最近の暑さ、ひどくないですか?
「エアコンなしには生きていけないけど、電気代が心配!」という方のために、エアコンをつけっぱなしにした時の電気代と、電気代を安くする工夫をご紹介します!
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エアコンをつけっぱなしにした時の電気代は?
エアコンの電気代を求める公式は、以下の通りです。
電気代=消費電力×使用時間×電気代の単価
しかし、実際に求める際には、エアコン各社ごとに定められている、期間消費電力量を目安に計算することができます。
期間消費電力量と、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が2022年に発表した、1kwhあたりの電気代27円/kWh(税込)を使うと、一年間あたりの電気代を求める公式は以下の通りです。
一年間の電気代=期間消費電力量×27円/kWh
今回は、ダイキンの「うるさら7 RXシリーズ」 S40VTRXS‐W 4.0kW(主に14畳用)のエアコンを例にして、一日の電気代をみていきます!
暖房の場合
一日中暖房をつけっぱなしにした場合、
電気代の目安は一日あたり435円、一時間あたり約18円になります。
時間帯ごとの電気代は下の表の通りです。
出典:ダイキン
時間帯 | 電気代 |
---|---|
深夜~早朝(23:00~6:00) | 135(円) |
日中(6:00~18:00) | 211(円) |
夜間(18:00~23:00) | 89(円) |
冷房の場合
9:00~23:00の間、冷房をつけっぱなしにした場合、
電気代の目安は一日あたり約140円、一時間あたり約10円になります。
時間帯ごとの電気代は下の表の通りです。 出典:ダイキン
時間帯 | 電気代 |
---|---|
日中(9:00~18:00) | 90(円) |
夜(18:00~23:00) | 50(円) |
「つけっぱなし」か「こまめに切る」どっちがいい?
結論から言います。
[暖房の場合]
30分以内の外出であれば、つけっぱなしの方が安い!
[冷房の場合]
日中は、30分以内の外出であれば、つけっぱなしの方が安い!
夜間は、こまめに入り切りした方が安い!
以下は、「つけっぱなし」と「こまめに入り切り」を比べたグラフです。
[暖房]つけっぱなしの場合
引用元:ダイキン
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グラフを見ると、消費電力量がほぼ一定に、緩やかに上がっていることがわかります。
[暖房]こまめに入り切りする場合
引用元:ダイキン
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30分ごとに、エアコンの入り切りを繰り返したときの数値を表したグラフです。
消費電力量の上がり方が、[つけっぱなし]の場合より大きいことがわかります!
室温も安定していない分、快適度が減ると言えるでしょう。
[冷房]日中の場合
引用元:ダイキン
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グラフを見ると、全体を通して、[こまめに入り切り]している方が消費電力が高いことがわかります。一度スイッチを切って、再度入れたときに、消費電力が跳ね上がってしまっています!
[冷房]夜間の場合
引用元:ダイキン
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[つけっぱなし」と、[こまめに入り切り」で、消費電力の差がさほど無いことがわかります。長めの外出の際には、エアコンを切った方がお得と言えるでしょう!
ただ、注意したいのは、電気代はあくまでも目安であり、気温やエアコンの種類で変わってきます。電気代を節約するために、無理してこまめに切ることよりも、あくまで快適に過ごすことをこころがけましょう!
電気代が安くなる節電方法!
エアコンの設定を調整する
空気は温めると上に、冷やされると下に移動する性質があります。
ですので、風向きは、暖房運転であれば下向き、冷房運転であれば上向きに調整すると効率よく空気の循環ができます。エアコンの「自動運転機能」は、風向き等も自動で調整してくれるので、設定に迷ったときはこれを使いましょう。
窓に断熱の工夫をする
窓用断熱シートを張ることで、暑さ・寒さ対策になるだけでなく、結露の防止もすることができます。簡単に節電効果を発揮してくれるアイテムなので、ぜひ取り入れてみてください!
エアコンを掃除する
経済産業省では、エアコンのフィルターを月に1回か2回清掃すると、年間で約860円の節約になるとしています。
エアコンのフィルター、本体カバー周りの汚れは、定期的に掃除するようにしましょう。
室外機を掃除する
基本的に掃除は不要とされている室外機ですが、汚れていると、温度調節の効率が落ちて、エアコンの効きが悪くなることがあります。1年に1〜2回は室外機の掃除もおすすめします。
エアコンの買い替え
基本的にエアコンの寿命は10年と言われています。
最近のエアコンは、古いエアコンにくらべて省エネ性があがっているので、エアコンの買い替えで迷っている場合は、早めに買い替えた方が、節約につながる可能性が高いです。
室内の時間を安く快適に過ごそう!
いかがでしたでしょうか。
こちらの記事では、エアコンの使い方、効果的な節約方法をご紹介しました。
皆さんも、エアコンを上手に使って、室内を快適に過ごしましょう!