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もやしは傷みやすい野菜
安価で1年を通して手に入りやすいもやしは、家庭でよく使われる食材の1つです。しかし、そのもやしは傷みやすく、あまり日保ちしない野菜でもあります。
もやしも上手に保存をすれば、保存期間を延ばすことができます。よく使うもやしだからこそ、正しい保存方法を把握して、長保ちさせるようにしましょう。
もやしを上手に保存する方法4選
もやしはあまり日保ちしない食材ですが、上手に保存をすることでその保存期間を延ばすことができます。そのもやしの保存方法にはいくつか種類があるので、それらの方法を把握して、もやしの使い方や状態などに合わせて適切な保存方法を選べるようにしておきましょう。
1:水に浸して冷蔵庫に保存
もやしは未開封であればそのまま冷蔵庫で保存をすることができます。しかし、開封をした場合には、すぐにもやしが傷んでいきます。開封したもやしを傷みにくくするためには、水に浸して冷蔵庫で保存します。
もやしを水に浸すことができれば良いので、容器はプラスチックの物やボウルなど何でも構いません。ただし、ステンレス製の物は避けることと、容器は蓋をするか、ラップをする必要があります。
また、水はできるだけ冷たい方がもやしの食感を損ねないので、できるだけ冷たい水を使うことがポイントとなります。
水は毎日交換
もやしを水に浸して保存する場合は、なるべく冷たい水を使うことがポイントとなります。また、その水は毎日交換することや、できるだけ温度が低い方が良いことから野菜室ではなくチルド室で保存することなどもポイントとなります。
ただし、もやしの栄養は水に溶け出してしまうので、水に浸して保存している場合でも、なるべく早く食べることが望ましいでしょう。
2:茹でてから冷蔵庫に保存
もやしは加熱してから保存をすることでも、その保存期間を延ばすことができます。そのため、開封して残ったもやしは茹でてから保存するようにしましょう。茹で時間は10〜15秒ほどで、熱湯にくぐらせるくらいで構いません。
茹でたもやしはしっかりとキッチンペーパーで水気を拭き取り、密閉できる袋や蓋付きの容器などに入れて、冷蔵庫で保存しましょう。また、もやしを茹でる際に、お湯に酢を少し加えておくと、保存期間を少し延ばすことができます。
3:袋のまま冷凍庫に保存
もやしは冷凍保存をすることができます。傷みやすいもやしも冷凍保存をすることで、長期保存が可能となります。もやしが未開封であれば、その袋のまま冷凍庫に入れるだけでもやしは冷凍保存をすることができます。
ただし、1度冷凍したもやしは解凍をしても、食感が完全に元通りとなるわけではありません。そのため、冷凍したもやしは炒め物や汁物などに使いましょう。冷凍したもやしをこれらの料理に使えば、食感の変化が気になりません。
4:洗ってから冷凍庫に保存
未開封であればもやしは袋のまま冷凍をすることができます。しかし、開封済みのもやしを冷凍する場合には、いくつかの手順が必要となります。開封したもやしを冷凍する場合には、冷凍をする前に水洗いしてから密封できる袋に入れるようにします。
冷凍したもやしは炒め物や汁物に使うことが適しています。また、これらは調理をしている間に解凍ができるので、冷凍したもやしを事前に解凍しておく必要がなく、そのまま調理に使うことができます。
水気を切って霜を予防
開封後のもやしを冷凍する場合には、まずもやしを水洗いする必要があります。その際には、しっかりと水気を切るようにしましょう。もやしに水気が残っていると霜ができてしまい、もやしの味や食感などを落としてしまう原因となってしまいます。
また、冷凍用の袋に入れる際には、しっかりと空気を抜いておくこともポイントとなります。
もやしの保存期間
もやしは傷みやすい食材で、何も意識していなければ1日〜2日ほどで傷み始めてしまうこともあります。しかし、もやしを上手に保存することができていれば、そのもやしの保存期間を延ばすことができます。
日にちが経っていれば、食べる前に状態をよく確認する必要はありますが、上手に保存できていた場合はどのくらいまで保存できるのか、その目安の期間を知っておきましょう。
冷蔵保存
もやしをそのまま冷蔵庫で保存していると、1日〜2日ほどで傷み始めてしまうことがあります。しかし、水に浸して冷蔵庫で保存をすれば、3日~1週間ほどは保存が可能です。
ただし、保存状態やもやしの状態などによって傷み始めるタイミングは異なるので、使う前にはしっかりともやしの状態を確認するようにしましょう。
冷凍保存
傷みやすいもやしも、冷凍保存をすれば2週間~3週間ほど保存することができます。ただし、冷凍の場合も冷蔵保存の場合と同様に、保存状態やもやしの状態によって傷むこともあります。
そのため、冷凍しているからと安心せず、使う前には必ずもやしの状態を確認するようにしましょう。
もやしの保存方法を覚えてムダなく使おう
もやしは手に入りやすく、安価なので、家庭でよく使われる食材の1つです。しかし、もやしは傷みやすい食材でもあり、使い切れずに傷んでしまうこともあります。
いくら安価でも、使い切れずに傷ませてしまうとムダになってしまいます。もやしを使い切るためにも、上手な保存方法を知っておくようにしましょう。