読書感想文で書きやすい現代文学の本5選！

今回は、読書感想文で書きやすい現代文学の本を5つ紹介していきます！

ページ数・テーマ・読みやすさなどもまとめていますので、ぜひ本を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

中学生になってからどうしても学校へ行くことが出来なくなってしまった少女まい。夏までの1月余りを、祖母である「西の魔女」の元で過ごすことにしました。

魔女のような暮らしをする祖母と少女が、ゆっくりとした時間を過ごす中で”幸せ”を見つけていきます。

生きるとは何か、”死”とは何か。考えさせられる作品です。

ラストは何とも切なく、美しい物語です。

バスの転落事故で湖の底に沈んでしまった死者たち。愛する人と別れを告げるため、午前0時に会いに来る物語です。

一見切ないストーリーのようですが、実際はスピード感があり、コミカルな場面も多くなっています。

大切な人との何気ない日常を大切にしよう。そんな風に思わせてくれる作品です。

高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。それは、全生徒が徹夜して80キロを歩きとおすという伝統行事です。

密かな誓いを胸に抱いて歩行祭に望む主人公。高校生ならではの、キラキラとした青春を感じられる物語です！

平凡な主人公。ある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告されます。そんな時目の前に現れたのは”悪魔”でした。

「世界からひとつなにかを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」

奇妙な取引を受け入れることを決めた主人公は、電話・映画・時計…ついには猫まで消すことを決めるのです。

なにかを得るためには何かを失わなければいけない、という世の条理について考えさせられる物語です。

何においても不器用な主人公。そんな彼女の唯一の心の支えは”推し”でした。

しかしある日、推しが炎上してしまいます。

自分にとって、背骨のような存在の推し。その炎上と自身の病気との間で葛藤していく物語です。

複雑な心境を鋭い言葉で表しており、まさに見事な作品です。

以上、読書感想文で書きやすい現代文学5選でした！

時間に余裕のある夏休みだからこそ、ぜひ、読書を楽しんでみてくださいね。