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家庭菜園におすすめの作物34選|始める際に必要な道具や注意点も解説

家庭菜園おすすめ

2021/12/15

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手軽に始められる家庭菜園

自宅の庭やベランダで楽しむ家庭菜園は、本格的な畑を作らなくても植木鉢やプランターで手軽に始められます

自宅で使う薬味を何種類か少しずつ育てたり、料理の時に使った野菜のヘタなどからも育てられます。ホームセンターや百円ショップで植木鉢や土、園芸グッズなどの材料は揃えられるため、思いついた時にさっと始めてみましょう。

手軽に始められる家庭菜園を2種類、紹介します。

  • ベランダ菜園
  • ポタジェガーデン

ベランダ菜園

広いスペースがなくても植木鉢やプランターが置けるスペースがあればベランダ菜園は始められます。

畑と違って狭いスペースで作るため、一から土を作らなくても野菜用の土を買えばすぐに植えられます。また、収穫が終わったらすぐに片づけられるのも手軽です。

日当たりのよいベランダであれば日光を好む野菜を栽培できますが、日当たりがよくなくても日陰を好む野菜を選べばベランダ菜園を楽しめます。

ポタジェガーデン

ポタジェとはフランス語で家庭菜園のことです。ポタジェガーデンは野菜を栽培するだけでなく、果物や花、木なども一緒に植え、実用性だけでなく花壇としても楽しめます。

野菜を収穫することも目的の一つですが、収穫するまでの野菜の成長を楽しんだり、レイアウトを楽しんだり、プランターにこだわったりなど、美しいお庭を造るという楽しみも味わえます。

家庭菜園に必要なもの10選

家庭菜園を始めるために必要な道具を揃えましょう。

プランターや土はもちろんですが、普段のお手入れにジョウロも必要です。快適に作業するためにはグローブやエプロンがあるとよいでしょう。

上に伸びる野菜であれば支柱も必要になります。おいしい野菜には虫がくるため、虫を予防するスプレーなども準備しましょう。

家庭菜園に必要なもの10選を紹介します。

  • グローブ
  • ハサミ
  • スコップ
  • ジョウロ
  • プランツタグ
  • エプロン
  • プランター
  • 支柱
  • 培養土
  • 虫を予防するスプレー

1:グローブ

作業中に手を守ってくれる家庭菜園用グローブは、通常のものと比べて手のひらの部分が加工されており滑りにくくなっています。

プランターなどを持つ時に滑りにくいことに加え、加工されていることでグローブの中に土が入りこみにくく、作業中に植物の汁が出ても手に触れにくいため、手が汚れたりかぶれたりしにくい作りです。

怪我をすることもあるため、作業中はグローブを付けておきましょう。

2:ハサミ

家庭菜園をする時に収穫したり、剪定するために枝を切ったりすることがあります。普通のハサミではなく、園芸用ハサミを用意しておきましょう。

園芸用のハサミは普通のハサミより切れ味が鋭いため、切った所の細胞を壊しにくいのが特徴です。また、植物の汁、汚れを洗い流せるように錆びにくいハサミを選びましょう。

作業後は汚れだけでなく、雑菌が付いています。きれいに洗って乾かしてから片づけましょう。

3:スコップ

家庭菜園で使うスコップは用途に合わせて準備します。菜園にある程度の広さがある場合は、軽くて扱いやすい大きなものを準備しましょう。

限られたスペースやプランター栽培の場合は小回りが利く小型のスコップの方が向いています。細長く、先端が尖っているスコップは苗を植える時以外にも土を細かい場所に入れる時に便利です。

スコップもまたお手入れがしやすいものを選ぶとよいでしょう。

4:ジョウロ

家庭菜園の水やりでは、まいた種が流れたり、土が流れ穴ができたりしないようなものを選びましょう。

水が出る部分にハス口が付いているジョウロが家庭菜園に向いています。ハス口は穴が大きく少ないと勢いよく大量に水が出てしまうため、跳ね上げられた土の中の雑菌が葉につき、病気になってしまうこともあります。

ハス口は穴が小さく、たくさんあるものを選ぶと細かなシャワー状の水が優しく出てきます。

5:プランツタグ

苗を買ってきた時などについているプランツタグには植物の名前や育て方などが記載されており、初心者の方には頼もしいグッズですが、お洒落に同じもので揃えることもおすすめです。

市販されているプランツタグには、土に刺すものと植物に引っかけて使うものがあります。植物の大きさやレイアウトに合わせて選びましょう。

劣化に強いものを選ばないと水やりをしたり、日光に当たることで書いてある植物の名前が消えてしまうこともあります。

6:エプロン

家庭菜園用のエプロンは作業中に汚れにくく、水濡れに強い素材で作られているものを選ぶとよいでしょう。作業中はハサミや手袋などを使うため、ポケットがたくさんついているものだとさらに機能的です。

膝をついて作業ができるように丈の長いエプロンや汚れをさっと落とせる撥水加工のエプロン、ツールを入れるための短いエプロンなどもあります。用途に合わせて使いやすいものを選びましょう。

7:プランター

プランターは耐久性のあるしっかりしたものを選びましょう。中に土を入れるとずっしりと重くなり、水やりをするとさらに重くなります。そのため、薄いプランターだと湾曲することがあります。

外で使う場合、薄いプランターだと置いてある場所の気温が伝わりやすく、日差しが強い日や霜の降りる日が続くと劣化が早く、割れてしまうこともあります。

厚みがあり、土と水の重さにも耐えられるしっかりしたものを選びましょう。

8:支柱

キュウリやゴーヤなどのつる性の野菜、トマトやナスなどの実が大きくなる野菜を育てる時は支柱が必要です。

支柱を立てることで日当たりを良くし、土に触れないようにすることで病気を防ぎます。枝の伸び具合を支柱にあわせて調整できるため、収穫もしやすくなります。

風に耐えられるようにしっかりとプランターの底まで差し込んで固定しましょう。支柱の立て方にも種類があるため、育てる場所や植物に合わせて選びましょう。

9:培養土

培養土とはどういうものかご存知でしょうか。野菜を育てるためになくてはならない土ですが、どんなものでもよいわけではありません。

野菜は水を与えているだけでは大きく、おいしく育ちません。野菜を育てることに適した土を選び、その中に保水性や通気性、保肥性などを保ってくれるいろいろな種類の土を混ぜたものが培養土です。

培養土には野菜用や観葉植物用など、用途に合わせて配合されたものが売られています。

10:虫を予防するスプレー

おいしい野菜は人間だけでなく、虫にも好まれます。小さな虫ですが、放っておくとあっという間に葉や実を食べつくされてしまうこともあります。

食べるために栽培しているため、体に取り込んでも安全なものを選ぶのもよいでしょう。唐辛子や酢などの食品を使って、家庭で作れる虫よけスプレーもあります。

こまめに葉の裏などをチェックして虫が少ない間に対処するようにしましょう。

春・夏の家庭菜園におすすめの作物12選

気候が良く、太陽が長い時間出ているため、春と夏に育つ野菜は初心者向けの種類がたくさんあります。

この時期の作物は水やりに気を付けなければいけません。土があっという間に乾いてしまうため、土の様子をチェックして涼しい時間帯に水やりをしてあげましょう。

春・夏の家庭菜園におすすめの作物12選を紹介します。

  • ミニトマト
  • ナス
  • ズッキーニ
  • ピーマン
  • モロヘイヤ
  • ゴーヤ
  • オクラ
  • キュウリ
  • イチゴ
  • インゲン
  • 枝豆
  • 小玉スイカ

1:ミニトマト

ミニトマトはサラダやお弁当に活躍する夏野菜です。トマトの種類には普通のトマトが大玉、少し小ぶりな中玉、ミニトマトの小玉があります。春に種をまき、夏に収穫します

株が育ち始めたら支柱を立て、支柱に主となる枝を紐で結び付けてください。本葉の付け根から出てくる脇芽は全て取り除いて、主となる枝に栄養を集中させます。ある程度の大きさまで育ったら、それ以上の部分は切ってしまいましょう。

2:ナス

焼き料理、揚げ物、煮物など幅広く楽しめる便利な野菜のナスには、小さいものや長いもの、白いものなどたくさんの種類があります。

苗がある程度育ってきたら、定期的に肥料を与えなければいけません。1番目に花が咲いた枝とその花の下から生えた勢いの良い枝2本を支柱に紐で結びます。以降に出てくる脇芽はハサミを使わず手で取り除いてください。

3:ズッキーニ

ウリ科カボチャ属のズッキーニは生食せず、加熱調理に向いている野菜です。油との相性が良く、イタリア料理でよく使われます。緑色のものと黄色のものがあります。

つる性の野菜ではないため、支柱に枝やつるを結び付ける必要はありませんが、風で茎が折れないように支柱を立てます。

古い葉や病気になった葉を取り除き、通気性や採光性をよくしておき、肥料のやりすぎに注意しましょう。

4:ピーマン

ナス科トウガラシ属に分類されるピーマンは大型、中型、長型などのサイズがあります。ピーマンの緑色は熟していないための色ですが、完熟すると赤や黄、オレンジ、紫などになります。暑さや病気に強く、収穫期間が長い野菜です。

ある程度育ってきたら、1番目に花が咲いた枝とその下から勢いよく生えている枝2本を支柱に結び付けます。定期的に肥料をやり、脇芽は取り除きましょう。

5:モロヘイヤ

ねばねば野菜としても有名な夏野菜モロヘイヤも家庭菜園におすすめです。

種から育てるのは生育が遅いため、苗から育てるのがおすすめです。モロヘイヤは手入れをしないとどんどん伸びていくため、30~40cmほど伸びたら主となる枝を切ります。そうすれば、脇芽が増え生い茂ってきます。

種は有毒のため、さやがついたらすぐに取り除くようにしましょう。

6:ゴーヤ

独特の苦みがあるゴーヤは沖縄料理に使われることで有名です。夏場のグリーンカーテンとして栽培する人も多いでしょう。苦いのが苦手な人はしっかりと下処理しておくことで苦みを軽減できます。

夏の暑さに強く、つるが伸びていくため、支柱だけでなくネットも使い窓を覆うように伸ばせばグリーンカーテンになります。他の野菜と同じように摘心しても、そのままにしてもよく育ちます。

7:オクラ

暑さに強いオクラは初心者にも育てやすい野菜です。レモンイエローの大きな花をつけ、実だけでなく花も楽しめる植物で、夏の食卓で活躍するねばねば野菜です。

オクラは日当たりがよく、水はけのよい場所で育てましょう。肥料をよく吸うため、与えすぎると株自体は成長しますが、実つきが悪くなります。肥料を与える時は分量に気を付けて適切な量を与えるようにしてください。

8:キュウリ

水分たっぷりの夏野菜であるキュウリはマヨネーズや味噌をつけてそのままかぶりつける、食感とみずみずしさが魅力です。

つる性の野菜なため、支柱やネットを使用して育てましょう。定期的に肥料を与え、1番目についた実は株にダメージを与え疲れさせてしまうことから、早めに収穫しましょう。

実がなりだすと成長が早いため、気づかないうちに巨大になってしまうこともあります。葉に隠れた位置なども見落とさないようにしましょう。

9:イチゴ

食べるだけでなく、可憐で小さな白い花、赤くてコロンとしたかわいい実がつくイチゴを家庭菜園で育ててみてはいかがでしょうか。

イチゴは春に花が咲く多年草の植物で、越冬することで花芽ができます。ハウス栽培されているイチゴ畑にミツバチが放たれているように、花が咲いたら筆などで受粉の手伝いをしてあげるとよいでしょう。

10:インゲン

インゲンの食べ方は2通りあり、若いさやを食べる「サヤインゲン」と完熟した豆を食べる「インゲン」です。茹でて胡麻和えにしたり、肉と炒めて食べたりと調理の幅が広い野菜です。

つるのある種類とない種類があり、収穫時期も少し違います。種から育てる場合は豆が大好きな鳥に狙われないようにネットをかけたり、ポットで育てましょう。

11:枝豆

枝豆は大豆を若どりしたもので、種をまいてから約3か月で収穫できる野菜です。夏の食卓には欠かせない枝豆は茹でても焼いてもおいしくいただけます。ただ、鳥も大好きなため、種まきの時と実が付きだしたころはネットをかけるなどして対策しないといけません。

マメ科の野菜の根っこには、根粒菌という植物の生長に欠かせない窒素を出す働きをするコブのようなものがついています。この働きを妨げないように肥料は与えすぎないようにしましょう。

12:小玉スイカ

夏のデザートの代表格であるスイカは家庭菜園でも栽培できます。大きなスイカではなく、重さが2~3kg程度の小玉スイカであれば、狭いスペースでも大丈夫です。

スイカは横に伸びていきますが、支柱を使って上方向に伸ばしていけば限られたスペースでも十分に成長します。スイカが実り始めたら重さでつるが折れないように紐やネットを使ってハンモック状に吊るしましょう。

秋・冬の家庭菜園におすすめの作物14選

秋・冬の家庭菜園は春・夏の家庭菜園に比べて病害虫が少なく、初心者向けです。葉物野菜が中心となりますが、種から育てられるものも多くあります。

水菜や白菜、リーフレタスなど、秋・冬の家庭菜園におすすめの作物14選を紹介します。

  • 水菜
  • サヤエンドウ
  • 白菜
  • タマネギ
  • ジャガイモ
  • グリーンピース
  • ブロッコリー
  • ワケギ
  • カリフラワー
  • アサツキ
  • タアサイ
  • ソラマメ
  • サンチュ
  • リーフレタス

1:水菜

水菜はとがった葉先に深い切込みがあるのが特徴で、お浸しや鍋物などにも活躍する便利な野菜です。1株がたっぷりとあるため、旬を迎えるころにはたくさん使えるお得な野菜でもあります。

家庭菜園ではスーパーで売られているような大株どりではなく、1cmほどの間隔に筋まきして3~4cmほどの間隔になるように間引きしていく小株どりが育てやすいでしょう。草丈25~30cmほどになれば収穫できます。

2:サヤエンドウ

エンドウは古くから栽培されてい緑黄色野菜です。さっと茹でて料理の彩りにしたり、パリパリとした食感を楽しめる胡麻和えなどにもいいでしょう。

サヤエンドウは連作と酸性の土壌を嫌うため、間に別の性質の植物を植える輪作をする必要があります。秋ごろに種をまき、つるが伸びる春ごろに支柱を立てて育てます。

種まきしてから冬を越すため、寒さで枯れてしまわないようにその土地に合った時期を見定めて植えましょう。

3:白菜

鍋物に漬物、サラダ、炒め物にも使える白菜は冬の食卓に欠かせない野菜の1つです。

初心者におすすめの白菜の種類は収穫までの期間が短い早生(わせ)を選ぶとよいでしょう。葉に虫が付きやすいため、寒冷紗や防虫ネットを被せておきます。

病気予防のために同じアブラナ科の植物を連作しないようにしましょう。

4:タマネギ

炒めても揚げても煮てもおいしい、料理に欠かせないタマネギは秋に苗の植え付けをします。

酸性の土壌が苦手な植物のため、土づくりには気を付けなければいけません。また、冬を超える時に藁を敷くなどして寒さから守る必要があります。あまり寒すぎると春に花が咲いてしまいます。花が咲いてしまうとタマネギが大きくならないため、しっかり防寒しましょう。

5:ジャガイモ

ジャガイモにはたくさんの種類があり、春と秋に植え付けられます。収穫は約3か月でできるため、家庭菜園初心者にも育てやすい植物です。

植え付け後は脇芽を取り、栄養を集中させてジャガイモを大きく育てます。ジャガイモが大きくなり始めたら、株の根本に土を寄せてジャガイモに日光が当たらないようにしましょう。日光が当たるとジャガイモが緑色になり、毒素が発生してしまいます。

6:グリーンピース

グリーンピースは実エンドウのことです。料理の彩りに、豆ごはんにと目にも美しいグリーンピースですが、他のエンドウの種類と育て方は同じです。

連作できない植物のため、一度エンドウを育てた後は約3~4年開けなければいけません。秋にグリーンピースを植える場合は冬を越すために苗を植えましょう。その時に苗が凍らないように防寒対策が必要です。

7:ブロッコリー

ブロッコリーはキャベツの仲間の緑黄色野菜です。茹でて調理をし、冷凍できるため、作り置きおかずにもなります。

年に2回栽培できますが秋まきの方が育てやすいため、初心者の方は秋に挑戦するとよいでしょう。種からでも苗からでも育てやすく、蕾が付き始めたら追肥します。

8:ワケギ

さまざまな料理の彩りや薬味としてちょっとあるとうれしいワケギは、ネギとタマネギの交雑種です。

日光を好む植物のため、日当たりのよい所に置いてあげましょう。乾燥すると育ちが悪くなるため、水やりも忘れてはいけません。

収穫する時に根元から引っこ抜いてしまわず、根元から3~4㎝ほど残すようにすれば新しい芽が生えてくるため長く楽しめます。

9:カリフラワー

ブロッコリーと同じ、キャベツの仲間のカリフラワーは花蕾を食べる植物です。コリコリとした食感を楽しめるため、サラダやピクルスなどで活躍します。

ブロッコリーと同じように年2回栽培できますが、秋まきの方がおすすめです。種からも苗からも育てられ、花蕾が付き始めたら肥料を与えるようにしましょう。

花蕾ができ始めたら周りの葉で覆うようにして育てれば、お店に売っているような白い花蕾に育ちます。

10:アサツキ

ワケギと同じ仲間のアサツキは耐寒性に優れ、寒冷地でも栽培できます。多年草のため長く栽培することが可能で、ワケギと同じように根本から数cm残して収穫すれば、新しい芽が生えてきます。

日当たりが良く、風通しの良い所で育てるようにしましょう。肥料はよく成長する秋と収穫前の春に与えます。

11:タアサイ

主に東日本で栽培されているタアサイはチンゲン菜に並ぶ人気の中国野菜です。小松菜やチンゲン菜に似た葉ですが、バラのように広がって育ちます。

種を植える時期は春と秋にできますが、秋まきがおすすめです。双葉が開いた時、本葉が2~3枚ほどの時、5~6枚ほどになった時に、それぞれ元気な株以外を間引きし土寄せをします。追肥は適宜行いましょう。

12:ソラマメ

さやから出すとすぐに鮮度が落ちてしまうソラマメは家庭菜園で採れたてを楽しむのもよいでしょう。

ソラマメも他のエンドウと同じように連作ができない植物です。株が育ちすぎてしまうと冬の寒さで枯れてしまうことがあるため、植える時期を確かめてから植えるようにしましょう。

13:サンチュ

焼肉を包んで食べる野菜としておなじみのサンチュはリーフレタスの仲間です。サラダにも向いていますし、茹でておひたしにしたり、炒め物にしたりといろいろな調理法で食べられる野菜です。

暑さや病気に強いため、初心者の方におすすめの植物です。水やりした時に土が葉につくのが気になる方はマルチや藁を敷いておくとよいでしょう。

14:リーフレタス

リーフレタスには葉の形状などで種類がたくさんあります。レタスの仲間なのでサラダはもちろんのこと、さっと炒めて食べてもおいしい野菜です。

種を何粒かまとめて植えていき、成長の良いものを残し間引きながら育てます。土がつくのが気になる方はマルチや藁を敷きましょう。株ごと収穫しても、外側の葉から収穫しても楽しめます。

初心者でも家庭菜園で育てやすい作物8選

これまでに作物を栽培したことがない初心者の人でも育てやすい作物にはどういったものがあるでしょうか。

栽培期間が長いものより、すぐに収穫できるものの方が楽しいでしょう。家庭菜園で育てられる作物には葉物、実物、根物がありますが、収穫が早いのは葉物野菜です。外側の葉から収穫していけば長く楽しめます。

また、栽培する間の手間のことも考えておくとよいでしょう。水やりと雑草取り程度でも育つ植物から挑戦するのをおすすめします。

  • ラディッシュ
  • ベビーリーフ
  • シソ
  • 豆苗
  • クレソン
  • バジル
  • スイスチャード
  • スペアミント

1:ラディッシュ

ラディッシュは小型の大根の仲間で、鮮やかな赤と白の根っこ部分をサラダに使うだけでなく葉も生や茹でて食べられる野菜です。

別名がハツカダイコンというように、種を植えてから収穫までにかかる時間が短いのが特徴です。種まきから本葉が5~6枚ほどになったら間引きをして育てます。葉を食べる虫もいますので必要に応じて防虫ネットをかけましょう。

根が2~3cmになるころに収穫しますが、育ちすぎると割れたり「す」が入ることがあります。

2:ベビーリーフ

ベビーリーフとは1つの野菜の名前ではなく、さまざまな野菜の若い葉のことをベビーリーフと呼びます。さまざまな色や形があるため、サラダや付け合わせにすると鮮やかな見た目、柔らかな食感、香りが楽しめます。

ベビーリーフにはレタスや水菜、ルッコラなどの種がミックスされており、種をまいてから芽が出ると成長の良いものを残して間引いていきます。内側から新しい葉が出てくるため、外側の葉から収穫していきましょう。

3:シソ

薬味として大活躍するシソも初心者向けの植物です。少量でいい時は他の野菜を育てる横で一緒に育てるのもよいでしょう。

種まきから収穫までの時間が短く、夏の暑さに強い植物ですが、寒さに弱いため冬を避けて栽培します。水が不足すると葉が固くなってしまうため、水やりをこまめにするようにしましょう。

4:豆苗

豆苗はエンドウから伸びた若いつるや葉のことです。スーパーで売られている豆苗のパックからつるを切った後も水やりをするとまた生えてくるため、手軽に栽培できる植物です。

手軽に育てたい場合は水耕栽培をしてみてはいかがでしょうか。豆を一晩、水に浸しておき浅い容器で育てます。芽が出るまでは日光に当たらないようにアルミホイルなどでフタをしておき、乾燥しないように霧吹きで水やりをします。

芽が5cmほど伸びたら日光を当て20cmほどに育ったら収穫しましょう。

5:クレソン

肉料理の付け合わせとして使われることの多いクレソンはわさびの仲間で、ピリッとした辛味と香りがします。生で食べられることが多いですが、さっと茹でて食べるのもおすすめです。

クレソンは多年草の水生植物のため、土を使わずに水耕栽培ができます。種からも育てられますが、スーパーで買ったクレソンから育てるのも手軽です。

水耕栽培する場合は浸している水や容器が不衛生にならないようにしましょう。

6:バジル

イタリア料理でおなじみのバジルは独特の香りがするハーブです。たくさん採れたら乾燥させてドライバジルにすると長く楽しめます。

種から育てる場合は種が重ならないようにまき、芽が出てきたら間引きします。寒さに弱いため、冬の間は室内に入れるようにしましょう。

収穫する時に脇芽を残しておけば、新しい芽が出てくるため、長く収穫できます。

7:スイスチャード

色鮮やかな葉の茎を持つスイスチャードはサラダに彩りを添えます。ほうれん草の仲間ですが、ほうれん草に比べ、葉は厚く、淡白な味です。

酸性の土が苦手なスイスチャードは苦土石灰をまき、調整する必要があります。夏の暑さにも冬の寒さにも強い育てやすい植物です。肥料は様子を見ながら与えるようにしましょう。

8:スペアミント

スペアミントはたくさんあるミントの中でも香りがきつくないため料理やお菓子などにも使いやすいハーブです。

とても育てやすい強い植物のため、初心者の方におすすめですが、強すぎる繁殖力に注意が必要です。あっという間に増えてしまうため、地植えにせず鉢やプランター栽培するようにしましょう。

肥料を与えすぎると香りが弱くなってしまいます。繫殖力が旺盛なため、肥料を与えなくても元気に育ちます。

家庭菜園を始める際の5つの注意点

家庭菜園を始めるためにはいくつか注意点があります。

野菜を収穫できるまでに育てるには、野菜にあった土作りが必要です。また、植物を枯らしてしまう原因に多い水やりのヒントや肥料の与え方など、元気に育てるためにしておいた方がよいことを5つ紹介します。

  • 作物に合った土を作る
  • 水やりは作物や季節に応じて調節する
  • 肥料はあげすぎない
  • 丈夫な苗を用意する
  • プランターを使う場合は通気性の良い物を選ぶ

1:作物に合った土を作る

野菜を育てるために必要な土はどんなものでもいいわけではありません。成長に日光や水はもちろん必要ですが、それぞれの野菜に合った土であることも大切です。

元気に育てるためには根をしっかりと伸ばし、水分や酸素を吸収しやすい土で育てなければいけません。呼吸するために通気性、適切な量の水分を吸収するために保水性と排水性に気を付けましょう。

通気性や保水性、排水性が得意な土を何種類か混ぜて作ることもできますが、限られたスペースで初めて挑戦する場合は、すでに混ぜてある野菜用の土などを使うのもよいでしょう。

2:水やりは作物や季節に応じて調節する

植物の成長に欠かせない水やりは意外と細かな調節が必要で難しいものです。水やりが少なすぎても枯れてしまいますし、多すぎると腐らせてしまうなどしてしまいます。

植物によってたっぷりの水がいるものやいらないものもありますので栽培する時には確認しましょう。

水やりは早朝にたっぷりと、水が鉢やプランターから出てくるくらいに与えます。夏場はすぐに土が乾いてしまいますが、気温が高い時間に水やりをすると水が温まってしまうため、涼しくなった時間帯に与えるなど季節によって調節するようにしましょう。

3:肥料はあげすぎない

野菜をおいしく育てるために欠かせない肥料ですが、あげすぎには注意しなければなりません。

 

肥料には、土に混ぜ込んで使う広葉樹の落ち葉を発酵させた腐葉土や、動物のフン・落ち葉・樹皮などを発酵させた堆肥などの有機質肥料、そして科学的に作られた化成肥料があります。

化成肥料は種類や効き目を調節でき、効果も早くでますが、適切な量やタイミングを守って与えましょう。

4:丈夫な苗を用意する

種から育てることもできますが、苗から育てるのもおすすめです。すでにある程度葉がでる所まで育っており、間引きする必要がなく、鉢やプランターの配置がしやすくなります。

茎がまっすぐで太く、色が濃くて厚みのある葉がたくさんついており、根本がぐらぐらしていないものを選びましょう。

5:プランターを使う場合は通気性の良い物を選ぶ

庭やベランダで手軽に育てるのに欠かせないプランターはたくさんの種類が売られています。プランターを選ぶ時は通気性の良い物を選ぶようにしましょう。通気性が悪いと水や肥料が溜まってしまい、根が腐ってしまうことがあります。

プラスチック製のプランターは軽くて持ち運びがしやすいですが、通気性があまりよくありません。プランターの底にすのこが付いているものや、すのこやレンガを使って通気性を良くしましょう。

素焼きや木製のものであれば排水穴以外からも水分が出るため通気性は良いです。プランターそのものが重かったり、倒れると割れたりすることもありますが、お洒落なものもたくさん売られています。

作物の特性を知ったうえで家庭菜園を楽しもう

初心者の方でも気軽に挑戦できる、おすすめの作物を紹介しました。作物によって植える時期や日当たり、連作できないものなど違いがあるため、事前に準備してから植えるようにしましょう。

水やりや肥料など、ちょっと手間をかけてあげるだけで採れたての野菜が楽しめます。まずは簡単な野菜から始めて、少しずついろいろな種類に挑戦してみましょう。

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