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文字化けを変換してくれるサイト・ツール11選!原因やメーラー別修復方法

文字化けエラーツール

2021/05/12

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文字化けとは?

「文字化け」とは、コンピュータで文字が正しく表示されないことを言います。インターネット上のWebサイトを閲覧していたりメールを受信したときに「文字化け」によって読めなかった経験をお持ちの方は多いでしょう。

今回は、この「文字化け」が起こる原因と、「文字化け」が発生したときに読めるように変換する方法について紹介します。

文字化けが起こる原因は?

文字化けが起こる原因は、おおまかには送る側と受ける側とで環境が一致していない場合がほとんどです。

どんな状態が環境と一致していないということなのか、代表的な原因について、Webサイト閲覧時の場合と、メール受信時の場合に視点を分けて説明していきます。

Webサイトの場合

先ずは、Webサイトで文字化けが発生する場合を考えてみます。

Webサイトで文字化けが発生するポイントは、「文字コード」、「ページの読み込み」、「環境依存文字」の3つが考えられます。

それぞれについて以下にて説明していきます。

1:文字コードが正しく解釈されていない

Webサイトで文字化けする原因の1つ目は、「文字コードが正しく解釈されていない」ことです。

文字コードとは、人間が認識する文字をパソコンが認識するための「文字とバイト情報の対応表」のようなものです。例えば、シフトJISと言われる文字コードでは、「あ」は「82A0」となります。

この文字コードは複数存在しており、日本ではアスキー(ASCII)コード、シフトJIS(Shift_JIS)、EUC-JPコード、UTF-8コードが主に使われているコードになります。

Webページではどの文字コードを使うかが指定されているのですが、Webページ上で文字コードの指定が無かったり、閲覧する側のブラウザが指定とは異なる文字コードを使ってWebページを読み込むと、文字化けが発生してしまいます。

2:正しくページが読み込まれていない

Webサイトで文字化けする原因の2つ目は、「正しくページが読み込まれていない」ことです。

Webページの読み取りが不完全であったために、使用される文字コードや文字情報自体が読み取れなかったため、文字化けが発生してしまいます。

これは、インターネット回線の一時的な不具合だったり、閲覧する側のパソコンやブラウザソフトの動作不具合だったりが原因である場合が多い傾向にあります。たいていの場合は「F5(更新)」をして読み込み直しをすれば正常に表示されます。

3:環境依存文字が使われている

Webサイトで文字化けする原因の3つ目は、「環境依存文字が使われている」ことです。

「環境依存文字(もしくは、機種依存文字)」とは、一部のパソコンやOSでしか表示できない文字のことです。主に、半角カタカナや著作権マーク、「(株)」など複数の文字を1文字で表現しているような文字等が該当します。

「環境依存文字」を表示できないパソコンやOSで、「環境依存文字」が使われたWebページを表示すると、「環境依存文字」が使われている部分だけが文字化けするということになります。

メールの場合

次は、メールで文字化けが発生する場合を考えてみます。

 

Webサイトで文字化けが発生するポイントは、「環境依存文字」、「エンコード」、「メール形式」の3つが考えられます

それぞれについて以下にて説明していきます。

1:環境依存文字が使われている

メールで文字化けする原因の1つ目は、「環境依存文字が使われている」です。

これは、前述しました「Webサイトの場合」と同様です。「環境依存文字」を表示できないパソコンやOSで、「環境依存文字」が使われたメールを表示すると、「環境依存文字」が使われている部分だけが文字化けするということになります。

2:正しいエンコードに変換されていない

メールで文字化けする原因の2つ目は、「正しいエンコードに変換されていない」ことです。

エンコードとは、前述しました「Webサイトの場合」の「文字コード」と同様です。メールを送信する側でどのエンコードを使うかが指定されているのですが、受信する側が指定とは異なる文字コードを使ってメールを開くと、文字化けが発生してしまいます。

3:メール形式が違っている

メールで文字化けする原因の3つ目は、「メール形式が違っている」ことです。

メール形式には主に「テキスト形式」、「エンリッチテキスト形式」、「HTML形式」があります。「テキスト形式」は本文が単純なテキストのみで書かれたものです。

「エンリッチテキスト形式」は、本文のテキストにフォントの種類や大きさ、色等のスタイル情報が付加されたものです。強調したい部分等を太字にするなり赤字にするなりしてテキスト形式よりも見やすいメールが作成できます。

「HTML形式」は、Webページと同じHTMLタグを用いたもので、エンリッチテキストより多くの装飾が出来るものです。

「エンリッチテキスト形式」や「HTML形式」で書かれたメールを「テキスト形式」で見ると、本文のテキスト以外にフォントのスタイル情報やHTMLタグがそのままテキストとして表示されるため、一見すると文字化けしたように見えます。

文字化けを変換してくれるサイト・ツール11選

ここまで、Webサイトやメールでの文字化けについて紹介しました。では、文字化けしたWebサイトやメールを読むにはどうしたらよいのでしょうか。

ここでは、文字化けしたテキストを読めるようにしてくれる変換サイトや変換ツールを11個紹介します。紹介するサイトやツールを、文字化けが発生した状況によって使い分けてみましょう。

それでは、それぞれについて、説明していきます。

1:エンコードマニアックス

1つ目に紹介する変換サイト・ツールは、「エンコードマニアックス」です。

こちらは、画面上部のテキスト欄に解読したいテキストを貼り付けることで、35種類の形式にエンコードしたり、12種類の形式にデコードしたり出来るサイトです。このサイトでは、文字化けしたテキストを貼り付けることでプレーンテキストに出来ます。

さらに、プレーンテキストを貼り付けると、各種プログラミング言語での表記や文字コードへの変換、更には半角全角やひらがなカタカナ、QRコードの生成にまで、可能な限り変換してくれます。

また、入力したテキストの文字数およびバイト数も表示してくれます。文字化けの変換以外に様々な使い道のある、おすすめのサイトです。

2:もじばけらった

2つ目に紹介する変換サイト・ツールは、「もじばけらった」です。

こちらは、画面上部のテキスト欄に解読したいテキストを貼り付け、画面下に出てくる文字コードの組み合わせを、読める組み合わせになるまで選択していくことで、テキストを読めるようにするサイトです。

このサイトは、貼り付けるテキストの文字コードと、変換したい文字コードが分かっていることを前提として作られていますが、文字コードが分からなくてもそれぞれ11種類の文字コードのタブを順番にクリックしていけばいずれ読めるテキストに行きつくはずです。

文字化けの変換を手軽に行うのにはいいサイトです。

3:MIME Header Decode Service

3つ目に紹介する変換サイト・ツールは、「MIME Header Decode Service」です。

こちらは、メールのヘッダー情報が文字化けしている場合に、サイトのテキスト欄に文字化けしたメールヘッダーを貼り付けることで読めるようにしてくれる、メールの文字化けを解決してくれるサイトです。

メールソフトによっては、ヘッダー情報の記載フォーマットの1つであるMIMEヘッダーフォーマットを認識できないものがあり、Subject(件名)やFrom(送り主)等が文字化けしてしまいます。そういった場合の文字化けを読めるようにしてくれます。

メールヘッダーの文字化けに特化したシンプルなつくりのサイトです。

4:Broken JIS mail recover Service

4つ目に紹介する変換サイト・ツールは、「Broken JIS mail recover Service」です。

こちらは、メール本文が文字化けしている場合に、本文をサイトのテキスト欄に貼り付けることで読めるようにしてくれるサイトです。

このサイトでは、メール送信経路の途中で抜け落ちたJISコード「ESC(エスケープシーケンス)」の補完や、メール本文を作成中に誤って特殊キーを押したことで入ってしまったコントロールコードの排除等することで、文字化けした本文を読めるようにします。

本文に「$B$3$l$O(JJIS$B$N$8$G$9!#(J」といった、「$」マークが多数入った文字化けメールを受け取ったときは、こちらのサイトを試してみるといいでしょう。

5:Unicode Decoding

5つ目に紹介する変換サイト・ツールは、「Unicode Decoding」です。

こちらも、メール本文が文字化けしている場合に、本文をサイトのテキスト欄に貼り付けることで読めるようにしてくれるサイトです。

このサイトでは、「文字実体参照」という形式でエンコードされたために文字化けした本文を読めるようにします。「文字実体参照」とは、文字をUnicodeの16ビットの値で表したもので、「[&#]5桁の数字[;]」の形式になります。

本文が「[&#]12345[;]」のような配列が連続した文字化けメールが届いた場合は、こちらのサイトを試してみましょう。

6:文字化けの復元ツール(イクナガ ツールズ)

6つ目に紹介する変換サイト・ツールは、「文字化けの復元ツール(イクナガ ツールズ)」です。

こちらは、「譁?ュ怜喧縺托シ?」のような文字化けしたWebサイトのテキストやメール本文を、サイトのテキスト欄に貼り付けることで、できるだけ読めるようにしてくれるサイトです。

発生頻度が高いとされるShift_JISとUTF-8との間での文字化けに対応したサイトです。ただし、この種の文字化けの場合は情報が失われている部分があるため、完全には復元できない場合があるようです。

他の変換サイトやツールも併用して幅広く調査する場合に、このサイトも選択肢としておくとよいでしょう。

7:KanjiTranslator

7つ目に紹介する変換サイト・ツールは、「KanjiTranslator」です。

こちらは、テキストファイルとして保存されている文字コードや改行コードを一括して変換してくれるツールです。

このツールは、高精度なテキストエディタ「Crescent Eve」を文字コードの認識エンジンとして採用しており、ツール上にファイルをドラッグ&ドロップすることで文字コードや改行コードを変換してくれます。

Webサイトやメール本文の変換の際には一度テキストファイルを作って保存する手間がかかりますが、複数のテキストファイルを変換する場合には重宝するツールです。

8:文字化けから元の文字に変換するツール(ぺんたん)

8つ目に紹介する変換サイト・ツールは、「文字化けから元の文字に変換するツール(ぺんたん)」です。

こちらは、文字化けした文字をテキスト欄に貼り付けることで、元の文字コードを推測して読めるように文字コードを変換するサイトです。

文字コードを自動判別してくれるので、文字コードを指定することなく変換が可能です。手動で変換前と変換後の文字コードを指定することも可能です。

なお、Shift-JISからUTF-8への変換、EUC-JPからUTF-8への変換、UTF-8からEUC-JPへの変換については、文字情報が失われている部分が多いため、変換がうまく行かないとのことです。

文字コードについてあまり詳しくない方にはおすすめのサイトです。

9:FileCode Checker

9つ目に紹介する変換サイト・ツールは、「FileCode Checker」です。

こちらは、前述しました「KanjiTranslator」と同様、ファイルをドラッグ&ドロップすることで文字化けファイルを変換してくれるツールです。文字コードも自動認識してくれます。返還後のテキストを保存する際に、文字コードと改行コードを指定できます。

「KanjiTranslator」と同様に、ファイルに保存した文字化けテキストの変換を手軽に行うのにおすすめのツールです。

10:nkfツール

10個目に紹介する変換サイト・ツールは、「nkfツール」です。

こちらは、コマンドプロンプトでコマンドを打ち込むことで文字コードを変換できるツールです。別名「nkf Network Kanji Filter」とも言われています。文字コードは自動認識されます。

変換するテキストファイルがたくさんあって、マウスでいちいち開いたりドラッグ&ドロップするのが面倒な場合、コマンドプロンプトで一括変換できます。

コマンドプロンプトでの作業に慣れているという人には是非おすすめしたいツールです。

11:Windows標準のメモ帳

11個目に紹介する変換サイト・ツールは、「Windows標準のメモ帳」です。

実は、Windows標準のメモ帳で文字コードの変換が出来ます。メモ帳を開いて文字化けしたテキストを貼り付け、保存する際に文字コードを設定してファイル名を付けて保存することで変換が完了します。変換結果は、保存したファイルを開いて確認します。

メモ帳以外でも、テキストエディアでも文字コードを指定して保存する機能を持つテキストエディアは多数存在しますので、普段から使い慣れているテキストエディタがあれば確認してみるといいでしょう。

なお、前述したサイトやツールのように一括変換や自動認識等の便利な機能はありませんので、ある程度文字コードの知識がある人におすすめです。

メーラー別文字化けを直す方法

ここまで、文字化けを変換してくれる11個のサイト・ツールを紹介してきました。

ここからは、メーラー(メールソフト)で文字化けを直す方法を紹介します。

お使いのメーラーによって文字化けを直す方法は異なりますので、大きく「Outlook系」と「その他」に分け、それぞれでよく使われるメーラーについて操作方法を紹介していきます。

なお、メール本文に「半角カタカナ」や「機種依存文字」が使われている場合は、今回紹介する対応方法では文字化けを直すことは出来ません。メール送信元にそれらの文字を使わないように依頼してください。

Outlook

メーラーでの文字化けの直し方の1つ目は、「Outlook」です。

Outlookとは、WindowsOSを提供しているマイクロソフト社が提供しているオフィススイートソフト「Microsoft Office」の中に含まれる個人情報管理ソフトです。その中の1つの機能としてメーラーが内包されています。

今回は、「Outlook 2016」と「Outlook 2019」について、文字化けの直し方を紹介します。

Outlook 2016

最初は「Outlook 2016」での文字化けの直し方です。

先ず、文字化けしたメールを開きます。そして、[メッセージ]タブから[移動]の中の[アクション]をクリックします。

[アクション]の中の[その他のアクション]から[エンコード]をクリックし、表示されたエンコード一覧の中から[日本語(自動選択)]か[日本語(EUC)]か[日本語(シフトJIS)]か[Unicode(UTF-8)]のいずれかをクリックします。

以上の手順で、メール本文が文字化けしなくなるまで、文字コードを選びなおしていきます。

Outlook 2019

次は「Outlook 2019」での文字化けの直し方です。

先ず、文字化けしたメールを開きます。そして、[メッセージ]タブから[移動]の中の[アクション]をクリックします。

[アクション]の中の[その他のアクション]から[エンコード]をクリックし、表示されたエンコード一覧の中から[日本語(自動選択)]か[日本語(EUC)]か[日本語(シフトJIS)]か[Unicode(UTF-8)]のいずれかをクリックします。

以上の手順で、メール本文が文字化けしなくなるまで、文字コードを選びなおしていきます。

その他

メーラーでの文字化けの直し方の2つ目は、「その他のメーラー」です。

Outlookが有料ソフトであることに対し、こちらで紹介するメーラーはフリーウェア(無料ソフト)やOSに付属しているソフトです。個人でメーラーを使う場合はこちらのソフトを利用されている人が多いでしょう。

今回は、「Gmail」、「Thunderbird」、「Windowsのメールアプリ」、「Macのメールアプリ」について、文字化けの直し方を紹介します。

Gmail

最初は「Gmail」での文字化けの直し方です。

GmailはWebブラウザ上でメーラーを表示させますが、Gmailの仕様でWebブラウザの文字コード(エンコード)を[Unicode(UTF-8)]にしていないと文字化けしてしまうのです。ブラウザによって変更方法が異なりますので、お使いの環境に合わせてお試しください。

Google Chromeの場合は、「chromeウェブストア」サイトから拡張機能「Charset」を追加し、「Charset」アイコンをクリックして出てくる文字コード一覧から[Unicode(UTF-8)]を選択します。

Microsoft Edgeの場合も同様で、「Edgeアドオン」サイトから拡張機能「Charset」を追加することで文字コード(エンコード)を変更できます。

Internet Explorerの場合は、ツールバー上で右クリックして[メニューバー]>[表示]>[エンコード]>[Unicode(UTF-8)]を選択します。

Safariの場合は、歯車のマーク>[メニューバーを表示]>[表示]>[テキストエンコーディング]>[Unicode(UTF-8)]にチェックマークを入れます。

Thunderbird

次は「Thunderbird」での文字化けの直し方です。

先ず、文字化けしたメールを開きます。次に、メニューの[表示]から[文字エンコーディング]をクリックし、出てきたエンコード一覧の中から[日本語(自動選択)]か[日本語(EUC)]か[日本語(シフトJIS)]か[Unicode(UTF-8)]のいずれかをクリックします。

以上の手順で、メール本文が文字化けしなくなるまで、文字コードを選びなおしていきます。

Windowsのメールアプリ

次は「Windowsのメールアプリ(Windowsメール)」での文字化けの直し方です。

先ず、文字化けしたメールを開きます。次に、メニューの[表示]から[エンコード]をクリックし、出てきたエンコード一覧の中から[日本語(自動選択)]をクリックします。

以上の手順で、メール本文が文字化けしないことを確認します。解決しない場合は他の文字コード([日本語(EUC)]か[日本語(シフトJIS)]か[Unicode(UTF-8)]のいずれか)に選びなおしてみます。

Macのメールアプリ

最後は「Macのメールアプリ(Apple Mail)」での文字化けの直し方です。

Macのメールアプリ(Apple Mail)の場合は、macOSのターミナル画面からコマンドを入力することで文字コード(エンコード)を変更します。

[アプリケーション]から[ターミナル]をクリックしてターミナル画面を表示させ、プロンプトにて「defaults write com.apple.mail NSPreferredMailCharset “ISO-2022-JP”」を入力して実行します。

上記のコマンドでは、文字コード(エンコード)は「ISO-2022-JP」に変更されます。別の文字コード(エンコード)に変更する場合は、「Shift_JIS」、「UTF-8」、「EUC」と記載します。

以上の手順で、メール本文が文字化けしなくなるまで、文字コードを選びなおしていきます。

変換ツールがあれば文字化けが起きても困らない!

いかがでしたでしょうか。今回は文字化けを変換してくれる11個のサイト・ツールと、メーラー別文字化け修復方法を紹介しました。

文字化けが起きる原因と対応方法を知っておけば、いざ文字化けしたWebページや文字化けメールに直面しても慌てず対応できます。是非今回の記事を参考にしてください。

Bee

この記事を書いた人

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