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マウンティングをしてくる人の11の特徴|されやすい人や対処法も紹介

マウンティング対処法言葉の意味特徴

2021/10/14

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マウンティングとはどのような行動?

マウンティングとは、相手の体に馬乗りになることで、もともと格闘技の言葉でした。しかし最近では、体のポジションを表すだけでなく、相手よりも自分のほうが優位な立場であることを表す場合にも、マウンティングという言葉が使われていると言えます。

マウンティングをしてくる人は、自分のほうが優位な立場であることを相手に認めさせるために、自慢話をしてきたり、自分のほうが能力が高いことをアピールしてきたりします。

そのため、マウンティングされるような言動を受けた場合には、嫌な思いをしてしまうこともよくあるでしょう。

マウンティングをしてくる人の11の特徴

マウンティングをしてくる人と接していると、嫌な思いをさせられてしまうことがあるため、あまり関わりたくないと思う人もいるでしょう。しかしマウンティングをする人かどうかは、接してみないとわからないことがあります。外見から判断するのも難しいでしょう。

そのためマウンティングをする人には、どのような特徴があるのか把握し、見分けられるようにしておきましょう。

1:言葉遣いが悪い

マウンティングをしてくる人は、自分が優位であることをアピールするために、相手のことを見下すような言動をとったり、周囲に相手の悪口を広めたりする場合があります。

相手を見下すことや悪口は、攻撃的な言葉遣いや内容となることもあり、マウンティングをしてくる人に対して口が悪いという印象を持つことがあるでしょう。

2:他人に弱みを見せたくない

自信がないことは、自分の弱い部分でもあります。そのため自分に自信がない人は、その自信のなさを隠そうとする傾向にあるでしょう。

その際に、自分は優れているということをアピールしようとして、自慢話しをしたり、相手を見下したりして、マウンティングをするような言動を取ってしまう可能性もあります。

3:理想が高すぎる

マウンティングをしてくる人は、他人よりも優位な立場でいたいと考えているため、優劣の順列に強いこだわりを持つ場合があります。マウンティングが取れるように、所有物やステータスなどのいろいろな要素で高いレベルのものを手に入れようとする場合もあるでしょう。

また恋人もその範囲に入ることがあり、恋人にも他人に自慢できるような容姿や収入、立場などを求めるため、マウンティングをしてくる人は理想が高いという特徴もあるでしょう。

4:SNS依存気味

マウンティングをしてくる人は、自分が優位な立場であることを周囲にアピールします。そのため、多くの人にそのアピールをするために、SNSで自分の生活が充実していることを自慢するような内容を投稿しがちな場合もあります。

場合によっては、多くのアピールをするためにSNSの投稿頻度が高くなり、SNSに依存気味となってしまっていることもあるでしょう。

5:誰にでもいい顔をしようとする

マウンティングをしてくる人は、自分を優位にすることが目的です。そのため、自分よりも優れた人や立場が上の人に対しては、見下すことや悪口を言うなどの方法ではなく、相手を褒めて好印象を与えることや、自虐を言って慰めてもらうなどの方法を取ることもあるでしょう。

優れた人や立場が上の人などに対して、これらの態度を取ることで、相手からの評価を得て、自分の価値を上げようとします。そのためマウンティングをしてくる人は、自分の価値を上げてくれる可能性があると感じると、誰にでもいい顔をしようするでしょう。

6:自分の意見を譲らない

マウンティングをしてくる人は、自分の意見が通らないと、自分が優位な立場ではないと思ってしまいがちです。また自分のほうが優れていると思っていることで、自分の意見が正しいと思い込んでしまうこともあります。

そのため、マウンティングをしてくる人は柔軟性がなく、自分の意見を曲げずに、押し通そうとすることも多いと言えます。

7:周囲から孤立している

マウンティングをしてくる人は、相手に嫌な思いをさせる言動をとったり、場の空気を読まずに自分の意見を押し通そうとしたりすることがあります。

これらのことをしていれば、当然ながら周囲からの評判は悪くなり、人も離れていくでしょう。そのためマウンティングをしてくる人は、周囲から孤立していることもあります。

8:他者から認められたいという思いが強い

他者から認められたいという思いが強いと、他者に認めてもらうために、自分の優れた部分をアピールすることが多くなります。そのためマウンティングをしてくる人は、よく自慢話しをしてくることがあるでしょう。

自慢話しは相手に自分が優位であることをアピールすることにも繋がり、自慢話しを頻繁にされることで相手が不快に思ってしまうこともあります。

9:なにかと上から目線の行動が多い

マウンティングをしてくる人は、自分が優位であることを相手に認めさせようとしてくるでしょう。その方法として、自分のほうが能力が高いということをアピールするために、頼んでもいないのにアドバイスをしてくることがあると言えます。

また、相手に自分のほうが優位とハッキリ認識させるために、なにかと上から目線の言動をしてくることもあるでしょう。

10:負けず嫌いで嫉妬深い

負けず嫌いで嫉妬深い人は、自分以外の誰かに注目が集まるような状況になると、その相手に対して嫉妬心を持つことがあります。

このような人は、自分に注目を集めるために、その相手よりも自分のほうが優れていると周囲にアピールします。また、相手の自己評価や周囲からの評判を下げようとして、見下すことや悪口を言いふらすなどのマンティングをしてくるでしょう。

マウンティングされやすい人の6つの特徴

マウンティングをしてくる人は、誰が相手でもマウントを取ろうとするわけではなく、相手を選んでいる場合もあります。そのためマウンティングされやすい特徴を持っていると、それだけターゲットにされやすくなり、頻繁にマンティングをされてしまう可能性があります。

自分がマウンティングをするターゲットにされないためにも、自分がその特徴を持っていないか確認しておきましょう。

1:おとなしく自分の意見をあまり言わない

おとなしい性格で自分の意見をあまり言わない人は、嫌な思いをしても反論しないことがあります。反論しないことで、マウンティングをしてくる人に、相手が自分の優位を認めたと認識されてしまう場合があります。

また、その認識を持たれることで、その相手にはなにを言っても反論されることがないと思って調子付かれてしまい、頻繁にマウンティングをしてくるようになってしまうことがあるでしょう。

2:嫌なことを言われても怒らない

嫌なことを言われて反論していたとしても、その言い方が優しいと、あまり効果がなくマウンティングをやめてもらえないことがあるでしょう。

そのため嫌なことを言われた際に、怒りの感情を見せられず、強い意思表示ができないようなおとなしい性格をしていると、マウンティングをするターゲットにされてしまいやすいと言えます。

3:人から憧れられる部分がある

能力の高い人や容姿が優れている人などは、周囲の人から憧れられて、目立つことがあるでしょう。しかし目立つことによって、嫉妬心や優劣へのこだわりなどを強く持つ人から、マウンティングをするべき相手としてターゲットにされてしまうことがあると言えます。

4:人の意見を鵜呑みにしやすい

人の意見を鵜呑みにしやすい人は、相手の意見を鵜呑みすることで、自分の意見を簡単に曲げてしまいます。

そのため、自分のほうが優位であることを認めさせやすいこともあり、マウンティングが取りやすいと判断されてしまいます。マウンティングしやすい相手のため、それだけターゲットにもされやすくなるでしょう。

5:自分に自信が持てない

自分に自信がない人は、他人と比較した際に劣等感を感じやすいでしょう。マウンティングをしてくる人は、自分が優位であることを相手に認めさせたいため、劣等感を感じやすい人はそれだけマウントを取りやすくなります。

そのため、自信がない人もマウンティングをするターゲットにされやすいでしょう。

6:少し抜けているところがある

よく失敗することがある人や、優柔不断な人など、どこか少し抜けているところがある人は、マウンティングをしてくる人に自分のほうが優位と判断されてしまう可能性があります。

また、その抜けた部分を見つけると、その部分を突けばマウンティングが取りやすいとも判断されてしまう場合もあるでしょう。

マウンティングへの6つの対処法

マウンティングをされると嫌な思いをしてしまう可能性があります。しかし反論しても、相手に言いくるめられてしまうと、完全にマウントを取られたことになり、相手をさらに調子付けてしまうことになるでしょう。

そのようなことを避けるためにも、マウンティングをしてくる人には、適切な対処が必要になります。その対処法はいくつかあるため、事前に把握しておき、適切な対処をできるようにしておきましょう。

1:自分自身の具体的な情報はあまり話さないようにする

マウンティングをしてくる人に、自分の弱みや失敗したことなどを知られると、その部分を突いてマウンティングをしてくる場合があります。

そのため、マウンティングをしてくる人に攻撃しやすい部分を把握されないように、自分自身の具体的な情報はあまり知られないように注意しましょう。

2:関係性の近い人であれば不快な思いをはっきりと伝える

マウンティングをしてくることを、正面からやめるように伝えてしまうと、相手と衝突を起こしてしまう可能性があります。

しかし関係性の近い人で、親しい人や信用できる人であれば、不快な思いをはっきりと伝えることで、相手は自分の言動を反省して引き下がってくれることもあるでしょう。

3:真剣に相手にせず聞き流す

マウンティングをしてくる人の話しは真剣に聞かず、適当に聞き流すようにしましょう。適当に聞き流しておけば、自分がイライラする必要もなく、相手も言いたいことを言って満足すれば去っていきます。

4:関わりを持たなくてもいいように離れる

マウンティングをしてくる人と接すると嫌な思いをしてしまうため、関わりを持たないように距離を取ることが手早い対処法となるでしょう。接することがなければマウンティングをされることもありません。

もし、どうしても接しないといけない場合には、なるべく早く用事を済ませて、早く相手から離れるようにしましょう。

5:おだてて相手の承認欲求を満たす

他者から認められたいという思いが強い人は、その承認欲求を満たすためにマウンティングをしてきます。

そのような相手に対しては、適当におだてて承認欲求を満たしてあげましょう。自分が認められていると感じて、その欲求は満たされるため、マウンティングをしてくる頻度が落ちる場合があります。

6:マウンティングが気にならないほど自分自身を強くする

マウンティングをされた際には、相手の言うことは適当に聞き流すことも必要と言えます。しかし、嫌なことを言われると、やはり気になってしまい、反論してしまう人もいるでしょう。

マウンティングに反応してしまうと相手の思惑にハマってしまうため、なにを言われても無視できるように、自分の気持ちを強くしましょう。

マウンティングされた際にとってはいけない3つの行動

マウンティングをされた際は、嫌な思いをしてしまうでしょう。そのため、適切な対処を取る必要があります。もし適切な対処が取れていなければ、状況を悪化させてしまいかねません。

また適切な対処以外の行動には、特にとってはいけない行動がいくつかあるため、それらは把握しておくようにしましょう。

1:感情的に怒ってしまう

マウンティングをされて嫌な思いをしたからと、感情的になってしまうと、相手も反発して感情的な言動を返してくる可能性があります。

お互いに感情的になれば衝突がどんどん激しくなり、収拾がつかなくなってしまうでしょう。また相手が悪いとしても、先に感情的になってしまうことで、自分のほうが悪者にされてしまう可能性もあるため、注意が必要でしょう。

マウンティングをされたとしても、感情的にならず、冷静な対応をするように心がけましょう。

2:相手に張り合ってしまう

マウンティングをされたとしても、自分まで張り合ってマウンティングを取りにかかってしまうと、自分の評判がマウンティングをしてくる相手と同等になってしまう可能性があります

マウンティングをしてくる人は、周囲からあまり良い評判を得られていないことがあるため、相手と同じ評判となれば、自分の価値を下げることになりかねません。

自分の価値を下げないためにも、マウンティングをしてくる人の言動は適当に流すようにしておきましょう。

3:相手を馬鹿にしてしまう

マウンティングをしてくる人と張り合ってしまうと、相手と同様の評判を得てしまうでしょう。また張り合いで勝てなかったからと、相手を馬鹿にするようなことを言ってしまうと、マウントの取り合いが激化して、さらに状況を悪化させてしまいかねません。

場合によっては、相手を馬鹿にしたことによって、相手よりも評判を落としてしまう可能性もあります。そのためマウンティングをされても、冷静な対処をすることが重要と言えるでしょう。

マウンティングしてくる人の特徴を知って正しい対処をしよう

マウンティングをしてくる人となるべく関わらなくて良いように、マウンティングをしてくる人の特徴を把握し、マウンティングをしてくる人を見分けられるようにしておくのも良いでしょう。

またマウンティングをされた場合には、対処をする必要があります。ただしその対処法は適切なものでないと、状況を悪化させてしまうこともあるため、事前にマウンティングの正しい対処法を把握しておくようにしましょう。

この記事を書いた人

Bee

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