1:しっかりと自立している

庇護欲が刺激されない女性の特徴の1つ目は、しっかりと自立している女性です。

しっかりと自立している女性には隙がありません。自分のことは自分でできるため、人に頼るということも少ないです。そのため、男性からみると庇護欲が刺激されるタイプではないと言えるでしょう。

2:充実した日々を過ごしている

庇護欲が刺激されない女性の特徴の2つ目は、充実した日々を過ごしている女性です。

仕事やプライベート、人間関係などが充実している女性は様々なことに積極的で行動的です。そのような女性には自分は必要ないと判断してしまう男性は少なくありません。助けなくてもやっていけそうと感じ、庇護欲は刺激されないでしょう。

3:友達のように話せる

庇護欲が刺激されない女性の特徴の3つ目は、友達のように話せる女性です。

仲良く話せることはとても良いことですが、女性として意識ができないと庇護欲は刺激されないでしょう。友達のように思われ、女性というよりも男性との会話という印象になってしまうと守ってあげたい気持ちは薄くなってしまいます。

4:なにかと男性に厳しい

庇護欲が刺激されない女性の特徴の4つ目は、なにかと男性に厳しい女性です。

男性に厳しいタイプの女性は男だからと性別で区別し、強さや男らしさを求めてきます。これでは男性側が引いてしまい、守ってあげたいどころかプレッシャーを感じてしまうでしょう。

このことから、男性に厳しいタイプは庇護欲がかきたてられないと言えます。

5:男性に近づかないでほしいと思っている

庇護欲が刺激されない女性の特徴の5つ目は、男性に近づかないでほしいと思っている女性です。

近づくなというオーラが出ている女性は、同性でも近づきがたいものです。それが異性である男性に対し近づかないでほしいと思っていた場合、男性の庇護欲は刺激されないでしょう。

男性の庇護欲が高まるシーン5選

ここからは、男性の庇護欲が高まるシーンを5つ紹介していきます。

なぜこのようなシーンで庇護欲が高まるのか理解し、それを作り出すことができれば、男性が守ってあげたい女性になるでしょう。ただし、やりすぎには注意が必要です。

1:一生懸命に取り組んでいるのをみたとき

男性の庇護欲が高まるシーンの1つ目は、一生懸命に取り組んでいるのをみたときです。

一生懸命になにかに取り組んでいる女性は同性からみても魅力的であり、男性はそのシーンをみることで庇護欲が高まるでしょう。一生懸命に頑張っている人は応援したくなるものです。

精一杯やっていても傍からみたときに隙や失敗があると更に庇護欲が高まります。

2:普段泣かない人が泣いたとき

男性の庇護欲が高まるシーンの2つ目は、普段泣かない人が泣いたときです。

普段しっかりしている人や、めったに泣かない人が泣いたときには不可抗力でドキドキしてしまう人が多いです。男性は更に、守ってあげたいという気持ちから庇護欲にかられます。

いつも泣いていては効果がありません。ここだという一世一代のチャンスに泣くことで男性の庇護欲を高めましょう。

3:意外なギャップを感じたとき

男性の庇護欲が高まるシーンの3つ目は、意外なギャップを感じたときです。

ギャップ萌えという言葉を耳にするようになって久しいですが、未だに男性はギャップに弱く、ギャップを感じることで庇護欲が高まります。特に普段はしっかり者のキャラの女性が、ふとした瞬間に抜けている部分があるなどのギャップが効果的でしょう。

4:大きなリアクションが返ってきたとき

男性の庇護欲が高まるシーンの4つ目は、大きなリアクションが返ってきたときです。

話している相手のリアクションが薄く、自分と話をしていて楽しいだろうかと感じたことはないでしょうか。男性が話したり助けたりしたときのリアクションが薄いと、やらなければよかったなどと男性は後悔をしてしまいます。

一方で大きなリアクションが返ってくると自然と笑みが溢れるような嬉しさがあるでしょう。気持ちを素直に表現されると一気に愛らしさを感じ、庇護欲が高まります。

5:落ち込んでいるのをみたとき

男性の庇護欲が高まるシーンの5つ目は、落ち込んでいるのをみたときです。

女性が落ち込んでいる姿はみていて放っておけるものではありません。守りたいという気持ちを持つ庇護欲の強い男性ではその傾向は更に強くなります。そのようなときに素直に話し、頼ると男性の庇護欲は高まるでしょう。

庇護欲をかきたてられる女性になるために意識したいポイント5つ

ここからは、庇護欲をかきたてられる女性になるために意識したいポイント5つを紹介していきます。

甘えてばかり、頼ってばかりでは引いてしまう男性もいるため、意識するポイントをしっかり押さえて庇護欲をかきたてられる女性を目指しましょう。

  • 物事に全力投球しているところをみせる
  • ちょっとした隙をみせる
  • 素直に頼る
  • 弱い姿もみせる
  • あざとくない程度に上目遣いをする

1:物事に全力投球しているところをみせる

意識したいポイントの1つ目は、物事に全力投球しているところをみせることです。

常日頃、物事に対して真面目に取り組み全力投球する姿をみせる女性は、男性、女性問わず好感度が高いものです。そのような女性は知らずしらずのうちに庇護欲をかきたてる存在となっていることがあります。

物事に全力投球しているところを意中の男性にみせ、庇護欲をかきたてましょう。

2:ちょっとした隙をみせる

意識したいポイントの2つ目は、ちょっとした隙をみせることです。

しっかりした部分だけをずっとみせてしまうと、男性は自分がいなくても大丈夫なのではないかと感じ、庇護欲がかきたてられません。守りたいどころか近寄りがたい存在になってしまう可能性もあります。そのため、ちょっとの隙をみせることを意識すると良いでしょう。

3:素直に頼る

意識したいポイントの3つ目は、素直に頼ることです。

自分の気持や状況を受け止め、素直に男性に頼ることのできる女性は庇護欲をかきたてることができます。普段しっかりものにみえる女性ほど、男性に頼ったときに発生するギャップも大きくなるため、頑張りすぎずに頼ることも大切でしょう。

4:弱い姿もみせる

意識したいポイントの4つ目は、弱い部分もみせることです。

一生懸命頑張っている姿は確かに魅力的ではありますが、それだけでは男性の庇護欲をかきたてることは難しいです。いつも一生懸命な人は、たまに弱い姿もみせましょう。たとえば、風邪を引いてしまったときに連絡して頼ってみる、などが良いです。

弱い姿も効果的に使うことを意識してみましょう。

5:あざとくない程度に上目遣いをする

意識したいポイントの5つ目は、あざとくない程度に上目遣いをすることです。

なにかお願いしたいことがあったときに自然と上目遣いになってしまう女性は少なくありません。これを自然と、しかし意識して行うことで効果的に庇護欲をかきたてられます。大げさに上目遣いをする必要はなく、あざとくない程度に行うと良いでしょう。

女性が庇護欲をかきたてられる男性のタイプ

ここまでは女性が男性の庇護欲をかきたてる話を中心に展開してきました。しかし、庇護欲は男性のみでなく、女性も持っているものです。そのような女性の庇護欲をかきたてる男性はどのようなタイプなのでしょうか。

女性が庇護欲をかきたてられる男性のタイプについてご紹介します。

少し不器用なタイプ

女性が庇護欲をかきたてられる男性のタイプは、少し不器用なタイプです。

不器用な性格、手先が不器用である、そのような少しダメでマイナスのような部分に母性本能をくすぐられ、庇護欲をかきたてられる女性は少なくありません。誰しも多少の差はあれどそのような気持ちを持っているものでしょう。

少し不器用なタイプは少し可愛らしい、という印象を与え、庇護欲をかきたてます。

優しくて癒やされるタイプ

女性が庇護欲をかきたてられる男性のタイプの2つ目は、優しくて癒やされるタイプです。

物腰柔らかで雰囲気も柔らかい、優しくて癒やされるタイプの男性をみて、思わず守ってあげたいという気持ちになる経験は誰しもあるでしょう。放っておけない、守ってあげたい、頼りにされたいという気持ちについついなってしまい、庇護欲がかきたてられます。

「庇護」と「保護」の違い

庇護と似た言葉で、保護があります。どちらも対象とするものを守るという意味で使われますが、どのような点が異なるのでしょうか。

庇護は、自分よりも弱いものを守るという意味で使うことが多い言葉です。また、その対象は人間であることが一般的でしょう。物や形のないものに対しては庇護という言葉は使用しません。

一方で保護は、その対象は弱いものとは限らず、様々な対象が含まれており、パソコンのデータを保護するなど形がないものに対しても広い範囲で使われます。

庇護欲というものを理解しよう

この記事では、庇護欲の意味や、庇護欲を持つ男性の特徴、シーンなどを紹介してきました。異性の庇護欲を上手く引き出すことで、気を引くことができるでしょう。

そのタイミングをきっかけとして、次のステージへのステップアップを楽しみましょう。この記事を参考に、上手く好きな人の庇護欲を引き出せる女性を目指してください。

この記事を書いた人

Bee

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