皆さんは本を読み終わったとき、どうしてますか?
そのまま次の本を手に取るのもいいですが、せっかく時間をかけて1冊読み終えたのであれば、更に読書の質を高めるために、記録するのがおすすめです。
といっても、何をどのように記録すべきかは悩みどころ。
そこで今回は、読書記録の書き方をご紹介します!
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読書をもっと楽しく!読書記録のメリット
読んだ本を記録すると、どのようなメリットがあるのでしょう?
様々な効果が期待されますが、一般的には下記のようなメリットがあるとされています。
・これまでに読んだ本の冊数など、読書遍歴を一望できる
・本の内容を整理できる
・整理した本の内容をもとに、自分の考えや感想を纏めることができる
・アウトプットにより、読んだ本の内容が記憶に残りやすくなる
・読書のモチベーションになる
・記録を前提に読むため、読書の質が上がる
・読書がもっと楽しくなる
もちろん効果には個人差がありますが、それでも読書記録の効果は絶大。
自分に合った書き方を選べば、負担に感じることなく読書記録を継続できます!
方法1.ノートに手書きで自由にまとめる
やはりもっとも一般的な方法は、ノートに本の詳細情報や読了日、内容や感想など、自由に手書きで書き留めることでしょう。
この方法には、記載する内容を自由に選択することができるため、書籍名と読了日だけの簡単なものから詳細な感想文まで、分量を自分で調整できるという利点があります。
また、文房具が好きな方であればマスキングテープで装飾したり、絵が得意な方であればワンポイントでイラストを添えたりと、自分の好みに合わせて読書記録をデザインできる、というのも嬉しいポイントです。
ただ型がないため、書きなれてないという方や、何を書いたらいいのかわからないという方には難しい方法でもあります。
使用するノートは、罫線でしっかりと区切られているような学習用ノートではなく、無地や薄い方眼のものがおすすめです。
以下で読書記録にぴったりのノートをご紹介します。
おすすめノート
MDノート<文庫>
※引用元:Amazon
「書く」「描く」ことに拘ったノートシリーズ「MDノート」。
このシリーズは自由に書くことを楽しむことができるようにシンプルなデザインが採用されているほか、様々な筆記用具で心地よく書けるよう、用紙にもこだわりが詰まっています。
文房具も取り扱っている本屋さんの多くで販売されており、丸善丸の内本店でも一時期読書記録が書かれた見本が飾られていました。
無地のため絵を描いたり、自分で枠を作ったり、工夫を凝らすことができます。
文庫サイズや新書サイズなど、様々なサイズが展開されているため、自分の好みに合わせて選ぶことができます。
文庫本ノート|無印良品
※引用元:無印良品公式サイト
読書記録をつけている方に人気のノートが、無印良品の「文庫本ノート」。
無地のため自由に書きやすく、文庫本サイズのため持ち運びにも便利です。
本棚に並べることもできるため、他のノート類と混ざることもありません。
是非、自分だけの1冊を完成させてください。
こんな方におすすめ
・自分で記載項目や分量を決めたい方
・自分だけの1冊を作りたい方
・イラストや文房具が好きな方
方法2.読書記録アプリを使う
最も手間がかからず、お手軽に読んだ本を記録できるのは、読書記録用のスマートフォンアプリです。
目的や好みに合わせて、10以上ものアプリがリリースされています。
書籍の裏表紙にあるバーコードを読み取るだけで簡単に書籍情報を登録できるうえ、読書遍歴をグラフで見える化してくれたり、同じアプリを利用する他の読書好きユーザーと感想を共有できたりと、アプリならではの昨日が満載。
積読を管理することも可能で、本に関する情報をスマホで一括管理したい方におすすめです。
読書記録アプリの詳細については、下記の記事をご参照ください。
読書記録におすすめの無料アプリ10選!非公開のものや蔵書管理が簡単なものなど
こんな方におすすめ
・読書記録に時間をかけたくない方
・蔵書や読書遍歴を見える化したい方
・読書好きが集まるSNSを利用したい方
方法3.読書記録用のグッズを使う
現在、多くの出版社や文房具メーカーが読書記録専用のノートやグッズを販売しています。
読書記録初心者の方や、どう書いていいかわからないという方には、予め型が用意されているこれらのアイテムを使うのがおすすめです。
また、「100冊読書ノート」など読書目標が定められているものも多いため、読書のモチベーションにもなります。
「ムーミン」や「ちいかわ」など、人気キャラクターのグッズとしてつくられたものもあれば、お洒落で機能性に優れたノートもあるため、好みや目的に合わせて選びましょう。
以下で、おすすめのアイテムをご紹介します。
読書記録用のグッズ紹介
ムーミン100冊読書ノート
※引用元:Amazon
人気キャラクター「ムーミン」の読書ノートです。
ムーミンの生まれ故郷フィンランドでは、読書記録によって子どもたちの国語力を伸ばしていると言われています。
100冊という明確な目標があり、読書のモチベーション維持にも最適。
表紙だけでなく、なかにもムーミンのイラストが散りばめられており、子供から大人まで、幅広い年代の方にお使いいただけます。
あるかしら読書ノート
※引用元:Amazon
ヨシタケシンスケさんが手掛ける、大人気絵本『あるかしら書店』のグッズ、「あるかしら読書ノート」です。
中にもヨシタケシンスケさんの描くイラストが散りばめられており、温かみのあるノートを作ることができます。
絵本が好きな方はもちろん、可愛い文字やイラストで読書記録を楽しくしたい、という方にもおすすめです。
ライフレコードノート(読書)
※引用元:楽天
用途別の記録用ノート「ライフレコードノート」の読書版です。
その名の通り人生を記録する用のノートで、読書以外にも食事や映画用のノートも販売されています。
中はタイトルや著者、ジャンルなどの書籍情報から、あらすじや感想、心に残ったセリフ・評価まで、描く内容ごとに区切られているため、何をどれだけ書くかということに悩むことはありません。
表紙もお洒落で、A6サイズのため持ち運びにも適しています。
ちいかわ読書ノート
※引用元:Amazon
イラストレーター・ナガノが手掛ける人気漫画「ちいかわ」のグッズとして販売されている「ちいかわ読書ノート」。
中面にもイラストが満載で、ちいかわたちの秘密がわかる読み物や、読了の際に中面に貼ったり、自由に使えたりするシールも付属しているため、ちいかわ好きにはたまりません。
読んだ本を振り返って自分でランキングをつけることができる「なんでもBEST5」や、読みたい本を記録しておける「これから読みたい本リスト」も付属しており、読書好きに嬉しい機能的なノートでもあります。
自由欄が比較的小さく、何を書けばいいか悩んでしまう方にもおすすめです。
新潮文庫 ほんのきろく
※引用元:Amazon
新潮文庫から発売されている、「ほんのきろく」。
他の読書ノートが1冊あたり片側1頁なのに対し、このノートは1冊あたり見開き1頁とられているため、詳細に書き込みたい方や、他のノートではスペースが足りない、という方におすすめです。
目次をつけることもでき、どの本を記録したかがすぐに分かります。
中面には「新潮文庫の100冊」のフェア小冊子に掲載されている本の表紙画像がそのまま貼れる表紙欄もあり、新潮文庫をよく読む、という方にぴったりのノートです。
こんな方におすすめ
・何を書けばいいかわからない方
・キャラクターや可愛いノートでモチベーションをあげたい方
・50冊や100冊など、明確な目標をたてたい方
方法4.文書作成ソフトウェアを使う
あまり一般的ではありませんが、「Googleドキュメント」や「Microsoft Word」など、文章作成ソフトで記録する方法もあります。
この方法の利点は、後から文章を挿入することが容易にできるため、作品名や著者を50音順に並べたり、ジャンルごとに分類して記録したりと、整理がしやすい、という点です。
目次が画面の左側に表示されるタイプのソフトでは、すぐに目的の作品まで飛ぶこともできます。
データのため紛失する危険性も少なく、デジタルに強い方はこの方法がおすすめです。
こんな方におすすめ
・読んだ本を整理したい方
・パソコンなど電子機器を使い慣れている方
・見返すことに重点を置きたい方
自分に合った方法で読書記録を。
読書記録にどれだけ時間をかけたいか、どれだけ凝ったものにしたいか、ということは人それぞれです。
自分に合った方法を見つけることができれば、楽しく読書記録を継続することができます。
是非、自分に合った方法を見つけてください。