目次[ 表示 ]
- 洗濯機の種類3つ
- 1:ドラム式洗濯機について
- 2:縦型洗濯機について
- 3:二槽式洗濯機について
- 洗濯機を選ぶ時のおすすめポイント6選
- 1:容量は人数分より大きめにする
- 2:乾燥の仕方をチェックする
- 3:洗剤自動投入機能があるか
- 4:静音性をチェックする
- 5:スマホと連携できる機能があるか
- 6:フィルターのお手入れがしやすいか
- おすすめの洗濯機10選
- 1:パナソニック NA-VX900BL-W
- 2:パナソニック NA-FW120V3
- 3:パナソニック NA-FA80H8
- 4:日立「ビートウォッシュ」BW-V80F-W
- 5:日立 全自動洗濯機 シャワー浸透洗浄 白い約束 NW-70F-W
- 6:シャープ ES-GV9E-N
- 7:シャープ ES-W113-SR
- 8:東芝「ZABOON(ザブーン)」AW10SV9T
- 9:アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 全自動洗濯機 IAW-T602E
- 10: AQUA 全自動洗濯機 AQW-GV70J-W(ホワイト)
- 洗濯機を設置する時のポイント6選
- 1:設置する場所に幅と奥行きがあるか
- 2:搬入する経路にゆとりはあるか
- 3:動線や壁の位置から扉の開く向きを考える
- 4:蛇口の場所に気を付ける
- 5:排水口の位置で設置方法が変わる
- 6:必要があれば置台を使用する
- おすすめの洗濯機を参考に購入しよう!
洗濯機の種類3つ
洗濯機は私たちの日々の生活に欠かせない家電ですが、どんな種類があるのかご存じでしょうか。
洗濯機の種類は、大けてきく分ドラム型洗濯機、縦型洗濯機、二槽式洗濯機の3つに分けられます。それぞれのもつ機能の特徴や、メリットやデメリットなどを詳しく紹介していきます。
1:ドラム式洗濯機について
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機より新しくできたタイプで、洗濯物の投入口が前面にあり、中にはドラムの形をした洗濯槽が斜めに設置されている形が特徴です。
この中のドラムを回転させることで衣類が持ち上がり、上から落とす「たたき洗い」で汚れを落としていて、少ない量の水で洗えるため節水につながります。
また乾燥機付きで、上から下に落ちるときに温風を当てて乾燥させるため、衣類がシワになりにくいことがメリットとして挙げられます。
デメリットは価格が高いことで、縦型洗濯機の倍以上するものもあります。これはドラム式洗濯機の容量が大きく、8kg以上のものがほとんどであることや機能性が高いこと、構造が複雑なことが主な理由です。
2:縦型洗濯機について
縦型洗濯機は昔からあるタイプの洗濯機の形で、洗濯物の投入口が上部にあり名前のとおり縦に長い形をしています。
洗濯槽の底にある羽を高速回転させることによって衣類同士をこすり合わせる「もみ洗い(かくはん洗い)」で汚れを落としています。
たくさんの水をためてじゃぶじゃぶ洗えるため、泥汚れなども落とせる洗浄力の高さや、ドラム式に比べてお手頃な価格であることがメリットとして挙げられます。また小型モデルが多いので、賃貸住宅での外置きも可能です。
デメリットは衣類をこすり合わせるため傷みやすいことで、乾燥機能付きのものもありますが、構造上ドラム式ほどしっかり乾燥できなかったり、ヒーター方式を使用しているため電気代もかかります。
3:二槽式洗濯機について
ニ槽式洗濯機は、洗濯槽と脱水槽が分かれているタイプの洗濯機です。
今は家庭で見ることは多くありませんが、洗浄力の高さからガソリンスタンドや美容室などでは重宝されているなど、根強い人気があります。
洗濯と脱水それぞれに特化して作られているため洗浄力が高く、脱水もしっかりできることがメリットとして挙げられます。また、作りが丈夫で価格が安いことや、使う洗剤の量も少なくて済むことが特徴です。
デメリットは、洗濯槽で洗ったあとに脱水槽へ手動で移し替えをしなければならないので、その分手間がかかることです。
また、槽が小さいため布団など大きなものは入らないことや、ガタガタと大きな音がしやすいため、その点が気になる人には向かないでしょう。
洗濯機を選ぶ時のおすすめポイント6選
洗濯機を選ぶ際に、何を重要視するかは人によって異なり、選び方も様々です。
自分の家族構成やライフスタイルに合ったものを見極めることが大切ですが、そのためにはいくつかポイントを押さえておくことが必要です。
ここでは、洗濯機を選ぶ際におさえておくべきおすすめのポイントを6つ紹介していきます。
1:容量は人数分より大きめにする
洗濯機は、家族構成によって適切な大きさのものを選ぶことが大切です。
一般的に洗濯機の容量は、kg(キロ数)で表され、「人数×1.6kg」が洗濯物の目安となります。しかし、実際に購入する際は目安よりも大きめのサイズを選ぶことがおすすめです。
理由は、布団やシーツといった大きいものを洗う時のことや、溜まった衣類をまとめて洗う時のことを考えると、目安よりも多い容量が必要です。
洗濯槽に余裕をもって洗濯できれば、モーターへの負荷を軽減できたり静音にもつながります。
一人暮らしの場合は6kg~7kg、二人暮らしの場合は8kg~10kg、四人暮らしで子供がいる家庭などは余裕をもって11kg以上のものを選ぶと安心です。
また、まとめて洗えばその分電気代や水道代の節約にもなるため、家族の人数分より大きめの容量にしておくことを意識しておくと良いでしょう。
2:乾燥の仕方をチェックする
洗濯機の乾燥機能には「ヒートポンプ」「ヒートリサイクル」「ヒーター」などの種類があり、各メーカーで採用している方式が異なります。
「ヒートポンプ方式」は低い温度で乾燥させることが可能なため、節電になるだけでなく衣類を傷めることもありません。
「ヒートリサイクル方式」は運転時に発生する熱を乾燥時の温風に再利用するため、省エネにつながります。主にドラム式洗濯機に搭載されている乾燥機能です。
「ヒーター方式」は乾燥機内のヒーターを使い高温で乾かすため、電気代や冷却用の水道代がかかりやすいでしょう。
3:洗剤自動投入機能があるか
洗剤自動投入機能がついているものを選べば、洗濯の手間を少しでも減らせます。
洗剤や柔軟剤を事前に自動投入タンクへ入れておけば、その時の洗濯物の量に応じて自動で適量を投入してくれます。
その都度その都度の計量が不要になることで手間が減らせるのに加えて、入れすぎたりこぼしたりといったストレスも防げます。
4:静音性をチェックする
洗濯機は稼働音の大きい製品のため、アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる方は気をつかうことが多い傾向にあります。
特に早朝や夜間に使用する際は、近隣にうるさいと思われてしまう可能性があるため、注意しなければなりません。
洗濯機によっては静音対策されているモデルがあり、運転音を静かにできる洗浄コースが備わっているものもあるので、そういった静音性のチェックもしておきましょう。
5:スマホと連携できる機能があるか
最近の注目機能として、無線LANを搭載した洗濯機をスマホと連動できるモデルもあります。
スマホのアプリを入れておくことで遠隔操作ができ、外出先から洗濯を始められたり、予約や時間の変更することもできます。
また、メーカーのクラウドサービスと接続することで天気予報と連動させることも可能になっています。
6:フィルターのお手入れがしやすいか
洗濯機のフィルターの掃除は、構造やパーツの取り外しができるかなどによって苦労する場合があるので、お手入れがしやすいかどうかを確認しておくと良いでしょう。
乾燥フィルターは基本的に毎回のお手入れが必要であり、水洗いできるタイプのものだと簡単で、清潔に保つことができます。
また、フィルターについたホコリを自動で掃除してくれる機能が搭載されているモデルも出てきています。
そういったものを選べば一週間に一回程度溜まったホコリを捨てる作業だけで済むため、手間が省けてとても便利です。
おすすめの洗濯機10選
実際に洗濯機を選ぼうとしたとき、全く見当をつけずに店舗へ行ってしまうと、その種類の多さに迷ってしまう可能性があります。
事前に各メーカーの特徴や特色を理解しておくと、自分にあった洗濯機をよりスムーズに選べるようになります。
ここから、主なメーカーのおすすめの洗濯機を10選紹介していきますので、参考にしてみて下さい。
1:パナソニック NA-VX900BL-W
「パナソニック NA-VX900BL-W」は11kgの容量をもつドラム式洗濯機です。
液体洗剤・柔軟剤の自動投入を利用した「2度洗い」モードを新搭載しているため、汚れ移りを抑えることが可能です。
お湯で衣類を洗う「温水泡洗浄W」がさらに進化した、蓄積した皮脂汚れや臭いを落とす「約40℃毛布」コースが加わっています。
さらに、洗濯槽の汚れが気になったときに便利な「サッと槽すすぎ」コースや、月1回のお手入れのタイミングを知らせる「槽洗浄サイン」を搭載しており、槽を清潔に保つための便利機能が充実しているのが特徴です。
また、「ナノイーX」搭載の最上位モデルでもあり、水洗いできないコートやスーツ、型崩れしやすい帽子などのアイテムもお手入れが可能でおすすめです。
2:パナソニック NA-FW120V3
「パナソニック NA-FW120V3」は12kgの容量をもつ縦型洗濯機です。
こちらにもお湯で衣類を洗う「温水泡洗浄W」がさらに進化した、蓄積した皮脂汚れや臭いを落とす「約40℃毛布」コースが加わっており、「サッと槽すすぎ」や「槽洗浄サイン」も搭載されています。
また「開ける場所がわからない」「開けにくい」など形状に関する不満があった糸くずフィルターを改良し、楽ポイフィルターを備えています。
さらに大流水シャワーでしっかり洗う「パワフル滝すすぎ」コースや、つけおきとかくはんを繰り返してガンコ汚れをしっかり落とす「泥つけおき」コースなどの多彩なコースがあるのも特徴です。
デザインは、槽が近く手前が低くなっているため衣類の出し入れやお手入れがしやすく、高級感のあるフレームレスガラストップで、すっきりとしていておすすめです。
3:パナソニック NA-FA80H8
「パナソニック NA-FA80H8」は8kgの容量をもつ縦型洗濯機です。
「サッと槽すすぎ」「槽洗浄サイン」「楽ポイフィルター」を搭載しています。また、ビッグサークル投入口とすっきりしたフロントにより、衣類はもちろん大きな布団などの出し入れが楽なデザインとなっています。
さらに、洗剤を素早く泡立てたっぷりの泡で衣類を包み込む「泡洗浄」と、大きな3枚羽を回転させることで立体的な強い水流を作る「パワフル立体水流」の2つの効果により、繊維の奥の汚れを落とすことが可能です。
そしてすすぎ後・脱水時・洗濯終了後に自動で槽を洗浄する機能がついているので、日々のお手入れが簡単なだけでなく、定期的なお手入れに使える「槽洗浄」コースも搭載されているため、槽の黒カビを徹底的に抑制できておすすめです。
4:日立「ビートウォッシュ」BW-V80F-W
「日立 ビートウォッシュ BW-V80F-W」は8kgの容量をもつ縦型洗濯機です。
「押し洗い」「たたき洗い」「もみ洗い」効果のある[ビートウィングX]と、大流量の[ナイアガラシャワー]により、高い洗浄力を実現しているのが特徴です。
それにより節水しながら洗いムラを抑えられ、食べ物の油汚れや泥汚れまでを際立つ白さに洗い上げることが可能です。
他にも衣類の黄ばみをスッキリ落とせる「つけおきナイアガラビート洗浄」など多彩なコースが搭載されています。
そして約38cmの広い投入口で大物も楽に出し入れできることや、半透明の糸くずフィルターによりお手入れも簡単で、使いやすいデザインでおすすめです。
5:日立 全自動洗濯機 シャワー浸透洗浄 白い約束 NW-70F-W
「日立 全自動洗濯機 シャワー浸透洗浄 白い約束 NW-70F-W」は7kgの容量をもつ縦型洗濯機です。
少ない水で溶かした高濃度洗剤液を衣類にしみ込ませたあと、シャワーをかけながらしっかり洗う「シャワー浸透洗浄」を採用しているのが特徴です。
また、すすぎ後に高速回転で空気を取り込み、布ほぐしをしながら水分を飛ばす「風脱水」は、干し時間を短縮でき部屋干しの際に便利です。
他にも、遠心力による押し洗いで型崩れを防ぐ「オシャレ着」コースなど多彩なコースを搭載しています。
さらに予約機能は6時間後・9時間後など運転終了時間とあわせて、おいそぎ・すすぎ一回など運転コースも選べるので便利でおすすめです。
6:シャープ ES-GV9E-N
「シャープ ES-GV9E-N」は9kgの容量をもつ縦型洗濯機です。
高い洗浄力のダイヤカット形状の穴なし槽により、竜巻状に巻きあがる水流で衣類のこすり洗いを促し、ガンコな汚れもスッキリ落とせるのが特徴です。
槽に穴がないため、節水になるだけでなく黒カビや汚れが侵入しない構造です。この穴なし槽は、シャープだけが持つ技術です。
さらに、パルセーターにAg+成分で抗菌加工していたり、槽の底裏もカビが付きにくいステンレスを採用しているため、清潔なお水で洗うことが可能です。
また、モーターの回転数を制御するインバーターを搭載しているため、夜間や早朝でも運転音を抑えながらの洗濯が可能でおすすめです。
7:シャープ ES-W113-SR
「シャープ ES-W113-SR」は11kgの容量をもつドラム式洗濯機です。
無線LANを搭載しており、スマホアプリ「COCORO WASH」を使うことで離れた場所からでも洗濯状況を確認したり、AIが好みの仕上がりに合わせて洗濯してくれるのが特徴です。
さらに、その日の天気やオススメの洗濯のお知らせがあったり、洗濯後に衣類の種類や汚れ等の条件を判断し、次回の洗濯に役立つ洗濯レポートを教えてくれたりします。
また、水道水を毎秒100万個以上の微細な水滴にして、高圧シャワーノズルから衣類に噴射する「マイクロ高圧洗浄」で、高い洗浄力を実現しています。
業界初のハイブリッド乾燥方式を採用しており、省エネしながらふんわりとしたあたたかな仕上がりになるとともに、乾燥中に放出するプラズマクラスターにより、清潔に保つことができておすすめです。
8:東芝「ZABOON(ザブーン)」AW10SV9T
「東芝 ZABOON(ザブーン) AW10SV9T」は10kgの容量をもつ縦型洗濯機です。
繊維より小さいナノサイズの泡が洗浄効果を高める「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」や、衣類と洗剤を温風で温めながら汚れを落とす「温か抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」が搭載されているため、繊維の奥の汚れまでしっかり落とせるのが特徴です。
また、自動お掃除モードで黒カビを抑えられたり、専用のオシャレ着トレーを使用することで衣類を傷つけずに洗うことが可能です。
さらにワイドな投入口で出し入れしやすく、衣類の汚れ具合に合わせて水流の強弱を変えられ、傷つきにくい強化ガラスが使われているなど、使いやすさにもこだわっています。
低振動・低騒音設計のため深夜や早朝、赤ちゃんが寝ている時でも気にせず使用できて、おすすめです。
9:アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 全自動洗濯機 IAW-T602E
「アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 全自動洗濯機 IAW-T602E」は6kgの容量をもつ縦型洗濯機です。
洗濯終了時間を1時間ごとに、最大24時間後まで予約できるため、お出かけ前に洗濯物と洗剤類を投入して帰宅時間に予約しておけば、帰宅後は干すだけで良いので時間の短縮にもつながります。
また、槽の回転でしっかり水分を飛ばせる「部屋干しモード」を搭載しているため、乾燥時間を短縮でき、部屋干しの際の生乾きのニオイを抑えられるのが特徴です。
選べる選択コースも豊富にあり、洗濯物の量や汚れ具合によって「脱水のみ」など自由に設定することもでき、洗い方を自由にアレンジできます。
サイズはスリムで比較的小さめなので、ファミリーよりも一人暮らしの方や共働きの新婚さんなど、ふたり暮らしの方にもおすすめです。
10: AQUA 全自動洗濯機 AQW-GV70J-W(ホワイト)
「アクア 全自動洗濯機 AQW-GV70J-W(ホワイト)」は7kgの容量をもつ縦型洗濯機です。
布傷みを抑えながらしっかりともみ洗いで汚れを落とす「3Dアクティブ洗浄」に加え、繊維の奥から汚れを落とす「高濃度クリーン浸透」を搭載しているのが特徴です。
また、中が見えて安心なクリアガラストップを採用しており、おしゃれで手入れもしやすいシンプルなデザインとなっています。
「槽自動おそうじ」機能もついているため、洗濯槽を清潔に保つことができるでしょう。
洗濯機を設置する時のポイント6選
洗濯機は機能やデザインだけで選ぶのではなく、設置する時のことも考えて選ぶようにすると、選び方で失敗する可能性を防げます。
設置してから「もっとこうしておけばよかった」とならないために、洗濯機を設置する際に抑えておくべきポイントを6つ紹介していきます。
1:設置する場所に幅と奥行きがあるか
まずは洗濯機を設置する場所の確保が必要です。検討している洗濯機が取り付けられる幅と奥行きがしっかりあるか、事前に調べておきましょう。
防水パンがある場合には、内側の平面部分の有効内寸を測るようにします。洗濯機の脚部分よりも、外形寸法は大きくなるため注意が必要です。
また、ドラム式洗濯機を検討している際には、全面にあるドアが完全に開くスペースが確保できているかも確認しておきましょう。
2:搬入する経路にゆとりはあるか
設置する場所までの搬入経路の確保もしっかりしておく必要があります。
洗濯機を搬入するときに必要な通路幅は、直線通路の場合で洗濯機の幅+6cm以上が必要です。一戸建てやエレベーターのない集合住宅では、特に折り返し階段などに注意が必要です。
まずは検討している洗濯機の幅を測り、それよりも難乳経路の中で最も狭い箇所の幅が6cm以上大きければ、搬入可能なゆとりがあるといえます。
3:動線や壁の位置から扉の開く向きを考える
ドラム式洗濯機には、扉が右に開くものと左に開くものがあり、どちらを選ぶかによって使いやすさが変わってくるので、事前に考えておきましょう。
洗濯機の正面に立った時、開けた扉が右側に来るのが「右開き」で左利きの人向き、開けた扉が左側に来るのが「左開き」で右利きの人向きです。
利き手で考えるだけでなく、壁がどちら側に来るかによっても変わってきます。壁が洗濯機の右側にある場合は「左開き」、壁が洗濯機の左側にある場合は「右開き」を選ぶようにします。
さらに生活の動線から考えることも大切です。たとえば、洗濯機の向きによっては扉を開けるために回り込まなければならなかったり、間取り次第では開けた扉が邪魔で奥に行けないということになりかねません。
扉の向きは意外と盲点のため、ドラム式洗濯機を検討している方は、一度シミュレーションしてみると良いでしょう。
4:蛇口の場所に気を付ける
洗濯機を取り付ける際には蛇口と接続しなければならず、蛇口の位置によっては洗濯機が設置できないということになりかねないので、気をつける必要があります。
昔に比べて洗濯機の高身長化が進み、15年前と比較すると約6cm高くなってきている影響で、最近の物件では蛇口が高い位置に取り付けられています。
築年数が古い住宅だと、蛇口が低く大型なものや最新のものがつけられない可能性があるため、注意しましょう。
もし蛇口が邪魔で設置できないときには、蛇口の位置を高く変えられる水栓が5千円程度で売られているので、そういったものに取り換えることも可能です。
5:排水口の位置で設置方法が変わる
洗濯機を設置する際、排水溝の位置によって設置方法が変わる場合があります。
排水溝の位置が洗濯機の左右か後ろなど、真下以外にある場合は排水ホースを排水口に入れることが可能なので問題ありません。
しかし、排水溝の位置が洗濯機の真下にある場合は、本体が邪魔で排水ホースを排水口にうまく通せないため、別で「真下排水用ホース」を追加で取り付ける必要があります。
また防水パンを使用する際には、排水ホースと排水口を接続する部品である「排水エルボ」がなく、かつ排水溝の位置が真下にある場合に「真下排水パイプ」が別で必要になります。
6:必要があれば置台を使用する
洗濯機を設置するときは、基本的に排水エルボに重ならないように取り付けます。
壁からエルボまでの幅を測り、そこに収まるサイズの洗濯機を選ぶのが理想的ですが、家の間取りや洗濯機置き場の広さなどによって思うようにできない場合もあります。
どうしても重なってしまうという場合には、置台を使用してエルボをまたぐように設置する必要があります。
ただし洗濯機を持ち上げると振動や音が大きくなる可能性があります。
メーカー純正のものだと4~5cmほどになっているため、市販品を使う際に気になる方は、それを目安にするのがおすすめです。
おすすめの洗濯機を参考に購入しよう!
普段何気なく使っている洗濯機は、家電の中でも高価で壊れにくいということもあり、買い替えを検討する機会はそれほど多くはありません。
だからこそ選ぶときには徹底的に比較し、じっくりと検討することが大切です。
洗濯機は今回紹介してきたように、それぞれのメーカーによってその種類や形、機能などの特徴が分かれています。
洗濯機をお探しの方は、紹介したおすすめの洗濯機をぜひ参考にしてみてください。
ご自身のライフスタイルに合った洗濯機を見つけて、快適な洗濯ライフを過ごしていきましょう。