最近TikTokでよく耳にする「お前が行かなきゃ誰が行く!」という掛け声。実はこれ、バンドサカナクションの山口一郎さんがライブで放った名セリフが元ネタなんです!
2024年頃から「山口一郎」としても再注目され、音源を使った動画が続々投稿されています。今回はこのフレーズの元ネタや流行の理由、そしてサカナクションの魅力について詳しく紹介します。
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「お前が行かなきゃ誰が行く」とは?
「お前が行かなきゃ誰が行く!」は、サカナクションの山口一郎さんが考えた「新宝島」の掛け声です。
元の映像は、
「【本人直伝】新宝島の盛り上がり方講座〈サカナクション 山口一郎〉」という公式コンテンツに登場。
山口さん本人が「“新宝島”のコールはこうやるんだよ」とファンに教えるシーンの中で、この掛け声が披露されています。山口さんの情熱的な叫びが印象的で、「コールが飲み屋のそれすぎて面白すぎるw」「マジでここ一年で一番元気が出る動画」とYotubeのコメント欄で話題に。
現在はコラージュ音源やリミックスとして使われることも多く、元動画を知らないZ世代の間でも「山口一郎ミーム」として浸透しています。
なぜ流行ったのか?
@ng_elite_force 人生山あり中谷あり #マユリカミーム #マユリカ #マユリカ中谷 #memes #弥七 #あるある #fyp #仕事の悩み ♬ オリジナル楽曲 – NG精鋭部隊【公式】
最近、お笑いコンビ・マユリカの中谷さんによる“マユリカミーム”が流行りました。
その影響で、「おいらが行くしかねえな!」に対応する「お前が行かなきゃ誰が行く!」のフレーズを使った山口一郎ミームが再熱したと考えられます。
マユリカミームの波に乗って「お前が行かなきゃ誰が行く!」も再び注目されるようになったのです。
サカナクションについて

サカナクションは、日本のロックバンドで2005年に結成。エレクトロやロック、ポップスなどを融合させた独自の音楽スタイルで人気を集めています。代表曲には「新宝島」「アイデンティティ」「夜の踊り子」などがあり、ライブ演出の完成度でも高く評価されています。
バンド名の由来は「魚」と「アクション」を掛け合わせた造語。常に“新しい音”を追い求める姿勢が、Z世代にも刺さっています。
山口一郎とは?

山口一郎さんはサカナクションのギターボーカル兼ソングライター。
作詞作曲のほとんどを手掛けており、繊細な感情表現と独特の世界観で多くのファンを魅了しています。
一方で、うつ病と向き合いながら音楽活動を続けていることも公表。
“音楽と生きるリアルな姿勢”が共感を呼び、彼の言葉や表現がより一層心に響く理由となっています。
サカナクションのおすすめ曲5選!
怪獣
サカナクションの新曲「怪獣」では、社会から異端と見なされる「暗い夜の怪獣」のような存在が、未来の世代へ知識や希望を託す物語を比喩的に描いています。
この楽曲は、知的好奇心や真理の探求における孤独、そしてその知識を継承していく人間の営みを表現したもので、特にアニメ『チ。-地球の運動について-』の主題歌として、主人公たちの「知」を未来へ繋ぐ奔走と響き合うテーマが込められています。
僕と花
ドラマ『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』の主題歌。
山口さんは、「自分は医者ではないので、このドラマの主人公と共感できるのは新しいことにチャレンジしていく部分だ」と語っており、「大人になっても夢を見ていたい」というメッセージが込められた感動の一曲です。
夜の踊り子
独特なリズムと文学的な歌詞が魅力の一曲。
歌詞では、現実の孤独感や不安から解放され、夢に向かって進むような解放感が描かれており、抽象的な表現で普遍的な感情を表現しています。
歌詞は全体的に夢幻的で、現実逃避や自己の内面を探求するような雰囲気があり、リスナーの心に深く響く歌詞です。
「お前が行かなきゃ誰が行く」でバズった動画
ここからは、山口一郎ミームでバズった投稿をご紹介していきます!
家族に虫を退治してもらう時の自分
@cotton_iris 虫苦手なので部屋の隅で待機する自分 #山口一郎 #山口一郎ミーム #サカナクション #新宝島 ♬ オリジナル楽曲 – ことん🎲🍣🤪🦁
バイト行きたくないけど今日ワンオペって知った時の自分
@cotton_iris 自分を鼓舞して生きよう#サカナクション #新宝島 #山口一郎 #山口一郎ミーム ♬ オリジナル楽曲 – ことん🎲🍣🤪🦁
新しい仕事を任されて悩んでいる同期を鼓舞する時の私
まとめ:山口一郎ミームを使ってみよう!
「お前が行かなきゃ誰が行く!」は、もともとサカナクション山口一郎さんが作ったコールです。
長年愛される「新宝島」とともに、マユリカミームによってZ世代に再ブームを巻き起こしました。
ノリと勢いで盛り上がるTikTokカルチャーの中でも、音楽とミームが絶妙に融合したこのトレンドはまさに“令和のコール文化”そのもの。
次にこのフレーズを聞いたら、あなたもぜひ叫んでみてください——「お前が行かなきゃ誰が行く!」