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自己肯定感チェック!~低い原因と高める方法紹介~

自己肯定感自己肯定感を上げるには自己肯定感が低い人の特徴自信を持ちたい

2022/05/19

今回は「自己肯定感」に着目していきたいと思います。
まず「自己肯定感」とはなにか、高い人・低い人にはそれぞれどんな特徴があるのか、そして「自己肯定感」が低い人はどのようにして高めていけばいいのかなどを詳しく解説していくので、是非ご覧ください!

目次[ 表示 ]

自己肯定感とは?

自己肯定感とは何か

まずは「自己肯定感」とは何かというところから始めていきます。

それは「今ある自分を受け入れる感覚」のことです。
他者と比較することなく、自分自身が「ありのままの自分」を認めて尊重し、それが物事を進める時の原動力にもなるものです。

自己肯定感が下がる原因

失敗したことがトラウマになっている

仕事でミスをしてしまったり、一生懸命努力したことをバカにされたり、傷つけられたりしたなどの失敗経験がトラウマで、自己肯定感の低下に繋がることがあるようです。

周りと比較してしまう

自己肯定感の低い人は、周囲の人と自分を過剰に比較してしまう癖があります。
「なんであの人はできるのに、自分はできないんだ」と自己嫌悪に陥ってしまったり、嫉妬や劣等感で精神が不安定になってしまいます。
目標とする人がいることは、自己成長へと繋がる良いことなのですが、自己肯定感が低い人は自分の自信のなさゆえに妬みへと方向が変わっていってしまいます。

幼少期の環境

子供の時の環境も自己肯定感に大きく影響していきます。
親にあまり褒められなかったり、けなされたり否定されることが多かったり、愛されていると感じたことが少なかったりすると、自己肯定感の低い大人に育つ可能性が大きくなります。

子供の時にはなかった、褒められることや愛情を注がれることをされると、その人に依存してしまい、その依存状態がくずれると情緒が不安定になってしまうという悪循環が生まれてしまいます。

あなたの自己肯定感は高い?低い?

自己肯定感が高いことのメリット

主体的になる

自分を受け入れることができているため、自分の長所を活かして動くことができます。
たとえ劣っている部分や苦手なことがあっても、それにより自信を無くしたり、自分を責めたり、他人に嫉妬することはありません。

他者に対しても、相手のいい面に目を向けられるため、相手の考えや意思を尊重することができます。

自分に自信がつく

自分の強み、弱みを理解しているため、自然と自分に自信がついていきます。
強みは日々の活動に活かされ、弱みは「自分らしさ」として受け入れられるため、それが自分を卑下する原因にはなりません。

情緒が安定する

自分らしさを持っているため、他者からの評価で左右されることが少ないので、情緒が安定します。

外部からの刺激は自分の心を揺さぶり動かす大きな要因です。
それを自分自身でコントロールすることが出来るのは大きな強みです。

他人の意見を聞き入れることができる

自分自身の「ありのまま」と向き合い、それを認めているように、他人のことも認めることができます。
相手の優劣という思考にとらわれないので、相手の意見が自分と違ったとしても素直に受け入れられるのです。

幸福感が高まる

「自分は大切な存在である」という心のベースがあるため、精神的に安定していること、他者に不必要に振り回されることがないことでストレスにさらされることがないこと、ものごとを前向きかつ素直にとらえられること、自分も他人も尊重できることなど、心が満たされることが多く、幸福だと感じることが多いのです。

自己肯定感が低いことのデメリット

傷つきやすい

自己肯定感が低い人は、「自分なら大丈夫」という安心がないため、感情が安定していても、ちょっとしたことで壊れてしまうガラスのハートになりがちです。
情緒が不安定になったり、イライラしやすかったり、日常的なことで傷つきやすかったりするのは自己肯定感が低いのが原因の1つです。

承認欲求に振り回される

「承認欲求」とは「他者に認められたい」「自分が価値ある存在だと認めて欲しい」という欲求のことです。

  • 褒めてほしい
  • 話を聞いてほしい
  • 高く評価してほしい
  • 自分を肯定してほしい
  • その人の中で1番になりたい

などが例に挙げられます。

自己肯定感が低い人は、自分自身では自信が持てないために他者に認めてもらうことで自分の価値を知ろうとする傾向もあります。
それにより、常に人の目が気になり、他者から受ける評価が自分の行動の基準になりがちです。
「いかに他者に否定されないか」で動くために、主体性に欠けるというデメリットもついてきます。
他人に干渉しすぎたり、自分を必要としてくれる人に依存したり、自慢話やマウンティングをしてしまうのも、自己肯定感の低さゆえにしてしまう行動なのです。

承認欲求が満たされないことで、良好な人間関係が築けない場合もあります。
「可愛い」「かっこいい」「上手い」「すごい」という誉め言葉が快感で、身近に自分を超える人がいると妬みの対象になってしまうこともあるようです。

自己否定が強い

「自分なんか」「自分じゃだめだ」という感情を頻繁に繰り返すのは自己肯定感が低い人の特徴です。
こういった感情はストレスに直結し、悪循環を生み出します。

完璧でないといけないと思い込んでしまう

何事も完璧にスマートにこなすのはとてもかっこいいことです。
しかし絶対にそうでないといけないわけではありません。
完璧にやろうやろうで、自分自身にプレッシャーをかけすぎてしまうのはあまりよくありません。
自分の足りない部分に焦点を当てて、完璧主義を目指すのではなく、長所を伸ばすためにはどうしたらいいのかについて考えていくようにしましょう!

実力が発揮できない

自己肯定感が低いと、自分に自信がないのが原因で大事な場面では萎縮してしまったり、人目が気になってミスをしてしまったり、失敗や批判を怖がってその人が持つ本来の実力を発揮出来ないということがあります。

良好な人間関係が築きにくい

ポジティブ思考の人のところには人が集まりやすいです。
そして「類は友を呼ぶ」で、ポジティブ思考の人にはポジティブ思考の人が近くにいます。自己肯定感が低い人のところには、自己肯定感が低い人が集まり、ネガティブな空気が流れたままなのです。
また自己肯定感が低いことで、自分を否定する発言や、承認欲求のために良好な人間関係を築きにくくなります。

自己肯定感を高める方法とは?

自分の現状を把握する

「あれがダメ」「これがダメ」と否定するばかりではなく、自分の持っている強み・弱みをしっかりと理解して、強みは自信に、弱みは「それも自分」と受け入れていきましょう。

環境を整える

今置かれている環境によって自己肯定感が低くなっている方は、自分を変えるのではなく環境を変えましょう。
そのためにも自分の状況を把握することが大切ですね。

失敗を否定しない

失敗は誰にでもあるものです。
1度や2度失敗が続いたからといって自分を責める必要はありませんし、失敗も一興です。
反省しすぎたり、否定し続けずに、チャレンジした自分に目を向けて取り組み続けることが大切です。

後ろ向き発言を前向き発言に変換する

「できない」「やったことない」「失敗するから」などは「もしかしたらうまくいくかも」「とりあえずやってみる」「次は成功するかもしれない」という前向きな心構えで行動してみましょう。
行動と気持ちはつながっています!

ネガティブ感情を書き出す

「書く」という行動には、物事に区切りをつける効果があります。
もしネガティブ感情の沼にはまってしまったときは、その思考を整理するためにノートやメモに書き出すようにしてみましょう。

可視化されることで、モヤモヤの原因が明確になり、終わったこととして整理することができます。

自分の意思を尊重する

自己肯定感が低い人は常に周りを気にしながら行動してしまっているため、自分の意思は二の次になってしまいがちです。
しかし自己肯定感を高めるためには、自分の感情や意思を尊重することも大事です。
何かを決めるときに、他人ではなく、自分がどうしたいかをまずは考えてみましょう。

自信が持てる自分に!

自己肯定感を上げるのはそう簡単なことではありません。
しかし、自己肯定感を上げれば今まで苦しめられてきた色んな感情から解放されるかもしれません!
自分と向き合ってみましょう!

この記事を書いた人

なる

群馬県出身の「なる」です。 主に、エンタメ・ビューティ・スポーツの記事を書いています。 洋画とバスケが大好きです。 日常に役立つ記事をお届けします!

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