あなたは「セパタクロー」というスポーツを知っていますか?「空中の格闘技」とも呼ばれるセパタクローには魅力が詰まっています。
そこで今回は、セパタクローのルールや魅力などを紹介していきます!
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セパタクローとは
セパタクローとは、東南アジアで発祥した「空中の格闘技」と呼ばれる足を使うスポーツです。セパタクローはバレーボールによく似ていて、基本的にはバレーボールの足バージョンだと考えればイメージしやすいと思います。
セパタクローの「セパ」はマレー語で蹴るという意味、「タクロー」はタイ語でボールという意味なので、セパタクローは「ボールを蹴る」という意味が語源になっています。
現在、セパタクローは東南アジアを中心に、世界中で楽しまれています。国際大会も開催されていて、日本チームも参加しているので、観てみると楽しいでしょう!
セパタクローのルールを解説!
基本的にセパタクローのルールはバレーボールと似ていますが、いくつか異なる点や特徴があるので、詳しくみていきましょう。
ボールやコートの大きさ
まずは、セパタクローのボールやコートの大きさをみていきましょう。
ボール
セパタクローで使用されるボールの大きさは男女で異なります。
男子用:円周0.41~0.43m、重量170~180g
女子用:円周0.42~0.44m、重量150~160g
また、ボールは合成ゴムではなくプラスチックで作られており、ボールには12の穴と20の交点がなければならないという規定が定められています。
コート
セパタクローのコートは、バドミントンコートと同じ広さのコートと同じ高さのネットが使用されます。
バドミントン用とは異なるセパタクロー専用のネットもあります。ネットの高さは男子用と女子用で異なります。
男子用:1.52m
女子用:1.42m
男女で10cmの差があるので注意が必要です。
基本ルール
次に、セパタクローの基本ルールを見ていきましょう。
手の使用禁止
セパタクローでは手や腕の使用が禁止されていて、足を使ってプレーする必要があります。
ヘディングすることはできるので、覚えておくと良いでしょう。
ゲーム構成
3人1チームで、バレーボールのようにネットを挟んだ2チームがプレーします。
1セットは21点で、2セット先取で勝利となります。デュースの場合は最大25点まで争われます。
1チーム3回までボールにタッチ可能
セパタクローはバレーボールと同様に、3回以内のタッチで相手コートにボールを返す必要があります。しかし、バレーボールとは異なり、1人で3回タッチしてもいいという点が特徴です。
守備位置のローテーションなし
バレーボールでは得点が入るごとにポジションをローテーションしますが、セパタクローでは守備位置のローテーションはなく、同じ位置でプレーすることができます。
サーブ
サーブもバレーボールとは異なります。セパタクローでは1人が連続で3回サーブを打つと交代となります。
また、バレーボールのように自分が投げたボールをサーブするのではなく、別の人が投げたボールをサーブする必要があります。
セパタクローの魅力とは?
次にセパタクローの魅力について解説していきます。
アクロバティックな動きで迫力満点
セパタクローは「空中の格闘技」と呼ばれるだけあって、空中での動きが見事です!バレーボールとは異なり、相手コートにボールを返すには足を大きく動かす必要があるため、必然的にダイナミックな動きになります。
引用元:ASEANPEDIA
セパタクローでは、連発される迫力満点のオーバーヘッドキックを楽しめます!
華麗な足技
セパタクローはバレーボールと異なり、1人の選手が3回までボールタッチできるので、足を使って行われる華麗なボールタッチを見ることができます。自由にボールを操れるセパタクローを見れば、興奮すること間違いなしです!
迫力満点のセパタクローを楽しもう!
今回はセパタクローのルールや魅力について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
まだ日本でセパタクローはマイナースポーツなので、地味なイメージやよく分からないといった感想を持っている人が多いかもしれません。
しかし、実際は、セパタクローはアクロバティックな動きで迫力満点、かつプレーしても観戦しても楽しいといった魅力が詰まっているスポーツです。興味を持った方は、始めてみては?
迫力満点のセパタクローを楽しみましょう!