【2024最新】おすすめの海が見える駅20選！神奈川・兵庫・愛媛・長崎などからご紹介

日本列島は四方を海に囲まれた島国です。

そのため、各地の駅舎から海の見える絶景を楽しむことができます。

中にはテレビCMやドラマなどのロケ地として話題になった人気の駅も！

そこで今回は、夏の旅行にもお勧めの、海が見える駅20選をご紹介していきます。

海が見える駅は、比較的ローカル線に多いことが特徴です。

駅構内や車窓、ホーム上から海を見ることができ、その美しい景色がJR「青春18きっぷ」のポスターに選ばれたこともある駅も少なくありません。

のんびり電車に揺られながら海岸沿いを走り、潮の香りを感じるホームに降り立って絶景を楽しむ観光も楽しいのではないでしょうか？

まず、神奈川県にある海の見える駅3選をご紹介します。

築100年とは思えないほどにかわいらしいパステルカラーの駅舎と、海と空の青色というコントラストが特徴的な根府川駅。

JR東海道本線で唯一の無人駅ですが、ここから見える美しい景色を目的にやってくる乗客は多いです。

春には名物でもあるオカメザクラとソメイヨシノが咲き乱れ、海と駅舎と桜という日本らしい絶景を楽しむことができます。

新芝浦駅は工業地帯の細い運河を望む、JR鶴見線の小さな無人駅。

非常に静かな駅舎には、海風の吹く音と、改札の「キーンコーン……」というチャイムの音だけが響いています。

ゆったり心が整理整頓されていくような、静かな時間を過ごせるはずです。

海芝浦駅は、東芝の工場の敷地内にあり、関係者以外は駅から出られないという変わった駅。

しかし、ホーム内に隣接して「海芝公園」が併設されており、観光客の方々も楽しめるようになっています。

横浜にいながら、ちょっとした旅行にでも出たようにリフレッシュすることができるので、ダイヤを確認してぜひ訪れてみてください。

次に、兵庫県にある海が見える駅5選をご紹介します。

標高およそ40mの崖の上にある駅を降りると、眼下には底まで澄み渡るエメラルドグリーンの小さな漁港と、集落が広がります。

鎧駅は日本海の美しい漁村を一望できる展望台のような、海を見下ろすことができる駅です。

潮の香りの混ざる新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、駅のベンチでただ海を眺めたり、漁港へ続く坂道を下ってみたり、集落を巡りながらのんびりとした時間を過ごすことができます。

山陰本線でも有数の絶景ポイントである、余部橋梁のたもとに位置するのが、餘部駅です。

海側の線路と旧橋梁の一部 は、展望施設「余部鉄橋『空の駅』」としてリニューアルしており、線路の上を歩くという、貴重な体験ができるスポットとなっています。

ライトアップも楽しむことができ、昼夜問わず絶景を堪能できます！

神戸市の中心街、三ノ宮から通勤電車に揺られて15分。都市風景の流れる車窓にいきなりビーチが見えてきたら、須磨駅への到着です。

須磨駅は年間20万人以上が利用する、関西でも指折りの人気海水浴場『須磨海水浴場』の最寄り駅。

海水浴と一緒に絶景も楽しんじゃいましょう！

こちらの朝霧駅、ホームからも海は見えますが、おすすめなのが海側が全面ガラス張りとなっている跨線橋。

朝霧駅の改札に入ると一面、幻想的な青い光が差し込み、ガラス越しに明石海峡が現れます。

海に面したベンチに腰掛ければ、弧を描いた砂浜に、緑に包まれた淡路島、そして世界で二番目に長い明石大橋海峡を望むことができる、絶景スポットです。

通勤電車を一歩降り、瀬戸内海を見下ろす展望台のようなホームでは、非日常感あふれる大パノラマに出会えます。

この滝の茶屋駅は、周りに観光地や大きな商業施設もない郊外のありふれた駅。

しかしこの珍しい眺望と駅の様子のギャップが、滝の茶屋駅ならではの魅力となっています。

日常の駅がふとした瞬間に見せる美しさを、皆さんも体験してみてください！

続いて、愛媛県にある海が見える駅3選をご紹介します。

JR下灘駅は、撮影スポットとして人気が高く、一度は降りてみたい全国の無人駅ランキングでも、必ず上位に入ります。

晴れた日中は、空の青と海の青の光り輝く世界が広がり、夕刻には夕焼けで全てがオレンジ色に染まります。

また日没前後のマジックアワーは、オレンジから紫、そして紺色へと変化する伊予灘の景色を堪能でき、非常におすすめです！

梅津寺駅は、瀬戸内海に一番近い駅として知られる場所です。

1990年代に大ヒットしたドラマ『東京ラブストーリー』最終回のロケ地にもなっており、いまでも劇中でハンカチを駅のホームに結ぶ場面があった影響で、同じようにハンカチを結びに来る人が絶えないそう。

周辺にも海の見える踏切や、海水浴場だった砂浜など、絵になる非日常の風景が広がる梅津寺駅で、のびのびとした空気に包まれながら、至福のひと時を味わうことができます。

先ほどご紹介した下灘駅の隣に、ひっそりと存在する串駅。

こちらでは下灘駅でも味わうことが出来ない、一面に広がる青々とした水平線という雄大な景色を味わうことができます。

穏やかな波の様子や、遠くにかすむ数々の小島という瀬戸内海らしさを体感できるおすすめの駅です！

続いて、長崎県にある海が見える駅3選をご紹介します。

日本一海に近い駅の一つとも言われる、屋根も柵もない開放的なホームに、足元から広がる一面の穏やかな有明海を望む大三東駅。

大三東駅には海側に柵が無いので、まるで海に浮かんでいるかのような景色が、『千と千尋の神隠し』に登場する海原鉄道に似ていると話題となり、訪れる人も多いのだそう。

映画のワンシーンを切り取ったかのような絶景を味わうことができます。

こちらの古部駅は人気シンガー・ソングライターの米津玄師さんが出演したコーヒーのCMロケ地として注目されています。

コメント欄でも「ロケ地がすてきすぎ」「絶景」「海辺の駅に行ってみたい」と話題となり、県外から訪れるお客様も多いのだそう。

まさに180度、諫早湾の大パノラマを楽しむことができます！

千綿駅は、九州で最も有名な海の見える駅。

青春18きっぷのポスターにも登場したそのホームからは、柵一つ遮るものなく海を望むことができます。

昭和の面影を残す木造駅舎で、木枠の窓越しに見る穏やかな海は、この上ない郷愁を誘います。

ノスタルジックな海が見える駅を訪れたい方におすすめのスポットです。

最後に、各地方から厳選した海が見える駅6選をご紹介します！

有珠山の麓にある北舟岡駅は、有珠山、昭和新山と海を一度に拝める、素敵なビューポイントに位置しています。

海岸に面したホームには屋根も壁も電線もなく、夕暮れ時に空の色、水面の色が移り変わる風景を思う存分眺めていられます。

本数は2時間に1本程度であるため、ぜひ時間を作って訪れてみてください！

北浜駅は「オホーツク海に一番近い駅」、また「流氷に一番近い駅」です。

ホームには展望台が設置され、目の前に広がる海や知床連山が見渡せるので、冬は流氷を間近に見ることもできます。

小さな無人駅舎には、名刺や切符などを貼っていく文化があるので、訪れた際は何か残していくのも旅の思い出になりますね！

日本海を背景に、ぽつりと佇む木造の質素な駅舎という、どこを切り取っても絵画のような情景が楽しめる驫木駅。

特に日没からマジックアワーの時間帯には、言葉では表現できないほどの美しい絶景が広がります。

列車は1日に約5往復という、決して訪れやすいとはいえない場所ですが、それでもはるばる来てよかったと思える、唯一無二の駅といえるでしょう。

日立市出身の建築家・妹島和世氏の作品で、鉄道の国際デザインコンペ「ブルネル賞」でも入賞という、日立駅のガラス張りの駅舎から眺める朝日は、燃えるような太陽の美しさを感じられます。

もちろん昼に訪れても、島一つない太平洋の真っ青な水平線は、ささくれた心を穏やかにしてくれます。

駅舎併設のカフェも非常に人気なので、訪れた際には絶景とともにおいしい食事を楽しんでみてください！

「雨晴」と何とも縁起の良い名前が付けられたこちらの駅では、壁のようにそびえる冠雪の立山連峰と富山湾と奇岩という眺めを堪能できます。

しかし、このような景色に出会えるのは冬、かつ天気に恵まれた日のみ。

天気予報と運をもって、ぜひこの絶景を楽しみに行ってみてください！

目を見張るほどに青く澄んだ太平洋、この景色は本州最南端の町、和歌山県串本町の和深駅にあります。

景勝地「枯木灘」を高台のホームから見下ろすことができ、黒潮が生んだ鮮やかな青を、ホームはもちろん、待合室の中、駅前、すぐそばの海岸と、様々な角度から堪能できます。

遠くから見ても透明度がわかるといわれる「枯木灘」を駅と一緒に味わってみるのはいかがでしょうか？

今回は日本各地のおすすめ海が見える駅20選をご紹介させていただきました。

どの駅も旅情あふれる絶景を楽しめる場所ばかりであったかと思います。

ぜひ夏休みの旅行先では、電車に揺られ、海の見える駅で最高の絶景を楽しんでみませんか？