キャッシュレス化が進む中、電子マネーの種類が増えています。その中でもおすすめの7つをご紹介します。
・電子マネーの決済方法 ・おすすめの電子マネー
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そもそも電子マネーとは何か?
「電子マネー」とは一般的に、「現金をデータ化して、決済をすること」を指します。カードを決済端末に「ピッ」と触れさせるだけで支払いができます。電子的なデータのやり取りで、現金と同じように、モノを買ったりサービスを受けたりすることができます。
電子マネーの種類は4種類もある!
簡単に解説!電子マネーは4種類!
交通系
【電車やバスなどで利用】
関東圏の人なら誰しも利用したことがあるSuicaやPASMOなどの交通系ICカードの電子マネーがあります。
スマホやスマートウォッチを利用することで、電車やバスをスムーズに利用ができます。切符を買う手間や鞄などから取り出す手間などが省けます。また、電車やバスの利用だけでなくコンビニや自動販売機などでの利用も可能です。
流通系
【買い物に便利な流通系】
有名なモノでいうと「nanaco」があります。nanacoはセブンイレブンに特化した電子マネーです。他にも楽天EdyやWAONなどの自分がよく行く店舗で使える電子マネーを持っておけば、そこの会社だけのポイントが優遇されるなどのメリットがあります。
クレジットカード系
【電子マネーとクレジットカードを紐づけ】
クレジットカードやデビットカードなどを電子マネーに紐づけて利用するのがクレジット系です。電子マネーのスマホ決済で「IDやQUICPay」などがあります。クレジットカードやデビットカードを持ち歩かずに、スマホで決済できるのがメリットです。
QRコード系
【アプリとクレジットカードを紐づけ】
電子マネーといえばQRコード決済がイメージとして考えやすいのではないでしょうか。PayPayやLINE Payなど現代の人たちは多く利用されています。また、その紙幣を電子に変えているため、お金を送り合えるQRコード系もあります。
電子マネーの決済方法は2種類
たった2種類!決済方法を理解しよう!
決済方法は2種類ですが、その2つ共に共通する3つの型があります。それも合わせて理解しましょう。
スマホアプリ決済
キャッシュレスの1種類目は「スマホアプリで決済」です。アプリをダウンロードして、対応している店舗で決済ができます。
アプリ決済(QR/コード支払い)
・PayPay
・LINEPay
・楽天ペイ
・d払い
・auペイ
など
アプリ決済の便利なところは、銀行口座などから紙幣をチャージして電子マネーとして利用できるところです。現在は使えるお店が多いため、財布を持ち歩かなくてもアプリ1つで完結してしまうのがとても便利です。
クレジット一体型電子マネーで決済
現在のクレジットカードには、電子マネーと一体型となっているカードが多く存在します。先ほど紹介した、IDやQUICPayなどが搭載されていたり、ApplePayやGooglePayなどにも連携できるカードもあります。
チャージ式のアプリ決済とは違い、大きな金額の買い物などで「あとから分割」などを利用したい場合はとても便利な決済方法だといえます。
ここまで2種類の決済方法をご紹介しましたが、実は3つの型があります。その型に合わせて決済することで、計画的に利用したりなど活用することができます。
決済方法の3つの型とは
・先払い:プリペイド型
・即時払い:デビット型
・後払い:ポストペイ型
・先払い:プリペイド型
先払いというのは事前にチャージすることを指します。事前にアプリや電子カードに銀行口座などから現金をチャージして残高分だけ使用できるタイプで、皆さんが交通系ICなどで利用している、SuicaやPasmo、ICOCAなどが代表的なプリペイド型の電子マネーです。
使いたい分だけチャージするため、計画的にお金を利用することができます。クレジットカードが苦手と考える人はとてもオススメです。
・即時払い:デビット型
デビット型の電子マネーは、決済をすると自動的に銀行口座などからお金が引き落としされる仕組みです。クレジットカードとは違いデビットカードを使ったことがある方はイメージつきやすいのではないでしょうか。
こちらも先ほどのプリペイド型と同じで使いすぎを防ぐため、計画的に利用したい人にはオススメです。
・後払い:ポストペイ型
最後に、ポストペイ型というのは、クレジットカードと同じ仕組みと考えてもらうのが一番イメージしやすいです。電子マネーでの利用になると、クレジットカードと電子マネーを紐づけで使うIDなどが挙げられます。
事前にチャージや暗証番号、サインなどが必要ないためスムーズに決済ができます。
おすすめの電子マネー7選
電子マネーは現在多くの種類が存在します。有名な電子マネーを数えても10種類以上はあります。その中で筆者がオススメする電子マネー7選を先ほどご紹介した、プリペイド型とポストペイ型に分けてご紹介します。
プリペイド型
01:PayPay
基本還元率 | 0.5% |
クレカ決済(※₁) | 〇 |
利用料 | 無料 |
チャージ方法 | 銀行口座/ATM/ヤフーカードソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い |
決済方法 | QR払い、コード支払い |
・ユーザー間で送金ができる
・チャージできるクレカはヤフーカードのみ
・キャンペーンが多い
※₁:クレカ決済とはクレジットカードを電子マネーに紐づけできるかどうかです。クレジットカードを利用すれば、プリペイド型とポストペイ型を利用することができます。以下同様
02:LINEPay
基本還元率 | 1~3% |
クレカ決済(※₁) | 〇(VISA LINEPAY クレジットカードのみ) |
利用料 | 無料 |
チャージ方法 | 銀行口座/銀行ATM/ファミポート/店舗レジ |
決済方法 | コード支払い/オンライン支払い/請求書支払い |
・ユーザー間で送金ができる
・オンラインで電子デビット無料発行可能
・クレカ決済はLINEPayクレジットのみ
03:楽天ペイ
基本還元率 | 1% |
クレカ決済(※₁) | 〇 |
利用料 | 無料 |
チャージ方法 | 楽天カード/楽天銀行/ラクマ |
決済方法 | QRコード支払い/セルフ/Suica支払い/楽天Edy払い |
・楽天カードからのチャージで0.5%還元
・キャンペーンが多い
・楽天カードとの相性が良い
04:d払い
基本還元率 | 0.5~7.5% |
クレカ決済(※₁) | 〇 |
利用料 | 無料 |
チャージ方法 | 銀行口座/セブン銀行/ATM/コンビニ |
決済方法 | コード支払い/電話料金合算払い |
・dポイントが三重取りできる
・電話料金との合算で支払いができる
・キャンペーンが多い
05:auPAY
基本還元率 | 0.5% |
クレカ決済(※₁) | 〇 |
利用料 | 無料 |
チャージ方法 | 銀行口座(じぶん、ローソン、きらぼしのみ)/ATM/コンビニ |
決済方法 | QRコード支払い/コード支払い/オンライン支払い |
・チャージできる銀行口座が少ない
・ポイントの二重取りができる
・ローソンとの相性が良い
06:交通系
Suica | |
---|---|
基本還元率 | 0.5% |
クレカ決済(※₁) | 〇 |
利用料 | 無料 |
チャージ方法 | クレカ/提携店舗レジ/駅のチャージ機/JREPOINT |
決済方法 | タッチ決済 |
PASMO | |
---|---|
基本還元率 | 1日利用で3ポイント(メトポ事前登録必要) |
クレカ決済(※₁) | 〇 |
利用料 | 無料 |
チャージ方法 | クレカ/提携店舗レジ/駅のチャージ機 |
決済方法 | タッチ決済 |
・交通機関の利用でもポイントが貯まる
・スマートウォッチで利用がかなり便利
・お店で使えることが多い
ポストペイ型
iD / QUICPay
基本還元率 | クレジットカード会社によって異なる |
クレカ決済(※₁) | 〇 |
利用料 | 無料 |
チャージ方法 | クレジットカード |
決済方法 | ID支払い/QUICPay支払い |
・クレカを持ち歩かなくて済む
・アプリのダウンロードいらない
・チャージする手間がない
その他(デビット型)
デビット型を利用したい方はクレジットカードではなく「デビットカード」を作りましょう。デビットカードはクレジットカードと違い、銀行口座からそのまま引き落とされることが特徴のデビット型です。つまり、先ほど紹介したIDやQUICPay、プリペイド型のクレカ対応の所に紐づけるだけで、デビット型になりお金の使いすぎの心配が減ります。
電子マネーを活用してスマートな支払いを!
電子マネーについて徹底解説をしましたが理解できたでしょうか。キャッシュレス化が進む中様々な電子マネーが新しく出てきています。自分の用途にあった電子マネーを使うことが出来たらとても便利だと思います。まだ取り入れてない方は是非取り入れてみてください。