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ベランダ掃除の頻度は?

ベランダの掃除はどれくらいの頻度で行えば良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ベランダは洗濯物を干す場として利用する方が多いでしょうから、掃除をして綺麗に保つ必要があります。また、DIYやガーデニングをベランダで行っていれば土や木くずで床が汚れてしまうので、月に1度はベランダの掃除をしておくことがベターです。
ベランダの掃除方法4STEP

ここからはベランダの掃除方法を4つの段階に分けて紹介していきます。
ベランダはさまざまな汚れが発生しているので、床のゴミを掃除機やホウキなどで取り除きながら重曹水を撒き、デッキブラシなどで床を磨き上げるように掃除していきましょう。
また、掃除を始める前にはベランダに置いてあるものを別の場所へ移しておき、掃除を行いやすくする工夫も必要です。
1:重層水を準備する
ベランダの掃除を進める際に床などの汚れを落としやすい重曹水を準備しておきましょう。
40~45℃ほどのお湯2Lに対して、重曹を大さじ6〜7杯混ぜて重曹水を作ります。掃除の際に使いやすいようにスプレーボトルに入れておくようにしましょう。
また、重曹を使った後は子供の安全を考えて、高い場所に重曹の袋を保管するようにしましょう。
事前に手すりや落ちにくい汚れに吹きかける
重曹水を作ったら、ベランダの手すりや落ちにくい場所などに重曹水を吹きかけ汚れを落としていきましょう。
手の脂の汚れが付いている手すりや通常の洗剤では落ちにくい頑固な汚れでも、重曹水ならばある程度汚れを落とすことができるので、スプレーボトルで吹きかけて掃除していきましょう。
2:床のゴミを取り除く
ベランダの掃除を進める際に掃除がしやすいように床のゴミを取り除いておきましょう。
床に置いてあるDIYの工具やガーデニングの植木鉢などを別の場所へ移して水掃除をしやすいように床のゴミを取り除いておきましょう。
また、床のゴミを取り除いておけば、少ない時間でベランダ全体の掃除を済ませることができるようになります。
濡らした新聞紙を活用
床のゴミを取り除く際に濡らした新聞紙を活用しましょう。
濡らした新聞紙をベランダの床全体に撒くようにして、細かい埃や髪の毛などを取り除くようにして、その後に残っているゴミを掃除機やホウキで処分するようにしましょう。
集合住宅のベランダで掃除機を使うと近所への迷惑となることがあるので、時間帯や周囲の環境を考慮して掃除機による掃除を行いましょう。
細かいゴミは掃除機を使う
床のゴミを取り除く際、掃除機を使うことで効率良くベランダを掃除することができます。
前の章でもご紹介した通り、濡れた新聞紙を床の掃除に使う際、土や髪の毛、小さなチリなどが多ければ掃除機を使ってゴミを取るようにしましょう。また、大きいゴミと小さいゴミが混在していれば使い古した雑巾などで拭き取ることでも効率よくゴミを取り除けます。
3:ブラシで床をこする
ベランダの床のゴミを取り除くことができたら、デッキブラシなどで床を掃除しましょう。
市販されている中性洗剤を床の素材を傷めない程度に薄めて使用し、ブラシで汚れを磨き上げていきましょう。また、細かい部分の汚れは歯ブラシなどを活用することでも掃除することができます。
掃除する場所によってブラシを使い分けて中性洗剤で磨き上げていきましょう。
4:水で洗い流す
重曹による変色を起こさないためにも、重曹水を使って掃除した場所を水で洗い流すようにしましょう。
中性洗剤を用いてブラシで床を洗い流した後、重曹による変色を避けるためにも重曹水を使って掃除した場所を雑巾で拭き取ったり、水で洗い流しておきましょう。
洗剤を洗い流しておかないと残った雑菌が繁殖して新たな汚れとなってしまうので、床の洗い流し作業は忘れずに行っておきましょう。
手すり部分も雑巾できれいにふき取る
手すりの部分も雑巾などで汚れを綺麗に拭き取っておきましょう。
ベランダの手すりや細かい箇所は、雑菌による汚れを広めないためにも綺麗な状態の雑巾で拭き取っておくようにしましょう。
また、残った水分に埃を付着させないためにも、雑巾で水分を取り除いておくことが大切です。
ベランダ掃除に適した天気は?

ベランダ掃除を行う際、どのような天気の日に掃除を行えば良いか知りたい方も多いのではないでしょうか。
ベランダ掃除に適した天気とは曇りの日や雨の日とされています。雨や曇りの日は湿気が高いことで埃や汚れが飛び散りにくくなっており、雨の日ならば水を用いて掃除した場合も下の階への影響が少ないとされているからです。
晴れの日ではなく、雨や曇りの日にベランダの掃除をするようにしましょう。
ベランダの鳥の糞を掃除する時の注意点

ベランダの鳥の糞を掃除する際に注意しておきたい点があります。
鳥の糞は食中毒やさまざまな病気の原因となる菌が含まれていることもあるので、ベランダで糞を見つけたら使い捨ての手袋やマスクを着用して、消毒用エタノールなどで取り除くようにしましょう。
また、一度使った掃除用具は菌が付着しているので、使い回すことは避けるようにしましょう。
賃貸物件でベランダ掃除をする際の注意点4選

賃貸物件でベランダ掃除をする場合、大家が定めている賃貸物件の規則を守りながら掃除を進めていくことが大切です。
賃貸物件では水を使った掃除を行うと周囲に迷惑が掛かってしまったり、掃除している際の音が騒音となってしまうことがあるので、物件の規約を確認してベランダの掃除を進めていきましょう。
1:物件の規約を確認する
賃貸物件でベランダ掃除を進めていく際の注意点の1つ目に物件の規約を確認しておくことが挙げられます。
賃貸物件は建売物件のようにベランダ自体に防水加工が施されていないこともあるので、ベランダを掃除する際は大家の了承を得ておくようにして、自分自身でも賃貸契約の確認を行っておきましょう。
2:下の階へ水漏れしないようにする
賃貸物件でベランダを掃除する際の注意点の2つ目に下の階へ水漏れがしないように配慮することが挙げられます。
大量の水を使ってベランダを掃除すると下の階へ水が流れ落ちて、近所の人とトラブルに発展してしまうことがあるので事前に掃除する日を大家や周囲の人に伝えておき、他の住民に周知させた上で掃除をするようにしましょう。
また、近隣の人とのトラブルを避けるためにも、少量の水で掃除することも検討しておきましょう。
3:隣の排水口に水が流れないようにする
賃貸物件でベランダ掃除をする際の注意点の3つ目に隣の排水口に水が流れないように配慮することが挙げられます。
ベランダ掃除をする際、ゴミがきちんと取り除けていないと水と一緒に排水口に流れてそのまま排水口が詰まってしまい、隣に住んでいる人とトラブルに発展してしまう恐れがあるので事前に掃除をする日を大家に伝えておき、水とゴミが一緒に流れないように掃除しましょう。
4:掃除機の音で迷惑をかけないよう配慮する
賃貸物件でベランダ掃除をする際の注意点の4つ目に掃除機の音で迷惑をかけないように配慮することが挙げられます。
賃貸物件は建売の物件のように建物自体が防音に優れていないことがあるので、騒音問題に発展させないために音の大きい掃除機を使わないようにしたり、掃除する時間帯を考えてベランダ掃除を行っていきましょう。
トラブルに発展させないためにも、普段から近隣の人と会話してお互いの信頼関係を築いておくのも対策の一つとして有効です。
こまめに掃除してベランダを綺麗に保とう!

ベランダの掃除についての掃除方法や掃除に適した天候、賃貸物件のベランダを掃除する際の注意点などについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ベランダの掃除はガーデニングやDIYを行う場合、床などが汚れやすくなるためこまめに掃除を行って綺麗な状態を保つことをおすすめします。気持ちよくベランダで過ごすためにも、定期的な掃除をしていきましょう。