【2024最新】東京のおすすめチャイ12選！中目黒・表参道の専門店やチェーン店などご紹介

スパイス好きの間で、じわじわと人気となっているチャイ。

カレーやインド料理屋さんでの食後に飲むイメージが強いですが、実はお手軽にカフェドリンクとしても楽しめるんです。

今回は東京都内のおすすめチャイ12選をご紹介します。

まず、チャイとは何かについてご紹介します。

「チャイ」はインド発祥の煮出した甘いスパイス入りミルクティーのことを指します。

インドのチャイ文化のはじまりは、イギリス植民地時代の19世紀頃。

当時のイギリスは、インドやスリランカ（当時のセイロン）で大量のお茶を栽培していました。

しかし高品質の茶葉はイギリスへ輸出されてしまうため、インドでは砕かれた茶葉を使い、スパイスやミルク、砂糖をたっぷり加えてつくるチャイ文化が発展したのです。

一般的なチャイは紅茶、スパイス、牛乳、砂糖がベースとしてつくられています。

使用するスパイスにはシナモン、カルダモン、クローブ、ナツメグ、ジンジャー、ペッパーなどがあり、それぞれのスパイスが身体にとって有効な働きをしてくれます。

インドは日本以上に高温な土地が多い国であるため、そこで暮らす人々はチャイを始めとしたスパイスを沢山取り入れて、疲労回復や免疫力向上の一助としています。

チャイは健康に良いスパイスを美味しく摂取できるおすすめの飲み物といえるのです！

チャイとミルクティーは同じように紅茶とミルクを使用しますが、どういう違いがあるのでしょうか？

両方とも材料は同じ茶葉を使いますが、ミルクティーが普通に市販されている茶葉やティーパックを使用するのに対し、チャイは粉末状の茶葉を使用して作ります。

また、ミルクティーは出来上がった紅茶をカップに注いだ後に、ミルクやお好みで砂糖を入れますが、チャイは鍋などで水にスパイスを入れ、次に茶葉を入れて、沸騰させ、最後にミルクと砂糖をたっぷり入れて沸騰直前まで温度を上げて作ります。

つまり、チャイとミルクティは茶葉・作り方、そして風味も異なる飲み物なのです。

次に、東京都内で本格チャイが楽しめる専門店8選をご紹介します！

『uRn.chAi&TeA』は東京 恵比寿に本店のあるチャイとお茶のカフェです。

有機の茶葉を使い、独自のレシピで数種類のスパイスとともに煮出し、素材のインパクトをまろやかにする自家製の黒糖シロップで仕上げています。

そんな『uRn.chAi&TeA』の自家製チャイは、ジンジャーとシナモンが効いたスパイシーな味わい！

初めて訪れる方にはオリジナルチャイ(600円)がおすすめです。

お酒とともに南インドのカレーやスパイス料理が楽しめる『大岩食堂』。

インドの本格的な茶器で提供されるチャイは、アッサム茶葉に、カルダモン、ジンジャー、シナモン、クローブをミックスしたシンプルであっさりした味わいです。

自分でお砂糖の量などを変更して、好みの甘さに調節することが可能です。

『モクシャチャイ』はテレビ番組『マツコの知らない世界』でも紹介されたことのある、チャイの有名店です。

定番の『スパイスチャイ』は、ホットはより濃厚なミルク感、アイスはあっさりとスパイスの風味を楽しむことができる味わいとなっています。

おすすめは人気No.1セットの『濃厚チャイジェラートセット』。

自家製チャイジェラートとスパイスチャイ、焼きドーナツが楽しめる、まさに『モクシャチャイ』なセットメニューです。

井の頭公園のほとりに佇む、旬の紅茶とチャイが楽しめる『チャイブレイク』

こちらのチャイは「インド式の煮出しミルクティー」として、スパイスも砂糖も使っていないことが特徴。

この「チャイ」をベースに、スパイスを使った『スパイスチャイ』や旬の素材を使った『季節のチャイ』、氷と泡の食感を楽しむ『アイスチャイ』、フローズンドリンクの『チャイフラッペ』など、様々なアレンジのチャイを楽しむことができます。

カップ一杯のチャイに対してティーポット２杯分の茶葉を使った、濃厚で深みのある味わいは、ここでしか楽しめないものとなっています。

ネパールのマサラチャイなどのスパイスティーや、ヒマラヤ地方標高2.500m~3,000mに位置する畑から届いた茶葉が楽しめるカフェ。

こちらのお店のチャイはカルダモンとジンジャーがしっかり効いた、本格的でスパイシーな味わい。

ネパールらしいチャイが飲める店だと、ネパール人のお客様からも人気なのだそう。

週末は行列ができるほど混雑するので、平日に訪問するのがおすすめです。

毎朝自分たちで煮出した新鮮なスパイスを使用したチャイと、本場のインド人シェフによる手作り無添加インドカレーを使用したカレーパンのお店。

４種類ほどのチャイが楽しめますが、おすすめは『チャイ比べセット』！

クリーミーで優しい甘みとコク、香りとともに、ジンジャーが喉にピリッと感じられる紅茶とスパイス、牛乳の分量が最強のチャイの飲み比べができます。

『COBACHI CHAI』は、アパレルショップに併設しているチャイ専門店です。

チャイのメニューは4種類あります。

『コットン』はバランスの良い味わい、『リネン』はミントの清涼感とほのかな甘味が楽しめます。

『ウール』はペッパーやクローブなどの重厚なスパイス感、『シルク』はジャスミンとラベンダーの高級感あふれる口当たり。

チュロスやスコーンも一緒に楽しめるので、お好みに合ったチャイを選んでみるのはいかがでしょうか？

千駄ヶ谷駅近くの、鳩の森神社の目の前にあるチャイスタンド。

オリジナルブレンドの茶葉を通常の5倍使用して仕上げるモンマスティーは、茶葉を力いっぱい絞って引き出した紅茶本来の強い渋みが特徴です。

そこにこっくりとしたエバミルクと牛乳、そして絶妙な甘みを加えた濃厚な味わいが楽しめます！

スパイスなしの提供ですが、自分でスパイスを追加することもできるため、スパイス好きな方は追加がおすすめです。

続いて、チャイを飲んでみたいけれど、専門店に入るのはちょっと…という方におすすめの、チェーン店で楽しめるチャイ4選をご紹介します！

スターバックスで楽しめるのは、紅茶の味わいにスパイスを効かせたスターバックスオリジナルシロップと、ミルクのバランスが絶妙に調和した『チャイ ティー ラテ』。

濃いめの紅茶に、カルダモンとシナモン、ジンジャーの味が感じられる、甘味が強めのチャイです。

よりまろやかで、ふんわりとした質感を味わいたい場合、オールミルク変更、ムースフォーム(￥55)＋シナモンパウダーのカスタマイズがおすすめ！

タリーズコーヒーで楽しめるのは、カルダモン・シナモン・ジンジャーなど数種のスパイスが効いた、香り高くコク深い『チャイミルクティー』。

甘さは控えめですが、ミルクがたっぷりと使われた味わいで、スイーツとの相性がいいと人気も高いです。

一般的なチャイよりクセが抑えられていて飲みやすく、チャイ初心者の方にもおすすめです！

甘さが好きな方は、ホイップクリーム(￥66)やTʼs アイス(￥165)カスタマイズで、よりまろやかさと甘味が楽しめます。

アンティコカフェ　アルアビスで楽しめるのは、コクのあるアッサムティを水から煮出し、牛乳を加えてさらにじっくり抽出したのち、甘みを加え、茶葉の香りと濃厚な風味を引き立てた本格的な『マサラチャイ』。

6種類のスパイスがブレンドされた、スパイシーですが癖無く美味しいロイヤルミルクティーのスパイス感がある飲みやすいチャイです。

店頭に並ぶバナナブレッドとの相性が良く、ぜひ一度試していただきたいコンビネーションです！

シナモン・クローブ・カルダモンなど、厳選した7種のスパイスをこだわりの配合でブレンドし、ミルクを合わせた『アイスマサラチャイ』。

ミルクの優しい甘さとスパイスの複雑な香りがクセになる味わいとなっています。

暑い夏にもぴったりな、スパイスの効いた冷たいチャイです！

今回は東京都内のおすすめチャイ12選をご紹介させていただきました。

お店や商品ごとに特徴が大きく変わるチャイは、まさに変幻自在のドリンクだったのではないでしょうか？

チャイと聞くと冬のイメージを持ってしまいがちですが、本場では夏にこそ飲まれているチャイ。

これから始まる暑い夏、スパイスの効いたチャイを飲んで暑さを吹き飛ばしていきましょう！