「王となれ」という一言が印象的なゲーム『ELDEN RING』。現在はDLCも発表されています。
今回は、そんなエルデンリングの元ネタをご紹介!
神話の世界観・オマージュ・褪せ人である主人公の正体・用語の名前や意味など、考察が盛り沢山♪
ゲームの目的やストーリーもわかりやすく解説しています!
※この記事はネタバレを含みます。
目次[ 表示 ]
- 「ELDEN RING(エルデンリング)」とは?ストーリーをわかりやすく紹介!
- 世界観のモデルになった神話は?
- 1. 北欧神話
- 2. ギリシャ神話
- 3. クトゥルフ神話
- エルデンリングのオマージュまとめ!
- 1. ベルセルク
- 2. 蟲の神
- 3. ゲーム・オブ・スローンズ
- 4. ミッドサマー
- 5. フロムの過去作品
- 専門用語の意味を解説!
- 1. エルデンリング
- 2. 黄金律
- 3. 狭間の地
- 4. デミゴッド
- 5. 褪せ人
- 6. 大いなる意志
- 7. 二本指
- 8. 死のルーン
- 9. 陰謀の夜
- 10. 破砕戦争
- 「褪せ人」である主人公の正体は?
- 1. ゴッドフレイの末裔
- 2. ミケラの魂が宿った存在
- 3. ゴッドウィンの魂が宿った存在
- エルデンリングの元ネタを考察してみよう!
「ELDEN RING(エルデンリング)」とは?ストーリーをわかりやすく紹介!
引用元:X(@fromsoftware_pr)
「ELDEN RING(エルデンリング)」は、フロム・ソフトウェアが開発したオープンワールドのアクションRPGです。
同じくフロム社が開発し大ヒットしたゲーム「DARK SOULS」の進化版として、完全新規の今作が発売されました。
そのため、このゲームも複雑なダンジョンやアクション操作が目白押し!
発売されてすぐに「死にゲー」の仲間入りを果たしました。
今作の大きな特徴は、オープンワールドにもかかわらず、マルチエンディングシステムを実現している点にあります。
主人公が生きる世界をどのような終焉に導くかは、プレイヤーの選択次第です。
また2024年2月には、今作のDLCである「SHADOW OF THE ERDTREE」が2024年6月21日に配信されることが発表され、更なる盛り上がりを見せています!
ストーリー
女王マリカが統治する「狭間の地」で、マリカの子であるゴッドウィンが殺害され、「エルデンリング」までもが砕かれてしまう。
この日を境にマリカもどこかに消えてしまい、いつしかこの出来事は「陰謀の夜」と呼ばれるようになった。
「大いなる意志」はエルデンリングの修復を促すも、狭間の地は混沌を極め、やがて「破砕戦争」 が勃発。この戦乱がきっかけで、大いなる意志は狭間の地に生きる「デミゴッド」たちの瞳から黄金の祝福を奪ってしまう。
その後、かつて狭間の地を追われた「褪せ人」たちに、祝福の導きを与えた。
現在の狭間の地には、呪いに満ちた廃墟以外、残されていない。
褪せ人である主人公は祝福に導かれ、「エルデの王」となるために、エルデンリングを目指していた…
-
ストーリーとして紹介した部分は「ゲーム開始前の前日譚」のようなもので、ゲーム開始後、数々の場所を巡っていくことで更に明らかになっていきます!
「専門用語だらけでよく分からなかった」という方も多いでしょう。
この記事の後半で、エルデンリングの専門用語を解説していますので、ぜひご覧ください!
- 発売日
- 2022年2月25日
- 販売元
- フロム・ソフトウェア
- 価格(税込)
- 9,240円
世界観のモデルになった神話は?
ここからは、「エルデンリングのモデルになったのでは?」と言われている神話を3つご紹介します!
※下記はあくまで考察であり、ゲームの公式情報ではありません。
1. 北欧神話
引用元:ねとらぼ
共通点
・黄金樹が「世界樹」を連想させる
・影の地は「死者の国・ヘルへイム」なのではないか?
-
北欧神話に出てくるヘルヘイムの「ヘル」は、「隠された場所、冥界」という意味なんだそうです。
そう考えると、黄金樹に隠された影の地と関連しているのかもしれませんね!
2. ギリシャ神話
引用元:Game*Spark
共通点
・自らの母親に生贄にされてしまったメリナが「アンドロメダ」を連想させる
-
「アンドロメダ」は、ギリシャ神話に出てくる美しい王女で、カシオペヤの失言により、神の生贄にされてしまったと言われている人物です。
ただ、ギリシャ神話との共通点は今のところこれだけなので、エルデンリングの中では様々な神話がミックスされてモデルとなっているのかもしれませんね!
3. クトゥルフ神話
引用元:セイナニティLog
共通点
・狂い火が「クトゥグア」を連想させる
・エルデンリングにもクトゥルフ神話にも「外なる神」が登場する
-
エルデンリングには一定の条件を満たすと到達できる「狂い火エンド」が存在し、主人公が狂い火の王となってゲームがエンディングを迎えます。その狂い火が、生ける炎の姿をした神「クトゥグア」によく似ているんです。
また「外なる神」は、エルデンリング・クトゥルフ神話の両方で邪神として登場します!
エルデンリングのオマージュまとめ!
ここからはエルデンリングに登場する、漫画やゲーム作品のオマージュだと噂されている小ネタをご紹介いたします!
※下記はあくまで考察であり、ゲームの公式情報ではありません。
1. ベルセルク
引用元:TunesFind
オマージュ要素
・グレートソード
・獅子斬り
・夜騎士装備
・虜囚の鉄仮面
・マレニアの翼兜
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フロム・ソフトウェアのディレクターが漫画『ベルセルク』のファンだということもあり、フロムのゲームではベルセルクのオマージュが毎作品の恒例となっています!
今回は漫画の主人公「ガッツ」に加え、「グリフィス」や「ファルネーゼ」風の装備も用意されているので、寄り道しながら回収していきましょう♪
2. 蟲の神
引用元:ACID BAKERY
オマージュ要素
・賢者ゴーリー
・ミリセント
・腐敗の眷属
-
『蟲の神』という絵本の作者であるエドワード・ゴーリーさん、そして作中に登場する「蟲」と、その蟲にさらわれて生贄になってしまう少女「ミリセント」がモデルになっていると言われています。
このクエストも絵本も、かなりショッキングな内容なので、注意してくださいね…!
3. ゲーム・オブ・スローンズ
引用元:– すごい世!! – FC2
オマージュ要素
・剣接ぎの大剣
・ラニ、ラダーン、ライカード、ミケラ、マレニア、モーグ、ゴッドウィン、モーゴット、ゴドリック
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エルデンリングの神話部分のストーリーを制作したのが、『ゲーム・オブ・スローンズ』原作者のジョージ・R・R・マーティンさんなので、このオマージュはファンの間ですぐに話題になりました!
剣接ぎの大剣は、ゲーム・オブ・スローンズに登場する「鉄の玉座」がモチーフになっていて、更にデミゴッドたちの名前も原作者の頭文字「G・R・R・M」のみになっています。
4. ミッドサマー
引用元:ブラボ速報
オマージュ要素
・風車村ドミヌラ
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アメリカに住む大学生がスウェーデンの村の祝祭で事件に遭遇するホラー映画『ミッドサマー』をオマージュしていると言われています。
ミッドサマーに出てくる村も、色とりどりの花が咲いているのですが、どことなく不気味なんです…
綺麗なのに怖い雰囲気まで、エルデンリングで再現されていますよ!
5. フロムの過去作品
引用元:ライブドアブログ
オマージュ要素
・暗月の大剣
・パッチ
・エレオノーラの双薙刀
・霧の猛禽
・城主ジェーレン
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これらはフロム・ソフトウェアが制作した過去作品『SEKIRO』や『DARK SOULS III』などに登場する武器・キャラクターです。
中でも「暗月の大剣」と「パッチ」は、フロムのゲームに必ず登場するお馴染みの要素としてファンに愛されています!
専門用語の意味を解説!
ここからは、エルデンリングに登場する専門用語を解説していきます。
記事冒頭で紹介したストーリーが分からなかった方は、まずこちらをご覧ください!
※下記は筆者独自の説明であり、ゲームの公式情報ではありません。
1. エルデンリング
意味
世界に規則を強制するアイテムで、黄金樹の根源とされている。
これが砕かれたことで、狭間の地は破滅へ向かっていくことになった。
2. 黄金律
意味
エルデンリングに与えられている規則で、「永遠」「不死」「生」などの概念と関連している。
黄金律とエルデンリングを組み合わせることで、世界に永遠の生を与えることができると考えられていた。
3. 狭間の地
意味
主人公が冒険する土地の名前。
ゲーム開始直前までは、エルデンリングと黄金律によって支配されていた。
4. デミゴッド
意味
神の血を引く者たち。
具体的には、狭間の地の女王であり神である「マリカ」の子供や、その子孫であるラニ、ラダーン、ライカード、ミケラ、マレニア、モーグ、ゴッドウィン、モーゴット、ゴドリックなどがこれに該当する。
5. 褪せ人
意味
黄金律に見捨てられたことで狭間の地を追放されてしまった者たち。
瞳の色が「褪せている」ことから、このように呼ばれるようになった。
6. 大いなる意志
意味
狭間の地を黄金律で支配しようと目論んでいた存在。
7. 二本指
意味
大いなる意志と会話をするために使う道具。
元々は五本指だったが、二本指と三本指に分裂した。
8. 死のルーン
意味
黄金律に祝福されたデミゴッドたちを殺すための力。
具体的には、黄金律を破壊する力であると考えられている。
9. 陰謀の夜
意味
マリケスが持っていた死のルーンが盗まれ、それによりゴッドウィンが殺害された事件。
事件の黒幕はマリカ、ラニ、ライカードだった。
10. 破砕戦争
意味
デミゴッドたちが砕かれたエルデンリングの欠片を巡って起こした戦争。
勝者の決まらないまま終わり、欠片は異なるデミゴッドがそれぞれ所持している。
「褪せ人」である主人公の正体は?
引用元:ダイヤモンド・オンライン
エルデンリングのディレクターから「褪せ人の子孫」であることまでは説明されている主人公ですが、一体何者なのでしょうか…
というわけで、ここからは主人公の正体についての考察を3つご紹介します!
※下記はあくまで考察であり、ゲームの公式情報ではありません。
1. ゴッドフレイの末裔
引用元:Gamerch
考察理由
・ゴッドフレイは、祝福を失って褪せ人になっていた時期がある
・ゴッドフレイの子供であるマルギットが「やはり褪せ人は、戦士の末裔ということか」という発言をしている
2. ミケラの魂が宿った存在
引用元:社畜ゲーマー速報
考察理由
・主人公もミケラも黄金律を外れた存在である
・ミケラは男性性のある体つきであっただけで性別の概念はなく、これは初期設定で男性にも女性にもできる主人公キャラクターと共通している
3. ゴッドウィンの魂が宿った存在
引用元:ゲーム速報
考察理由
・デミゴッドたちも再び誕生できる、という描写がある
・死んだゴッドウィンを蘇らせるための道具である「フィア」の英雄に主人公が勝利している
エルデンリングの元ネタを考察してみよう!
いかがでしたか?
エルデンリングは、超高難易度アクションゲームとして人気を博している一方、神話的な世界観の重厚なストーリーも大きな魅力です!
皆さんもこのゲームをプレイして、武器やキャラクター、クエストなどについて沢山考察してみてくださいね♪