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ディズニーのゴーカートがなくなった理由は?グランドサーキットの歴史とその後を徹底解説!

ゴーカートグランドサーキット・レースウェイディズニーディズニーランド

2025/02/06

「ディズニーのゴーカートって、なくなったの?」

久しぶりにディズニーに行き、そう思った方もいるのではないでしょうか。

かつて東京ディズニーランドの定番アトラクションだったグランドサーキット・レースウェイに、実際に乗ったことがある人も多いはず!

今回は、このアトラクションがなくなった理由や、いつまで運営されていたのか、さらには跡地が何になったのか、地図での位置や新しい施設についても詳しく解説します。

目次[ 表示 ]

グランドサーキット・レースウェイってどんなアトラクション?

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

グランドサーキット・レースウェイは、東京ディズニーランドのオープン当初からあったアトラクションで、実際に小さなゴーカートを運転してレース気分を楽しめるものでした。

当時の東京ディズニーリゾートでは唯一、ゲストが自由に操縦を楽しむことができるアトラクションとして、特別な存在だったんですね。

地図で見るとトゥモローランドの一角に位置しており、家族連れにも大人気でした!

特に小さい頃にここで初めて車を運転した!という思い出を持つ方も多いのではないでしょうか?

JAFの「ゴーカートライセンス」を取得すれば、本格的なレーシング体験が可能になるって知っていましたか?

↓こちらの記事では、「大人も楽しめる」ゴーカートやライセンスの取得についてご紹介しています!↓

大人もハマる”JAFのゴーカートライセンス”の魅力とは!取得方法や会費など徹底解説!

ディズニーのゴーカートがなくなった理由は?事故の噂は本当?

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

ディズニーのゴーカートがなくなった理由としては、パークの成長戦略による再開発です。

オリエンタルランドは、2014 年に発表した「2023 ありたい姿」において、「2023 年までに高い満足度を伴った入園者数を恒常的に 3,000 万人レベルとする」ことを目標として掲げていました。

しかし、2014 年度以降の入園者数が想定よりも早いペースで増加したため、この目標達成を 2020 年度に前倒しすることになったのです。

そのため、これまで発表していた開発計画の一部を見直し、新規エリアや大型アトラクションの導入が優先されることになりました!

そして、オリエンタルランドは東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを世界で唯一の魅力に満ち溢れたテーマパークへと進化させるため、年間500億円規模の継続的な投資を通じて、既存のアトラクションを見直し、新たな施設の開発を進めることを決意しました。

この大規模開発の一環として、グランドサーキット・レースウェイもその役割を終えることになったのです。

一部では「事故が原因で閉鎖されたのでは?」という噂もありますが、事故が理由ではないと考えられます。

運営中に小さなトラブルや接触事故はあったかもしれませんが、ディズニーでの安全管理は常に徹底されています!

いつまで運営されていたの?

グランドサーキット・レースウェイは、2017年1月11日に最終運行を迎えました。

東京ディズニーランド開園当初から親しまれてきたアトラクションとして、約34年間もの歴史に幕を閉じたのです!

パーク開園からの延べ乗車人数は約1億4千万人にも達し、日本の総人口を上回るゲストがこのアトラクションを体験したそうです。

最後の日には、大勢のゲストが訪れ、別れを惜しむファンでいっぱいになりました。

ディズニーのゴーカート跡地は何になった?新施設やトゥモローランドの変化を紹介!

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

では、グランドサーキット・レースウェイの跡地はどうなったのでしょうか?

実は、グランドサーキット・レースウェイ閉鎖後に、いくつかの施設が終了しています。

そして、そのスペースを利用し、新たなエリアアトラクションが誕生しました!

トゥモローランドのその後の変化

グランドサーキット・レースウェイの終了に加えて、2017年10月10日にはトゥモローランドにある以下の施設も終了しました

スタージェット

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

開発中の最新型ジェットの“試験飛行”に志願したゲストが、実際に操縦を行うアトラクションです。

約34年間続いた試験飛行には、延べ約5千万人のボランティアパイロットが参加しました!

パーク内でもひときわ目立つ高所に設置され、ディズニーランド全体を見渡せる絶景スポットとしても人気でした。

 

スペースプレース・フードポー

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

スペースサンデースクランプまんを提供する軽食レストランです。

未来的な雰囲気の中でユニークなメニューが楽しめました。

特にスクランプまんは、『リロ&スティッチ』のリロが作ったぬいぐるみを模した人気商品でした。

ライトバイト・サテライト

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

メロンソーダ味ストロベリー味のミッキーチュロスが人気だったスナックスタンドです!

カラフルなチュロスは見た目も華やかで、写真を撮るのにも最適です。

トゥモローランドの散策にピッタリの軽食が揃っていました。

ソーラー・レイズ・ライトサプライ

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

銀河系の雑貨店で、カチューシャ小物を販売していました。

“ソーラー・レイ”という近未来の宇宙事業家が経営しているという設定で、古い宇宙船や装置の買い取り・修理・販売を行っているというユニークなバックストーリーが特徴でした。

グランドサーキット・レースウェイの跡地にできた施設!

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

以上でお伝えした施設の跡地は、以下のような施設やアトラクションに生まれ変わりました!

ファンタジーランド

美女と野獣“魔法のものがたり”

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

大人気のディズニー作品、「美女と野獣」の物語をテーマにしたライドアトラクションです。

魔法のカップに乗り込み、映画の世界に入り込んだような没入感が楽しめます!

ライド中には映画の名シーンが再現されており、感動的な体験ができます。

トゥモローランド

ベイマックスのハッピーライド

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

ベイマックスと一緒にハチャメチャな動きを楽しむことができる予測不能なライドです。

どの曲になるかは乗ってみるまでわからないので、何度でも楽しめます!

ダンスをしながら乗れば、楽しさも倍増です!

ビッグポップ

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

ポップコーンの専門ショップで、さまざまなフレーバーのポップコーンが楽しめます。

天井には、宇宙で初めての大爆発とされる「ビッグバン」を表現した巨大なポップコーンのシャンデリアもみられますよ。

限定デザインポップコーンバケットもここでゲットできます!

トゥーンタウン

ミニーのスタイルスタジオ

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

ミニーマウスに会えるキャラクターグリーティング施設で、ファッションにこだわるミニーと特別な写真が撮れます!

季節ごとに変わるミニーの衣装や、オシャレなスタジオ内の装飾も見どころの一つです。

ミニーとの思い出を残すにはピッタリの場所です!

これらの新しい施設は、それぞれのエリアに新たな魅力を加え、パーク全体の雰囲気を一層盛り上げています

新旧のアトラクションが共存することで、訪れるたびに新しい発見があるのがディズニーの魅力ですね!

グランドサーキットのキャスト衣装

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

昔のグランドサーキットを思い出すと、キャストの優しい対応や、初めてハンドルを握った時のドキドキ感が蘇ってきますよね!

キャストの衣装もこのアトラクションならではの特徴でした。

※引用元 ディズニーリゾート公式サイト

鮮やかな赤と黄色の模様が印象的なレーシングスーツ風のユニフォームで、まるで本物のレース場にいるかのような気分を演出してくれました。

キャップも、とても素敵でしたよね。

この衣装は、ゲストに対して安全で楽しい体験を提供するだけでなく、視覚的にもアトラクションの世界観を一層引き立てていました。

この衣装を、懐かしく感じる方も多いはずです。

当時のスポンサー情報

※引用元 ブリヂストン公式サイト

グランドサーキット・レースウェイのスポンサーはブリヂストンでした!

スポンサーシップが終了したのは、アトラクションが閉鎖するよりも、少し前の2016年4月でした。

スポンサーのロゴがアトラクション内にも掲示されており、リアルなレースの雰囲気を一層引き立てていましたよ!

グランドサーキット・レースウェイは愛されてきたアトラクションだった!

東京ディズニーランドのグランドサーキット・レースウェイがなくなった理由やその後について詳しくご紹介しました!

なくなったのは寂しいですが、その跡地に新しい魅力的なアトラクションが誕生したことで、また新しい思い出が生まれています。

ぜひ次回ディズニーに行く際は、その変化を楽しんでみてくださいね!

この記事を書いた人

みちる

千葉県出身の「みちる」です。 主にデジタル・エンタメ・グルメの記事を書いてます。 映画館スタッフ経験ありの映画好き!世界遺産検定2級を所持しています! 皆さんの毎日を鮮やかにする記事をお届けします!

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