最初のシリーズ公開から40年以上たっている「機動戦士ガンダムシリーズ」。
アニメシリーズは沢山ありますがその中でも今回は賛否両論ある第2作目の「機動戦士Z(ゼータ)ガンダム」についてご紹介します!
Z(ゼータ)ガンダムに登場するMS(モビルスーツ)もまとめているのでそちらも是非チェックしてみて下さい!
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【機動戦士ガンダム】Z(ゼータ)ガンダムの魅力を徹底解説!
Z(ゼータ)ガンダムはファーストガンダムに続く2作目の作品で、この作品は比較的好き・嫌いが分かれる作品としも有名ですが、支持が熱いのも事実です。
個人的には機動戦士ガンダムシリーズの中で1番好きな作品です!
以下にZ(ゼータ)ガンダムの深い魅力をまとめました!
個性あふれるキャラクター
引用元:RENOTE【リノート】
まず初めにZ(ゼータ)ガンダムに登場するキャラクターは個性豊かというのはかなりの魅力です。
主人公のカミーユ・ビダンは特にこのシリーズを通して様々な壮絶な経験をしながら葛藤と成長を繰り返していきます。
前作のファーストガンダムの主人公であるアムロ・レイに比べても壮絶な経験をしています。
更に、周りのキャラクター達も自分が信じる強い信念や正義があり、その中でお互いにぶつかっていくというガンダムらしさもしっかりと残しています。
また、Z(ゼータ)ガンダムには「ニュータイプ」の他に「強化人間」と呼ばれる人達も出てきます。
投薬や洗脳で人の潜在能力を引き出した「強化人間」の葛藤などもまた新たなキャラクターの要素として楽しめるのもまた、Z(ゼータ)ガンダムの魅力です!
心に刺さる名台詞が多い
引用元:YouTube
Z(ゼータ)ガンダムでは心に刺さる名言も多いです。
機動戦士ガンダムシリーズ全体を通して名言が多いのは長年愛されている大きな理由ですが、その中でもZ(ゼータ)ガンダムには「心に刺さる名言」が多いです。
主人公のカミーユの「聞けませんね!僕にとっては、エゥーゴもティターンズも関係ないって言ったでしょ!大人同士の都合の中で死んでいった馬鹿な両親です。でもね、、、僕にとっては親だったんですよ!」というセリフはカミーユの両親が死んでしまった後に発せられた言葉です。
この言葉は戦争に理不尽に巻き込まれることの苦悩やどんなに親らしいことをされなかったとしても、両親はやはり自分の中では大切な存在であり、親の愛情を求めていたという複雑な子供心を表している心に刺さる名言だと思います。
他にも様々な心に刺さる名言が沢山あるので是非聞いてほしいです!
ディープなストーリー
引用元:漫画まとめ@うさちゃんねる
Z(ゼータ)ガンダムの特徴はファーストガンダムに比べてストーリーが比較的ディープで複雑ということです。
ファーストガンダムでは「地球連邦軍」と「ジオン軍」の戦いであったのが、Z(ゼータ)ガンダムでは初めは「エゥーゴ」と「ティターンズ」の戦いであったのが途中から更にジオン残党勢力の「アクシズ」も入ってきて複雑になります。
各勢力同士の同盟や決裂、裏切り、指導者の暗殺などが描かれ、ただのロボットアニメとは言えないほどディープな内容になっています。
そのため、Z(ゼータ)ガンダムは大人になってから見たほうが面白いと感じる人も多いと思います!
クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)のかっこよさ
引用元:Twitter
ファーストガンダムでは「シャア・アズナブル」と名乗っていたシャアがZ(ゼータ)ガンダムでは「クワトロ・バジーナ」の名前で活躍しています。
前作ではジオン軍のパイロットでしたが、今作ではエゥーゴのパイロットです。
主人公のカミーユ・ビダンを引っ張っていく準主人公的な役割を果たしています!
Z(ゼータ)ガンダムのクワトロ・バジーナは本当にかっこいいシーンが多く、サングラス姿はシャア・アズナブルファンからするとかなり上がります!
いつも冷静なクワトロ・バジーナですが、たまに見せる情に熱い姿はかなりぐっと来ます。
シャア・アズナブルの時とはまた違った姿を見ることができるのでシャアファンには特に魅力的なシリーズです!
グレードアップしたMS(モビルスーツ)
Z(ゼータ)ガンダムではMS(モビルスーツ)もかなりグレードアップしています!
今作を代表するZガンダムやMK-IIはもちろん、MS(モビルスーツ)の中でも人気の高い「百式」が登場したりと見た目のかっこよさもかなり上がっています!
ファーストガンダムで登場するMS(モビルスーツ)の特徴や良さを残しながらもカラーリングや見た目が更に近未来感のあるデザインになっており、子供心を更にくすぐられるのもZ(ゼータ)ガンダムの魅力です!
Z(ゼータ)ガンダムに登場するMS(モビルスーツ)一覧
エゥーゴ
ガンダムMK-II・エゥーゴ仕様
引用元:Zガンダム公式サイト
元はティターンズが開発したMSだが、グリーン・ノア1で行った慣熟テスト中に発生した事故の際に、エゥーゴが2.3号機を奪取した。
後に3機ともエゥーゴに渡り、奪った2機をパーツ用にしている。
>汎用性や戦闘能力がとても高く、エゥーゴの主力として様々な戦場で数々の戦果を挙げる。
リック・ディアス
引用元:Zガンダム公式サイト
エゥーゴが独自で開発したMS。
装甲にガンダリウム合金を使用した初めての機体。
高い運動性と攻撃力を持っている。
ベテランのパイロットが主に使用しており、地上でのエゥーゴの支援組織「カラバ」の作戦でも使用された。
Zガンダム
引用元:Zガンダム公式サイト
エゥーゴのシンボルとして開発された可変MS。
ガンダムMK-IIとリックディアスの長所を併せ持っており、高い機動性と攻撃力を持つ。
MA形態であるウェイブライダーは、単体での大気圏突入が可能で地上(大気圏内)でも運用可能。
百式
引用元:Zガンダム公式サイト
エゥーゴが開発した試作のMS。
Zガンダムの開発計画の途中段階で試作される。
ガンダムMK-IIとリックディアスの長所を併せ持ち、とてもバランスがとれ、優れた戦闘力を発揮する。
金色の塗装が特徴。
メタス
引用元:Zガンダム公式サイト
エゥーゴが開発した初めての可変型MS。
MA形態を基本としているため、宇宙空間での戦闘力、機動力が高い。
一方で、MS形態時はティターンズのMSに押されることが多々ある。
ジムII
引用元:Zガンダム公式サイト
1年戦争後における地球連邦軍の主力MS。
大戦時に製造されたジムをマイナーチェンジした機体。
ネモ
引用元:Zガンダム公式サイト
エゥーゴの量産型MSでジムIIの後継機。
装甲材にはガンダリウム合金を採用している。
内部構造には百式などで培った技術を元にコストダウンされたムーバブル・フレームが採用されており、重力の有無を問わない高い汎用性と機動性をもっている。
ティターンズ
ハイザック
引用元:Zガンダム公式サイト
地球連邦軍が採用した1年戦争後初めての新設計機で、ザクを基にして造られている。
リニアシートや360度全周囲スクリーンなどを最初に標準装備した機体。
マラサイ
引用元:Zガンダム公式サイト
地球連邦軍が採用したMS。
アナハイム社エゥーゴ用に開発したハイザックの発展機でティターンズに無償で提供されている。
ティターンズの主力機になったこともある。
ジ・O
引用元:Zガンダム公式サイト
パプテマス・シロッコが設計したハンドメイドのMS。
大きく重そうなフォルムとは裏腹に機動性、運動性等は通常のMSと比較にならないほど高い。
攻撃力の強く、常にエゥーゴを圧倒した。
ガンダムMK-II・ティターンズ仕様
引用元:ミドルエッジ
ティターンズの試作機でファーストガンダムの主役機「RX-78 ガンダム」発展型MS。
エゥーゴにグリーン・ノア1で行った慣熟テスト中に発生した事故の際に2.3号機が奪われる。
更に、エマ・シーン中尉によって3号機もエゥーゴに渡ることになる。
ハンブラビ
引用元:ロボットニュース
ティターンズの量産先行型可変モビルスーツ。
機体の各部分に5つのモノアイを持つ変わった構造をしている。
変形により全長が短縮されるため、機動性が向上する。
高い運動性とMA形態でも腕部の自由度が高いため、接近戦に置いても高い戦闘力を発揮する。
アッシマー
引用元:Zガンダム星の恋人たち公式サイト
円盤形態へ変形して高い機動力を生かした一撃離脱の戦闘ができる。
格闘武器を携帯していないものの、通常のMSと互角に戦える戦闘能力をもつ。
ギャプラン
引用元:Zガンダム星の恋人たち公式サイト
地球連邦軍が開発した試作可変MA(モビルアーマー)。
大気圏内と宇宙の両方で運用可能な高性能可変モビルアーマーで、機体の下面には死角があるらしい。
バイアラン
熱核ジェットエンジンによって大気圏内を飛行可能。
スラスターを換装すれば宇宙空間の運用もできる。
バーザム
ティターンズが開発した汎用量産型MSであり、最後の量産型MS。
従来のMSとは異なるシルエットが特徴。
フレーム構造はガンダムMK-IIのものをベースにしつつ、量産化のための構造を簡略化している。
ハイザック・カスタム
引用元:ガンダム宇宙世紀アムロとシャア
ハイザックを改良し、砲狙撃用にしたMS。
ハイザックで問題視されていたジェネレーター出力を強化して、狙撃用ビームランチャーを装備。
別名「隠れハイザック」とも呼ばれている。
ガブスレイ
連邦軍ルナツー基地にで開発された試作型MS。
ガンダムMK-II開発陣による機体ともいわれている。
火力、機動力はもちろん、砲撃戦、格闘戦ともに優れた性能を持っている。
バウンド・ドック
引用元:ミドルエッジ
ティターンズのニュータイプ専用試作可変MA(モビルアーマー)。
全3機が生産される。
操縦系にサイコミュを採用しているため、ニュータイプや強化人間でなければ機体性能を完全には引き出せない。
メッサーラ
引用元:ガンダムチャンネル
木星の高重力圏での活動を前提として設計されていて、重力をふりきるための大型スラスターが搭載されており、フレームも頑丈に設計されている。
広範囲の射角を持つメガ粒子砲ミサイルランチャーなどの高い攻撃力を誇る。
パラス・アテネ
引用元:pinterest
ティターンズの試作型重モビルスーツ。
黄緑のカラーリングや脚部の中心に入るラインや動力パイプなどに施された黄色が特徴。
全身に多彩な火器を搭載した対艦用MSとして設計されているため、様々なミサイルやビームなどを武装している。
しかし、重装備で80tを超えるため、機動性は同時期の標準機以下。
ボリノーク・サマーン
引用元:ガンダムチャンネル
ティターンズの試作型偵察用MS。
偵察、索敵に特化した機体で高濃度のミノフスキー粒子領域内での運用に向いている。
地球連邦軍
サイコ・ガンダム
引用元:Zガンダム公式サイト
地球連邦軍が開発したNT専用巨大可変MA(モビルアーマー)。
ミノフスキー・クラフトを装備しており、MA形態時に長時間の飛行ができる。
サイコガンダムMK-II
引用元:Zガンダム公式サイト
地球連邦軍ニュータイプ研究所が開発したサイコ・ガンダムの後継機。
サイコ・ガンダム同様、数多くの武装を搭載している。
MA形態時にはモビルフォートレスとよばれ、圧倒的な強さを誇る。
ハイザック連邦軍仕様
地球連邦軍の量産機。
ジオン公国軍の主力量産機ザクIIを参考にしながら、連邦由来の技術を投じて開発された。
構造上の欠陥もあるが、生産性や汎用性、操縦性が高いことがら大量生産された。
ガルバルディβ
引用元:Twitter
ゲルググとギャンの特徴を兼ね備えたMS。
両機のハイブリッドタイプとも言われている。
アクト・ザク
引用元:Zガンダム公式サイト
ザクIIをベースとしながらも桁違いの性能を誇る。
外装はザクIIと一致する箇所はほぼ存在しない。
後方に新たにスラスターが付いた新型のもので、コンパクトながらもその総推力は高機動型ザクさえも凌駕する。
ジムII
引用元:GUNDAM.INFO
連邦軍の主力モビルスーツであるジムを一年戦争の後アップデートした改修機。
デラーズ紛争後、ジム改に代わる形で連邦軍の主力機として運用された。
カラバ
ディジェ
引用元:Zガンダム公式サイト
カラバがリック・ディアスを基に開発したMS。
キリマンジャロ攻略戦では主力の一角を務めていた。
ティターンズのMSを数多く撃墜した実績もある。
アクシズ
キュベレイ
引用元:Zガンダム公式サイト
アクシズで開発したNT(ニュータイプ)専用MS。
両肩のバインダーにバーニアが内蔵されていて
両腕を肩に格納することで、高速機動形態に移行が可能。
更に、サイコミュを搭載しており、「ファンネル」によってオール・レンジ攻撃を可能としていて、圧倒的な戦闘力をもつ。
ガザC
引用元:Zガンダム公式サイト
アクシズが開発した可変MS。
旧ジオン公国軍の設計思想が完全に排除された土木作業用MSへ転用することを前提として簡単な構造で造られた。
MA形態での大推力と強力な火力を搭載しているが、運動性は良くない。
Z(ゼータ)ガンダムの魅力に触れよう!
Z(ゼータ)ガンダムの魅力についてご理解いただけたでしょうか。
ファーストガンダムよりも更に内容が複雑になったことで難しいと感じてしまう人や人間の葛藤がとても精密に描かれているため、暗いと感じていしまう人もいると思います。
しかし、複雑になっているからこそZ(ゼータ)は何度見ても飽きないなどの魅力も沢山あります!
MSもかなりかっこよくなっていますし、主人公カミーユの最後が本当に泣けます。
是非皆さんもファーストガンダムを見たら次はZ(ゼータ)の魅力に触れてみて下さい!