「世界中の人々に注目される経験がしてみたい」と思っているそこのアナタ!
今からオリンピック日本代表を目指してみませんか?
とはいえ、スポーツで世界に挑戦できるのは一握りの人だけです。
そこで本記事では、競技人口が少ないオリンピック競技という観点でご紹介します!
1. 近代五種
引用元:日本近代五種協会WEBサイト
近代五種は、ピエール・ド・クーベルタン男爵により創設された、古代オリンピックの五種競技を継承した競技です。
五種競技は、短距離走・走幅跳・やり投・円盤投・レスリングの5種目で行われていましたが、現在の近代五種は、水泳・フェンシング・馬術・レーザーランの5つのスポーツからなる4種目で構成されています。
1つの種目で様々な運動スキルが試されるので、競技難易度は高いです。
しかし、日本の競技人口が極端に少なく、競技歴約1年半で日本代表となった選手もいるため、金銭的余裕と時間があれば日本代表を目指しやすい競技なんですよ!
ルール
フェンシング(エペ)・馬術(障害飛越)・水泳(200m自由形)の3種目のランキングから選手に得点が与えられ、これに従ってレーザーランのスタートポジションが決められる。
レーザーランでは、トップの選手から得点差1点につき1秒の時間差が設けられてスタートし、最初にフィニッシュした選手が金メダル獲得となる。
- 国内競技人口(2024年4月現在)
- 約30人
- 歴代日本人メダリスト
- なし
2. 射撃
引用元:HOME ALSOK研究所
射撃は、1986年に開催された第1回近代オリンピックアテネ大会で初めて実施され、その後1904年のセントルイス大会と1928年アムステルダムの大会を除いて、これまで全ての夏季オリンピックで行われている種目です。
オリンピックの射撃競技は、ライフル射撃とクレー射撃から構成されていますが、日本代表を目指すならライフル射撃がおすすめです!
ただ、日本は銃の取り扱い規制が厳しいので、銃を手に入れるまでに時間がかかる可能性があります。
オリンピック出場を長い目で考えている方にはピッタリですね♪
ルール
ライフル射撃は、射撃場内の10m、25mもしくは50m先にある標的を正確に狙い、その中心である「ブルズアイ」にできるだけ近い場所を撃つ。
クレー射撃は、さまざまな角度や方向から空中を飛び出すクレーといわれる皿状の標的を散弾銃で撃ち落とす。
- 国内競技人口(2024年4月現在)
- 約7,000人(ライフル射撃)
- 歴代日本人メダリスト
- 吉川 貴久:1960年ローマオリンピック・1964年東京オリンピック 銅メダル
蒲池猛夫:1984年ロサンゼルスオリンピック 金メダル
長谷川智子:1988年ソウルオリンピック 銀メダル
渡辺和三:1992年バルセロナオリンピック 銀メダル
木場良平:1992年バルセロナオリンピック 銅メダル
3. アーチェリー
引用元:全日本アーチェリー連盟
アーチェリーは世界最古のスポーツの1つで、かつては狩猟や戦争のために使われていました。
世界最初のアーチェリー大会は、周王朝時代の中華人民共和国で開催されたと記録に残っています。
近年日本人選手がアーチェリー競技で活躍し始めていることもあり、競技人口はそこまで少なくありませんが、他の競技に比べて運動能力の高さやセンスが求められる競技ではないので、努力して練習を詰めば短期間で上達すること間違いなし!
大学からアーチェリーを始めてたった2〜3年でトップクラスの実力になった日本人選手もいるそうですよ!
ルール
直径122cmの標的が選手から70mの距離に設置され、選手は試合を有利に運ぶために矢をできるだけ標的のセンターの近くに放つことを目指す。
- 国内競技人口(2024年4月現在)
- 約13,000人
- 歴代日本人メダリスト
- 道永宏:1976年モントリオールオリンピック 銀メダル
山本博:1984年ロサンゼルスオリンピック 銅メダル・2004年アテネオリンピック 銀メダル
女子団体(川中香緖里・蟹江美貴・早川漣):2012年ロンドンオリンピック 銅メダル
古川高晴:2012年ロンドンオリンピック 銀メダル・2020年東京オリンピック 銅メダル
男子団体(河田悠希・武藤弘樹・古川高晴):2020年東京オリンピック 銅メダル
4. 女子ラグビー
引用元:Instagram(@japanrugby_jrfu)
ラグビーは、中世ヨーロッパ時代に発祥したと言われています。
現在使われているラグビーのルールは、1845年〜1848年の間に、イギリスのラグビーという町にある学校とケンブリッジ大学出身の生徒によって考案されたそうです。
現在のオリンピックでは、1チーム7人で行うルールが適用されています。
ラグビーというスポーツ自体はとても知名度が高いです。特に2015年のラグビーワールドカップで、日本代表が南アフリカに歴史的勝利をおさめたニュースが印象深いですよね!
ただ、これはあくまで「男子」ラグビーの話で、リオデジャネイロオリンピックから正式種目になった7人制女子ラグビーは、まだ日本に浸透しきっていません。
競技人口が少ない今がチャンスです!
ルール
フィールドの中で試合が7分ハーフ14分間で行われる。
得点は、トライで5点、トライ後のコンバージョンゴールで2点となり、ドロップゴールまたはペナルティゴールには3点が与えられる。
- 国内競技人口(2024年4月現在)
- 約2,000人
- 歴代日本人メダリスト
- なし
5. 馬術
引用元:日本馬術連盟
馬術は、古代ギリシャ時代に発祥した競技です。
最初に近代オリンピックに登場したのは1900年のパリオリンピックで、パリ市内のブルトゥイユ広場で5種目が実施されました。
そもそも日本国内で馬を飼っている人が年々減っているため、必然的に競技人口も少なくなっています。
馬を飼うくらいの財力と、馬に乗る度胸を兼ね備えた人であれば、数年で日本代表を狙える可能性もある種目です!
ただ、負傷のリスクは他の競技よりかなり大きいので、挑戦する方は覚悟を決めましょう…!
ルール
馬術競技は、男女の区別なく一緒に3つの種目で競う。
障害馬術は、選手と馬が決められた順番に障害を跳び越え、規定時間内にコースをフィニッシュする。障害物を落下させた場合はタイムペナルティが課せられる。
馬場馬術は、馬と選手が人馬一体となり、音楽に合わせ芸術的な動きを連続して表現する。
総合馬術は、馬場馬術と障害の2つの種目に加え、3つ目の種目、クロスカントリーで構成されている。クロスカントリーは、水濠や池など自然に近い障害物や丸太などの天然素材の設置されたロングコースで行われる。
- 国内競技人口(2024年4月現在)
- 約6,000人
- 歴代日本人メダリスト
- 西竹一:1932年ロサンゼルスオリンピック 金メダル
6. セーリング
引用元:日本オリンピック委員会
セーリングは、1900年パリオリンピックから実施されている競技です。
1996年アトランタオリンピックまでは「ヨット」と呼ばれていましたが、2000年シドニーオリンピックから現在の「セーリング」という名称に変更されました。
タレントのタモリさんが愛好家として知られていることもあり、競技の知名度は比較的高めです。そのため、競技人口もそこまで少なくありません。
ただ、日本セーリング連盟にはオリンピック代表の選考パターンが2つあるんです!
他の競技よりも選考のチャンスが多いのが嬉しいですね♪
ルール
帆で受ける風の力を使うことによって艇を推進させる。
オリンピックでは、国際競技連盟・ワールドセーリングの規定に則って行われる。
- 国内競技人口(2024年4月現在)
- 約10,000人
- 歴代日本人メダリスト
- 重由美子・木下アリーシア:1996年アトランタオリンピック 銀メダル
関一人・轟賢二郎:2004年アテネオリンピック 銅メダル
人口の少ないマイナー競技が狙い目!珍しい種目でオリンピックを目指そう!
いかがでしたか?
オリンピック種目の中でも、競技人口の少ないものであれば、今からでも日本代表を目指せるかもしれません!
努力を惜しまず、新しいスポーツにチャレンジしてみてくださいね!