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東京でお笑いライブ|おすすめの劇場を徹底解説【動画じゃ味わえない】

お笑い劇場ライブおすすめ東京

2021/02/02

目次[ 表示 ]

1. 生で観るべし!東京のお笑いライブの特徴とは?

東京の劇場に潜む魅力

スマホでネタを観られる時代に、劇場のライブはお金を払い、足を運びます。国内最大級の文化の発信地、東京では標準語の漫才や独自に発展したクールなネタも味わえます。

今回はそのようなライブが日々おこなわれる東京の劇場を紹介していきます!劇場での観覧は、以下のような楽しさがあります。

①東京らしい?世界観抜群のネタ
大阪が喋りを強みにしているのに対し、東京のライブでは世界観や普段会話で発生しないような会話が繰り広げられるネタがみられます。一度取り込まれるとゾッコンです。

②日々熱きバトルが繰り広げられている
全国から芸人が集まる東京では日々バトルライブや賞レースが開催されています。切磋琢磨を楽しみたい方にはオススメです。

③心から笑える、大笑いできる数少ない空間
劇場ライブでは人の目を気にしないで好きなだけ笑えてしまいます。東京の混雑した電車や壁の薄い自宅など、意外と普段ネタをみる環境は気を遣いますよね。

注:これらは東京住まいのライター個人の意見です

2. お笑いライブの幅(金額、芸人、場所)

端的にお笑いライブといっても、どんな種類があり、誰がでるのかなど疑問は多いかと思うので、1つ1つ解説していきます。

お笑いライブの公演料

まずは公演料です。これはライブ形式・出演者・会場などで大きく異なります。

例えば、

賞レース(M1グランプリ、キングオブコント、R1グランプリなど)1回戦予選では500円
若手芸人やアマチュアのライブでは1,000~2,000円
ルミネtheよしもとの通常公演は2,000~5,000円
大御所のバナナマン単独ライブやラーメンズ小林賢太郎の公演になると7,000円前後となります。

初めて観る方はルミネtheよしもとの通常公演などをおススメします。

出演者は?

こちらもライブごとに異なります。

①テレビ出演多数の芸人
霜降り明星・チョコレートプラネットなど人気芸人に会うなら、よしもとの劇場や各芸能事務所主催のライブに行くと良いです。

例)ルミネtheよしもと、新宿角座、表参道GROUNDなど

②新進気鋭の若手芸人
真空ジェシカ・オズワルド・ランジャタイなど今話題の芸人に会うなら、こちらの劇場がおススメです

例)渋谷・ヨシモト∞ホール、BeachV、新宿vatiosなど

③アマチュア・学生芸人
最近ではラランド(去年からフリー)などアマチュアの活動も盛り上がっています

例)studio twl、しもきた空間リバティなど

 

どの公演でも劇場でしかみられない・劇場を中心に活動する芸人がいますので、チェック必須です。

公演時間の長さは?

公演時間の長さは大体1~2時間だと思っておくと良いでしょう。これはどのライブでもさほど変わりません。

どんな種類があるの?

プロ

プロ芸人の多くは芸能事務所に所属しています。事務所が主催するネタライブが、私たちが「お笑いライブ」と聞いて想像されるようなライブです。

また、他団体主催(劇場や企業のイベント)や芸人の個人主催ライブも。テレビ局主催のものでは、賞レースや番組企画の予選ライブもあります。

 

大喜利をしたり、カレーを作ったり、長編のコントをしたりなどその幅広さたるや。

アマチュア・社会人・学生芸人

近年盛り上がっているアマチュア界隈では、学生芸人や社会人漫才、コント集団などが日々ライブを開催しています。

にゃんこスターのアンゴラ村長、ミルクボーイも学生時代からライブに出演していました。

地域の大会・イベント

商店街やお祭りのイベントなどでコンテストやライブが開催されていることがあります。

3. 東京の劇場一覧!伝統演芸場、よしもと系列、若手の渾身ネタが観られる会場など

早速、おすすめしたい劇場を端からみていきましょう。定番と穴場に分け、さらに地域別にしました。

【大定番】新宿

ルミネtheよしもと


引用元:ルミネtheよしもと

・特徴
新宿ルミネの7階に位置する、よしもと運営の劇場です。1日3回のネタ公演に加えて、単独ライブなどが行われるなど連日大盛り上がりとなっております。

・劇場に出演したことのある芸人
中川家、テンダラー、千鳥、ジャルジャル、チョコレートプラネット、霜降り明星など

・1公演の基本料金
平日公演2,000~3,000円、土日祝日公演4,000~5,000円

新宿 角座(かどざ)


引用元:新宿 角座

・特徴
こちらは松竹芸能が持つ劇場です。所属芸人が日々腕を磨いています。

・劇場に出演したことのある芸人
笑福亭鶴瓶、TKO、安田大サーカス・クロちゃん、うしろシティ、なすなかにしなど

・1公演の基本料金
若手ライブでは1,000~2,000円程

新宿 末廣亭(すえひろてい)


引用元:新宿 末廣亭

・特徴
こちらでは落語を中心とした寄席を楽しむことができます。漫才やコントに加え、奇術や太神楽といった芸も必見です。

・劇場に出演したことのある芸人
今回はお笑いライブの特集なので漫才師やタレントを中心に紹介します。林家ぺー、神田伯山、ねづっち、ロケット団など

・1公演の基本料金
一般料金3,000円

【大定番】浅草

浅草演芸ホール

引用元:浅草演芸ホール

・特徴
主に落語寄席となります。漫才公演のときは、のちに紹介する浅草フランス座演芸場東洋館と近しい香盤が組まれています。姉妹館であるからかと思われます。

・劇場に出演したことのある芸人
こちらも恐縮ですが漫才師を中心に紹介すると、U字工事、インスタントジョンソン、X-GUNなど

・1公演の基本料金
大人2,000~3,500円程

浅草フランス座演芸場東洋館

引用元:浅草 東洋館

・特徴
いろもの(漫才、漫談など)を中心に公演する、ビートたけしの故郷とも呼ばれる演芸場です。

・劇場に出演したことのある芸人
おぼん・こぼん、BOOMER、ハマカーン、ナイツ、銀兵衛、にゃんこスターなど

・1公演の基本料金
大人1,500~3,000円程

【大定番】渋谷・千川・東銀座

渋谷 ヨシモト∞ホール(よしもとむげんだいほーる)

引用元:ヨシモト∞ホール

・特徴
こちらも吉本興業が運営する劇場です。若手(芸歴10年以下)がメインで出演します。

・劇場に出演している芸人
マヂカルラブリー、金属バット、オズワルド、空気階段、ゆにばーすなど

・1公演の基本料金
1,000~2,000円程

BeachV(びーちぶ)【千川】

引用元:NEET Project

・特徴
SMA(ソニーミュージックアーティスツ)所有の劇場で、「SMA NEET PROJECT」という芸人プロジェクトのもとライブが行われています。

・劇場に出演したことのある芸人
バイきんぐ、アルコ&ピース、ハリウッドザコシショウ、アキラ100%、錦鯉など

・1公演の基本料金
500~1,000円程

時事通信ホール/TOHOシネマズ【東銀座】

引用元:タイタンライブ

・特徴
タイタンに所属する芸人を中心にした「タイタンライブ」が行われるのが時事通信ホール。2ヶ月に1度行われています。

・劇場に出演したことのある芸人
爆笑問題、日本エレキテル連合、ウエストランド、まんじゅう大帝国、など

・1公演の基本料金
3,800円

【穴場・発掘系】新宿

かなり多くの劇場が詰まっているイメージです

新宿 vatios(ばてぃおす)

・特徴
浅井企画、マセキ、タイタン、人力舎、ゲイダッシュステージ、K-PROなどが主催するライブが開催されています。「K-PRO大旋風」「54☆FIGHT!!」「マセキ芸能社定例ライブ」「いぶき」「若武者」「エイトクラベル」など。

・劇場に出演している芸人
三四郎、かが屋、マツモトクラブ、トム・ブラウン、ハナコなど

・1公演の基本料金
1,000~2,000円程

新宿ハイジア・V-1

・特徴
K-PROが主催する若手やアマチュアのライブが定期開催されています。「ブレナイ」「ケイダッシュライブ」「ゲレロンステージ」「レジスタリーグ」など。

・劇場に出演している芸人
ランジャタイ、サツマカワRPG、フランスピアノ、ストレッチーズ、令和ロマンなど

・1公演の基本料金
500~1,500円程

バッシュ!!

・特徴
こちらも、バティオスやV-1と同じ会社がもつ劇場です。新宿駅前で若手芸人が腕を磨いています。「MANZAI魂!」「イチバンボシ」「ミライビト」「勝手に漫才GP!」など。

・劇場に出演したことのある芸人
ダイヤモンド、キュウ、わらふぢなるお、ういろうプリン、ひつじねいり、素敵じゃないかなど

・1公演の基本料金
2,000円前後

新宿Fu-(フー)・新宿永谷ホール

引用元:新宿永谷ホール(新宿Fu-)

・特徴
お笑いライブとしては「新宿Fu-」、寄席など他の公演では「新宿永谷ホール」と称されることが多いのがこちらの劇場です。マセキの定期ライブ「パンキッシュガーデン」や「バカ爆走」など。

・劇場に出演したことのある芸人
ザ・マミィ、車海老のダンス、モグライダー、徳原旅行、ガクヅケなど

・1公演の基本料金
1,000~1,300円程

他にも新宿レフカダ、会館などでも公演が行われています。

【穴場・発掘系】中野

浅草キッドやたけし軍団が住んでいた中央線でも中野は劇場街ですね。

なかの芸能小劇場

・特徴
落語家や、若手のためのライブが多く開催されています。「ブレナイプラス」「グレイモヤ」「キャンテスト」「漫才王」など

・劇場に出演したことのある芸人
赤もみじ、マカロン、大仰天、本多スイミングスクール、サーフボードストレッチなど

・1公演の基本料金
1,000~2,000円など

なかのZERO

・特徴
若手芸人がよくライブを行っています。「フィボナッチ芸列」「パワーオブフリー」など

・劇場に出演したことのある芸人
虹の黄昏、ミヤシタガク、や団など

・1公演の基本料金
無料~1,600円

studio twl

・特徴
ピンネタや学生芸人のライブを中心に盛り上がっています。「なかのピンネタラッシュ」「学生芸人限定お笑いライブ ガクコメ!」「なかのピンネタバトル」など

・劇場に出演したことのある芸人
小森園ひろし、ビデボーイズなど

・1公演の基本料金
500~1,000円

【穴場・発掘系】渋谷・上野・表参道・下北沢

ユーロライブ

引用元:ユーロライブ

・特徴
コントや小演劇、テアトロコントを定期的に行っている劇場です。

・劇場に出演したことのある芸人
ゾフィー、ザ・マミィ、相席スタート、うるとらブギーズ、かもめんたるなど

・1公演の基本料金
2,000~2,800円

渋谷では他にもさまざまなイベントライブが行われています。

鈴本演芸場【上野】

・特徴
上野にある落語の演芸場になります。色物芸も多数みせられているそうです。

・劇場に出演したことのある芸人
綾小路きみまろ、昭和 のいる・こいる、すず風 にゃん子・金魚など

・1公演の基本料金
一般料金3,000円

表参道GROUND

・特徴
ワタナベエンターテインメント所属の芸人がよく出演します。

・劇場に出演したことのある芸人
アンガールズ、超新塾、Aマッソ、土佐兄弟、四千頭身、ワタリ119など

・1公演の基本料金
1,000円~4,000円

下北沢小劇場B1

・特徴
スラッシュパイル主催の「山里亮太の140」、ネプチューンの堀内健MCのネタライブ「ホリケン寄席」、も東京03が主催する「東京03寄席」などが催されています。

・劇場に出演したことのある芸人
山里亮太(南海キャンディーズ)、東京03、堀内健(ネプチューン)、南原清隆(ウッチャンナンチャン)など

・1公演の基本料金
3,000~5,000円

 

また下北沢には2020年12月に閉鎖するしもきた空間リバティも有名で、今でもシアターミネルヴァでは公演が行われています。

他にもロフトプラスワン、nakedLOFT(ネイキッドロフト)、LOFT9、阿佐ヶ谷LoftAではトークイベントが開催されていることがあります。

4. 観覧の際の注意

いざ観に行くぞ、とその前に。いち客としてのマナーもしっかりと押さえておきましょう。

マナー的側面

①携帯は原則電源OFF

こちらは2つ理由があります。ひとつ目は携帯の光や通知音、振動音を防ぐためです。他のお客さんが現実世界に戻されてしまう原因となります。

ふたつ目は盗撮・録音の不安が拭えるためです。出演者固有のアイデアを許可なしで奪ってしまわないようにしましょう。

②演者に節度をもって接する

過度な接触は出演者に迷惑になってしまいます。メッセージや気持ちを送りたい場合は、手紙やプレゼント、ルールに従った上での出待ちを行うようにしましょう。

③途中入退場もなるべく避ける

こちらもお客さんの観覧を妨げるものになります。特に「特定の演者だけみて帰る」は、他の出演者や多大な迷惑となります。

推しの芸人を応援する一番の方法は質の高い客であることです。マナーを守り、ささやかに応援しましょう。

コロナ的側面

①徹底予防しておく

自分から感染させないことです。どこへ行くにもそうですができるだけの対策をしてから外に出るようにしましょう。現在はどの劇場でも体調不良者は入場制限されています。

②会場の指示には従う

公演ごとにコロナ対策がなされています。例えば、接触ルート確認のため住所や氏名、身分証明書を求められ、フェイスガードの装着、消毒や検温のお願いがされます。

全て感染防止のためのお願いですので、事情がない限りは従いましょう。

③マイナスプロモーションをしないようにする

ライブや公演といったエンターテイメントは、今が踏ん張り時です。

過度に嫌悪したりメディアに左右されたマイナスプロモーションを行うと事務所や演者に度が過ぎた負荷がかかることとなります。センシティブな時期なので、不要な発言は控えましょう。

密になりやすい、と一時期話題になってしまった劇場ですが、半年以上経った今はできる限りの感染対策がなされています。チェック必須です!

引用元:ルミネtheよしもと

ラーメンズ小林賢太郎さんの公式サイトではこのように書かれています。

舞台は “ナマモノ” です。
出演者のがんばりはもちろんですが、
客席のみなさまのご協力があって、ひとつの舞台ができあがります。
一期一会のライブ空間、存分にお楽しみください!

引用元:小林賢太郎公式サイト(2021年2月2日参照)

こちらが全てを包括しているのではないでしょうか。良いお客さんが多いほど、きっと至高のライブになるのでしょう。

5. 東京の劇場でお笑いライブを楽しもう!

東京にある劇場の魅力はその多様さです。演劇、テレビ、漫才協会、アマチュア、伝統、大手事務所、若手…常に新しくも安定している「笑い」が東京の魅力です。

少し値が高く感じたり敷居が高いイメージもあるかもしれませんが、一体となってひとつの笑いを囲む感覚は試す価値バツグンです。ぜひ一度足を運んでください。

この記事を書いた人

Mola編集部

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