【2023年最新】アニメ『物語シリーズ』の見る順番は？放送順や時系列順など映画・新作もあわせて紹介

『＜物語＞シリーズ』と呼ばれるアニメシリーズをご存じですか？

長年多くのファンに愛されている人気シリーズですが、それだけに新規のファンからは「シリーズのどこから見始めればいいかわからない…。」という悩みの声も。

今回は、『＜物語＞シリーズ』のアニメを見る順番について解説します！

『＜物語＞シリーズ』とは、2006年に講談社BOXより刊行された西尾維新著『化物語＜上＞』を始めとした一連の作品シリーズのことを指します。

現在までに小説が29冊、TVアニメ９シーズン、劇場版3作品、漫画18冊制作されており、『＜物語＞シリーズ』は作品数が多いシリーズと言えるでしょう。

基本的なストーリーは、主人公・暦と6人の少女たちの周囲で「怪異」と呼ばれる、都市伝説などをもとに妖怪や神がといった日常生活では起こりえない現象が起こる、というものです。

主人公・暦が春休みから高校3年生の1年間を通して成長していく物語が描かれています。

『＜物語＞シリーズ』は基本的に時系列通りに話が進行しません。過去と未来が入り混じってストーリーが展開されます。

作品数も膨大で、かつ時系列通りに進んでいないことから初見のファンは混乱しがちですが、始めて作品に触れる方にはやはり「放送順に見る」ということをおすすめします。

物語シリーズの人気の理由の一つに、美麗なイラストで描かれる独特な世界観が挙げられますが、放送順に見ることによってこの世界観が一番味わえるからです。

まずは独特なストーリー進行に触れて『＜物語＞シリーズ』の魅力を味わいましょう。

放送順に見てもよく理解できなかったという方や、より深く物語を味わいたい、という方は時系列順にアニメを視聴してみましょう。

放送順に見ても気付くことができなかった点や、新たな魅力を発見することができます。

ただ、『＜物語＞シリーズ』のアニメを時系列順に視聴しようとすると、複数のシーズンを行き来することになるため、視聴環境の確保は必要です。

高校3年のある日、階段から落ちてきた少女・戦場ヶ原ひたぎを助けた主人公は、その少女の抱えた秘密を知り、問題解決の為協力を申し出る。

「怪異」にとり憑かれた5人の少女たちの問題を解決した高校3年生の主人公・暦が1か月後の夏休み、目を覚ましたのは廃墟の学習塾跡だった。

ゴールデンウィークの最初の日、主人公・暦と委員長・羽川翼は車にひかれた猫を埋葬する。ありふれたはずの出来事だが、ここから”悪夢の九日間”が幕を開けた…。

夏休みを終え、新学期を迎えた主人公・暦と少女たちの周りには、新たな「怪異」あるいはそれ以上の脅威が忍び寄っていた。

千石撫子の事件が解決した2月、受験勉強に置きこみをかけていた主人公・暦の体には「見過ごすことのできない」変化が現れ始める。

高校3年生の10月、暦は転校してきた1年生の忍野扇を紹介される。

相談があると言い出した扇は直江津高校の図面を作成したところ不思議なことがあると言い出した…。

主人公・暦の1年間の＜物語＞と＜物語＞との間に人知れず生まれていた語られていないエピソードが、1月に1話短編連作として語られる。

春休みのある日、主人公・暦は偶然から学校一の優等生・羽川翼と知り合い、最近出没するという「金髪の吸血鬼」のうわさを聞く。

その夜、暦は噂の吸血鬼と遭遇し、助けを求められる。自分の血を吸血鬼に与えた暦は目覚めると吸血鬼・キスショットの眷属になっていた。

高校2年生の春休みに、吸血鬼キスショットと出会い、瀕死の状態にあった彼女を助けた主人公・暦は自身も吸血鬼となってしまう。

人間に戻るためにはキスショットが奪われた四肢を取り戻さなければならない。

怪異の専門家・忍野メメの助力を得て、3人の強敵を撃ち滅ぼした暦は遂に吸血鬼キスショットの四肢を全て奪い返すことに成功する。

しかし、再びキスショットのもとを訪れた暦は、吸血鬼という存在の本質を知り、取り返しのつかない自分の行為を悔やむ。

3月13日、大学受験の日の朝、暦は殺された。死後の世界で八九寺真宵に案内された先には、思いもかけない人物がいた。

高校の卒業式の翌朝、顔を洗おうとした暦は、そこに映る自分に見つめられているような 感覚に陥り、思わず鏡に手を触れるとそのまま指先が沈んでいく…。

気がつくとそこは全てが反転した世界であった。

アニメ『＜物語＞シリーズ』を放送順に見終わり、『＜物語＞シリーズ』をより深く味わいたいという方は、もう一度アニメを時系列順に振り返ってみましょう。

1回目では気づくことができなかった物語の新たな側面を発見することができます。

時系列は『化物語』のような「物語」順ではなく、『ひたぎクラブ』などの章ごとに進行していきます。

物語は主人公暦の高校2年生の春休みから高校卒業までの1年間で展開されており、以下の表のように章ごとに日付が設定されています。

『＜物語＞シリーズ』は作品数も膨大で、未来と過去を行き来する独特な世界観であるため、見始めようとしても二の足を踏んでしまうという方も多い作品です。

しかし、まずは放送順で世界観の魅力を味わい、その後時系列順に見ることによってストーリーを深く理解することで『＜物語＞シリーズ』を味わい尽くすことができます。

作画が綺麗で音無しでも楽しめるほど魅力的なので、何回見ても『＜物語＞シリーズ』のアニメは面白い作品です！

是非『＜物語＞シリーズ』の魅力を味わい尽くしてください！