グルメ

オイスターソースのおすすめ代用方法4選|プラスアレンジとレシピも紹介

オイスターソースオイスター基礎知識レシピ自炊

2021/07/03

目次[ 表示 ]

オイスターソースは家庭にある調味料で代用できる!

中華料理などには欠かせない調味料である「オイスターソース」ですが、実際に料理で使用されたことがある方も多いでしょう。

奥深い旨味とコク、また甘味も強いため、調理法も限られてきますが、いざという時にストックがなかった、という場面も多いのではないでしょうか。

ここでは、そんな「オイスターソース」を、家庭にある調味料で代用する方法について紹介していきますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

そもそもオイスターソースとは?

オイスターソースとはどのようなソースなのでしょうか。

オイスターソースは、原材料となる生の牡蠣を塩漬けにして発酵させたソースです。市販のものでは、砂糖や塩、でん粉、酸味料といったものが加えられ、とろみの強い仕上がりとなっています。

中華料理では頻繁に使われており、青椒肉絲や海鮮焼きそばなどが代表的です。また、東南アジアでも使用されており、炒め物や豆腐を使用した煮物などにも使われています。

オイスターソースのおすすめ代用方法4選

ここでは、オイスターソースがご家庭になかった場合、代用として簡単に作れる方法を紹介していきます。

「醤油」「中華だしの素」をはじめとした、常備してある調味料を使用した代用方法を、4つの項目に分けて説明します。ぜひ参考にしてみてください。

1:粉末スープの素+醤油+砂糖orはちみつ

1つ目は「粉末スープの素+醤油+砂糖orはちみつ」です。

材料
・醤油…大さじ1
・砂糖orはちみつ…小さじ1
・粉末スープの素(鶏ガラスープの素など)…ひとつまみ

はちみつを使用することで、とろみがでてよりオイスターソースに近くなります。

2:中華だしの素+醤油+砂糖orはちみつ

2つ目は「中華だしの素+醤油+砂糖orはちみつ」です。

材料
・醤油…大さじ1
・砂糖orはちみつ…小さじ1
・中華だしの素…ひとつまみ

こちらも、はちみつを使用すると、とろみがでてオイスターソースに近い仕上がりになります。

3:中濃ソース+醤油+中華だしの素

3つ目は「中濃ソース+醤油+中華だしの素」です。

材料
・中濃ソース…大さじ1
・醤油…小さじ1
・中華だしの素…ひとつまみ

とんかつソースでも代用可能です。中華だしの素を鶏がらスープの素に変更しても問題ありません。

4:ウスターソース+砂糖orはちみつ

4つ目は「ウスターソース+砂糖orはちみつ」です。

材料
・ウスターソース…大さじ1
・砂糖orはちみつ…小さじ1/2

シンプルな代用方法です。はちみつを使用することでとろみがつきます。

代用オイスターソースをさらにおいしくするプラスアレンジ3つ

代用のオイスターソースですが、「何かもう1つもの足りない」といった場合の、プラスアレンジについて紹介していきます。

「ナンプラー」をはじめとしたアレンジ方法を3つ紹介しますので、参考にしてみてください。

1:ナンプラーで魚介の風味をプラスする

代用オイスターソースには、魚介の旨みが入っていません。

そこで、タイやベトナム料理に欠かせない魚醤「ナンプラー」をプラスしてみましょう。魚を発酵させて作る、独特の風味を持つナンプラーは、足りない魚介の旨みをプラスしてくれます。

塩分が強いため入れ過ぎには注意しょう。

2:スルメの戻し汁で旨みをプラスする

スルメを水につけ、ひと晩戻した「だし汁」をプラスするのもよいでしょう。

スルメはうま味成分を多く含む、うま味のかたまりのような存在です。ひと晩浸しておく手間や、煮詰めたあと冷ます必要がありますが、オイスターソースに負けないくらいの旨みをもった、プラスアレンジが可能です。

3:ごま油で香りをプラスする

香りは食欲を掻き立ててくれる要素の1つです。代用のオイスターソースで仕上げた炒め物などに、サッと最後に回し入れるだけで、中華料理独特の香りづけが可能となります。

家庭に常備されていることも多い調味料なので、取り入れやすい方法でしょう。簡単なひと手間で本格的な味わいへと変化させる、プラスアレンジ方法です。

オイスターソースを使った人気レシピ3選

ここでは、オイスターソースを使った人気レシピとして、3つの調理方法を紹介します。

「牛肉と野菜のオイスターソース炒め」をはじめとした、どれも食欲をそそられるレシピです。夕食の献立にいかがでしょうか。

1:牛肉と野菜のオイスターソース炒め

1つ目は「牛肉と野菜のオイスターソース炒め」です。

作り方

1.牛肉をひと口大に切り、片栗粉、酒、塩、粗挽き胡椒を加えてもみ込み、味を馴染ませておく。玉ねぎを薄切りにし、人参は短冊切り、葉物野菜は約3㎝程度に切りそろえておく。
2.しめじは、石づきを落とし手で割いておく。熱したフライパンに牛肉、玉ねぎ、人参を入れ炒める。
3.牛肉に火が通ったら、残りの野菜を入れ、炒め合わせる。(合間にオイスターソースと醤油を混ぜ合わせておく。)炒めたら、混ぜ合わせた調味液を入れサッと炒めて完成です。

オイスターソースと牛肉、野菜類の相性がよく、ごはんがすすむ1品です。油は使用せず、牛肉から出る油のみを使用しているので、ヘルシーなレシピになります。

2:中華風豚丼

2つ目は「中華風豚丼」です。

作り方

1.豚バラスライス、玉ねぎを食べやすい大きさに切り分けておく。
2.フライパンを熱し、ゴマ油、中華だし、オイスターソース、醤油、酒、みりん、砂糖、豆板醤、水を加え、玉ねぎがしんなりするまで煮込む。
3.玉ねぎが柔らかくなったら、豚バラスライスを加え、火を通す。火が通ったら味を染み込ませるため、火を止め、そのまま少し置いておく。
4.丼にごはんを入れ、上に炒めた具材をのせて完成です。

トッピングで七味や温玉などを乗せてもよいでしょう。

3:オイスターソースと野菜のスープ

3つ目は「オイスターソースと野菜のスープ」です。

作り方

1.卵を溶いておく
2.熱したフライパンにゴマ油を敷き、ニンニク、ショウガを入れ、玉ねぎとウィンナーを炒める。
3.玉ねぎがしんなりしてきたら、水を適量入れ煮立たせる。
4.もやし野菜セットを半分入れ、さらに煮立たせる。
5.野菜に火が通ったら、鶏ガラスープのもと、醤油を加える。
6.スープの温度が高い状態で、溶き卵を回し入れ、火が通ったら、オイスターソースを入れる。
7.刻みネギ、ちぎった海苔をトッピングして完成です。

簡単に揃う食材で、コクのある立派なおかずスープとなります。ラー油などをプラスして、ピリ辛に仕上げてもよいでしょう。

自分に合った代用オイスターソースを作ろう

いかがでしたでしょうか。オイスターソースの特徴、家庭にある調味料で簡単にできる代用方法などを紹介しました。

代用方法で作ったオイスターソースには、ナンプラーやスルメの戻し汁、ゴマ油などを加えることによって、深い旨味やコクを出すことができます。

他にも、秋田県では有名な「しょっつる」や広島県でも多く生産されている「牡蠣醤油」など、国内の魚介を使った調味料をプラスアレンジすることで、オリジナルのソースをつくることが可能です。

料理に「コレ」といった決まりはありません。自分だけの代用オイスターソースづくりを模索してみるのも、楽しみの1つとなるでしょう。

この記事を書いた人

Bee

SHARE

この記事をシェアする