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きゅうりが傷む原因とは
サラダや漬物などに使われるきゅうりは、家庭でもよく使われる定番食材の1つです。しかし、そのきゅうりはあまり日持ちのしない食材でもあるので、使い切る前に傷んでしまうこともよくあります。
きゅうりが傷んでしまう原因には、きゅうりから出る水分や、乾燥、高温など、いろいろな原因があります。
きゅうりが傷まないようにするためには、それらの原因を避けて正しく保存する必要があります。
本記事では、きゅうりの正しい保存方法を紹介して行きますので、ぜひ参考にしてください。
きゅうりの保存方法のコツ6つ
きゅうりは傷みやすい食材なので、正しく保存しないと、すぐに傷んでしまいます。
傷んだきゅうりを食べてしまうと危険な場合もあるので、きゅうりを安心して食べるためにも、その正しい保存方法を把握しておきましょう。
以下で、保存のコツを6つ紹介します。
1:水気をよく拭き取る
きゅうりは水気に弱く、表面が濡れていると、その濡れた部分から傷んでしまいます。そのため、きゅうりを保存する場合には表面の水気をよく拭き取るようにしましょう。
また、きゅうりは水分の多い野菜なので、その水分で傷んでしまうこともあるので、きゅうりが濡れていないかときどき確認して、きゅうりに水気があれば、その都度拭き取るようにしましょう。
2:一本ずつキッチンペーパーで包む
きゅうりは水気にも弱いですが、乾燥にも弱い野菜です。
きゅうりを乾燥から守るために、一本ずつキッチンペーパーや新聞紙などで包みましょう。きゅうりを包む前には、しっかりと水気も拭き取っておきます。
また、包んだきゅうりは袋に入れて保存するようにしましょう。ただし、きゅうりを入れる袋は密閉できる物ではなく、ポリ袋などに入れて軽く口を閉じるようにして下さい。
3:縦置きで長持ちさせる
きゅうりを保存する場合には、縦置きで保存するようにしましょう。
きゅうりは、縦に成長する性質を持つ野菜です。そのため、保存をする際には縦置きにした方が、きゅうりに負担がかからず長持ちさせられます。
きゅうりを縦置きで保存できるように、牛乳パックやペットボトルなどを切って入れ物にするなどの工夫をしましょう。
4:冬は常温で冷暗所がおすすめ
きゅうりの保存に適した温度は10℃~13℃くらいです。そのため、冬の時期であれば常温での保存が適しています。ただし、直射日光が当たらず、風通しの良い冷暗所で保存する必要はあります。
また、きゅうりを常温保存する場合でも、水気を切り、一本ずつキッチンペーパーで包んで、縦置きで保存しましょう。
5:夏は冷蔵庫の野菜室がおすすめ
きゅうりは、冬の時期であれば常温保存が可能です。ただし、暑い時期には常温で保存することはできないので、夏場は冷蔵庫で保存する必要があります。
しかし、きゅうりは急激な温度変化や低温にも弱い野菜です。そのため、きゅうりを冷蔵庫で保存する際には、野菜室で保存するようにしましょう。
なお、野菜室で保存する場合も、常温保存と同様の方法で保存します。
6:長期保存の場合は冷凍する
きゅうりを長期保存したい場合には、冷凍保存が適しています。きゅうりを冷凍保存する場合
は、きゅうりを小口切りにし、塩もみをしてから冷凍しましょう。
なお、きゅうりを塩もみすると水分が出てきますが、その水分も一緒に冷凍用の袋に入れて冷凍します。
これは、水気と一緒に冷凍することで、きゅうりの酸化や乾燥を防ぐためです。袋に入れる際には、できるだけ平らに広げるようにしましょう。
冷凍保存したきゅうりの注意点3つ
きゅうりは冷凍保存をすることで、保存期間を延ばせます。
保存状態やきゅうりの状態にもよりますが、長ければ1ヶ月近く保存することも可能ですので、食べきれないきゅうりを保存する際に活用しましょう。
ただし、その冷凍したきゅうりを美味しく食べるためには、いくつかの点で注意が必要となります。
1:自然解凍する
冷凍したきゅうりを解凍する際には、ゆっくりと自然解凍することが望ましいです。ゆっくりと自然解凍することで、水分の流出を抑えられるため、味や食感が悪くなることを防げます。
冷凍したきゅうりを解凍する際には、前日に冷凍庫から冷蔵庫に移しておき、時間をかけて解凍するようにしましょう。
ただし、冷凍保存をしていても、保存状態やきゅうりの状態などによってはきゅうりが傷んでしまうこともあります。
冷凍したきゅうりを食べる際には、その状態をよく確認するようにしましょう。
2:水分を絞って使う
先述の通り、冷凍したきゅうりを冷蔵庫でゆっくりと解凍すれば、水分の流出を抑えられます。ただし、それでも多くの水分が出てしまいます。
そのため、解凍したきゅうりを使う場合は、解凍によって出た水分をしっかりと絞ってから使うようにしましょう。
例えば、解凍したきゅうりをそのままサラダに使ってしまうと、きゅうりの水分でサラダがビチャビチャになってしまいます。
その水分で食物が傷む場合もあるので、水分を絞るのを忘れないようにしましょう。
3:加熱調理をする
冷凍したきゅうりは、冷蔵庫でゆっくりと解凍することで食感が悪くなることを防げます。しかし、ゆっくりと解凍をしても食感が完全に元通りになるわけではありません。
そのため、冷凍したきゅうりはサラダなどに使っても良いですが、基本的には加熱調理や漬物などに使う方が良いでしょう。
加熱調理をしたり、漬物にしたりすれば、解凍後の食感の変化が気になりません。
また、炒め物や汁物に冷凍きゅうりを使う場合は、凍ったまま調理することで加熱解凍でき、余分な水分も飛ばせます。
きゅうりを正しく保存して美味しく活用しよう
きゅうりは、家庭でもよく使われる定番食材の1つです。しかし、きゅうりはあまり日持ちしないため、使い切る前に傷んでしまうこともよくあります。
そのようなことを避けるために、きゅうりの正しい保存方法を知っておきましょう。
きゅうりを美味しく食べるために、きゅうりの正しい保存方法を把握しましょう。