日本でも盛んにプレーされており、現在、大学の授業でも取り入れられているマイナースポーツ「インディカ」を知っていますか?
簡単に言えばバレー+バドミントンのようなスポーツです。
そんな『インディアカ』の基本ルールや魅力を紹介していきます。
目次[ 表示 ]
『インディアカ』とは
「インディアカ」とは、羽根の付いたボールをバレーボールのように手で打ち返したり、バレーのようなプレーをするスポーツです。
起源は1936年のドイツで、カールハンス・クローンさんという体育教師よって考案されました。
「インディアカ」という名前はぺテカというスポーツをプレーしていた南アメリカの先住民族「インディオ」と「ペチカ」からとったと言われています。
『インディアカ』の基本ルール5選
そんな、インディアカのルールを5つ紹介していきます。
1チーム4~5人
インディアカは1チーム4人か5人で構成されます。
国際ルールでは、5人と規定されていますが、日本でプレーする場合は、4人のことが多いそうです。
片手で羽根に触れる
バレーボールは、両手でも片手でも基本的には大丈夫ですが、インディアカのルールでは基本的には、インディアカボールを片手でしか触ることが許されません。
正式には、「肘より先」の部分を示します。
その他で部位で羽根に触れると、反則となってしまいます。
ただ、ブロックに関しては両手で触れても大丈夫です。
基本的には3回以内で相手コートに返す
バレーボールと同様に、基本的には3回以内(レシーブ・トス・アタック)で相手コートに返さなければいけません。
ただ、1打~3打までの間のいずれかで羽根がネットに接触してしまった場合は、特別に4打目が認められます。それ以上(5打以上)は認められません。
そして、21点を1セットで先に2セット先取したチームの勝利です。
ポジション
インディアカのポジションは、前列3人、後列1人から構成され、それぞれのポジションでプレーにルールがあります。そして、バレーボールと同様に右回りにローテーションしながらプレーを行い、後列の人がサーブを打ちます。
前列
・ブロックに参加することができる
・どの位置にいてもアタックができる
後列
・ブロックに参加することはできない
・アタックラインの後ろからアタックができる
・フロントゾーンからのアタックができない
コートの大きさ
インディアカで使用するコートの大きさは、バドミントンのダブルスのコートと同じ大きさで、6.1m×13,4mの長方形のコートになります。そして、これもバドミントン同様に、中心にネットで仕切られています。
『インディアカ』の魅力
最後にインディアカの魅力について紹介していきます。
バレーボールやバドミントンの要素を含みながら、他の競技と比べてもボールスピードが遅いので、恐怖心があまりなく、突き指の心配も少ないです。そのため、初心者同士でもラリーが続きやすいことが魅力の一つです。
そして、インディアカボールと体育館さえ押さえることができれば、簡単に始めることができます。ルールも比較的簡単で、得点はバドミントンと同じ、その他の基本ルールはバレーボールとほぼ同じなので、気軽に始めることができます。
バレー+バドミントンのインディアカを楽しもう!
バレーボールとバドミントンを足したスポーツ「インディアカ」のルールと魅力を紹介してきましたが、いかがでしたか?
インディアカはボールとコートさえあれば、老若男女問わず始められ、楽しめるスポーツになっているので、ぜひやってみてください!