目次[ 表示 ]
- 電子レンジ庫内が汚れる理由3つ
- 1:飛び散った油汚れ
- 2:水蒸気が固まった水垢
- 3:こぼれ落ちた食品汚れ
- 電子レンジの掃除方法4つ
- 1:油汚れ・焦げ付き・ニオイの掃除方法
- 2:水アカの掃除方法
- 3:お盆の掃除方法
- 4:扉や外側の掃除方法
- 電子レンジの汚れを防ぐ方法
- 汚れたと思ったらこまめに拭き取る
- 蓋やラップをして温める
- 電子レンジ庫内の汚れを放置するリスク3つ
- 1:加熱効率が低くなる
- 2:故障につながる
- 3:カビが生えてくる
- 電子レンジの掃除に使えるアイテム4選
- 1:キッチン用 アルコール除菌スプレー
- 2:オーブン・電子レンジ用プロテクトシート
- 3:チン!してふくだけ
- 4:Ba水の激落ちシート電子レンジ&冷蔵庫
- 電子レンジの掃除方法を実践しよう
電子レンジ庫内が汚れる理由3つ
電子レンジは日常生活に不可欠な家電となっている家庭も多いです。そんな電子レンジですが、気がつくと庫内が汚れてしまっているということがよくあります。
また、その汚れが頑固でなかなか落ちないということもあります。よく使う電子レンジなので、庫内の清潔を保つためにも、正しい掃除方法を知っておきましょう。また、正しい掃除を行うためにも、どのようなことが原因で電子レンジの庫内が汚れるのかも把握しておきましょう。
1:飛び散った油汚れ
電子レンジで食品を温めると、その食品がバチバチと弾けて飛び散ることがあります。その際に飛び散っているのは、食品に含まれるタンパク質や糖分、油分などです。
これらが電子レンジの庫内に飛び散り、さらに掃除をせずに電子レンジを使い続けることで、これらの成分が加熱されてこびりついてしまうことになります。
2:水蒸気が固まった水垢
電子レンジで食品を温めれば水蒸気が発生します。水蒸気は水分なので、電子レンジの庫内に付着して水垢の原因となってしまいます。
また、その水蒸気には水分ではなく、食品のいろいろな成分が含まれています。そのため、水分が蒸発しても、その成分が残ってしまい、さらに加熱されることでこびりついて汚れとなってしまいます。
3:こぼれ落ちた食品汚れ
電子レンジで食品を加熱していると、食材が破裂したり、汁気が沸騰したりなどして、器からこぼれ落ちることがあります。
食材が電子レンジの庫内にこぼれ落ちれば、水分や食品の成分などが付着してしまうことになり、汚れの原因となってしまいます。また、小さな物でも食品の欠片が電子レンジの庫内に残っていると、カビを発生させる原因となってしまうこともあります。
電子レンジの掃除方法4つ
電子レンジ内の汚れはなかなか落ちないこともあります。しかし、電子レンジの庫内が汚れる原因はいくつかあるので、汚れが落ちない場合はその汚れに合った正しい掃除ができていない可能性があります。
電子レンジの庫内を綺麗にするためにも、正しい電子レンジの掃除方法を知っておきましょう。
1:油汚れ・焦げ付き・ニオイの掃除方法
電子レンジの主な汚れは油汚れ、焦げ付き、ニオイです。これらは重曹を使うことで掃除をすることができます。ただ重曹で拭くだけでは不十分なので、正しい掃除方法を知っておきましょう。
重曹を使う場合
重曹で電子レンジを掃除する場合は、まず耐熱容器に水1カップを入れ、その水に大さじ1杯の重曹を入れてかき混ぜておきます。
その重曹入りの水を電子レンジで5分ほど加熱します。加熱ができれば電子レンジの扉を開けずに電源を切るか、コンセントを抜いて20分ほど放置します。
20分後、電子レンジで温めた重曹入りの水を使って、ふきんやキッチンペーパーなどで庫内を拭き掃除をします。最後は乾拭きで仕上げをします。
電子レンジによって強さが異なるので、あくまでも加熱の5分は目安とし、庫内の拭き掃除をする場合には火傷には十分に注意しましょう。また、メラミンスポンジで掃除をすると、電子レンジを傷つけたり、色落ちなどの原因となるので使用は避けましょう。
レモンを使う場合
重曹入りの水で拭き掃除をしても、焦げ付きのようになかなか落ちない汚れもあります。そのような場合は歯ブラシに歯磨き粉や重曹ペーストを付けて、汚れている部分を磨きましょう。ただし、あまり力強くこすると傷の原因となってしまうので、優しくこする必要があります。
また、庫内のニオイが残っているという場合には、重曹の代わりにミカンやレモンなどの柑橘系の果汁や皮を水に入れましょう。これらを入れた水を3分ほど加熱して、重曹と同じように拭き掃除をすれば、庫内からニオイを取ることができます。
2:水アカの掃除方法
水垢を落とす場合には、クエン酸を使います。掃除方法は重曹やレモンと同様で、耐熱容器に水1カップを入れ、その水に大さじ1杯のクエン酸を入れてかき混ぜておきます。
その水を5分ほど加熱して、扉を閉めたまま15分ほど放置します。15分後、そのクエン酸入りの水で拭き掃除をして、最後は乾拭きで仕上げます。
注意点も同様で、加熱時間は目安にすることと、火傷に注意しましょう。もし、1度の掃除で水垢が落ちなければ、数回繰り返してみましょう。
3:お盆の掃除方法
電子レンジによっては回転するお盆が付いている物もあります。そのお盆には食品を乗せるので汚れやすいです。
もし、お盆の汚れが拭き掃除で落ちない場合には、直接その汚れに重曹をまぶしましょう。また、少し水で濡らして浸け置きのようにしておきましょう。
浸け置きをしておけば、加熱しなくても汚れを浮かせることができます。そのため、しばらく浸け置きをして、汚れを浮かせてからスポンジで洗うようにしましょう。
4:扉や外側の掃除方法
電子レンジは庫内だけでなく扉や外側も汚れます。扉は開け閉めの際に手で触れるので清潔にしておく必要があります。
また、電子レンジの外側には通風口があったりするので、汚れが溜まっていると電子レンジの性能を落としてしまったり、余分な電力が必要になって電気代をあげてしまうなどの原因となってしまいます。
そのため、電子レンジの扉や外側も重曹やクエン酸入りの水を使って拭き掃除をして、乾拭きで仕上げるようにしましょう。
電子レンジの汚れを防ぐ方法
電子レンジの汚れはなかなか落ちなくなってしまうこともあります。電子レンジの頑固な汚れは重曹やクエン酸入りの水を使えば落とすこともできますが、これらの掃除方法は意外と手間です。
そのため、電子レンジの汚れは溜まってから掃除をするのではなく、掃除の手間を減らし、清潔さを保つためにも、普段から電子レンジの汚れを防ぐようにしておく方が望ましいです。
汚れたと思ったらこまめに拭き取る
電子レンジで食品を温めていると、食材がこぼれたり、油が飛び散ったりなどします。その汚れをそのままにしておくと、その後も電子レンジを使うたびに汚れが加熱されて、頑固な汚れとなってしまいます。
そのため、電子レンジの汚れを防ぐためには、頑固な汚れとなってしまわないうちに、汚れたと思ったらこまめに拭き取るようにしましょう。頑固な汚れになる前であれば、簡単に汚れを拭き取ることができるので、後の手間を減らすことができます。
蓋やラップをして温める
電子レンジを温める際に、蓋やラップをしなければ、加熱によって油が飛び散ったり、水蒸気が庫内に充満したりなどします。これらは電子レンジの庫内を汚してしまう原因となってしまいます。そのため、電子レンジで食品を温めるときには蓋やラップをするようにしましょう。
また、蓋やラップをしても庫内が汚れてしまうことはあるので、汚れたと思った場合はすぐに掃除するようにしましょう。
電子レンジ庫内の汚れを放置するリスク3つ
電子レンジの庫内が少しくらい汚れていても気にしないという人もいます。しかし、電子レンジの汚れを放置することはいくつかのリスクを抱えてしまうことになります。なぜ電子レンジの掃除が必要であるかを知るためにも、それらのリスクに付いて把握しておきましょう。
1:加熱効率が低くなる
電子レンジの脇や裏側などには通風口があります。もし、電子レンジが汚れていて、その通風口が塞がっていると、電子レンジが本来の性能を発揮できず、加熱効率を落としてしまう可能性があります。
また、本来の性能が発揮できないことで、余分な電力を必要として、電気代が上がってしまうことにもなります。
2:故障につながる
電子レンジを汚れたままにしておくと、本来の性能が発揮できなくなってしまいます。そのような状態で電子レンジを使い続けると、負荷がかかって故障の原因となってしまうこともあります。
「掃除をしていればまだ買い換える必要がなかったのに」という状況にならないためにも電子レンジはこまめに掃除しましょう。
3:カビが生えてくる
電子レンジの汚れをそのまま放置していると、黒い斑点のような物が庫内で見られるようになります。それらはカビです。そのため、電子レンジの庫内に黒い斑点がある状態で、食品を温めれば、カビと一緒に食べる物を温めていることになります。
当然ながら、不衛生で危険なため、そのような状況にならないように電子レンジは掃除をする必要があります。
電子レンジの掃除に使えるアイテム4選
電子レンジの汚れは重曹やクエン酸などを使って落とすことができます。しかし、電子レンジの掃除に使える便利なアイテムは他にもいろいろとあります。自分にとって使いやすい物があれば、それらを活用しても良いでしょう。
1:キッチン用 アルコール除菌スプレー
電子レンジの庫内に汚れが溜まると、カビが発生してしまう原因となってしまうことがあります。そのため、除菌用のスプレーを使って拭き掃除をしましょう。また、電子レンジの外側も綺麗にしておくようにしましょう。
ただし、あまりスプレーを大量に吹きかけると故障の原因となってしまうので、注意しましょう。
2:オーブン・電子レンジ用プロテクトシート
電子レンジは食品を温めた際に、油や水分が飛び散って庫内を汚してしまいます。また、その汚れが残っていることで、汚れが加熱されて焦げや黒ずみなどの原因となってしまいます。
そのようなことを防ぐために、電子レンジにプロテクトシートを貼っておくと良いでしょう。汚れが電子レンジの庫内に付かないようにすることで、電子レンジを清潔に保つことができます。
3:チン!してふくだけ
電子レンジの掃除をする際には、重曹やクエン酸を使ったり、ニオイを消すためにレモンを使ったり、カビが生えないように除菌したりなど、いろいろなアイテムを使わなければいけません。
しかし、電子レンジのお掃除シートを使えば、電子レンジで温めるだけですぐに使うことができ、拭き掃除をしながら除菌と消臭も1度に行うことができます。
4:Ba水の激落ちシート電子レンジ&冷蔵庫
毎日の手入れではサッと掃除できるアイテムの方が便利です。そのため、ウェットタイプのシートもおすすめです。
「Ba水の激落ちシート電子レンジ&冷蔵庫」にはアルカリ電解水が使われていて、水拭きではなかなか落ちない汚れも落とすことができ、除菌効果もあります。また、電子レンジだけでなく、冷蔵庫の掃除にも使えるので便利です。
電子レンジの掃除方法を実践しよう
電子レンジは気がつくと汚れが溜まっていることがよくあります。その汚れをそのままにしておくと、頑固な汚れになったり、カビが発生したり、電子レンジが故障したりなどの原因となってしまうことがあります。
そのようなことを防ぐためにも、電子レンジの汚れの原因やその汚れに合わせた掃除方法を把握して、電子レンジの清潔を保つようにしましょう。