目次[ 表示 ]
- パソコンの動作が遅くなる原因6つ
- 1:メモリの容量が足りていない
- 2:HDDやSSDの空き容量が少ない
- 3:ファイルやハードディスクなどに不具合がある
- 4:バックグラウンドでアプリが常時起動している
- 5:コンピューターウイルスに感染している
- 6:ディスク内に不要なデータがある
- パソコンが重い時に試したい対処法15選
- 1:パソコンを再起動してみる
- 2:開いているブラウザのタブを閉じる
- 3:不要なアプリをアンインストールする
- 4:バックグラウンドで作動しているアプリを終了する
- 5:排熱対策をする
- 6:ウイルスチェックを実行する
- 7:電源プランを高パフォーマンスに設定する
- 8:OSを最新版にアップデートする
- 9:高速スタートアップ機能を有効にする
- 10:スタートアップアプリを無効にする
- 11:ディスククリーンアップを行う
- 12:自動メンテナンスの時間を変更する
- 13:視覚エフェクトの設定を見直す
- 14:サーチインデックス機能をオフにする
- 15:常駐ソフトを軽いものに変える
- 上記の対処法を試しても重い場合は?対処法4つ
- 1:詳しい人や専門家に相談する
- 2:メモリを追加する(デスクトップPC)
- 3:OSをリセットする(Windows)
- 4:OSをインストールし直す
- パソコンが重い原因や対処法を知り快適に使おう
パソコンの動作が遅くなる原因6つ

いつもと同じ作業をしているのに、なんだかパソコンの動きが遅く感じられる時がありませんか。パソコンの動作が悪いことを俗に「パソコンが重い」と表現することがあります。このようにパソコンの動作が悪くなってしまうのはどのような原因によるものでしょう。
ここでは、パソコンの動作が遅くなってしまう原因を6つ紹介します。パソコンの動作が重いと感じたら、チェックしてみましょう。
1:メモリの容量が足りていない
メモリは、パソコンでアプリケーションが動作するのに必要な記憶領域です。メモリを占有してしまうアプリを使用している時や、複数のアプリが同時に動作している時に容量不足に陥ってしまう可能性があります。
メモリの使用状況や空き容量を確認して、常時、メモリ容量が不足している場合は、メモリの増設やパソコンの買い替えなどを検討していくことも必要です。
2:HDDやSSDの空き容量が少ない
HDDやSSDは、記憶領域として使用されていますが、長期記憶としてだけでなく、一時記憶領域として使用される部分もあります。HDDやSSDなどのハードディスクに空き容量が少ないと、パソコンの動きが重いと感じる原因になります。
空き容量がひっ迫していなくても、ハードディスクの断片化が起きている時も、パソコンの動作に影響があります。不要なアプリやデータはまめに削除し、ディスクのクリーンアップやデフラグを心がけましょう。
3:ファイルやハードディスクなどに不具合がある
ハードディスクやハードディスクに保存されているファイルの一部に破損がある場合も、パソコンの動きが重く感じられます。破損している箇所以外は問題なく使えるものの、ハードディスクの破損箇所にアクセスするタイミングで動作が遅くなったり、フリーズしたりします。
パソコンの動作にムラがある時や、特定のファイルやアプリケーションを使う時だけパソコンが重く感じられるような場合は、”ハードディスクの不具合”も疑われます。
4:バックグラウンドでアプリが常時起動している
パソコンの利用者が意識していないものの、ディスプレイに表示されずに動作しているアプリもあります。こうしたアプリを「バックグラウンドで動作するアプリ」と呼びます。
バックグラウンドで動作するアプリは、ユーザーにとって使っているという感覚がなく、パソコンに負荷をかけているという自覚が薄くなりますが、パソコンの動作に影響を与えています。パソコンの動きが重いと感じられたら、バックグラウンドの常駐アプリも確認してみましょう。
5:コンピューターウイルスに感染している
パソコンがコンピューターウイルスに感染した場合、ウイルスはパソコン内で多くの処理を実行するため、パソコンの動作が重いと感じられます。
いつもは問題なく動くような操作をしているのに、ある時を境に急に動作を重いと感じるようになったら、ウイルスへの感染を疑う必要があります。疑わしい時は、パソコンをネットワークから切り離し、パソコンのウィルス対策ソフトを使って感染チェックをしましょう。
6:ディスク内に不要なデータがある
ハードディスクの空き容量が不足している場合でも、使用中のファイルは容量不足解消のために安易に削除することはできません。不要となったアプリや、すでに使っていないデータなどは、単にディスク容量を圧迫してしまうため削除可能です。
ディスク容量を圧迫するようなごみファイルを残さないために、日ごろから不要なアプリケーションやデータを整理し、削除しておくような運用が必要です。
パソコンが重い時に試したい対処法15選
パソコンが重いと感じた時に、原因と考えられるいくつかのポイントを確認し、原因が特定できた場合、どのように対処していったらよいのでしょう。また、原因の特定に至らなかった場合には、対処方法はないのでしょうか。
ここでは、パソコンの動きが重いと感じた時に試してみる価値のある対処方法を紹介します。簡単なものから順次試してみましょう。
1:パソコンを再起動してみる
パソコンは起動した状態のまま長く使うと、メモリに必要なくなった記憶が残っていたり、バックグラウンドで常駐するアプリが溜まっていく一方だったりと、パソコンのリソースが消費され続けます。
パソコンの動きが重いと感じた時には、いったんパソコンを再起動してみると、再起動のタイミングでリソースが解放されるので、状態が改善することがあります。
2:開いているブラウザのタブを閉じる
ブラウザを複数開いていたり、ブラウザのタブを複数開いていたりする場合は、ブラウザを閉じるだけで、パソコンの動作が重い状態を解消できることがあります。
ブラウザを開いてインターネットページを表示するという作業は、パソコンのメモリを消費しています。複数ブラウザやタブが開いている場合は、まず、不要なページから閉じていきましょう。すべてを閉じなくても状態が改善する可能性もあります。
3:不要なアプリをアンインストールする
アプリはプログラム処理を行っているので、当然パソコンのリソースを消費しています。不要なアプリでも、常駐する設定になっていて、常にパソコン上で動作している可能性もあります。
不要なアプリはアンインストールすることで、無駄なアプリがバックグラウンドに常駐するのを防ぐことができ、ハードディスクからアプリが削除されることでハードディスクに空き領域を増やすことにもつながります。
4:バックグラウンドで作動しているアプリを終了する
パソコンのバックグラウンドに常駐するアプリは、メモリを消費するだけでなく、CPUの使用率もあげてしまいます。WindowsOSの場合は、タスクマネージャーを使って起動中のアプリを確認できます。
使っているアプリ以外のアプリが起動中のアプリとして表示されている場合、バックグラウンドに常駐しているものと考えられます。不要なアプリと判断できるものについては、終了させることで、リソースの負担を軽くできます。
5:排熱対策をする
パソコンに熱が蓄積してしまい、動きが重い原因となっていることもあります。動きが重い時はパソコン本体を触ってみて、熱いと感じたら排熱対策も試してみましょう。
外気温が高い場合は、クーラーや扇風機の風で直接パソコン本体を冷やしてみることも有効です。外気温に関係なくパソコン本体が熱くなっている場合は、パソコンのファン付近にホコリが溜まっていないか確認し、汚れていたら掃除をしましょう。
6:ウイルスチェックを実行する
インターネットに接続していれば、ウイルス感染のリスクは常にあります。インターネットに接続していなくても、外部媒体を使ってデータのやり取りをしている場合は、やはりウイルス感染のリスクを排除できません。
パソコンの動きが重いと感じたら、念のためウイルスチェックを実施しましょう。万が一、ウイルス感染が原因だった場合は、感染の広がりを止めることができ、ウイルス駆除によりパソコンの動きも改善されます。
7:電源プランを高パフォーマンスに設定する
パソコンの動きが重いと感じた時、OSがWindowsの場合は、電源オプションの設定でPCのパフォーマンスをあげることができます。
「電源オプション」の設定から「電源プラン」の設定を変更します。「詳細設定」の「プロセッサの電源管理」で、「最小のプロセッサの状態」「システムの冷却ポリシー」「最大のプロセッサの状態」の設定変更を行うことでパフォーマンスが改善する可能性があります。
8:OSを最新版にアップデートする
最近では、ネットワークに接続すると自動的にOSのアップデートがされる設定が増えていますが、パソコンの動きが重い場合は、OSアップデートにより改善することもあります。Windowsの「更新とセキュリティ」で確認できます。
OSのアップデートが自動更新の設定になっている場合は、バックグラウンドでアップデート処理が走っていることでパソコンが重くなることもあります。
9:高速スタートアップ機能を有効にする
Windows 8以降のOSには「高速スタートアップ」機能が搭載されています。「高速スタートアップ」は「電源オプション」の「シャットダウン設定」で確認・設定が可能です。
「高速スタートアップ」のチェックボックスをオンにしておけば、シャットダウン状態からパソコン起動する時の起動スピードが速くなります。
10:スタートアップアプリを無効にする
パソコンの起動が重いと感じられたり、パソコンの起動直後の作業で重いと感じたりする場合は、スタートアップ処理に原因がある可能性も考えられます。
スタートアップアプリとして多くのアプリが設定されていると、OS起動と同時に多くのアプリ起動処理が行われるのでリソースを圧迫します。スタートアップアプリを確認し、必要最小限の設定にしてみましょう。
11:ディスククリーンアップを行う
不要なファイルやデータを溜め込んでしまいがちな人は、「不要なデータを削除する」という作業も労力を要する作業になってしまいます。「ディスククリーンアップ」という機能を使うと、不要なファイルをOSが判断してリストアップしてくれます。
リストアップされたファイル一覧を確認した上で指示すれば、削除対象外のファイルを除き、一括削除してくれます。
12:自動メンテナンスの時間を変更する
「自動メンテナンス」は、設定されたスケジュールでシステムスキャンやソフトウェア更新などを自動実行してくれる機能です。自動化されているので、人間が意識して実行するのに比べ、対応漏れが発生しません。
「自動メンテナンス」が動作している時に作業すると、パソコンの動作が重いと感じられます。一時的に「自動メンテナンス」を無効化したり、パソコンは起動しているものの使っていない時間帯にスケジュール変更したりするなどの対応をしてみましょう。
13:視覚エフェクトの設定を見直す
視覚エフェクトとは、パソコンの画面で表示されるさまざまな効果で、操作説明をするキャラクターや軌跡を表示するマウスポインタなどがあります。視覚エフェクトはパソコン操作を楽しくさせたり、目を楽しませたりしてくれる効果ですが、リソースを消費します。
パソコンの動きが重いと感じる時には、視覚エフェクトの設定を「パフォーマンスを最優先にする」に設定するか、効果をできる限りまで減らしてみましょう。
14:サーチインデックス機能をオフにする
サーチインデックス機能はWindowsでファイルの検索処理を高速化するための機能です。検索は高速化できますが、ファイルの登録処理には負担がかかります。パソコンの動きが重いと感じる時には、サーチインデックス機能オフを試してみましょう。
Windowsエクスプローラーでドライプの「プロパティ」を表示し、「このドライブ上のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスを付ける」のチェックを外します。
15:常駐ソフトを軽いものに変える
常駐アプリはパソコン利用者があまり意識しないうちに増えていることもあります。アプリのインストール時に、作業開始をスムーズに行うためアプリの常駐化がデフォルトで設定されていることもあります。
常駐アプリはパソコンの動きを重くする原因にもなり得るので、必要最小限に留めましょう。ただし、常駐していないとパソコンの動作に影響を与えるアプリもあるので注意が必要です。
セキュリティソフトも検討の対象
ネットワークに接続していたり、外部媒体を使ってデータのやり取りが発生したりする場合、セキュリティソフトはパソコンに常駐していないと危険です。しかしながら、1台のパソコンに複数のセキュリティソフトが動作しているためにパソコンの動作が遅くなることもあります。
セキュリティソフトだからといって、常駐無効化の対象外とするのではなく、使用しているセキュリティソフトなのか確認し、不要の場合は無効化しましょう。
上記の対処法を試しても重い場合は?対処法4つ

ここまで紹介してきたような対処法を試しても、一向にパソコンの動作が解消しないという時は、さらに高度な設定を確認してみる必要があります。内容によっては、素人では難しい作業になる可能性もあります。
ここでは、パソコンの動きが重いと感じられる時の専門的な対応方法を紹介します。
1:詳しい人や専門家に相談する
パソコンの動きが重い原因が、パソコンの仕組みを理解できていないと解決できない内容の場合、パソコンをツールとして使っているだけでは対処できない可能性もあります。
パソコンのシステムツールとして用意されているツールを使っても、根本的な原因が分からなかったり、解決できなかったりする場合は、パソコンに詳しい人や専門家に相談した方が早期解決が見込めます。
2:メモリを追加する(デスクトップPC)
パソコンの動きが重い原因がメモリ不足にある場合は、メモリを購入して増設してみましょう。デスクトップPCなら素人でもメモリ増設が可能です。ノートPCでもマニュアルに沿って行えることもあります。
メモリはパソコンの機種に適合するものを購入しなければならないので、機種を確認した上で、電気店で探してみましょう。
3:OSをリセットする(Windows)
長い間使っているパソコンの場合は、OSの動作に問題があってパソコンの動きが遅くなっている可能性もあります。Windowsを購入時と同じ状態に戻すことで、動作が改善することもあるので、OSのリセットも検討してみましょう。
リフレッシュする
「PCのリフレッシュ」はWindows 8以降、システム機能として用意されており、設定は保持したままWindowsを初期状態に戻すことも可能です。Windowsの「回復」機能を使って「PCのリフレッシュ」を実行できます。
初期化する
Windowsに標準で搭載の「回復」機能を使うと、OSの初期化が行われます。
不要なアプリをアンインストールしてパソコンの状態を改善しようとしても、インストールしたプログラム間の関係やファイルの要・不要も複雑すぎて削除しかねている時は、「回復」機能で初期化すれば、購入時の状態に戻ります。
4:OSをインストールし直す
OSの初期化で状況が改善しない場合でも、再インストールによって改善することもあります。OSの再インストールも、「システムとセキュリティ」の「セキュリティとメンテナンス」で「回復」を選ぶだけです。
操作手順は簡単で、パソコンに精通していなくても実行できますが、再インストールにはリスクもあるので、理解しておきましょう。
メーカーのサポートは受けられなくなる
OSをインストールし直す場合、やり方によってはメーカーのサポートを受けられなくなる可能性があるので注意が必要です。
パソコン購入時と異なるOSを購入してインストールしたり、ハードディスクを交換してOSをインストールし直したりすると、メーカーの保証範囲外となり、サポートを受けられなくなることがあります。
パソコンが重い原因や対処法を知り快適に使おう

パソコンが遅い、重いと感じられる時は、パソコンのリソースに多大な負荷がかかっている時です。負荷の原因はいろいろ考えられるので、原因となりそうなことを理解し、対応策も覚えておきましょう。
パソコンの動きが重くなった原因を推測し、自分でできる安全な対処方法を試して改善に努め、快適な状態でパソコンを使っていきましょう。