2022年の今年、20周年を迎える機動戦士ガンダムSEED(シード)。
放映中には批判も多かった作品ですが、2002年の放送から20年経った今でも多くのファンが存在します!
今回はそんな機動戦士ガンダムSEEDの魅力や作品に登場するモビルスーツやメカをご紹介します!
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【機動戦士ガンダム】SEED(シード)の魅力を徹底解説!
機動戦士ガンダムSEED(シード)は宇宙世紀時代を描いていないガンダムシリーズの作品としても有名です!
宇宙世紀時代を描いていない作品ですが、どのような魅力があるのでしょうか。
以下にまとめました!
「コーディネイター」という設定
機動戦士ガンダムSEED(シード)の中で登場する「コーディネイター」という新たな人種は時代の最先端を先取りしているといっても過言ではない設定です。
本作の主人公「キラ・ヤマト」も「コーディネイター」です。
「コーディネイター」とは、「ナチュラル(普通に生まれた人間)」とは反対に「遺伝子操作をすることで優れた頭脳や身体能力を人工的に操作されて生まれた人種」のことです。
実際に、2013年にはアメリカで「デザイナーベイビー」という概念が話題になり、両親の望んだ見た目や頭脳を持った赤ちゃんが生まれるように遺伝子を操作するというものです。
2002年の放送当初には私達の間でも親しみのない「遺伝子操作によって生まれた人々」という概念が現在では「デザイナーベイビー」という概念が生まれたことにより、よりリアリティのある人種になりました。
そのため、「コーディネイター」と「ナチュラル」の戦争を描いているストーリーや設定も現在の私達には更に興味深く感じられるのも機動戦士ガンダムSEED(シード)の魅力だと思います!
かっこいいモビルスーツ達
引用元:BS11
ガンダムシリーズのなんといっても魅力なのは各作品に登場するMS(モビルスーツ)です!
特に機動戦士ガンダムSEEDに登場するMS(モビルスーツ)達はスタイリッシュなかっこよさをもった機体が多いのが特徴です!
「ストライクガンダム」はファーストガンダムに登場する初期のガンダムの白・青・赤の3色のカラーを継承しつつ、武装がグレードアップし、戦局に合わせて換装できるようになっているのも戦闘シーンに更に迫力がでて面白くなっています!
また、「フリーダムガンダム」は後部の翼が今までのMS(モビルスーツ)とは一味違ったスタイリッシュかつダイナミックなデザインになっていてとてもかっこいいです!
グレードアップしながらもガンダムらしさの残るMS(モビルスーツ)達は本作を語るに当たって外せない魅力の一つです!
美形なキャラデザ
引用元:アニメイトタイムズ
2002年に放送されて作品ということもあり、キャラクターのデザインもかなり美形が多いのも機動戦士ガンダムSEED(シード)の魅力です!
若い世代の人も見たくなるような現代風のキャラデザはガンダムシリーズには珍しいキャラデザなので、ファーストガンダムやZガンダムよりもかなり推しのキャラクターを見つけやすいと思います!
美男・美女が繰り広げるラブストーリーもしっかりとストーリーの中に組み込まれているので、戦争系のお話やロボット系のアニメが苦手な人でも楽しめると思います!
「戦争」について考えさせられるストーリー
機動戦士ガンダムシリーズの一貫した共通点の一つとして、「戦争」というトピックが挙げられます。
機動戦士ガンダムSEEDでは「戦争」に対する各キャラクターの心情も名台詞と共に巧みに描かれているのも大きな魅力です!
もともと戦争というのは人間の感情から起こるもので、大切なものが危機にさらされた時には特に戦いたくなくても戦わなければいけない状況に追い詰められてしまう。
そんな「戦争」に対して考えさせられるストーリーは私達の戦争の歴史と一致するものがあり、感慨深いです。
カガリの「殺されたから殺して。。。殺したから殺されて。。。それで本当に最後は平和になるのかよ」という台詞やラクスの「平和を叫びながら、その手に銃をとる。それもまた、悪しき選択なのかもしれません。でもどうか今、この果てない争いの連鎖を断ち切る力を!」という台詞、更にキラ・ヤマトの「気持ちだけで、一体なにが守れるって言うんだ!」という台詞は本作の中でもかなりの名台詞であり、「戦争」の本質について考えさせられる深い言葉なので是非作中で聞いて欲しいです!
【機動戦士ガンダム】SEED(シード)に登場するモビルスーツ一覧
以下に、機動戦士ガンダムSEED(シード)に登場するモビルスーツとメカを一覧にしてまとめました!
地球連合軍
ストライクガンダム
主人公:キラ・ヤマトの愛機。
スタンダードな中距離宇宙戦仕様、長距離砲を装備した砲撃戦仕様、さらに実剣を装備した近接戦闘仕様の3タイプの兵器が換装できる機体。
オールマイティーに活躍できる武装をもつMS。
ランチャーストライクガンダム
超高速インパルス砲の「アグニ」や「バルカン」、更に「ミサイル」などを装備している。
火力を強化している砲戦仕様のMS。
ソードストライクガンダム
背中に巨大な対艦刀の「シュベルトゲーベル」を装備している。
近接戦闘仕様のMS。
ムウ専用MA メビウス<ゼロ>
ムウの愛機。
有線式のガンバレルを装備している。
しかし、これを使用することができるのはムウのみ。
アークエンジェル
キラ達が搭乗する地球連合軍の強襲機動特装艦。
ガンダムの運用のためにヘリオポリスを訪れていた。
MA メビウス
地球連合軍の主力のMA。
戦局に対応するために多種多様な武器を装備している。
ミストラル
地球連合軍の戦闘ポッド。
汎用性にとても優れており、様々なタイプが存在している。
スカイグラスパー
大気圏での運用が考慮されて設計された戦闘機。
各種のストライクカーパックの装備によって強力な武装を持っているのが特徴。
ドミニオン
アークエンジェル級の二番艦。
アークエンジェルと同型艦のため、兵装は全て同じ。
しかし、艦橋部分のアンテナの形状のみが少し異なっている。
フォビドゥン、カラミティ、レイダーの母艦。
艦長はナタル。
メネラオス
数多くのMAを搭載しているMA母艦ともいえる艦。
MS開発計画の推進者のハルバートンが座乗。
戦艦
全長250mで強力な火器で武装がされている地球連合軍の主力戦艦。
しかし、現代のMS戦にあたっては旧式さが否めない。
護衛艦
全長130mと小回りの利く大きさで1番多く配備されている地球連合軍の護衛艦。
しかし、MSの機動性の高さについていくことは不可能。
イージス艦
地球連合軍の会場の戦力を支えている標準的な艦船。
レイダーガンダム
MA形態に変形が可能な機体。
鉄球の「ミョルニル」や大きな鉤爪、二連装ビームなどの多彩な武器をもっており
MA形態との変形を用いた機動力を生かした戦いをするのが特徴。
パイロットはクロト・ブエル。
カラミティガンダム
長距離砲撃戦を意識して攻撃力を高めたMS。
長射程ビーム砲やスキュラ装備、プラズマバズーカなどが装備されているのが特徴。
パイロットはオルガ・サブナック。
フォビドゥンガンダム
主装備に大鎌を持ち、背中にリフターを装備。
リフターを装備した際は、相手のビームを曲げる機体になるためダメージは残らない。
パイロットはシャ二・アンドロス。
ストライクダガー
地球連合軍の量産型MS。
ストライクガンダムなどの戦闘データをフィードバックして造られた。
性能はとても高く、ジンと互角かそれ以上の戦闘力を誇っている。
ザフト優位の戦力バランスを崩す切り札にもなる。
ザフト軍
デュエルガンダム
汎用性の高いオーソドックスな機体。
後にアサルトシュラウド装着タイプへと改修される。
デュエルガンダム アサルトシュラウド
デュエルガンダムの機体改修の際に装甲を換装し、強化した機体。
バスターガンダム
リニアレールガンと高エネルギーライフルを各一門装備しているため、敵の射程外からの目標を攻撃することが出来る、遠距離重砲撃戦を主に追及した機体。
ブリッツガンダム
地上における近接格闘戦を想定して設計された動きの素早さを主に追及した機体。
一定時間機体を透明にし、レーダーにも反応しない特殊な装備も持っているのが特徴。
イージスガンダム
アスランの愛機。
宇宙・空中での高速戦闘能力に優れている。
MA形態への変形能力で他4機のガンダムとはフレーム構造が根本的に違っている。
更に、MA形態時は巨大な4本の爪で相手をつかみ、ビーム攻撃を行う。
プロヴィデンスガンダム
無線遠隔操作が出来る「ドラグーン・システム」を搭載。
大型のものを3基と小型のものを8基装備しているほか、大型のビームライフルやビームサーベル内蔵シールドを持つ重武装。
ラウ・ル・クルーゼが搭乗した機体。
シグー
ザフト軍の指揮官用のMS。
ラウ・ル・クルーゼが搭乗。
ジン
ザフト軍の量産型MS。
多種多様な武器を装備することができ、汎用性も高いのが特徴。
ザウート
砲撃型の重MS。
タンク型の形態に変形し、肩に装備されている4つのキャノンがその攻撃力の高さを窺わせる。
長距離強行偵察複座型ジン
肩と背中に2つのレーダードームを装備。
大口径のロングレンジライフルも持つ特殊なタイプのジン。
ヴェサリウス
ガンダムの強奪のため、ザフト軍が使用したナスカ級高速戦闘艦。
ガモフ
ガンダム強奪作戦の参加後にブリッツガンダム、デュエルガンダム、バスターガンダムの3機を搭載している。
ラゴゥ
バクゥと同系統の4足のMSだがバクゥよりも一回り大型の指揮官機。
口にビームサーベルを装備しているのが特徴。
アンディーが搭乗している。
バクゥ
ザフト軍が誇る4足のMS。
足に装備されているキャタピラが機動性を高めている。
背中のキャノンとミサイルを装備した2種類が存在。
グーン
ザフト軍の主力水中MS。
左右の前腕部分に7連装ミサイル、フォノンメーザー砲を装備。
クローの装備はない。
ゾノ
ザフト軍の主力水中MS。
大型のクローを持ち、楕円の部分は全部ミサイルの発射口。
掌の部分にはフォノンメーザー砲を装備している。
グーンよりも若干だが、大きめのサイズ。
ディン
地球での運用を考慮して造られたザフトの飛行型のMS。
両腰に多様な武装をもっており、素早い攻撃で連合の戦闘機を翻弄した。
グゥル
ザフト軍の無人MS輸送機。
MSを背中に乗せて戦闘を支援。
正式名称は「モビルスーツ支援空中機動飛翔体」。
レセップス
ザフト軍の陸上戦艦でもあり、バルトフェルド隊の旗艦。
艦首中央にMSデッキを備えており、バクゥ、ラゴゥを収容している。
40cm連装砲を3基装備しており、武装は強力。
ザフト軍潜水母艦
艦首にドライチューブを4本備えており、そこにMSを収容。
甲板にはグゥルを発進させるハッチを持っており、モラシムの旗艦として登場。
ゲイツ
ザフト軍が誇る次期主力量産型のMS。
同型機で機体のカラーが異なる指揮官機も存在。
ゲイツ(指揮官用)
ザフト軍で初めての小型化されたビーム兵器を装備。
L4のメンデルコロニー内でムウ・フラガのストライクガンダムとの激戦を繰り広げた。
ラウ・ル・クルーゼが搭乗。
練習用ジン
訓練と練習用に造られたジン。
オーブ軍
アストレイ
オーブ軍の次期主力MSでモルゲンレーテ社で造られたMS。
キラの協力により、OSに改良が施され更に扱いやすくなっている。
イージス艦
オーブ軍の主力軍艦。
同型機が多く存在しており、その強力な武装からオーブ近海水域の防衛力を保つことに一役かっている。
ヘリ
オーブ軍の主力戦闘ヘリコプター。
アークエンジェルとザフトの戦闘が近海だった際には艦船と密接な連携をしていた。
アークエンジェル
アークエンジェル
マリュー達の母艦であり、元地球連合軍の強襲機動特装艦。
MS運用をするために設計がされ、多様な武装を持つ実験的な意味合いが強い。
現在はバスター、ストライクを擁し、地球軍から離脱して独自の行動をしている。
ザフトからの名称は「足つき」。
ストライクガンダム
大口径砲を装備した砲撃戦仕様で、実剣を装備した格闘戦仕様の3タイプの兵器を換装することが可能。
オールマイティーな機体で、イージスとの戦闘の末大破したものをオーブにより回収修理され、ナチュラル用のOSを組み込んだもの。
ムウ・ラ・フラガの愛機。
ランチャーストライクガンダム
超高速インパルス砲の「アグニ」や「バルカン」、「ミサイル」などを装備した火力を強化した砲戦仕様。
ソードストライクガンダム
背中に巨大な対艦刀の「シュベルトゲーベル」を備えている近接戦闘仕様。
バスターガンダム
リニアレールガンと高エネルギーライフルを各一門装備し、敵の射程外から目標を攻撃できる遠距離の重砲撃戦を主に追及している機体。
鹵獲後、修理され、アークエンジェルと共に行動。
ムウ専用MA メビウス<ゼロ>
ムウの愛機。
汎用MAメビウスの原型の高性能MA。
有線式ガンバレルを装備している。
しかし、使用できるのはムウのみ。
スカイグラスパー
大気圏の運用を考慮して設計された戦闘機。
アークエンジェルに2機配備されるものの、2号機はイージスガンダムに撃墜される。
各種のストライクカーパックの装備によって強力な武装を有している。
エターナル
エターナル
フリーダム、ジャスティス運用やサポートのために設計と建造された戦艦。
艦首にフリーダム、ジャスティスの強化武装であるミーティアを装備。
ラクス達の旗艦になる。
ミーティア
ジャスティス、フリーダムの強化武装。
強化武装として使われていない時はエターナルの艦首に装備。
フリーダムガンダム
ザフト製のMS。
動力は核エンジンで「ニュートロンジャマーキャンセラー」を保有することで、無限とも言える電力供給はPS装甲をダウンさせてしまうことはない。
背中にビーム砲、腰にはレールガンと大口径兵器を2門ずつ装備しており、無敵とも言える強さを有する。
キラが搭乗。
ジャスティスガンダム
ザフト軍が奪取したGATシリーズのデータを元に造られた最強のMS。
フリーダムとは兄弟機。
兄弟機のフリーダムと同様にニュートロンジャマーキャンセラーを装備しており、落ちることのないPS装甲やハリネズミのような火器を武装している。
アスラン・ザラが搭乗。
クサナギ
クサナギ
カガリ達のオーブ残存勢力の旗艦。
モルゲンレーテル社製で設計コンセプトはアークエンジェルと非常に似ている。
船体は3つに分離でき、中心部のみ輸送艦としてヘリオポリスとオーブ間を行き来していた。
M1アストレイ
オーブ軍の次期主力MS。
地球連合軍のオーブ侵攻の時には、圧倒的な戦力の差で善戦したことで、高い機体性能を示した。
クサナギにいくつか艦載されている。
ストライクルージュ
ストライク製作の時のメンテナンスパーツとイージス戦で未放棄されたストライクガンダムのデータから造られたオーブ製のストライクガンダム。
SEED(シード)の魅力に触れてみよう!
機動戦士ガンダムSEED(シード)のストーリーは現在の私達からすると身近になりつつある設定が面白いのが特徴です!
他のガンダムシリーズに比べてキャラデザが現代風で、見やすく、美男・美女が多くでるのも本作が人気の理由の一つです!
賛否両論ある作品ではありますが、若い世代の人は特に見たらハマる可能性が高いお話なのでぜひ見てほしいです!
かっこいいMS(モビルスーツ)やメカも多く、戦闘シーンも迫力あるものになっています!
SEED(シード)をみてガンダムの世界観を掴んじゃいましょう!