【ご当地スタバ】日本各地にある必ず行きたい地域限定スターバックス11選

今回はご当地スタバと呼ばれる、特定の地域でしか出会うことのできないスターバックスの店舗を11店紹介します！

外観や内観が非常におしゃれなものが多いので、観光スポットとしてもおすすめです。

ぜひお気に入りを見つけてみてください！

みなさんはスターバックスにリージョナル ランドマーク ストアという店舗があることを知っていますか?

これは、『日本の各地域の象徴となる場所に建築デザインされ、地域の文化を世界に発信する店舗の総称』のことです。（引用：Starbucks Coffee Japan公式サイト）

今回はそんな地域の特色を存分に楽しめるスターバックスを11店紹介します！

釧路鶴見橋店は、日本の全ての店舗のうちスターバックスコーヒー本店が構えるシアトルに最も近いということから、日本とシアトルのどちらもの要素を感じられる店内になっています。

店内は道産カラマツ材や床暖房が完備されているなど、北海道ならではの内装になっています。また、鏡が多店舗に比べて大きいため、季節の移り変わりを感じさせる工夫が施されています。

弘前公園前店は国の登録有形文化財に指定されている店舗です。大正時代の洋風館を感じさせるレトロなこの建築は津軽地方で名声の高い堀江彦三郎が手がけました。

椅子やソファーには津軽の伝統的な刺繍があしらわれていたり、日本庭園を眺めながら飲食できるスペースがあるなど青森の歴史や伝統を十分に盛り込んだ内装になっています。

善光寺に続く仲見世通りの途中にあるこの店は、今年の3月26日に「賑わいと静寂、光と影」をコンセプトとしてオープンしたばかりの店舗です。店内は全て長野県産の5種類の木材を使用するなどこだわりが詰まっています。

2階に設置されている小上がりスペースは日本人の独特の美的センスであるわびさびの精神から作られたものです。このスペースは建物を支える大きな梁をあえてそのまま残すことで、建物の歴史を感じ取ることができます。

環境省所管の国民公園である新宿御苑に民間企業が初出店したことで話題となった新宿御苑店は、持続可能なカフェのシンボルとして環境省と協力して脱プラスチック化などの様々な取り組みを行っています。

新宿御苑の庭園や春には満開の桜を眺めながら一休みすることのできるテラス席がおすすめです。都会の中にあるオアシスとしてたくさんの人の癒しになっています。

五十鈴川に沿って800ｍ続く石畳が美しいおはら町通りに店舗を構える伊勢内宮前店は、一見スターバックスであることを忘れるほど景観に溶け込む和風に建築されています。

1Fカウンターの背景は江戸時代の商店を意識した、コーヒーのアロマと農園の風景を感じさせるアートが飾られています。また、木造建築ならではの木の間から差し込む陽の光もおすすめポイントです。

全店舗の中で唯一暖簾がかかっているこの店舗は、スターバックスのロゴにもなっている人魚の鱗の形を瓦で模した蹲（つくばい）が設置されているのが非常に特徴的です。

店内には座って寛ぐことのできる畳の間が3箇所設置されており、そこに置かれているクッションは京丹後の織物が張地に使用されています。京都の景観と雰囲気に敬意を払っていることが隅々のこだわりから感じ取れます。

北野物語館は元々アメリカ人が所有していた洋館ですが、阪神淡路大震災の被害により神戸市に寄贈され、現在はスターバックスの店舗として生まれ変わり国の登録有形文化財に指定されました。

元々人が実際に住んでいた館ということもあり、その名残が感じられる内装になっています。真っ赤なカーペットや豪華絢爛なシャンデリアなどが異国情緒を味わえるところがおすすめのポイントです。

世界遺産が望める立地に初出店したこの厳島表参道店は、株式会社宮島ビールが経営する宮島ブルワリーと併設されている店舗です。

テラス席からは瀬戸内海を一望できるだけでなく、厳島神社の大鳥居を見ることもできます。また、しゃもじ730本を使用してスターバックスのロゴである人魚を表したアートも見応えがありおすすめです。

この太宰府天満宮表参道店は、建築家として国内外問わず受賞歴を持つ隈研吾が2017年に建築した釘を一本も使用しない木組のみで作り上げられた店舗です。

2000本の木を使用して約4㎞に及ぶ木組みがずっと続く店内を奥に進むと、太宰府天満宮のシンボルである梅の木が植えられている奥庭があります。大きな窓から差し込む陽の光と、梅の木の生命力が心を癒してくれます。

国内で駅として初めて国指定重要文化財に指定された、門司港駅の旧第三待合室に開店したこの店舗は、テーブルや天井などに当時九州で使用されていた本物の鉄道レールを使用して建設されました。

炭鉱の町や日本屈指の工業地帯として有名であった北九州の歴史に文化を払い、店内には蒸気機関車をイメージして作られたサインや、歴代ロゴが鉄板にデザインされ展示されています。

沖縄本島北部に初出店した沖縄本部町店は、沖縄の琉球松や琉球石灰岩を使用して建設されました。店舗からは海洋博公園や東シナ海を一望することができます。

沖縄のビーチクリーン活動で集まったプラスチックゴミを材料にして地元の小学生が作成したアートが店内に展示されています。また、店内のテーブルも沖縄の職人さんの手作りなど、沖縄の人たちが協力して作った店舗になっています。