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一人暮らし用の洗濯機の選び方6選

一人暮らしをする時に欠かせない家電のひとつが洗濯機です。最近は、おしゃれなコインランドリーも増えていますが、好きな時間に自分で洗濯が出来る洗濯機は必需品です。
昔に比べ、洗濯機も様々な機能やデザインのものがあり、迷われている方も多いのではないでしょうか。自分の生活に合った洗濯機を選ばなくては、洗濯が億劫になってしまいます。
今回は、一人暮らしが楽しくなるように、おすすめの洗濯機を選ぶポイントをご紹介します。
1:ドラム式洗濯機の場合
ドラム式洗濯機の特徴は、乾燥機能が備わっていることです。一人暮らしで洗濯物を干す時間がなかったり、雨の日なども乾燥機があると便利です。また、前面に扉があるので、背の低い方も楽に洗濯できるでしょう。
デメリットとしては、乾燥機能を使うと、縦型に比べ電気代が高くなってしまう傾向がある点が挙げられます。また、扉が前開きなので、設置場所の面積がある程度必要となります。扉の開く向きも考えなくてはなりません。
2:縦型洗濯機の場合
縦型式洗濯機の特徴は、たっぷりの水でしっかり洗うので、汚れ落ちがよく衣類が傷みにくいことです。また、ドラム式に比べ大家族向けの大容量から一人暮らし向けの小容量まで多くのモデルが展開されています。
さらに、ドラム式に比べると場所を取らないというメリットもあります。値段が比較的リーズナブルな点も魅力でしょう。
デメリットとしては、水を多く使うので、水道代はドラム式よりかかってしまいやすい点が挙げられます。
3:容量を選ぶ
自分の生活スタイルや洗濯の頻度によって異なりますが、1日の一人あたりの洗濯量は、約1.5kgと言われています。一人暮らしの場合は、2、3日分まとめて洗うと想定して、容量5~6kgの洗濯機がおすすめです。
1週間分をまとめて洗ったり、シーツや毛布などの大物も自宅で洗いたいという方は、7~8kg以上の大きめのモデルを選ぶと安心です。
4:乾燥機能があるか
ドラム式には、乾燥機能が備わっていますが、縦型にも簡易乾燥という機能が備わっているものがあります。しっかり乾くドラム式に比べ、縦型の簡易乾燥は、送風を用いて水気を飛ばす機能なので、合わせて自然乾燥が必要となります。
仕事で晴れの日の昼間に外干し出来ない方や、外に干すのに抵抗のある女性の方は、家でしっかりとふんわり乾燥出来るドラム式洗濯機を検討するといいでしょう。
5:静音性があるか
洗濯機の大きなモーター音が気になる方も多いのではないでしょうか。特に、ワンルームの生活スペースに洗濯機を設置している方や夜にしか洗濯出来ない方は、運転音が気になってしまい、悩みの種になってしまいがちです。
音が気になる一人暮らしの方には、インバーター搭載モデルの洗濯機をおすすめします。インバーター搭載の洗濯機は、運転音や振動も抑える機能が備わっています。洗濯中にガタガタ音が気になったり、床が揺れるストレスも軽減されるでしょう。
6:デザイン性があるか
一人暮らし家電の中でも、大きく存在感のある洗濯機は、生活スペースに馴染むデザインを選ぶことがポイントです。
最近は、真っ白で清潔感のあるものや、ワンルームにあっても馴染むスタイリッシュなデザインの洗濯機が売られています。おしゃれな洗濯機があると、洗濯も楽しくなるでしょう。
おすすめの一人暮らし用洗濯機11選

続いて、おすすめの一人暮らし用洗濯機を縦型、ドラム式に分けてご紹介します。メーカーやモデルによって、洗濯機の機能も変わってきます。
一人暮らしで早く洗濯を終わらせたい方には、お急ぎモードや、カビや匂いが気になる方には、洗濯槽洗浄機能など嬉しい機能も備わっているモデルもあります。自分の生活スタイルにあった機能やデザインのものを選んで、一人暮らしをより快適に過ごしましょう。
おすすめの一人暮らし用洗濯機【縦型】8選
まずは、一人暮らしにおすすめの縦型洗濯機からご紹介します。洗浄力が高く、比較的リーズナブルな縦型洗濯機にも様々な機能があります。
縦型洗濯機は、泡洗浄や超音波など洗浄力に特化したモデルが多いようです。どのような機能が備わっているのかチェックしてみてください。
1:パナソニック NA-FA70H8-W(洗濯7.0kg/インバーター搭載)
泡洗浄とパワフルな立体水流で繊維の奥の汚れまで落とす容量7kgの縦型洗濯機です。洗剤を素早く泡立て、たっぷりの泡で衣類を包み込み繊維の奥までしっかり洗浄します。
泡洗浄により、頑固な皮脂汚れも泥汚れもスッキリ洗い上げ、パワフル立体水流により衣類を動かし、ムラなく洗浄します。
また、パワフル滝すすぎコースや、温風つけおきコース、泥汚れつけおきコースなど食べこぼしや泥んこ汚れをしっかり落としてくれるコースの多彩さも魅力です。
デザインも衣類が取り出しやすい角度に作られていたり、身体に負担がかからないよう優しく設計されています。
2:東芝 ZABOON 5G9-W(洗濯5.0kg)
浸透パワフル洗浄が特徴の容量5㎏の縦型洗濯機です。少ない水で高濃度の洗剤液を作り、繊維の奥まで浸透させてから水を追加し、パワフルな水でしっかり洗います。
からみまセンサーは、衣類のからみ具合チェックしてほぐし時間をコントロールします。布からみを抑えて、洗濯物を楽に取り出せます。また、一人暮らしの方に嬉しい部屋干しモードも付いています。
3:ハイアール「Joy Series」JW-C55D(洗濯5.5kg)
高濃度洗浄機能でしっかり汚れを落としてくれる容量5.5㎏の縦型洗濯機です。忙しい一人暮らしの方に嬉しい時短機能が備わっているのも特徴的です。
10分のお急ぎコースに加え、しわケア脱水でアイロン時間と手間を省略出来ます。風乾燥も出来るので、部屋干しでも早く乾きます。デザインもシンプルですっきりしています。
4:シャープ ES-GE6E(洗濯6.0kg)
穴なし槽で節水出来、黒カビブロック機能が特徴の容量6kg縦型洗濯機です。洗濯槽に穴がないのはシャープだけです。
穴がないことで、洗濯槽の外側や底裏についた黒カビや汚れが槽内に侵入するのを防ぎ、清潔な水で洗い、すすぎが出来ます。また、水の節水にもなります。
少ない水量の濃い洗浄液から洗い始めることで、洗浄パワーを引き出し、頑固な汚れも強力に分解します。また、頑固汚れコースや時短コースもあります。
洗濯槽が清潔に保てるので、カビや匂いが気になる方におすすめです。
5:日立 ビートウォッシュ BW-V70F-W(洗濯7.0kg/インバーター搭載)
大流量と高濃度で洗うナイアガラビート洗浄が特徴の容量7kgの縦型洗濯機です。高濃度洗剤液を浸透させ、ビートウィングXと大流量のナイアガラシャワーの高い洗浄力で節水しながら際立つ白さに洗い上げます。
また、すすぎのあとにきれいな水で洗濯槽を洗い流し、槽を除菌し、黒カビを抑えてくれます。
6:ハイセンス HW-G55B(洗濯5.5kg)
パワーアップした洗浄力と、美しいデザインが特徴の容量5.5kgの縦型洗濯機です。新設計のパルセーターが強力な水流を生み出し、服の絡みを抑制しながら、しっかり汚れを落とします。
デジタル表示のメニューも見やすく、ガラストップの美しいデザインも素敵です。
7:パナソニック全自動洗濯機 NA-F60B14
立体水流で水位が低くてもしっかりもみ洗い出来るビッグウェーブ洗浄が特徴の容量5kgの縦型洗濯機です。
つけおき洗いコースで頑固な汚れも落としてくれ、槽洗浄機能で洗濯槽を清潔に保つことが出来ます。からみほぐし機能は、衣類の絡みや痛みを緩和してくれます。フィルターの交換も簡単でお手入れが楽なのも魅力的です。
8:日立 BW-V100C N全自動洗濯機
大容量を高濃度で洗うナイアガラビート洗浄が特徴の容量10kgの縦型洗濯機です。大容量なので、シーツや毛布などの大物も洗えます。
ビートウィングXとナイアガラシャワーで、高い洗浄力を実現し、食べ物の油汚れや袖、襟の汚れ、泥汚れもしっかりきれいに洗い上げます。洗濯槽の自動お掃除もしてくれ、清潔に保てるのもポイントです。
おすすめの一人暮らし用洗濯機【ドラム式】3選
次に、一人暮らしにおすすめのドラム式洗濯機をご紹介します。ドラム式洗濯機は、洗浄力に加えて、乾燥機能や静音機能に優れたものが多い傾向にあります。
また、デザインもスタイリッシュに進化していますし、スマホと連携のあるモデルまで発表されています。どんな特徴があるのかチェックしてみてください。
1:パナソニック Cuble NA-VG750(洗濯7.0kg /乾燥3.5kg)
美しいフォルムのデザインに目が行くスタイリッシュなドラム式洗濯機です。温水専用ヒーターで洗剤液を温め、お湯の温度をキープし、泡洗浄でしっかり洗い上げます。
衣類に優しい低温の乾燥機能がついていること、自動的に洗濯槽洗浄してくれることも魅力です。サイズもドラム式の中ではコンパクトな方です。
2:シャープ ES-S7E-W(洗濯7.0kg/乾燥3.5kg/インバーター搭載)
マンションでもすっきり置けるコンパクトさが特徴のドラム式洗濯機です。一般的な防水パンに設置できるのも奥行がスリムなのも一人暮らしの方には、魅力的です。
おしゃれ着や時短などのコースを選べるのはもちろん、プラズマクラスターでドラム内部をいつも清潔に保てるのも特徴のひとつです。
3:アクア Hot Water Washing AQW-FV800E-W(洗濯8.0kg)
日本初のお湯洗いが出来るドラム式洗濯機です。洗剤液を温めることで酸素の力を活性化させ、繊維の奥にしみついた汚れや菌を洗い上げます。
衣類の素材によって、温度も回転数も変えられます。手洗いや洗濯機対応のダウンも自宅で洗えます。無駄のないシンプルなデザインも魅力です。
一人暮らしにおすすめの洗濯機メーカー5つ

最後に、一人暮らしにおすすめの洗濯機メーカーを5社ご紹介します。類似する特徴や機能でもメーカーによって名称が異なります。また、メーカー独自の機能やデザインもあります。
それぞれの特徴を知って、洗濯機を選ぶ参考にしてください。
1:日立について
もともとはモーターのメーカーだった日立の洗濯機は、大量の水と強風で洗濯、乾燥するのが特徴です。一般的な乾燥機能は、しわが出来やすいものです。日立は、風速300kmの高速の風を当てて乾かす風アイロンを搭載しています。
また、AI技術を洗濯機能に導入し、汚れている部分を自動で読み取ることを可能にしたのです。それぞれの生活スタイルや洗濯頻度に合わせてAIが学習し、洗濯、乾燥モードを決めてくれるのも日立の洗濯機ならではです。
2:パナソニックについて
パナソニックの洗濯機は、縦型、ドラム式共に乾燥機能付きのものが多いのが特徴です。また、ステンレスデザインがスタイリッシュで高級感があり、インテリアに合うと好評です。
乾燥機能では、ヒートポンプ式を採用し、省エネしながら洗濯、乾燥が可能になりました。さらに、洗剤を温めて使う温水泡洗浄を大手の中で最初に導入するなど、最新技術をいち早く取り入れるのもパナソニックの特徴です。
3:シャープについて
シャープというと、プラズマクラスターを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。衣類や槽内の消臭、抗菌効果があるプラズマクラスターを独自機能で導入しているのもシャープの特徴です。
一人暮らしに便利な時短コースや、縦型洗濯機には、節水効果とカビ抑制効果のある穴なし槽を採用しています。また、白家電から黒家電まで幅広く展開するシャープは、デザイン性にも優れていす。
4:東芝について
東芝の洗濯機は、繊維よりも小さいナノサイズの泡で洗浄するウルトラファインバブル洗浄機能を搭載しているのが特徴です。小さな泡で少ない水でもしっかり汚れを落とせます。
また、AG+という銀イオンを使って、洗濯槽を清潔に保つなどの機能が豊富なのも東芝の特徴です。洗濯槽のカビ防止に加え、衣類のいやな匂い対策にも効果があります。
5:ハイアールについて
中国のメーカーのハイアールは、機能もシンプルで使いやすいのが特徴です。また、デザイン性も高く、価格も比較的お手頃なので、若い方にも人気です。
洗濯容量が6kg以下の小容量モデルが多く、静音機能のインバーター搭載モデルやお急ぎモード搭載モデルなど、一人暮らしの方に嬉しい機能が備わっていることも特徴です。
おすすめを参考に一人暮らし用の洗濯機を購入しよう!

これまで、一人暮らしにおすすめの洗濯機の選び方や、様々な機能のある洗濯機を紹介してきました。
最近の洗濯機には、一人暮らしに嬉しい時短コースや、乾燥機能、静音機能など、一人暮らしに嬉しい機能が備わっています。また、デザイン性も優れているので、選ぶのも楽しみになりそうです。
色々な機能やデザインを見比べ、自分のライフスタイルに合った洗濯機を選んで、一人暮らしをより快適に過ごしてください。