現在、ストレス社会と言われるほど社会ではストレスを感じる機会が多くあります。
中には改善によって避けられるストレスもありますが避けられないストレスも多くあります。
しかしストレスをため続けることは生きていくうえでデメリットが多いです。
そこで今回はそんなストレスを発散するためのおすすめの方法を紹介しようと思います!
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ストレスの原因とストレスがもたらす影響とは
そもそもどういった原因でストレスをためているのか。
そしてストレスをためることによって、
どのような悪影響があるのかをデータを踏まえて紹介します。
ストレスの原因
akippa株式会社は2019年に関東と関西を中心に老若男女問わず、
社会人にあるアンケートを行いました。
アンケートの質問内容は「職場で最もストレスを感じているものは?」といったものです。
結果はこちらです。
なんと人間関係だけで30%弱を占めています。
その他にも仕事への責任、職場環境、仕事量の4項目で75%以上を占めているとわかります。
職場で強いストレスを感じているにも関わらず仕事をやめない理由は何なのでしょうか?
それについて面白い調査があります。
ブータンと並び幸福な国ランキングで常にトップに居続けているフィジーという国では、
日本でいう『衣・食・住』が『食・住・祭』という文化だそうです。
基本的に貯金や贅沢という概念がなく、生きていける最低限を稼ぐというイメージです。
日本人のような豊かな暮らしや老後の貯蓄のために働かなければならないということはありません。
もしかしたらこのようなお金に対する価値観の違いが
現在のストレス社会を形成しているのかも知れません。
参照:PRTIMES
ストレスの心や体への影響
身体面での問題
ストレスが持続すると体に器質的あるいは機能的な障害を起こすかもしれません。
このような症状を心身症と呼びます。
心身症には具体的に頭痛、高血圧、糖尿病、下痢、吐き気などがあります。
心理的問題
ストレスの多い現代社会ではうつ病にかかる人も多くいます。
うつは身体的疲労から派生してかかることもあります。
症状としては具体的に、食事がおいしくないや、
良質な睡眠がとれない、不安感が強くなるなどです。
行動上の問題
次の章で具体的に紹介しますが、
ストレスによって自分を制御できなくなり非行に走る人もいます。
そのことによって自分の大切な人を傷つけたりすることにもなるので注意が必要です。
自分で自覚していてもやめられないのはとても怖いですよね…
ストレス解消のメリット
ストレス社会なのでストレスがたまるのはしょうがないかもしれません。
しかし、ためるばかりではなく何かしらの対処をしなくてはなりません。
ストレスの解消方法として有効なことは様々ありますが、
その一つとしてリラックスをすることが挙げられます。
今の章ではストレス発散のためにリラックスをすることで
どのようなメリットがあるか見ていきましょう。
健康面
・筋肉が緩んで血液循環が良くなる。
・老廃物を排出できる。
・むくみを改善できる。
・肩こりや腰痛がスッキリする。
・寝起きがすっきりする。
など
これらが良くなることで結果的に免疫力が上がり、
病気になりにくい健康的な体を手に入れる事ができます。
美容面
・血色がよくなる。
・肥満を予防できる。
・肌荒れを防げる。
など
健康面で述べたこととつながりますが血液循環が良くなったり、
健康の体を手に入れることで目で見てわかる健康体を手に入れることもできます。
心理面
・コミュニケーションが円滑になる。
・仕事のパフォーマンスが上がる。
・笑顔が増える。
など
健康的な体を手に入れ、美容面で自信が付くと自然に笑顔が増えます。
人間は笑顔になることで幸福感を得ることもできます。
この幸福感によってストレスをためにくくもなります。
ここで挙げたものは一部にすぎません。
リラックスをすることは好循環が生みストレスフリーな生活に近づけます。
このような生活には憧れますよね。
やってはいけないストレス解消方法
さっそくストレスを発散しよう!
と思っても自分に最適なストレス発散方法は分かりませんよね。
そのような方におすすめのストレス発散方法を
ご紹介しようと思いますが、その前にやってしまいがちな、
やってはいけないストレス解消方法とその理由をご紹介します。
過度なお酒
ストレスがたまった時についやってしまいがちな飲酒ですが
厚生労働省が推進している量は純アルコール20gです。
ビール(5%)でいうとロング缶1本分、日本酒1合(180ml)、
チューハイ(7%)350ml、です。
アルコールを摂取すると一時的には高揚感があって、
いい気分になれますが、睡眠の質を下げ、
次の日にストレスがたまりやすい状態になってしまします。
また、ストレスの解消方法をアルコールに頼ってしまうと、
アルコール中毒になって取り返しのつかないことになるかもしれません。
実際にアルコール中毒になって、家族や友人に見放され、精神科に通った例もあります。
アルコールを摂取することが必ずしも悪いとは言えませんが
休肝日を設けることや、異常な量を飲まないようにするなど
自分なりのルールを決めましょう!
ギャンブル
ギャンブルは楽しいですよね。
パチンコや宝くじ、競馬、競艇など娯楽として様々あります。
ギャンブルに勝った時のストレスが発散される感覚は気持ち良いですよね。
しかし、ギャンブルには顧客が勝てないような仕組みになっています。
でないと、パチンコ屋はやってられないですよね。
そして負けた数の方が多いと結局ストレスがたまる原因になります。
しかし、依存度が高いため自覚をしているにもかかわらず
やめられないといったことになります。
自分の資金が無くなって配偶者のクレジットカードに手を出して、離婚に至ったケースもあります。
ギャンブルは負ける仕組みになっている。かつ依存度が高い。
そして人生を台無しにすることもあるので
ストレス解消方法に選ぶことはやめた方が良いでしょう。
暴飲暴食
たまにはとにかく食べたいものを食べつくすような日は欲しいですよね。
私もそういった日があるので共感できます。
しかしストレスの発散方法として暴飲暴食が癖になってしまうと
不健康な生活になってしまします。
暴飲暴食、胃もたれ、睡眠の質の低下、朝起きれない、
朝食が食べられない、栄養バランスの悪化、自律神経が乱れる、
イライラしやすくなる、糖分が欲しくなる、暴飲暴食、
胃もたれ…といったように悪循環を生みます。
ストレスの発散方法としてやっていたことが
気づいたらストレスをためる行動になります。
暴飲暴食は自分では歯止めがかからず、
高血圧症を患ったりして死に至ることもあるので注意しましょう。
食生活の乱れは普段の生活に様々な悪影響を与えます。
ストレスの解消法として好きなものを食べるのは良いですが、
栄養バランスを考えて、適量にしましょう。
過度な買い物
特に女性に多い買い物依存症ですが、
買い物依存症の怖さは欲しいものや必要なモノをたくさん買うということではなく、
必要の有無に関係なく「買う」という行為に幸福感を感じるということです。
そのため強いストレスを感じるたびに、どんどん高額のモノを買うようになります。
その結果、自己破産に陥ることがあり、取り返しがつかない状態になってうつ病になる人もいます。
ひどい場合には病院に通わないといけなくなるケースもあるので、
買い物は自分の家計簿を見ながら、必要なものを買うように心がけましょう。
おすすめのストレス解消方法
個人的におすすめをしているストレス解消方法を15個にまとめました。
効果と具体的な方法についても書いているので自分に合った方法を実践してみてください。
1.ストレッチ
効果
疲労回復、緊張緩和、ダイエット、リラックス、疲れにくい身体、けが予防、
睡眠の質向上、体温の上昇、など。
方法
リラックスをするためのストレッチには様々ありますが、
その中でも実際にやってみてリラックス効果を感じた2つを紹介します。
・太ももの裏を伸ばすストレッチ
1.座って足を前に伸ばす
2.身体を前に伸ばす
3.可能な人はつま先を握り、この状態を20秒キープする
このストレッチは大きな筋肉がある太ももの筋肉を
伸ばすことで血流が良くなり、体温の上昇が期待できます。
そのことによって睡眠の質も上がると思うので試してみてください。
・個人的におすすめのストレッチ
こちらも座った状態でやります。
1.左足を立てる
2.右の外くるぶしを膝に乗せる
3.左に足を倒す
4.両腕で右足を自分の方に引き寄せる
5.20秒後に逆の足もやる
このストレッチは単純に気持ちが良すぎて癖になります(笑)
血流の促進はもちろんリラックス効果が高いので試してみてください。
2.マッサージ
効果
ストレス軽減、リラックス、肉体的疲労の回復、精神的疲労の回復、内臓の疲労回復、
脳の疲労回復、免疫力向上、老廃物の除去、血行促進、肩こり、腰痛の改善など
方法
1.マッサージ店に行く
こちらは高価にはなりますが、高い効果も期待できると思います。
2.マッサージマシンを使う
数百円で数分間といったように銭湯や温泉に行くと必ずと言ってよいほどおいてありますよね。
比較的安価なので自分でやりたくない方やマッサージ店にいけない方にもおすすめです。
3.テニスボールやゴルフボール使う。
スポーツ選手もやっているボールマッサージ。
小さいボールを使うことで圧力がかかるので気持ちが良いです。足の裏や背中に当てるのがおすすめです。
4.セルフ指圧マッサージ
自分で気持ち良い場所を見つけつつ、マッサージをします。
時間もお金はかからないので金銭面で不安な方に良いかもしれません。
ふくらはぎや足の裏、手のひらのツボを押すと気持ちが良いです。
3.瞑想
効果
ストレス軽減、リラックス、学習能力向上、集中力向上、記憶力向上、免疫力向上、不安改善、
睡眠の質向上、摂食障害改善、うつ病の予防、感情のコントロール、
規則正しい生活習慣。など。
手順
1.楽な態勢で良いので背筋を伸ばし、座る
2.力を抜き、目を閉じる
3.いつもと同じように呼吸をし、その呼吸を感じる
初めのうちは他の事が頭に浮かぶと思うので心の中で、
「吸って」「吐いて」と言ってもかまいません。慣れてきて余裕が出てきたら、
4.自分の体に流れる血液も感じる
5.最後に自分がいる空間との一体感を感じる
までできるようになるといつの間にか雑念が無くなっています。
近年注目をされている瞑想。
ビジネス界でも注目をされており、有名な企業で言えばGoogleや
Apple、Yahoo!、メルカリなども社内の従業員一同で習慣にしようという取り組みを行っています。
実際に私もやっているのですが、心に余裕ができ、主に精神面で効果を感じました。
4.音楽を聴く
効果
ストレス解消、リラックス、士気の向上、不安改善、疲労回復、うつの予防、認知症予防。など。
方法
無理にクラシック音楽を聴かずに自分の感情に会った音楽を聴いてください。
効く時間としては一日1時間を目安にしてください。
音楽は聞きすぎると飽きて効果が薄くなってしまいます。
スピーカーよりイヤホンやヘッドホンの方が
他の情報が入ってきづらいので集中して聞くことができます。
5.映画・ドラマを見る
効果
ストレス解消、リラックス、不安改善、緊張緩和、イライラ解消、免疫力向上、カロリー消費、うつ予防、など。
ジャンル
・ホラー映画
ホラー映画では疑似恐怖体験ができ、
ストレス解消や人とのつながりを強化する効果があります。
・感動映画
皆さんは「涙活(るいかつ)」という言葉をご存知ですか?
涙活とは涙を流すことでストレスを発散する事です。
恋愛や家族、動物など様々なジャンルを見て自分に最適なジャンルを探してみてください!
6.整理整頓をする
効果
ストレス解消、リラックス、達成感、集中力低下防止、出費の削減、集中力向上、健康に良い、うつ予防、士気の向上、など。
方法
まず、5分間やってみてください。
人には「一貫性の原理」と呼ばれる5分間やるとやる気が出る。
といった特徴があります。
それでもできない方は、高いハンガーを買ったり、
高い掃除機を買って使わないと損をするように仕向けても良いかもしれません。
7.温泉・湯船につかる
効果
ストレス解消、リラックス、血行促進、代謝の向上、保湿、老廃物の除去、美容効果、血圧抑制、腰痛改善、
肩こり改善、神経痛緩和、筋肉痛緩和、関節痛緩和、リウマチ対策、など。
方法
お風呂は温度によって得られる効果が異なります。
ストレスの解消が目的の方はお風呂の温度を38℃~40℃に設定しましょう。
入浴時間は20分前後がおすすめです。
また、半身浴やお風呂に寝転がっても効果があります。入浴剤を使うとより効果が出るので試してみてください。
寝る1時間30分前~2時間前くらいに入ると睡眠の質も上がるのでおすすめです。
8.質の良い睡眠取る
効果
ストレス解消、リラックス、疲労回復、肥満防止、美容効果、記憶力向上、集中力向上、うつの予防、
生活習慣病の予防、免疫力向上、精神面の安定、成長ホルモンの分泌、士気の向上、など。
方法
人生の3分の1が睡眠の時間と言われるほど睡眠は人間にとって重要です。
具体的な方法としては自分に合った睡眠グッズを買ったり、
寝る1時間30分前~2時間前には食事の摂取や入浴をしないというものです。
他にも様々ありますので詳しくは下の記事を参照してください。
9.運動をする
効果
ストレス解消、リラックス、肥満防止、記憶力向上、士気の向上、生活習慣病の予防、免疫力向上、
精神面の安定、成長ホルモンの分泌、達成感、基礎代謝の向上、筋肉量の増加、病気の予防、など。
方法
まずウォーキングや軽いジョギング、筋トレから始めても良いでしょう。
あまり身体を動かしたくないという方はヨガもおすすめです。
無理をし過ぎると続かないので、無理のない範囲で自分に合ったものを見つけましょう。
現在ではYouTubeに家でできるダンスの動画なんかも上がっているので
楽しく継続してストレスを発散しましょう!
10.おいしいものを食べる
効果
ストレス解消、リラックス、イライラ防止、うつの予防、幸福感、など。
方法
今回紹介した効果はおいしいご飯を食べた時に限った場合です。
個人的に一番効果を感じています(笑)
単純においしいご飯を食べると幸せな気持ちになりますよね!
ストレスがたまった時は暴飲暴食はせずに自分の好きなものを
適量召し上がるようにしてください。
11.自然に触れる
効果
ストレス解消、リラックス、イライラ防止、うつの予防、幸福感、睡眠の質向上、脳疲労の軽減、病気の予防、視力回復、など
方法
観光やドライブで自然を感じるのも良いですが、
まとまった時間をあまり作れないといった方はウォーキングでも自然を感じることができるので試してみてください。
自然に入るだけでかなりのリラックス効果があるので1人で
そういう場所に行くのも良いと思います。
12.太陽の日を浴びる
効果
ストレス解消、リラックス、認知症予防、イライラ防止、うつ病の予防、がんの予防、高血圧防止、
糖尿病のリスク軽減、睡眠の質向、など。
方法
太陽光を浴びる良い方法としては、
起きてまずウォーキングに行くことをおすすめします。
それができない場合でも朝起きて5分で良いので太陽光を浴びてみてください。
日中が活動的になり爽快感をもって過ごせると思います。
朝に太陽光を浴びることは睡眠の質をあげることにもつながるのでおすすめです。
13.動物と触れ合う
効果
ストレス解消、リラックス、病気の回復、血圧の低下、自信の回復、認知症予防、うつの予防、
コミュニケーション能力向上、など。
方法
ペットを飼う以外に、牧場、動物園、動物カフェ、水族館、
公園、相島(ネコ)、田代島(ネコ)、宮島(シカ)、
奈良公園(シカ)、わんわんランドに行くなどといったことがあります。
まだまだありますがご覧いただいたわかるように
動物と触れ合える場所は多数あります。
お目当ての動物を決めて、行く場所を選ぶのも良いかもせれません!
14.旅行
効果
ストレス解消、リラックス、うつの予防、コミュニケーション能力向上、幸福感、など
選び方
個人的に普段住んでいる環境と逆の環境に行くと良いと思います。
例えば自然が多い場所に住んでる方は都市やテーマパークなどで、
都会に住んでる方は温泉や星空が見える場所などです。
異空間に来た気持ちになってワクワク感でストレス解消も間違いなしです!
15.サウナ
効果
ストレス解消、リラックス、血行促進、疲労回復、脳の疲労回復、免疫力向上、
老廃物の除去、血圧の改善、睡眠の質向上、代謝の向上、冷え性改善、肌の乾燥予防など
方法
1番おすすめしたかったので最後に持ってきました(笑)
昨今サウナブームということもあり、私もサウナについて勉強し、以下のことを実行しました。正直その効果には驚きました。
手順としては
1.サウナ(8~12分)
2.水風呂(30秒~2分)
3.外気浴(10分)
4.1~3を3~5セット行う
これだけでお風呂上りに驚くと思います(笑)
時間はあくまでも目安なので自分の好みに合わせて調節してみてください。
サウナ―(サウナ愛好会)の間では「ととのう」という言葉があるくらい
サウナにはメリットがたくさんあります。
恐らく想像以上の効果があるので実践してみてください!!
お好みの方法でストレス解消しよう!
現在ストレス社会ということもありストレスがあるのは当たり前になっています。
ストレスの解消にはメリットが多いですが、間違ったストレス発散方法はせずに
正しい方法で自分に合ったストレス発散方法・リフレッシュ方法を探してみてください!