【2024最新】廃校を活用したおすすめ観光スポット10選！面白いスポットや宿泊可能な場所など紹介

忙しい毎日を過ごしていると、学生時代の記憶がふとよみがえり、戻りたくなってしまうことはありませんか？

今回は、関東をはじめとした全国の廃校を活用した、観光スポットや宿泊可能な場所を10つに厳選してご紹介します。

中には水族館などに生まれ変わっている面白いスポットもあるので、ぜひお出かけの参考にしてみてください♪

まず、廃校の活用についてご説明します。

まず、廃校を活用した観光スポット5選をご紹介します。

高知県室戸市室戸岬町の旧椎名小学校を改修し、2018年4月にオープンした「むろと廃校水族館」。

屋外の25mプールではウミガメやサメが優雅に泳ぎ、跳び箱や実験器具の水槽では室戸の定置網で獲れた魚たちが展示されています。

学校がそのまま水族館になったような不思議な体験ができます！

身体測定の器具や予定黒板、イカスミで書いた書初めの展示など、学校らしさ×水族館のこだわりが詰まったスポットです。

『太陽の森ディマシオ美術館』は2008年に廃校になった旧・太陽小学校を再利用した、北海道日高の雄大な自然の中にたたずむ美術館。

展示スペースになっている校舎や体育館などでは、ジェラール・ディマシオによる世界最大の油彩画が展示され、1日7回、光と音の演出プログラムにより、大きく表情を変えます。

また、プールや広場でもデッサン画やガラス芸術品など、様々な作品を鑑賞することができます。

敷地内には牧場やレストランなどもあるため、北海道の豊かな自然をからだじゅうで楽しむことができますよ！

廃校になってしまった小学校を活用した道の駅 保田小学校は、某テレビの「一度はいきたい！関東・道の駅SP」で一位を獲得したこともあるほどの人気のスポットです。

体育館は明るい光が差し込む大きな産直市場に生まれ変わり、教室にはジャングルジムや飲食店が並びます。

また、教室への宿泊体験や、温泉もあるため、週末のお出かけにぴったりのスポット！

『ユクサおおすみ海の学校』は、”日本一海に近い小学校”といわれた、鹿児島県鹿屋市の市立菅原小学校を再利用した体験型宿泊施設です。

こちらは大隅半島を望む高台に建てられていることもあって、眺望がとにかく抜群です。

全室オーシャンビューなので、美しい水平線を眺めながら、ゆっくりくつろぐことができ、ファミリー旅行におすすめのスポット！

カヤックや磯遊び、登山やツーリング、BBQや花火大会など、あらゆるプログラムやコースが用意されているので、いろいろなアクティビティに挑戦できます！

「AONE×MATKA」は、宮城県の青根温泉にあった「旧前川小学校青根分校」をリノベーションした、プライベートキャンプスペースです。

貸し切りが可能なので、まわりの目が気になる、ほかの人に気を遣ってしまうという人にはぴったりのスポット！

周囲を森や山、沢に囲まれていることもあり、アクティビティがとにかく充実しています。

次に、泊まれる廃校5選をご紹介します。

東京から車で約2時間、群馬県みなかみ町にある「泊まれる学校・さる小」。

どこか懐かしい木造の校舎に、広いグラウンド、夏には泳げるプール、グランドピアノのある音楽室、図書室や職員室など、小学校の広い敷地全部を、1日1団体（最小10名～）の貸し切りで宿泊できます。

人数が増えれば増えるほど、料金が安くもなり、より学校らしい雰囲気を楽しむことができるので、サークル活動や合宿、キャンプなど、大人数ならではのイベントごとにおすすめです！

「秋山郷結東温泉 かたくりの宿」は、平成4年に閉校した「旧中津峡小学校」の廃校舎をリノベーションし、温泉つきの交流型宿泊施設として1993年にオープンしました。

当時の面影を残す木造建築のなかには、教室を改築した和室の客室が7室あるほか、元校長室に温泉も完備。体育館やグラウンドも開放しており、スポーツや音楽会、オセロや巨大すごろくなども楽しむことができます。

山梨県北杜市にある『三代校舎ふれあいの里』は明治校舎・大正校舎・昭和校舎の3校舎が立ち並ぶ珍しいスポット。

こちらではなんと、昭和40年代の給食食器を使った給食メニューや、地元の安全で新鮮な食材にこだわったイタリアンレストランや和食を食べることができます。

宿泊する部屋からは、南アルプスと八ヶ岳を眺める圧倒的な景観を楽しむことができ、温泉『香りの湯』では、季節別、昼夜別に、独自に調合されたハーブ風呂に入浴できます。

瀬戸内海の中心に浮かぶ大三島の、廃校になった小学校の木造校舎をリノベーションした宿泊施設『大三島 憩の家』。

板張りの長い廊下や引き戸、クラス表示札など小学校時代の面影を色濃く残した内観と、海を望む展望風呂やラグジュアリーな客室が織りなす独特な雰囲気は、ここでしか味わえない特別なもの。

「徒歩10秒」のプライベートビーチは、瀬戸内海ならではの穏やかな波なので、お子さんも安心して遊ぶことができます。

『ネコノシマホステル』が位置するのは、瀬戸内に浮かぶのどかな離島、たくさんの猫たちが住む「佐柳島」。

昭和29年に建てられた佐柳小学校の木造校舎は、懐かしい味わいを残しつつ、利用しやすく生まれ変わっています。

男女混合ドミトリーは元図書室、個室は理科室や資料室、カフェスペースは職員室…と、小学校であった名残が残っています。

今回は廃校を活用した観光スポットや宿泊施設をご紹介しました。

どのスポットも廃校であった個性と、地域らしさを織り交ぜたような魅力あふれる場所であったかと思います。

この夏の旅行先はぜひ、ノスタルジーに浸る旅をしてみませんか？