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共依存とは?特徴を恋愛・親子・友達などジャンル別で紹介!治し方はある?

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2022/10/24

皆さんは共依存という言葉を知っていますか?
聞いたことはあるけど、詳しい意味などを知らない人も多いと思います。
そこで今回は、”共依存”の意味や特徴、行動パターンなどを徹底紹介します!
他にも、治し方なども紹介するので、気になる人は是非チェックしてみて下さい!

目次[ 表示 ]

共依存とは?

共依存とは、簡単にいうと、特定の相手との関係に依存しすぎてしまうことです。
主に恋愛関係において使われることが多いですが、実際は友達関係親子関係などにも用いられます。

共依存の関係においては、相手との関係性の中で自分の価値を見出すことが多いので、自己を見失ってしまったりする場合もあります。
自己否定や相手に見捨てられるのではないかという不安などのネガティブな感情から、人間関係や行動に影響が出るケースが多いです。

共依存になりやすい人の特徴6つ!

まず初めに、共依存になりやすい人の主な特徴を6つご紹介します。
あなたはいくつ当てはまりますか?

1. 自分に自信がない

自分に自信がない人は共依存になりやすい傾向にあります。
特に、自己肯定感が低い人は、相手から必要とされたり愛されたりすることで”自分は必要とされてる”という実感が湧き、自己肯定感を上げたりします。

人から必要とされ、愛されることで、自己肯定感や自分の存在意義を見出す傾向にある人は、のちに「こんなに自分を必要としてくれる人・愛してくれる人はこの人だけ!」と考え依存するようになる傾向があります。

2. 過去に何らかのトラウマがある

過去に親から十分な愛情を受けずに育った人や、何か精神的に傷ついた経験(トラウマ)がある人は相手からの愛情をもらうと、是が非でも自分に愛情を注いでくれる人を離したくなくなってしまいます。
他よりも、愛を失う辛さ、寂しさなどを知っているからこそ、相手にこれでもかという愛を注ぎ続け、自分自身さえも見失ってしまう場合があります。

3. 人のお世話が好き

人のお世話をする人も共依存に陥りやすいです。
少しのおせっかいやお世話は良いですが、友達や恋人、自分の子供が助けを求めていないときでも世話を焼いてしまう人は気を付けましょう。

このような人は、”他人を助ける”という行動で自分の存在価値を見出していることが多いです。この行動がのちにエスカレートして、”支配したい”という欲に変わらないように注意することが重要です。

4. コミュニケーションが苦手

コミュニケーションが苦手なひとや自分の意見を人前でいうのが苦手な人は共依存になりやすいです。
自分の欲求を我慢して、本心ではないことを言うと、相手のペースにのまれ、自分でも無意識のうちにうまいように支配されている場合があります。
このようなケースでは、自分では気づかないうちに共依存の関係になっている場合があるので注意しましょう!

5. 何かに依存しやすい

もともと何かに依存しやすいタイプの人は、依存癖があるので注意しましょう。

依存癖がある人は、”不安な理由はわからないけど、何かがないと不安”というケースが多いので、相手に見捨てられないようにするために言いなりになってしまうこともあります。

更に、依存するのが癖になっていると、自立が難しいので、共依存の関係に陥りやすくなってしまいます。

6. コントロール欲がある

自分が無意識のうちに人をコントロールしたがる癖がある人は注意が必要です。
人の行動や深層心理を操るのは不可能ですが、共依存の関係に陥りやすい人は自分がいいように相手を操ろうとする傾向があります。
更に、そのようなタイプの人は、自分にコントロール欲があると気づいていない人が多いです。

【ジャンル別】共依存の特徴を紹介

次に「恋愛・カップル」「親子」「友達」の各関係における共依存の特徴をご紹介します!
あなたも無意識のうちにどれかに当てはまっていることはありませんか?

恋愛・カップルにおける共依存の特徴5選

まず初めに、恋愛・カップルにおける共依存の特徴をご紹介します!

1. 相手が最優先

共依存恋愛では、”常に相手が最優先”です。
通常は、仕事や前々から決めていた友達との予定で、相手を最優先できないこともあると思います。

しかし、共依存恋愛にはそんなこと関係ありません!
どんな事情があろうと相手が最優先ということは変わらないため、友達や周りの人たちと疎遠気味になる場合もあります。

2. 相手がいないと不安に駆られる

何らかの理由で相手との関係に亀裂が入り、崩れそうになると、一気に今までできていたことや日常生活が送れなくなります。

不安に駆られると、その不安を埋めるために、お酒や食べ物などの他のもので埋めようとします。
そのようにして、だんだんと他のものに頼ろうとする乱れた生活を送ると、体調不良になり、更に日常生活をちゃんと送ることができない負のループに陥ることもあるので気を付けましょう。

3. 振り回す側も苦しくなる

メンヘラやヤンデレと付き合うと振り回される側が疲れて嫌になってしまうことはありますよね?
しかし、共依存恋愛の場合は振り回す側も疲れを感じることが多いです。
相手を振り回してしまっている自分が嫌」と思いつつも、「相手を振り回すことはやめられない!」という負のループに陥ることがあるようです。

▼ヤンデレについて知りたい方はこちらの記事をチェック!

ヤンデレとは?意味やあるあるなど特徴やメンヘラとの違い、アニメキャラも紹介

4. 期待をしすぎる

共依存者に多い考えが”相手が自分を救ってくれる(幸せ・安心感)を与えてくれるただ一人の人間”と思い込むことです。

その思い込みによって、相手は自分にとって唯一無二の存在だからと、相手に対して過度な期待をしてしまう傾向があります。

相手が自分の期待外れのことをするとイライラしたり、落ち込んだりするため、相手にとってもストレスになることがあり、自分と相手の両者にとってのストレスになってしまいます。

5. 過剰な反応をする

小さなことにも過剰に反応してしまう人も共依存恋愛に陥っている可能性があります。
相手からしたら些細なことでも、実際よりも重大に受け止めてしまい、過度なリアクションをとってしまう傾向が!

全ては”相手を失ってしまうかもしれない””相手を失ったら生きていけないという”不安から事を重大に受け止めすぎてしまうのかもしれませんね。

親子における共依存の特徴4選

次に親子における共依存の特徴をご紹介します!

1. 子供が家を何歳になっても出ようとしない

共依存関係にある親子はすでに、お互いがなくてはならない存在になっているため、”どちらか一方がいない生活”を考えることすらできません。
親は”自分の子供は手のかかる子だから自分が面倒を見てあげないと!”と思い込んでいることが多いです。

更に、子供は”自分は一人で何もできない”と思い込んでいるため、”一人での生活は無理”という思考回路になる傾向があるため、なかなか親からの自立ができない状態が続きます。

2. 親が子供経済援助をいつまでもする

子供が大人になってもお小遣いをあげたりなどの資金援助などを行っているのも共依存親子の特徴です。
これは、子供が自分の家にいる・いないに限りません!
子供がすでに一人暮らしをしている場合や、仕事、結婚をしている場合でも資金援助を止めないことが多いです。

3. 依存している自覚がない

共依存親子の一番の特徴として、”本人達に自覚がない”というのがあげられます。
親の子供への過度な干渉や援助が加速してしまうのは自覚のなさが原因のことが多いです。

”親子”という関係が大前提の場合、子供のため、愛しているからなどの理由や子供が困っているから親ならこれぐらいしてあげるのは当たり前という気持ちは少なくともあると思います。

その思いが限度を超えすぎてしまうと、自分達の行動や思考の違いに気づかないまま過ごしていく場合が多いです。

4. 親の言うことに従う

親から”見放されたくない””愛してほしい”という気持ちから親の言うことに逆らえない人が多いです。
そのため、親の言うことに基本的に全て従ってしまう人は”自我を見失い易くなる”ため、共依存の関係に陥りやすい傾向にあります。

友達における共依存の特徴3選

最後に友達における共依存の特徴をご紹介します!

1. なんでも頼る

友達と共依存の関係にある人は、なにかあるたびにとりあえず友達に頼る傾向にあります。
誰かに相談しないと決断を下せない人や自分はしっかりしていないと思っている人や世話好きで頼ってもらえると嬉しくなる・安心する人が友達になると共依存の関係になる確率は高まります。

2. 他の人間関係を制限する

友達と共依存の関係にある人は、他の人間関係が制限されがちです。
自分以外の人と友達が遊びに行っているのを知ると、同性であっても嫉妬する場合もあります。
同性にも嫉妬してしまうのは”裏切られた”と感じることから、どんどん相手の友人関係への干渉がエスカレートしてしまう場合も!

3. 友達なしでは行動ができない

友達がいない状況だと、不安感から、自分だけでは判断ができなくなるのも共依存関係の特徴です。
共依存している友達がいないとショッピングや外食ができなくなることもあるため、常に2人でいるようになることも少なくありません!

共依存者の行動パターン10選

1. 自分を犠牲にしてでも相手を助ける

自分にとって不利益だったり意味のないことだったとしても、感謝されたい、必要とされたいという思いから、相手を助ける傾向にあります。
共依存者の場合は、お金などの報酬ではなく、”感謝””ありがたがられる””必要とされている”ということが自分を犠牲にしてでも相手を助ける”報酬”になります。

2. 人の感情や行動、思考などをコントロールしようとする

人の感情や行動、思考などをコントロールしようとするのも共依存者の行動パターンの一つです。
言葉巧みにうまい具合に自分の思い通りに相手をコントロールしたりするので、無意識の内に共依存の関係に陥っている場合も!

3. 視野が狭い

共依存者は相手の事が第一なので、他のことはどうでもよくなりがちです。
そのため、視野や考え方がせまく、相手のことしか見えなくなってきます。

4. 1人で生きていける自信がない

共依存者の多くは”自分は一人ではなにもできない”と考える人が多いです。
そのため、何か重要な判断などを依存相手に頼る傾向にあります。

5. 現実を受け止められない

自分の思い通りにならない現実や期待とは違う現実を受け止められない傾向にあります。
そのため、真実を少しまげて考えたり、なんでもないと思い込んだりすることがあるようです。

6. なかなか誘いを断れない

自分が行きたくない会や遊びの誘いなどをしっかりと断れない人も共依存者の行動パターンです。
断ったら嫌われる見放されてしまうという不安から、”断る”ことが苦手な人が多い傾向があります。

7. 自分と他人を乖離できない

相手の問題を自分の問題と考え、過度な世話をやいたりするのも共依存者の行動パターンです。
更に、依存相手が落ち込んでいると、自分には落ち込む事が何もなくても、落ち込んでしまうことも!

8. "ほどほどに"ができない

善か悪か、白か黒かなどをいつもはっきりしたがりなのも共依存者の行動パターンです。
考え方としては、自分が全部間違っていて、相手が全て正しいなど、極端な考えをする傾向があります。
逆に、相手が全て悪くて、私が正しいと考えるパターンもあります。

9. 些細な嘘をつく

自分の意見を抑えて相手に合わせる事や、相手のためになると思うことは頼まれなくてもしてしまうという癖から、つく必要のない些細な嘘をつく場合があります。
虚言壁まではいきませんが、”ここでは本心を言っていいのに”という場面でもちょっとした嘘をついてしまう習慣ができている可能性があります。

10. ネガティブ思考

共依存者は相手が悪い時にも自分が悪いことをしたのではないかとマイナスに考えたりなど、ネガティブ思考になりがちです。
更に、ネガティブ思考から、罪の意識にもとらわれてしまう傾向があり、相手からの批判も恐れている場合が多いです。

共依存を治すためには?

以下に、共依存を治すために簡単にできることをまとめました!
特に、共依存の関係に辛さを感じている方や、負のスパイラルを断ち切りたいと考えている方は少しづつ実践してみてくださいね。

1. 自分の趣味を見つける

まず初めに、自分の趣味を見つけてみましょう。
自分の好きなことに没頭して、相手のことや恋愛のことなどを考えない時間を作るように意識することが重要です!

2. 同じような経験を持つ”仲間”を見つける

同じような経験を持つ仲間を作ると、自分の悩みや辛さをシェアすることができるので、心が少しでも軽くなるかもしれません!
自分と少しでも同じ経験を持っている人ならば、相談内容に共感してくれることも多いので、おすすめです。
自分だけではないとわかると、客観的に自分を見つめなおすことができるため、克服への第一歩につながります!

3. 自分の人生を振り返る

自分の過去から人生を振り返るのも共依存を克服するための一つの方法です。
共依存になった背景の中に、自分には「無条件の愛」「安心できる環境」など、何が足りなかったのかを振り返り、客観的に確認してみましょう!
共依存になった原因や理由が見えてくるかもしれません!

4. 少しずつ相手の世話を焼くのをやめてみる

相手の世話を焼きすぎてしまう人は少しずつ、世話を焼く頻度を少なくしてみましょう!
特に共依存親子や共依存恋愛に効果的かもしれません。

世話を焼く頻度を減らしていくことで、相手の自立を促すのはもちろん、自分にとっても”自分の時間を作る”という意味でも効果的です!

5. 自分の気持ちを書き出してみる

共依存者の中には、コミュニケーションが苦手な人や自分の意見をいうのが苦手な人が多いです。

そのため、まずは自分の気持ちを紙などに書き出してみることも共依存の克服におすすめ!
子供の時に感じていた不安や悲しみ、今不満に感じていることなどを書き出すとストレス解消にもなります。

また、信頼していて、自分をさらけ出しても否定されることが無い相手に話すのもいいかもしれません!

自分を更に大切にしよう!

いかがでしたか?
共依存の関係は、自分が無意識のうちに陥っている場合も多いです。
その関係に納得している人は良いかもしれませんが、もし辛いと感じている場合は自分を見つめなおしてみましょう!

あなたには生きる価値がたくさんあります。誰かのために生きているわけではなく、”自分自身の幸せのため”に生きているということを忘れないようにしましょう!
自分を犠牲にしてまで得る幸せより、自分を更に大切にして得る幸せを大事にしてみてください!

この記事を書いた人

れいか

埼玉出身の「れいか」です。 主に、エンタメ・ビューティー・ファッションのジャンルを書いてます。 アニメとコスメ、ファッションをこよなく愛してます。 留学とアパレル店員の経験あり! 海外のことやファッション・美容のことはお任せあれ!

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