今回は、恋愛小説・闘病小説の中でも特に泣ける小説を厳選しました。
思いっきり泣きたい人、必見です!
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- 切なくて胸が苦しくなる恋愛小説10選
- 1. 僕は何度でも、きみに初めての恋をする。
- 2. 君と会えたから・・・
- 3. いま、会いにゆきます
- 4. 毎年、記憶を失う彼女の救いかた
- 5. あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
- 6. 恋愛寫眞 もうひとつの物語
- 7. 陽だまりの彼女
- 8. 桜のような僕の恋人
- 9. ぼくは明日、昨日のきみとデートする
- 10. 三日間の幸福
- 情緒を揺さぶられる闘病小説10選
- 1. アルジャーノンに花束を
- 2. 100回泣くこと
- 3. 1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記
- 4. 余命10年
- 5. 博士の愛した数式
- 6. 猫旅レポート
- 7. 余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話
- 8. 夏解
- 9. 生きてさえいれば
- 10. 明日の記憶
- 泣ける小説を楽しもう!
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切なくて胸が苦しくなる恋愛小説10選
1. 僕は何度でも、きみに初めての恋をする。
引用元:Amazon
あらすじ
両親の不仲に悩む高校1年生のセイは、ある日、少年ハナと出会う。優しくどこか不思議な雰囲気のハナに惹かれたセイは、それから毎日のようにハナに会いに行くが、実は彼の記憶が1日しかもたないことを知るのだった。
-
セイとハナが、不器用ながらも互いに寄り添っていく姿・掛け合う言葉に涙すること間違いなしです。また、身近にある当たり前がいかに尊いかを教えてくれます。2人が迎える結末にも注目です!
作品概要
- 著者
- 沖田 円
- 出版社
- スターツ出版
- 出版年
- 2015年
- ページ数
- 325ページ
2. 君と会えたから・・・
引用元:Amazon
あらすじ
自分のやるべきことややりたいことが見つけられず、無気力に過ごしていた平凡な高校生の僕は、ある日美しい女の子と出会う。いつしか彼女に恋心を募らせていた僕だが、同時に彼女の知られざる秘密を知ってしまう。
-
この本は、未来に対して漠然とした不安がある人に読んでほしい作品です。
恋愛要素はそこまで多くありませんが、人生や恋愛について考えさせられることが非常に多く、読んだ後の満足感がものすごいです。
作品概要
- 著者
- 喜多川 泰
- 出版社
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 出版年
- 2006年
- ページ数
- 208ページ
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喜多川ファンの方、そうでない方も必見です!
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3. いま、会いにゆきます
引用元:Amazon
あらすじ
最愛の妻である澪を亡くした巧は、息子の佑司と慎ましく過ごしていた。しかし1年後、2人の前に死んだはずの澪が現れる。2人は喜ぶが、澪は過去の記憶を全て失っていた。そこから3人の共同生活が始まる。
-
喪失感を抱えながらも前を向いて生きていこうとする巧と佑司。そして定められた運命を知りながらも、守るべきもののためにできることを考えて行動する澪。
彼らの家族愛に涙が止まりません…。
作品概要
- 著者
- 市川 拓司
- 出版社
- 小学館
- 出版年
- 2007年
- ページ数
- 432ページ
4. 毎年、記憶を失う彼女の救いかた
引用元:Amazon
あらすじ
わたしは、1年経つと記憶が両親の事故死直後に戻ってしまう。そんなわたしの前に現れた見知らぬ小説家は、ある賭けを持ちかけてきた。事故以来、他人に心を閉ざしていたわたしだったが、彼と過ごすうちに彼の優しさに惹かれていき…。
-
予想外な展開に驚くこと間違いなしの作品です!
小説家の真人に隠された秘密を知った瞬間、彼の優しさに涙してしまうと思います。本当に胸があたたかくなる作品です。
作品概要
- 著者
- 望月 拓海
- 出版社
- 講談社
- 出版年
- 2017年
- ページ数
- 320ページ
5. あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
引用元:Amazon
あらすじ
思春期真っ只中の女子中学生・百合は母親と喧嘩して家を飛び出す。次に目を覚ますとそこは70年前、戦時中の日本だった。そこで彰と出会い、彼の誠実さと優しさに惹かれる百合。しかし彼は特攻隊員であり、ほどなくして戦場へと向かう運命だった…。
-
タイムスリップ×戦争×恋愛という重くて、切なくて、悲しい作品。過去と現在の価値観の違いが露骨に現れていて、読んでいる側も苦しくなります。しかし、だからこそ考えさせられることが沢山詰まっています。
作品概要
- 著者
- 汐見夏衛
- 出版社
- スターツ出版
- 出版年
- 2016年
- ページ数
- 275ページ
6. 恋愛寫眞 もうひとつの物語
引用元:Amazon
あらすじ
人づきあいが苦手な大学生の誠人は、ある日大学生とは思えないほど幼い静流と出会う。2人は友人となり仲を深め、そして互いに恋心を抱いていた。やがて2人は初めてのキスを交わすことになるが、秘密を抱えていた静流は姿を消してしまう。
-
とにかく切ないです。お互いを想い合っているからこそのすれ違いに胸が締め付けられます。ですが、同時に恋することの素晴らしさを知ることができます。
読んだら恋をしたくなること間違いなし!
作品概要
- 著者
- 市川 拓司
- 出版社
- 小学館
- 出版年
- 2008年
- ページ数
- 316ページ
7. 陽だまりの彼女
引用元:Amazon
あらすじ
幼馴染と10年ぶりに再会した僕は、彼女と惹かれ合い結婚まで発展した。
しかし、彼女は僕には計り知れない過去を抱えているようで…。
-
想い合う2人の生活が愛おしいだけに、2人に待ち構える試練がより辛く感じます。甘酸っぱい空気と不穏な空気の差が凄いです。ですが、それだけ恋することの素晴らしさや恋の力の偉大さを教えてくれます。
作品概要
- 著者
- 越谷 オサム
- 出版社
- 新潮社
- 出版年
- 2011年
- ページ数
- 342ページ
8. 桜のような僕の恋人
引用元:Amazon
あらすじ
困難を乗り越え、ようやく恋人同士になった晴人と美咲。しかし美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまう。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は…。
-
切なすぎるラブストーリーとはまさにこのこと。愛し合う2人を引き裂く残酷な運命に涙が止まりません。また、悲しみを乗り越えて前に進もうとする晴人の姿に心を打たれます。そして読んだ後、どこかスッキリする作品です。
作品概要
- 著者
- 宇山 佳佑
- 出版社
- 集英社
- 出版年
- 2017年
- ページ数
- 336ページ
9. ぼくは明日、昨日のきみとデートする
引用元:Amazon
あらすじ
「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」
ぼくが一目ぼれし、交際までこぎつけた彼女には、想像もできない秘密が隠されていた。
-
彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなると思います。
彼女に隠された秘密、そして2人の運命の行方は…。想像もできない結末をぜひ、あなたの目で確かめてください。
作品概要
- 著者
- 七月 隆文
- 出版社
- 宝島社
- 出版年
- 2014年
- ページ数
- 287ページ
10. 三日間の幸福
引用元:Amazon
あらすじ
寿命の査定価格が1年につき1万円ぽっちだった俺は、未来を悲観して寿命の大半を売り払った。そしてそんな俺を監視する「監視員」のミヤギ。彼女のために生きることが自分の幸せだと気づくころには、俺の寿命は2ヵ月を切っていた。
-
主人公の心情の変化が顕著に描かれており、感情移入してしまう作品です。命の価値とは何か、生きるとはどういうことかなどを考えさせられる重い話ではありますが、読んだ後には多幸感を得られると思います。
残りの寿命があと3日だとしたら、あなたは何をしますか?
作品概要
- 著者
- 三秋 縋
- 出版社
- KADOKAWA
- 出版年
- 2013年
- ページ数
- 306ページ
情緒を揺さぶられる闘病小説10選
1. アルジャーノンに花束を
引用元:Amazon
あらすじ
主人公の青年チャーリィは知的障害をもっていたが、手術によって幼稚並みだったIQが数か月で180を超える天才的な知能レベルになる。しかしそれは、悲しい結末のはじまりにすぎなかった。
-
こちらの作品は有名ですよね。
「自分を理解してくれる人が欲しい」ただそう願った代償があまりにも大きいため、読んでいて胸が締め付けられます。また、「何かを得るとは、何かを失うことである」を表している作品だと思います。
作品概要
- 著者
- ダニエル・キイス
- 出版社
- 早川書房
- 出版年
- 1989年
- ページ数
- 325ページ
2. 100回泣くこと
引用元:Amazon
あらすじ
彼女の美佳にプロポーズしOKをもらった藤井は、結婚生活の練習という名の同棲生活を始める。
日々の幸せを噛みしめ、この幸せはずっと続くと思っていた2人だったが…。
-
何気ない日々の中にある幸せの尊さを、そして儚さを気づかせてくれる作品です。
どんなに辛いことがあっても、泣き叫んでも淡々と現実は続いていく。その残酷さに涙してしまうと思います。
作品概要
- 著者
- 中村 航
- 出版社
- 小学館
- 出版年
- 2005年
- ページ数
- 189ページ
3. 1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記
引用元:Amazon
あらすじ
「神様、病気はどうして私を選んだの?」15歳の夏、恐ろしい病魔が少女・亜也から青春を奪った。
数々の苦難が襲い掛かる中、日記を書き続けることだけが亜也の生きる支えだった。
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「今までできていたことができなくなっていく」その恐怖に駆られる亜也の気持ちを考えただけで苦しくなります。ですが、そんな中でも自分を励まして前向きに生きようとする亜也の姿に感動すること間違いなしです。
作品概要
- 著者
- 木藤 亜也
- 出版社
- 幻冬舎
- 出版年
- 2005年
- ページ数
- 270ページ
4. 余命10年
引用元:文芸社公式サイト
あらすじ
20歳の茉莉は、数万人に1人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。未来に対する諦めから死の恐怖は薄れ、淡々とした日々を過ごしていた茉莉だったが、彼との出会いによって再び運命が動き出す。
-
茉莉が最後にとった行動に納得のいく部分はありながらも、切なくて涙が止まりません。
残された限りある時間で何をするべきなのか、何をしたいのか。死と向き合うとはどのようなことか。待ち受ける大切な人たちとの別れを、あなたはどう受け止めますか。
作品概要
- 著者
- 小坂 流加
- 出版社
- 文芸社
- 出版年
- 2017年
- ページ数
- 358ページ
5. 博士の愛した数式
引用元:Amazon
あらすじ
交通事故による脳の損傷で記憶が80分しか持続しない元数学者の「博士」。そんな彼のもとに家政婦として通うことになった「私」と息子の「ルート」。3人は家族のように触れ合い、かけがえのない時間を過ごしていくが…。
-
博士と過ごした日々の情景が目に浮かぶようで、あたたかな気持ちになります。しかし、だからこそ博士の記憶が80分しかもたないことが言い表せないほど悲しいです。
また数学の美しさを教えてくれるので、数学が好きな人・苦手な人にもぜひ読んでほしいです。
作品概要
- 著者
- 小川 洋子
- 出版社
- 新潮社
- 出版年
- 2005年
- ページ数
- 291ページ
6. 猫旅レポート
引用元:Amazon
あらすじ
野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。それから5年が経ち、ある事情からサトルはナナを手放すことに。サトルの隠された秘密とは、そして1人と1匹の結末はどうなるのか。
-
飼い主との絆を猫目線で描いた作品です。猫好きにはたまらないと思います。
猫同士の会話など読んでいて楽しい半面、サトルがナナを手放す理由が明らかになったときには泣いてしまいます。
作品概要
- 著者
- 有川 浩
- 出版社
- 講談社
- 出版年
- 2017年
- ページ数
- 336ページ
7. 余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話
引用元:Amazon
あらすじ
高校1年生の冬、早坂秋人は心臓病を患い余命宣告を受ける。
絶望の中、秋人は入院先の病院で桜井春奈と出会う。彼女もまた、重い病気によって余命宣告を受けていた。
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タイトル通りの話で、泣くと分かっていても泣いてしまう作品です。秋人と春奈の高校生らしいピュアな想いに心が温まる一方、過酷な運命に情緒を揺さぶられます。
まさしく「期限付きの恋」。切なすぎます…。
作品概要
- 著書
- 森田 碧
- 出版社
- ポプラ社
- 出版年
- 2021年
- ページ数
- 300ページ
8. 夏解
引用元:Amazon
あらすじ
小学校教諭をしていた高野隆之は、徐々に視力が失われていく「ベーチェット病」という難病にかかってしまう。それを機に教師を辞め地元に帰郷することに決めるが、仕事の都合で海外にいる婚約者・浅村陽子には、持病の事を話せないでいた。
-
光を失う将来におびえながらも受け入れようと前を向く主人公と、そんな主人公を支える婚約者や周囲の人物たち。悲壮感はあまりありませんが、あまりにも「愛」に溢れていて感動すること間違いなしです。
作品概要
- 著者
- さだ まさし
- 出版社
- 幻冬舎
- 出版年
- 2003年
- ページ数
- 499ページ数
9. 生きてさえいれば
引用元:Amazon
あらすじ
心臓が悪い叔母・春桜に代わって、甥の千景が手紙の宛先である秋葉に届けようと東京を出発する。
手紙を届けることで、春桜と秋葉の関係、自分や家族の物語を知ることになる。
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この作品は、仕事や学校・人間関係などに疲れてしまった人に読んでほしいです。
どんなに今が辛くても、生きてさえいればいつか幸せが訪れるという教訓を教えてくれます。綺麗事と思われるかもしれませんが、本当にそう思わせてくれる作品です。
作品概要
- 著者
- 小坂 流加
- 出版社
- 文芸社
- 出版年
- 2018年
- ページ数
- 352ページ
10. 明日の記憶
引用元:Amazon
あらすじ
広告代理店勤務の佐伯雅行は営業部長を務める50歳で、1人娘の梨恵は結婚を控えており、公私ともに充実した人生を送っていた。しかし物忘れが激しくなり、病院へ行くと若年性アルツハイマー病と診断されてしまう。
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2人の大切な記憶が薄れていく悲しさと、献身的に支える枝実子に涙が止まりません。もし自分の大切な人が同じ状況下に陥ってしまったら、自分は何をしてあげられるのか。実際に起こり得ることだからこそ、非常に考えさせられる作品です。
作品概要
- 著者
- 荻原 浩
- 出版社
- 光文社
- 出版年
- 2007年
- ページ数
- 387ページ
泣ける小説を楽しもう!
以上、泣ける小説20作品を紹介しました!
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どの作品も本当におすすめなので、ぜひ読んでみてください!