ヘッドセットとは
「ヘッドセット」とは、主に頭に装着するイヤホンとマイクが一体になったものの総称です。
一般的にはヘッドホンの片耳側からマイクが伸びてきている形状のものを指しますが、マイクのみのタイプでも「ヘッドセット」と呼ばれます。
手で持つ一般的なマイクとは異なり、両手が自由になることや、口とマイクの間が常に一定の距離で保たれることで音の大きさが安定することが利点とされています。
実況アナウンサーやプレゼンター、電話窓口のオペレーターや演劇やダンスの演者等によって使われることが多かったヘッドセットですが、最近ではYouTubeのような動画投稿サイトに動画をアップしたりライブ配信したりする人が使うようになりました。
おすすめのヘッドセットを選ぶ要素5つ
ヘッドセットを使う機会が多くなった今、いざヘッドセットを購入するとなると、多種多様なヘッドセットのラインナップを目の前にして迷ってしまいます。
そこで、ヘッドセットを選ぶにあたっての5つの要素を紹介します。
この5つの要素をおさえた上で、後ほど紹介するおすすめのヘッドセットの中から自分に合ったヘッドセットを探してみてください。
1:有線接続と無線接続
ヘッドセットを選ぶ要素の1つ目は、「有線接続と無線接続」です。
ヘッドセットには、ヘッドホンと同様に「有線接続」タイプと「無線接続」タイプがあります。
「有線接続」は、文字通りケーブルでパソコンやスマートフォンに接続するタイプです。ノイズが入りにくくてタイムラグもなく、接続も簡単である点がメリットです。
接続端子は、主にミニプラグとUSB端子になります。接続する機器にどんな端子が付いているかを確認して、対応する端子があるヘッドセットを選ぶ必要があります。
「無線接続」は、ケーブルを使わずにパソコンやスマートフォンに接続するタイプです。持ち運び時や使用しているときにケーブルが邪魔にならないのがメリットになります。ただし、「有線接続」に比べると若干のタイムラグがあります。
接続方式は、「赤外線方式」「無線方式」「Bluetooth方式」の3種類がありますが、現在の主流は「Bluetooth方式」です。価格は「赤外線方式」と「無線方式」の中間ですが、数メートル離れても音声が途切れず、Wi-Fiや電子レンジとの電波干渉もないのが特徴です。
ほとんどのパソコンやスマートフォンにはBluetoothが搭載されていますので、「無線接続」のヘッドセットを購入する場合は「Bluetooth方式」がおすすめです。
2:付け心地
ヘッドセットを選ぶ要素の2つ目は、「付け心地」です。
体に直に装着するものですので、自分の頭や耳にフィットしたものを選ぶことで、ストレスや疲労の軽減につながります。
長時間の使用を想定している場合には特に大事なポイントとなりますので、お店でサンプル品を直接装着してみて、着け心地を体感してから購入するのが良いでしょう。
イヤホンタイプでは、耳の穴の大きさに合わせられるようにサイズの異なるイヤーピースが付属している製品を選び、自分の耳にあったイヤーピースに付け替えて使用しましょう。
3:マイクの機能
ヘッドセットを選ぶ要素の3つ目は、「マイクの機能」です。マイクの機能としては、「ノイズキャンセル」に注目しましょう。
「ノイズキャンセル」は、自分の話す声以外の周囲の雑音を消してくれる機能で、テレビ会議で相手に生活音を聞かせたくない場合に有効な機能です。
雑音を入れたくない場合はノイズキャンセルが付いたものを選んだ方がいいでしょう。逆に、周囲の音も広く録音したい場合は、この機能が付いていないマイクにするか、機能をオフにできるマイクを選びましょう。
他のマイクの機能としては、「防水・防滴」「リモコン」「折り畳み式」等があります。用途によって必要な機能があれば、チェックしておく必要があります。
4:音声機能
ヘッドセットを選ぶ要素の4つ目は、「音声機能」です。音声機能としては、指向性に注目しましょう。
指向性には、「双指向性」、「無指向性」、「単一指向性」があります。
「双指向性」マイクは、マイクの正面と背面から音を拾います。対談形式やインタービュー形式での録音に適しています。
「無指向性」マイクは、マイクの全方向からの音を拾います。マイクの方向を気にせず音を拾えるので使い勝手がいいですが、その反面、環境音や生活音等の雑音も入りやすいマイクです。
「単一指向性」マイクは、一方向からのみ音を拾います。目的の音だけを拾いたい場合に適しています。環境音や生活音等の雑音が入りにくいですが、目的の音を拾うためにはマイクの方向に留意する必要があります。
用途によってどの指向性のマイクを選ぶかを決めましょう。
5:対応機器
ヘッドセットを選ぶ要素の5つ目は、「対応機器」です。
ヘッドセットを接続したいパソコンやテレビ、ゲーム機やスマートフォンが、ヘッドセットの接続に対応しているかどうかを確認しましょう。1つのヘッドセットを複数の機器で使いまわしたい場合は特に重要になります。
確認するポイントで一番重要なのは接続方式です。有線接続の場合はミニプラグの有無やUSB端子の種類で、無線接続の場合は、Bluetoothのバージョンです。また、Bluetooth機能を搭載していてもオーディオ系機器は接続できないゲーム機がありますので、注意が必要です。
おすすめのヘッドセット16選
ここまで、ヘッドセットを選ぶ要素を紹介してきました。これでヘッドセットを選ぶ際に押さえておくべきポイントをご理解いただけたでしょう。
それでは、ここからはおすすめのヘッドセット16選を紹介します。
多くのメーカーから様々な用途に応じた各種ヘッドセットがラインナップされていますので、用途や好みに合った製品を見つけてみてください。
1:ロジクール「ロジクールG LIGHTSYNC」G933s
ロジクール「ロジクールG LIGHTSYNC」G933s
おすすめのヘッドセット1つ目は、ロジクール「ロジクールG LIGHTSYNC」G933sです。
ロジクール製で両耳タイプのゲーミングヘッドセットになります。
耳の部分と頭の部分に、着け心地の良い合成皮革のパッドを採用しており、マイクは単一指向性でノイズキャンセル機能付きです。
USBワイヤレス レシーバーを使った2.4GHz帯無線接続と3.5mmミニプラグ有線接続の両方が使えますので、パソコンやMac、ゲーム機やスマートフォンまで幅広い機器が対応しています。
充電はUSBケーブルで行え、無線接続の場合で最大12時間連続プレイが可能となっており、耳元に音量調整等が可能なコントローラーが付いています。
ヘッドホン部分が光るようになっており、ゲームの動きに合わせて光らせることが可能です。持ち運びの際にはマイクを折りたたむことができます。
様々な機器でゲームをプレイする人にはおすすめの製品です。
2:バッファロー BSHSUH13BK
バッファロー BSHSUH13BK
おすすめのヘッドセット2つ目は、「バッファロー BSHSUH13BK」です。
バッファロー製で両耳タイプのシンプルなヘッドセットになります。
耳の部分のみパッドが装着されており、マイクは単一指向性で、風や息のノイズをカットするフィルタが装着されています。
USB端子に有線接続するタイプなため、ミニプラグはスピーカー等に使うことができます。USB端子を標準搭載したパソコンやMac等が対応機器となっています。
有線接続ですので遅延や電池切れの心配がありません。ケーブルの途中にボリュームコントローラーが付いており、手元で簡単に操作が可能です。ヘッド部分一ヵ所とヘッドホン部分二ヵ所が折れ曲がって小さく畳めるので、持ち運びの際にかさばりません。
ノートパソコンと一緒に携帯して、出先でテレビ会議をするのにおすすめの製品です。
3:バッファロー BSHSBE200
バッファロー BSHSBE200
おすすめのヘッドセット3つ目は、「バッファロー BSHSBE200」です。
バッファロー製で片耳引っ掛けタイプのヘッドセットになります。このタイプは別名ハンズフリーホンとも呼ばれます。
イヤーフックで耳に引っ掛けるタイプで、マイクはエコーキャンセルとノイズカットの二重のノイズキャンセル機能を搭載しています。Bluetoothによる無線接続のみとなっており、Bluetooth対応のパソコンやスマートフォン等が対応機器となります。
USBケーブルによる2時間の充電で、待受けは最大172時間、通話は最大5.8時間使用することができます。マルチポイントやマルチペアリングに対応しているので、複数の機器に同時に接続して使うことも可能です。
スマートフォンで通話する際にも画面を見ながら話せるので、非常に便利なヘッドセットです。
4:プラントロニクス「Voyager Legend」
プラントロニクス「Voyager Legend」
おすすめのヘッドセット4つ目は、プラントロニクスVoyager Legendです。
プラントロニクス製で片耳引っ掛けタイプのヘッドセット(ハンズフリーホン)になります。
本体の大部分がイヤーフック部に集約されたタイプで、3つのマイクが内蔵されており、エコーや風切り音、周囲ノイズをカットできる機能を搭載しています。Bluetoothによる無線接続のみとなっており、Bluetooth対応のパソコンやスマートフォン等が対応機器となります。
充電はUSBケーブルで行います。スマートフォンに電話が来た際、ペアリング済みのヘッドセットを装着するだけでセンサーが検知して電話に出ることができたり、音声で着信対応ができたりします。防水加工もされているので、汗や湿気にも強く、雨天でも使用できます。
高性能なハンズフリーホンをお探しの人にピッタリのヘッドセットです。
5:エレコム HS-EP14BK
エレコム HS-EP14BK
おすすめのヘッドセット5つ目は、エレコム HS-EP14BKです。
エレコム製で両耳タイプのインナーイヤー型ヘッドセットです。
見た目はインナータイプのステレオイヤホンで、コードの途中にマイクが装備されています。マイク入力端子とヘッドホン出力端子の2つのミニプラグに接続する有線接続するタイプですので、端子が搭載されている機器(Macintosh以外)に対応します。
巻き取り式コードにより、持ち運びが非常に楽で、マイクのオンオフボタンもシンプルなものです。パソコン上での設定作業は一切必要なく、端子に繋ぐだけで使用できる簡単さがメリットになります。
とりあえずパソコンにヘッドセットが必要になったという人に手軽におすすめできる製品です。
6:エレコム LBT-HS40MMPBK
エレコム LBT-HS40MMPBK
おすすめのヘッドセット6つ目は、エレコム LBT-HS40MMPBKです。
エレコム製で片耳引っ掛けタイプのヘッドセット(ハンズフリーホン)になります。
本体が非常に小さく、耳に引っ掛けても重さをあまり感じない装着感です。マイクは全指向性で、エコーとノイズを抑える機能を搭載しています。Bluetoothによる無線接続のみとなっており、Bluetooth対応のパソコンやスマートフォン等が対応機器となります。
充電は、スマートフォンの充電に使うタイプと同じmicroUSB(Type-B)ケーブルが使えます。マルチポイントに対応しており、2台のスマートフォンに接続して同時に待受けが可能です。
また、Bluetooth接続する方法として、通常のペアリング操作の他に、NFCによるタッチでの設定やAndroidアプリによる設定も可能となっています。
とにかく軽くて小さなハンズフリーホンをお探しなら、このヘッドセットがおすすめです。
7:エレコム HS-G01
エレコム HS-G01
おすすめのヘッドセット7つ目は、エレコム HS-G01です。
エレコム製で両耳タイプのゲーミングヘッドセットになります。
ヘッド部とイヤー部に柔らかな素材のパッドやついている上、ヘッド部分の長さが調整できるようになっており、装着感を自分好みに調節することができます。
マイクは全指向性となっています。4極の3.5mmステレオミニプラグによる有線接続のみとなっており、マイクとスピーカーの端子が一体となったミニプラグを搭載した機器に対応しています。
有線接続ですので遅延や電池切れの心配がありません。ケーブルの途中にボリュームコントローラーが付いており、手元で簡単に操作が可能です。
eーsportsを始めたという人に、エントリーモデルとして最適なゲーミングヘッドセットです。
8:エレコム LBT-HS10PCBK
エレコム LBT-HS10PCBK
おすすめのヘッドセット8つ目は、エレコム LBT-HS10PCBKです。
エレコム製で片耳引っ掛けタイプのヘッドセット(ハンズフリーホン)になります。
片耳に引っ掛けるシンプルなタイプで、マイクは全指向性です。Bluetoothによる無線接続のみとなっており、Bluetooth対応のパソコンやスマートフォン等が対応機器となります。
充電は、スマートフォンの充電に使うタイプと同じmicroUSB(Type-B)ケーブルが使えます。Bluetooth接続する方法として、通常のペアリング操作の他に、Androidアプリによる設定が可能となっています。
シンプルなハンズフリーホンをお探しなら、この製品をお試しください。
9:ナカバヤシ MHM-STB28SL
ナカバヤシ MHM-STB28SL
おすすめのヘッドセット9つ目は、ナカバヤシ MHM-STB28SLです。ナカバヤシ製で両耳タイプのシンプルなヘッドセットです。
耳の部分のみにスポンジパッドが付いたシンプルな作りで、軽量設計を実現しています。無指向性のコンデンサーマイクが搭載され、接続は4極の3.5mmステレオミニプラグです。
とても低価格ですので、とりあえずヘッドセットが欲しいという人におすすめです。
10:ロジクール「ロジクールG PRO」G-PHS-002
ロジクール「ロジクールG PRO」G-PHS-002
おすすめのヘッドセット10個目は、ロジクール「ロジクールG PRO」G-PHS-002です。
ロジクール製で両耳タイプのゲーミングヘッドセットになります。
耳と頭の部分にレザーのパッドが使われています。マイクは単一指向性でノイズキャンセル機能付きです。持ち運び時や単に音楽視聴する際はマイクを取り外すことができます。
4極の3.5mmステレオミニプラグによる有線接続となっていますが、USB外付けサウンドカードが付属しているので、対応する機器はパソコンからゲーム機まで幅広く対応します。
ゲーミングヘッドセットとしては低価格なので、初心者やライトユーザーには手の出しやすい製品です。
11:プラントロニクス「Voyager 3200」
プラントロニクス「Voyager 3200」
おすすめのヘッドセット11個目は、プラントロニクスVoyager 3200です。
プラントロニクス製で耳に引っ掛けないタイプのヘッドセット(ハンズフリーホン)になります。
シリコン製のイヤーチップで耳たぶ内でつっぱって固定する感じで装着するタイプで、左右兼用となっており、とても軽量です。マイクは高性能トリプルマイク式で音質が良く、ノイズキャンセル機能も付いています。
Bluetoothによる無線接続となっており、Bluetooth対応のパソコンやスマートフォン等が対応機器となります。
ボタン類も、装着したままで操作しやすい配置となっていますし、音声コマンドでの操作も可能です。
スマートなハンズフリーホンを使いたい人におすすめできる製品です。
12:JABRA「JABRA TALK 30」
JABRA「JABRA TALK 30」
おすすめのヘッドセット12個目は、JABRA「JABRA TALK 30」です。
JABRA製で片耳引っ掛けタイプのヘッドセット(ハンズフリーホン)になります。
耳に当たる部分にジェル状のパッドが採用され、フックで耳に引っ掛けるので終日使用しても支障ないようになっています。マイクは無指向性となっています。Bluetoothによる無線接続となっており、Bluetooth対応のパソコンやスマートフォン等が対応機器となります。
13:JABRA「JABRA TALK 45」
JABRA「JABRA TALK 45」
おすすめのヘッドセット13個目は、JABRA「JABRA TALK 45」100-99800902-40です。
こちらもJABRA製で片耳引っ掛けタイプのヘッドセット(ハンズフリーホン)になります。
耳に当たる部分にジェル状のパッドが採用され、フックで耳に引っ掛けるので終日使用しても支障ないようになっています。
マイクは無指向性で、ノイズキャンセル機能が付いています。Bluetoothによる無線接続となっており、Bluetooth対応のパソコンやスマートフォン等が対応機器となります。
前述の「JABRA TALK 30」と同様にボタンが一つだけのため誤操作の心配が少ない上に機能もシンプルですが、ノイズキャンセル機能とボイスコマンド機能が付いています。
こちらの「JABRA TALK 45」のデザインもスマートですので、機能や性能、価格を基準に比較検討してみるといいでしょう。
14:オーディオテクニカ ATH-G1
オーディオテクニカ ATH-G1
おすすめのヘッドセット14個目は、オーディオテクニカ ATH-G1です。
オーディオテクニカ製で両耳タイプのゲーミングヘッドセットになります。耳と頭の部分に通気性のあるパッドを採用し、ストレスなく長時間のゲームプレイが出来ます。
マイクは「ハイパーカーディオイド」と呼ばれる双指向性の一種で、正面と背面に対して感度が高く側面の感度が抑えられているため、自分の声とゲーム音は拾いやすく、環境音は拾いにくいという特徴があります。4極の3.5mmステレオミニプラグによる有線接続となっています。
プロ仕様の性能を持ちつつ比較的低価格なこの製品は、コスパを重視する人におすすめしたい商品です。
15:ゼンハイザー「PC 8 USB」
ゼンハイザー「PC 8 USB」
おすすめのヘッドセット15個目は、ゼンハイザー「PC 8 USB」です。
ゼンハイザー製で両耳タイプのシンプルなヘッドセットになります。
耳にスポンジパットのみ付いた軽量なヘッドセットで、マイクはノイズキャンセル機能付きです。USBポートによる有線接続となるので、USBポートを搭載したパソコンやMacが対応機器となっています。
シンプルでコンパクトなヘッドセットですので、ビジネス用途でノートパソコンと一緒に持ち運んで使うのに適した製品です。
16:RAZER「Kraken Green」
RAZER「Kraken Green」
おすすめのヘッドセット16個目は、RAZER「Kraken Green」です。
RAZER製で両耳タイプのゲーミングヘッドセットになります。
耳と頭の部分には冷却ジェルクッションが採用されているため、長時間快適に使用することができます。マイクは単一指向性でノイズキャンセル機能付きとなっており、不要時には取り外しも可能です。
4極の3.5mmステレオミニプラグによる有線接続となっていますが、付属のアダプタを使用することでヘッドホン端子とマイク端子に分けることも出来ます。そのため、対象となる機器の幅が広がります。
競技用として開発されており、見た目もグリーンを基調にデザインされたゲーミングヘッドセットですので、ステップアップを目指すeーsportsプレーヤーにおすすめです。
ヘッドセットの用途3つ
ここまで、ヘッドセットを選ぶ要素と、おすすめのヘッドセット16選を紹介してきました。
最後に、ヘッドセットが使われる主な場面として、3つの用途を紹介します。
紹介する用途「スマートフォン通話」、「ゲーム」、「ビデオ通話・英会話」の3つについて、説明していきます。
1:スマートフォン通話
ヘッドセットの用途の1つ目は、「スマートフォン通話」です。
別名ハンズフリーホンと言われるだけあり、両手がふさがれずに通話できることがメリットです。
ヘッドセットでの操作だけで通話できるので、本体のスマートフォンはカバンやポケットに入れたまま通話できます。片耳タイプであれば、パソコン等の作業中でも通話に支障がありません。
機種によっては複数の機器に接続できる「マルチポイント」機能が付いていれば複数のスマートフォンを1台のヘッドセットで使うことができます。
2:ゲーム
ヘッドセットの用途の2つ目は、「ゲーム」です。
チームで対戦するオンライン対戦ゲームが多くなったことから、ゲーマーやesportsプレーヤーの間ではヘッドホンではなくマイクのついたヘッドセットが利用されることが多くなっており、ゲームでの使用を想定した「ゲーミングヘッドセット」が多く出回っています。
音の遅延を防ぐため、ゲーミングヘッドセットはほとんどが有線タイプを採用していますが、より臨場感を向上させるには、サラウンド機能の付いたヘッドセットがおすすめです。
長時間のゲームプレイを想定し、装着感を好みで変えられる交換用イヤーパッドが用意されているモデルあります。
3:ビデオ通話・英会話
ヘッドセットの用途の3つ目は、「ビデオ通話・英会話」です。
リモートでのビデオ通話やビデオ会議、英会話教室においては、しゃべった内容が相手にクリアに届くこと、そして相手の声がクリアに聞こえることが重要となります。このことから、通話の品質が優れているヘッドセットが適しています。
そのため、マイクにノイズキャンセル機能が付いていて、両耳オーバーイヤータイプのヘッドセットがおすすめとなります。
おすすめのヘッドセットを理解して自分に合ったものを選ぼう
今回はヘッドセットを選ぶ要素と、おすすめのヘッドセット16選、そしてヘッドセットの3つの用途について紹介しました。
ヘッドセットを選ぶにあたっては今回の記事を参考にしていただき、是非自分に合ったヘッドセットを手に入れてください。