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Chromeが重い原因とは?9つの原因を知って高速化しよう

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2021/05/07

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まずはChromeが重い原因はなにか確認する

Google Chromeが今まで正常に動作していたのに、数日前から動作が重いと感じたということはありませんか。今回はそんな動作が重くなった時の対処法をいくつか紹介します。
まずは他のインターネットブラウザでも同じなのか、パソコンの性能が問題なのかを確認する必要があるでしょう。本記事ではブラウザが重い場合の対策から解決策をご紹介したのちにPCの性能の問題について解説していきます。

特定サイトのみが重い場合

Chromeで開いているページだけが重いのかを確かめます。Internet ExplorerやFirefox、Edgeで開いているページも同じように遅いのか確かめてみましょう。今開いているページ以外にもいくつかページを表示して確認します。

重い原因のページだけの動作が遅い場合はそのページに問題があり、Chromeやパソコンのスペックが悪いわけではありません。

全てのブラウザが重い場合

全てのブラウザが重い場合、ブラウザに問題があるわけではなく、パソコン本体に問題がある可能性が高いです。パソコンのスペックが足りない可能性もあるため、メモリ増量等の対策をする必要があります。専門店で相談してみましょう。

プロキシサーバーを利用している場合は、プロキシサーバーが原因となっている場合があるので確認する必要があります。

Chromeが重い主な2つの原因

Google Chromeのブラウザだけが重かった場合は、ブラウザの便利機能が逆に不便にしてしまっている可能性があるでしょう。ブラウザおすすめ機能の状況によって重くなることがあります。

今回は主に簡単な2つの問題をご紹介します。また解決方法も合わせてご紹介しますので、ご自身のPCでどれくらい改善できるか挑戦してみてください。

1:タブを開きすぎている

後で見たいサイトは開いておいてしばらくそのままにしておいたり、興味があるサイトは次々に開いてしまうこともあるでしょう。しかし、多くのタブを開いたまま放置しておくことで、タブを開いた数の分だけGoogle Chrome検索と表示を続けているので負荷を与えています。
前述の結果動きを重くしてしまい、Google Chromeがフリーズしてしまう可能性があります。

2:拡張機能が多すぎる

拡張機能とは、インストールすることでブラウザが便利になる機能のことです。画面をキャプチャーできるAwesome ScreenShotや、ウェブページにある内容を気軽に保存できるEvernote Web Clipperなどがあります。

自分で使いやすいようにインストールとカスタマイズを行いますが、インストールすることによって重くなっているので、しばらく使っていないものは削除しましょう。

Chromeが重いその他の原因

Google Chromeの動作が重くなる主な原因をお伝えしました。前述の原因よりも重くなっている原因である可能性としては低いですが、行っておくと動作が軽くなる場合もある、試す価値ありの4つの作業をお伝えします。

Chromeが重いと感じたら、まずタスクマネージャーをつかってみるのもいいでしょう。重くなっている要因を調べることができます。

1:キャッシュがたまっている

キャッシュという言葉を耳にしたことがある人も多いでしょう。キャッシュとはインターネットを閲覧した時に、ウェブページの情報をGoogle Chromeが記憶しておくことです。

Google Chromeを閉じたあとも保存できますが、キャッシュがあることで、再度立ち上げた際に1度表示したウェブページを早く閲覧することができます。しかし蓄積されていくと本体メモリを圧迫してしまうので、動作が重くなってしまう原因になります。

2:履歴がたまっている

ご存じの人も多いでしょうが、閲覧履歴とは1度見たウェブページのアドレス等をGoogle Chromeブラウザ上で保存しておくことです。履歴は最大90日間保存されており、90日を超えれば自動で削除されていきます。

しかし、90日分のウェブページの情報は膨大な量があり、重くなってしまう原因になります。Chromeの右上のアイコンから履歴ページを表示できるので、定期的に削除しましょう。

3:セキュリティソフトによる保護機能

Google Chromeには、ウェブを閲覧することによって生じるあらゆる脅威からパソコンを守るためのセキュリティ機能が搭載されています。またセキュリティソフトにはプライバシー管理機能も備わっており、アップデートも自動でしてくれる便利機能です。

しかし、便利なゆえに定期的に自動更新されることによって重くなっていくのも事実です。保護レベルを下げたり、セーフブラウジングの設定を変更しましょう。

4:ブックマークが多い

アクセスする頻度が高いサイトは、ブックマークに入れておくことですぐに閲覧できます。しかし、ブックマークしているサイトが多いと、Google Chromeが重くなってしまうことがあります。

月に1回程度、ブックマークを見て閲覧していないサイトを削除していくことで、Google Chromeが軽快になるでしょう。

5:最新版に更新されていない

Google Chromeはアップデートすることで脆弱性を解決し動作を軽くすることができる可能性があります。
Google Chromeの右上にある縦の三点リーダーのマークから設定をクリックし、左側のChromeについてをクリックします。アップデートがあれば自動で開始し、終了後パソコン本体を再起動すればアップデート完了です。

6:パソコンのメモリ不足

Google Chromeが重いと感じたり、応答なしなのに、Firefox等の他のブラウザでは軽いブラウザがあるとしたら、PCのタスクマネージャーで、どのタブと拡張機能が、メモリやCPUを使っているのか確認しましょう。

メモリやCPUを使用している量が多い拡張機能や関連アプリがある場合は、停止または削除することで重い状態が改善に向かうでしょう。

7:ページのプリロード

ページの読み込みに時間がかかる場合の解消方法は、ページのプリロード(Googleが興味の持ちそうなページを予測し、URLを先に読み込みする機能)をオンにしましょう。

この方法はノートパソコン(MacBook、Windows)でも、スマホ(iPhone、Android)でも有効です。ノートパソコンはウェブブラウザの設定、スマホは本体設定で帯域幅を選び、ウェブページのプリロードをオンにするだけです。

解決策を試してもダメならブラウザの乗り換えも検討しよう

思い入れのあるブラウザの乗り換えは、重い決断でしょうが、SafariやInternet Explorer等のブラウザへの乗り換えも検討しましょう。

Chromeが重くなって、YouTubeやNetflixなどの動画サイトが見られなくなったとしても、ブラウザの乗り換えで解決する可能性があります。ブックマークや履歴をインポートする機能が搭載されているのでお気に入りのブラウザを探しましょう。

Chromeの重い原因は簡単に解決できることが多い

急にChromeが重くなるのには理由があります。ウイルスやWindows 7、Windows 8などのPCやスマホのハードウェア面を疑う方も多いでしょうが、ソフトウェアが原因の場合もあります。

まずは、TwitterやFacebook等のSNSを利用してあらゆる角度から原因を探ったり、紹介した方法を試してみましょう。

この記事を書いた人

Bee

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