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赤ワインと白ワインの違いって何?意外と語れないワインの特徴を解説

ワイン赤ワイン白ワイン特徴比較

2021/01/18

赤ワインと白ワインの違い、あなたは答えられますか?

「ぶ、、ぶどうの違いだよね・・・?」
「皮ごと絞ってるかどうかの違い?」

知ってても知らなくても、美味しいことには変わりないかもしれませんが、知っている方がよりワインを楽しめるポイントもあるのです。

今回はそれぞれのワインの特徴や、ワインに合う料理をご紹介いたします。

目次[ 表示 ]

赤ワインと白ワインの違い

「赤ワインと白ワインの違いなんて、使ってるのが赤いブドウか白いブドウかでしょ?」
そうお考えになる方は少なくないと思います。品種の違いというのも理由のひとつではありますが、実は品種以外にも赤ワインと白ワインには違いがあったのです!

ブドウの品種の違い

赤ワインは黒ブドウ、白ワインは白ブドウから作られており、さらに品種は枝分かれします。

黒ブドウ…カベルネ種、ピノ・ノワール種、メルロー種
白ブドウ…シャルドネ種、ソーヴィニョン・ブラン種、セミヨン種

一口にブドウといっても品種はさまざまですね。品種については、後ほど詳しく解説いたします。
白ワインは、黒ブドウでも作られることがあります。赤ワインと同じ品種のブドウなのに、赤ワインと同じように深みのある色がつかないのは、赤ワインと白ワインの製法の違いに理由があります。

製法の違い

赤ワインと白ワインの違いは品種以外にもあり、発酵過程など、製法が異なるのです。
主な違いは以下の通りです。

発酵温度皮・種
赤ワイン25~30℃含む
白ワイン15~20℃含まない

赤ワインの場合、ブドウの皮や種も発酵させます。白ワインに比べて高めの25~30℃で発酵させます。
白ワインの場合、皮や種を取り除いた果汁だけを発酵させます。そして低温の15~20℃で発酵させるのです。

深みのある赤ワインの色は、黒ブドウの皮の色だったのです。対して白ワインは、ブドウの中の実を使って作られています。透明感のあるブドウの実の色が、白ワインの色というわけです。これが、白ワインが黒ブドウを使っても作っても赤くならない理由です。



赤ワインと白ワインそれぞれの特徴

品種、製法が異なるということは、もちろん味や風味にも違いが出てきます。赤ワインと白ワインのそれぞれの特徴を見ていきましょう。

味わいの違い

赤ワインには、渋みがあります。黒ブドウの皮や種に含まれる成分である「タンニン」の影響です。タンニンが多いと、渋み、苦味が強く感じられます。それと同時に収斂性があるので、熟成に向いています。長期熟成させると、タンニンが丸くなり、柔らかくまろやかな質感、そして複雑な風味を生み出します。

白ワインは、皮や種を含まないのでタンニンが控えめです。つまり、渋み、苦みも赤ワインに比べて控えめということです。かつ、度数が低めでフルーティーなので飲みやすく、ワイン初心者におすすめです。

赤ワインの味わい

赤ワインには「ボディ」と呼ばれる、赤ワインの味わいを意味する言葉があります。わかりやすく表現すると、口に含んだ時の印象です。
ボディは、アルコール度数、ポリフェノール(タンニン)の違いです。
醸造、熟成方法によってポリフェノールの含有量が変化します。
ブドウの香り、熟成する際の樽の香りなど、さまざまな要素が「ボディ」に集約されているのです。

フルボディ

重厚感があり、どっしりコクがある、濃厚でふくよかな味わいです。
タンニン豊富なので渋みがあり、熟成期間が長いものが多いです。ポリフェノールの高さも特徴です。

ミディアムボディ

フルボディより軽く、ライトボディより重い、ちょうど中間の重さの味わいです。ピノ・ノワール種で作られる赤ワインが代表的です。

ライトボディ

色合いが淡く、フレッシュで軽やかな味わいです。アルコール度数が低く、タンニンも少ないので、日常的に飲まれています。ワインを飲み慣れていない方におすすめです。

十人十色という四字熟語があるように、味覚も人それぞれ。どんな赤ワインをフルボディと感じるか、それは人によるものであり、「この品種が絶対にフルボディ」とは断言できません。ぜひご自身で味わって、ボディが何たるかを吟味してみてください。

白ワインの味わい

白ワインは、主に「辛口」「甘口」のふたつに分けられます。
発酵工程を変えることで、同じ品種のブドウでも味に広がりが生まれます。
酵母菌は、糖をアルコールに変えるはたらきを持っています。酵母菌が活動しやすいのは10~25℃。醸造所の温度管理が徹底されているのは、酵母菌のはたらきを統制するためだったのです。発酵温度の違いが、ワインの味を変えるのです。

辛口系

アルコール度数が高めなのは、発酵により糖がほとんどアルコールに変化しているから。糖度が低く、キリッとした酸味が特徴です。

甘口系

発酵を途中で止めることによって糖分を残し、甘みを出しています。よってアルコール度数は辛口より低めのものが多いです。酸味が穏やかで、まろやかな味わいです。

美味しく飲める温度の違い

ワインには、美味しく飲める大体の温度が決まっていることをご存知ですか?
インの美味しさは、甘味と酸味と渋みのバランスで決まります。温度によってそれぞれの味の際立ち方、和らぎ方が異なります。高温で引き立つのは甘味、低温で引き立つのは酸味と渋みです。

甘味酸味渋み
温度が高い強まる柔らかいまろやか
温度が低い ひかえめ際立つ強まる

ワインの種類によって、もともとワインが持つ味も影響し、ものによって美味しく感じる温度が異なります。

赤ワインが美味しく飲める温度

ボディによって美味しく飲める温度が異なります。

ライトボディ
10~12℃
ミディアムボディ
13~16℃
フルボディ
16~18℃

これまで「赤ワインは常温が美味しい」と囁かれてきましたが、それは冷涼な気候のフランスでの話です。高温多湿な日本では、常温で赤ワインをいただくと、ぬるくぼやけた味わいになってしまいます。冷暗所で30分~1時間ほど冷やしましょう。ここで注意していただきたいのが、冷やしすぎることです。特にフルボディを冷やし過ぎると、渋みが強調されすぎてしまい、ワイン本来の味わいを感じにくくなってしまいます。

白ワインが美味しく飲める温度

辛口
6~13℃
甘口
2~6℃

辛口は冷やしすぎに注意してください。飲む10~15分前に冷暗所から出しておきましょう。酸味をスッキリ感じられます。

甘口は、飲む直前まで冷やすことによって甘さが控えめになり、食事に合わせやすくなります。
ワインがぬるくならないよう、口が狭いワイングラスでいただいてください。



代表的なブドウ品種

次に、ワインに使われる、有名なブドウの品種をご紹介いたします。

赤ワインのブドウ品種

黒ブドウの皮や種までもを実と一緒に発酵させる赤ワイン。深みのある渋みが特徴です。
タンニンが豊富であればあるほど、長期熟成に向いており、複雑な風味を生み出します。
赤ワインに使われる黒ブドウの代表的な品種を見ていきましょう。

【カベルネ・ソーヴィニヨン】

黒ブドウの王様と呼ばれている「カベルネ・ソーヴィニョン」。赤ワインの代表的な品種です。さまざまな環境に適応できるため、栽培適地が広く、ワイン用の黒ブドウ品種では世界最大の栽培面積を誇ります。
ブドウの粒が小さく、分厚い皮と大きい種子が特徴。長期熟成に向いている品種です。

味わい

力強く濃厚。強い渋みとタンニンが特徴で、深い色味があります。重厚で飲みごたえがあります。

主要産地

フランスボルドー地方 メドック地区 グラーヴ地区原産。
アメリカのカリフォルニア、チリのセントラル・ヴァレー、イタリアのトスカーナ地方、スペイン、ルーマニア、ブルガリア、オーストラリア、アルゼンチン等

【メルロ】

フランスで最も栽培されている品種。気候や土壌にあまり左右されない品種ではありますが、水分不足が命取りで、保水性に優れている土壌でよく育ちます。早熟で糖度が上がりやすく、病気にも強いため、世界中で栽培されています。

味わい

タンニンが細かく滑らかで、酸味が少なく、しなやかな口当たりです。果実味が豊か、まろやかで芳醇。カベルネ・ソーヴィニヨンに比べ、やわらかくて丸みを帯びた、ふくよかな味わいです。

主要産地

フランスボルドー地方原産。
イタリア、日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド

【ピノ・ノワール】

皮が薄いため病気に弱く、繊細で栽培が難しい品種です。歴史のあるブドウで、4世紀ごろから栽培されていたという記録があります。多くの国際品種(たくさんのワイン生産地域で栽培され、消費者からも広く認知されているブドウ品種)の祖先でもあります。
世界で最も高価であるワイン「ロマネ・コンティ」は、ピノ・ノワール種のひとつです。

味わい

透明感のある明るめの色で、比較的タンニンが少ないため、渋みも控えめ。酸味はしっかりめで、なめらかかつ繊細で華やかな味わい。

主要産地

フランスブルゴーニュ地方原産。
シャンパーニュ地方、アルザス地方、ドイツ、アメリカ、ニュージーランド

【グルナッシュ】

赤ワインのブレンド用に使われることが多い品種のため、グルナッシュ主体のワインとしてはあまり知られていません。しかし、重厚なものからライトな味わいのものまで、さまざまなワインを生み出すため、そのポテンシャルは高いです。寒さに弱く、暑くて乾燥した気候でよく育ちます。

味わい

明るく薄めの色。フルーティーかつジューシーで柔らかい口当たり。タンニン控えめで飲みやすく、ワイン初心者におすすめの品種です。

主要産地

スペイン北東部アラゴン州原産。
イタリア、オーストラリア、モロッコ、アメリカ、フランス

【シラー】

青みが強く、濃い紫色。フルーティかつスパイシーで、力強い味わいの赤ワインになります。タンニンが豊富なので長期熟成に向いたワインが作られます。個性が強い品種で、世界中で栽培面積が日々増加傾向にあります。
オーストラリアでは「シラーズ」の名で知られています。

味わい

二大産地であるフランスとオーストラリアで、味わいが異なります。
フランスのローヌ地方産のシラーはスパイシーさが特徴で、エレガントで繊細な味わいです。
ジューシーで果実味あふれる、力強い味わいはオーストラリア産のシラーズの特徴です。
タンニンが豊かでコクがある、ジューシーな味わいです。

主要産地

フランス コート・デュ・ローヌ地方原産。
オーストラリア、アメリカ、チリ、アルゼンチン、ニュージーランド



白ワインのブドウ品種

【シャルドネ】

世界中を魅了する「白ワインの女王」と呼称されるシャルドネ。ブドウそのものに個性はありませんが、環境適応力に長けており、基本的にどんな土地でも質の良いワインを生むことが可能です。栽培する土壌や気候、醸造法によって、味わいや香りがまったく異なります。同じシャルドネでも、作られた地域によっては別物の味わいになるのです。このようにニュートラルなブドウ品種であるシャルドネは、世界各地で栽培されています。

味わい

冷涼な気候のシャルドネはシャープでスッキリ、酸味が強く爽やかでキリッとした切れ味のある辛口の味わいです。
一方、温暖な気候のシャルドネは、太陽の恵みを受けたトロピカルフルーツのような果実の風味が特徴であり、芳醇かつ豊かでコクのある濃厚な味わいです。

主要産地

フランス ブルゴーニュ地方原産。
フランス シャンパーニュ地方、イタリア、スペイン、アメリカ、オーストラリア、チリ、南アフリカ

【ソーヴィニヨン・ブラン】

ブドウの葉と房が小さく、他の品種より長い時間をかけて熟す品種です。作られた地域や醸造方法によって特徴が異なります。ロワール地方では、ブラン・フュメと呼ばれており、やや緑がかった状態で収穫されます。一方温暖な気候であるチリなどで完熟させたものは、黄金色に輝きます。シャルドネに比べ温暖な気候で育つ品種であり、ニュージーランドでも注目される品種です。

味わい

冷涼な気候のソーヴィニヨン・ブランは、ハーブやレモンなど、酸味のある清涼な香りと味わいが特徴です。
温暖な気候の地域では、比較的酸味が柔らかくなり、グレープフルーツや熟したパッションフルーツなどの、ほろ苦くフルーティーな香りと味わいがあります。
どちらにも共通しているのは、フレッシュで爽やかな酸味があり、フルーティでシャープな味わいがある、という点です。

主要産地

フランス ボルドー地方原産。
フランス ロワール地方、チリ、ニュージーランド、イタリア

【リースリング】

爽やかな辛口から極甘口など多彩な顔をもつ、ドイツを代表する高貴品種です。
冷涼な気候と痩せた土壌という、限られた地域でこそ本領を発揮する、気難しい性質を持っています。
非常に強い酸を持ち、長期熟成に耐えうるポテンシャルがあり、長いものだと100年かけて熟成するワインもあります。アルコール度数の低い甘口でさえ20年かけて熟成します。世界一長命なワインとして知られています。

味わい

辛口と極甘口のどちらにも共通する味わいとして、硬く鋭いしっかりとした酸味が特徴です。アロマティックで上質な香りを持ち、繊細な味わいです。まっすぐな酸味が後味まで伸びやかに持続します。
「ペトロール」という石油のような香りがあらわれることも、リースリングの特徴のひとつです。

主要産地

ドイツ ラインガウ地方(ライン川流域)原産。
フランス アルザス地方、オーストリア

【甲州】

日本固有の欧州系品種である甲州は、1300年前に伝来したとされる歴史をもち、日本を代表するブドウです。主に山梨県で栽培されており、グリ系と呼ばれる淡い赤紫色の美しい果皮とその厚みが特徴です。古くから食用として親しまれてきましたが、1870年、清酒製造の技術を応用し、日本で初めてワイン醸造に成功しました。2010年に国際ぶどう・ブドウ品種機構に品種として認められ、日本固有種のブドウとして世界に「甲州」の名が知れ渡りました。そして、今日ではワイン用のブドウ品種として知られるようになりました。
製法によって多彩なスタイルのワインを生み出す点が、甲州の特徴です。

味わい

甲州ワインは製法次第でさまざまな味わいが楽しめます。

シュール・リー
辛口。フレッシュで味にほどよい厚みがあり、ミネラル感が豊富。
樽熟
甲州本来の香りに、樽由来のナッツのような香りや薫香が混ざりあい、複雑なフレーバー。
スキンコンタクト
ほどよい苦み。

いずれも、控えめな酸味とほどよい苦みの繊細さが共通の特徴となっております。

主要産地

日本 山梨県原産。
山形県、大阪府、島根県



赤ワインと白ワインに合う料理の違い

「ワインを美味しく味わう上で最も重要」と言っても過言ではない要素のひとつに「マリアージュ」があります。
「マリアージュ」とは、「ワインと料理の相性」のことを言います。フランス語で「結婚」という意味ですが、ワインと料理の相性を、夫婦の相性に例えたことが由来です。
従来は「赤ワインには肉料理、白ワインには魚料理」と言われていましたが、一口にワインといってもさまざまな味わいがあります。
多種多様なワインと数々の料理の「マリアージュ」をご紹介いたします。

赤ワインに合う料理

特徴

前述した通り、赤ワインには「ボディ」と呼ばれる味わいが存在します。ボディの重さに従って、もちろん「マリアージュ」も異なります。脂の乗った濃厚な肉料理にはフルボディ、ほどよく脂の乗った肉料理や濃い味付けの魚介料理にはミディアムボディ、脂控えめの肉料理にはライトボディなど、ワインと料理の「重さ」を統一しましょう。

料理例

今回はおすすめの料理や食べ物を5つご紹介させていただきます。赤ワイン特有の渋みを生かしたマリアージュ、ぜひご賞味ください。

ビーフシチュー

牛肉料理の中でも特に赤ワインと合わせやすいのがビーフシチュー。ビーフシチュー自体にも赤ワインが使われているため、ビーフシチューと赤ワインのマリアージュの素晴らしさは必然と言ってよいでしょう。濃厚なコクのあるシチューと柔らかいビーフのくちどけと、フルボディのずっしりとした味わいが、双方の良さを際立たせます。フルボディの赤ワインの代表的なマリアージュと言ってもよいでしょう。

ラム肉のソテー

生後1年未満の仔羊の肉を「ラム」といいます。羊肉独特のクセがまだあまりなく、ジューシーで柔らかいことが特徴です。
しっかりとした酸味があるフルーティーな赤ワインが、ラム肉にマッチします。カベルネ・ソーヴィニヨンなど、タンニン豊富な骨格のあるフルボディの赤ワインがおすすめです。

サラミ

豚や牛の挽肉や合挽肉に、ラードやスパイス、塩を調合し、腸詰して熟成、乾燥させたものをサラミといいます。いわばドライソーセージですね。
サラミを噛んだ時にじゅわっと広がる油分を、スパイシーなミディアムボディやライトボディの赤ワインがサラッと流し、ほどよく合います。

カマンベールチーズ

フルボディにもライトボディにも合う、優れもののカマンベールチーズ。
表面の白い膜は白カビで、中身はとろっとやわらかくクリーミー。香りにクセがなく穏やかな風味なので、誰でも食べやすい人気のチーズです。口触りが濃厚なので、コクのある赤ワインによく合います。

フォンダンショコラ

チョコレートケーキの一種であるフォンダンショコラ。そのルーツはフランスにあり、「フォンダン」は「溶ける」という意味です。
分厚くてずっしりとした生地の内部には、とろ~りとしたガナッシュ(生チョコレートのクリーム)が入っていて、ケーキを切ると中からガナッシュがとろけ出るのが特徴です。
とても濃厚なので、フルボディの赤ワインと合わせても遜色なくマッチしてくれます。



白ワインに合う料理

特徴

白ワインには、赤ワインに比べて渋みや苦味がありません。辛口、甘口に加えて酸味や果実味が特徴です。酸味の強い白ワインには酢を使った料理、甘くフルーティーなワインにはスイーツなどを合わせて考えましょう。

料理例

白ワインのスッキリとした味わいにマッチした料理や食べ物を4つご紹介していきます。

オードブル

フレンチのコース料理で一番最初に出てくる料理のことで、平たく言えば前菜です。食欲増進のため、味が濃く、一口サイズのものが多いです。そんなオードブルには、サラッとした白ワインが合います。
ワインの飲む順序として「色が薄いものから」というセオリーがあります。色が濃いもの…風味や苦みが強いものから飲むと、そのあとに飲むワインの繊細で複雑な風味を感じられなくなってしまいます。それに照らし合わせて考えても、オードブル(前菜)と白ワインのマリアージュはセオリー通りだといえるでしょう。

生牡蠣

「海のミルク」と呼ばれている牡蠣。牡蠣の身が乳白色でミルクに似ている点も由来のひとつですが、注目すべきはミルクのような栄養価の高さです。コクがあり、なんとも形容しがたい独特な食感と、磯の香りや深い旨味が特徴です。
すっきりした味わいで、ミネラル感が豊富な白ワインを合わせると良いでしょう。ちなみに、ワインの産地が海に近いほど、牡蠣やほかの魚介類と合わせやすくなります。生牡蠣との代表的なマリアージュは、「シャブリ」という辛口の白ワインです。フランスのシャブリ地区という、かつて海だった土壌で育ったシャルドネ種が100%使われています。

マリネ

酢やレモン汁、油、塩などを使った「マリネ液」という漬け汁に、魚や肉、野菜などの食材を漬け込む料理・調理法を「マリネ」といいます。サーモンやタコなどのシーフードマリネや、ナス、キノコなど、そのバリエーションはさまざま。酸味のあるスッキリとした辛口の白ワインがオススメです。

フルーツタルト

フルーツがふんだんに使われているフルーツタルト。季節によって、旬のフルーツが楽しめます。見た目もカラフルで、見ているだけで楽しいですよね。
白ワインに、フルーツの酸味とタルトの甘味がよく合います。フルーティーで酸味のある甘口の白ワインがおすすめです。



オススメの赤ワインと白ワイン

ワイン初心者の方に、まずはこれを飲んでほしい!というワインを赤と白それぞれ3つずつ厳選いたしました。ぜひご賞味ください。

オススメの赤ワイン3選

カベルネ・ソーヴィニヨン

モンテス・アルファ・カベルネ・ソーヴィニヨン
まず最初にご紹介するのが、赤ワインの代表ともいえるカベルネ・ソーヴィニヨン。フランス・ボルドー原産ですが、アメリカのカリフォルニアで作られたものが、コンテストで本場のボルドーワインと肩を並べるほどの実力を持ち合わせています。
そして、日本で最も親しまれている輸入ワインが「チリカベ」です。「チリカベ」とは、チリで作られるカベルネ・ソーヴィニヨンのことを指し、ワイン愛好家の間で親しみを込めてそう呼ばれています。チリは、ブドウの栽培にとても適した場所です。最高の環境で大量生産できることから、質の良いワインを安い値段でいただくことができるのです。「チリカベ」の特徴は、果実味が強くフルーティーで飲みやすく、それでいてしっかりとしたタンニンを感じられることが挙げられます。高コスパで赤ワインを飲みたい場合「チリカベ」は鉄板です。
チリの赤ワインは安価でそれなりの品質だとみなされていた時代に、この「モンテス・アルファ・カベルネ・ソーヴィニヨン」は、初めてプレミアムワインとして世界に認められ、チリワインの確固たる地位を築きました。

サンタ・ヘレナ・アルパカ・カベルネ・メルロー

内容量:750ml 合う料理: トマト系ソースのニョッキ 原産国:アメリカ合衆国 『カリフォルニアワインの父』ロバート・モンダヴィが造る、赤い果実の風味、オーク樽熟成の上品なワイン。

ピノ・ノワール

引用:https://mywineclub.com/products/detail.html

ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ドメーヌ・ド・ロシュバン
続いてご紹介するのが、ピノ・ノワール。楽天の売り上げランキングでも上位に食い込む人気で、コンビニにも多数品種が置かれていることが多いです。酸味がかなり強く、渋みが控えめで華やかな味わいです。品種の栽培が難しいため、値段が高くついてしまいますが、ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールは豪華な香りを呈します。複雑で繊細な風味なので、ワイン中級者上級者にオススメです。

カレラ ピノノワール セントラルコースト

カレラの歴史は今から30年前にさかのぼります。 ジョシュ・ジェンセンはブルゴーニュワインに惚れ込んでしまい、自分のライフワークをピノ・ノワールにかけることを誓ったことからはじまります。

メルロ

引用:https://item.rakuten.co.jp/fujimatsuwine/101286/

シレーニ・セラー・セレクション・メルロ
赤ワインを飲んでみたい。でも何を選んだらいいかわからない…。そんな場合、メルロがオススメです。ミディアム~フルボディくらいの重さのものが多く、赤ワインらしいタンニンを感じられる上に、カベルネ・ソーヴィニヨンより軽めの味わいなので、初心者が挑戦しやすい赤ワインです。
こちらのメルロは芳醇さと優しいタンニンが特徴。フルーティーでまろやかで、滑らかな舌触りの赤ワインです。普段の家庭料理にも合わせやすい一本です。

コノスル メルロー レゼルバ・エスペシャル ヴァレー コレクション

味わいは複雑性と凝縮感を感じさせ、熟成した果実味が柔らかで丸みを帯びたタンニンと調和。長い余韻が楽しめるワインです。

オススメの白ワイン3選

シャブリ

引用:https://www.amazon.co.jp/

シャブリ ラ・ピエレレ ラ・シャブリジェンヌ
生牡蠣とのマリアージュが最高なシャブリ。かつて海だったフランスのシャブリ地方の冷涼な気候で育てられたシャルドネの一種です。磯の香りがする、シャキッとした辛口の白ワインです。和洋問わず海鮮料理との相性が良く、寿司や刺身など魚の生食文化が根付いている日本人に向いている白ワインだといえるでしょう。料理を邪魔せず、良いところを引き立てる優れものです。

シャブリ ノーダン ペール エ フィス ブルゴーニュ フランス

甲州

日本固有種の甲州を使用した、辛口の白ワイン「シャトー・メルシャン」は、日本ワインの原点ともいえる歴史あるブランドです。瓶詰めの直前まで、貯蔵タンクの中で澱と接触させ育成させる「シュール・リー製法」でつくられたこちらのワインは、しっかりとしたうまみと重厚感が特徴です。和洋折衷、ヴァリエーション豊かなメニューが登場する日本の食卓にオススメの一本です。

シャトー・メルシャン 山梨甲州

内容量:750ml 合う料理: グリーンサラダ、お刺身全般 原産国:日本 山梨県で古くから栽培されているブドウ『甲州』を使用した、しっかりとしたうまみと厚みのある辛口ワイン。

モスカート

引用:https://www.amazon.co.jp/yellow-tail

イエローテイル モスカート
世界で最も売れているオーストラリアワインのブランド「イエローテイル」。イエローテイルのワインはどの品種も総じて1000円前後で購入できるうえに、特徴的なワラビーのラベルで親しまれています。これまでのワインの在り方を度外視し、「カジュアルにワインを楽しもう」というスタンスで、飲みやすいワインを手ごろな価格帯で売り出したことで有名です。
今回ご紹介するのは、マスカットからつくられている甘口の白ワイン「モスカート」。とてもフルーティーで、フルーツタルトなどのスイーツやデザートに合います。よく冷やすことで甘さが控えめになり、食事にも合わせることができます。微発泡性なので少しシュワっとした口当たりです。

ボデガ・イニエスタ・コラソン・スプマンテ・モスカート

キラキラの甘口スパークリング!!爽やかフレッシュなマスカットがキュートに弾ける!! ボデガ・イニエスタはマスカットの甘口スパークも抜群にオシャレで可愛い!! かのクレオパトラが愛した高級生食ブドウとして有名なマスカット・オブ・アレキサンドリア(モスカート、モスカテル)100%のフレッシュなスパークリング!!



まとめ

奥深いワインの世界。今回は、赤ワインと白ワインの違いやその特徴をご紹介いたしましたが、そのふたつ以外にも、スパークリングワインやロゼワインなど、まだまだワインの種類はあります。さまざまなマリアージュでワインを楽しみ、お気に入りの一本を見つけてくださいね。

Mola!編集部

この記事を書いた人

Mola編集部

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