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【就活】企業研究のやり方はこう!時期や決算書の読み方までご紹介!

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就活中の学生の皆様、企業研究は行っていますか?
企業研究は就活をする上での基礎の部分になりますが、初めての会社選びで失敗したくないですよね。

そこでこの記事では、就活の根幹となる企業研究」のやり方や、押さえておくべきポイントを紹介していきます。

目次[ 表示 ]

そもそも企業研究とは?

その名の通り「企業を研究すること」です。
就職活動をしていく上で、この企業がどのような企業なのか、その業界のビジネスや働き方を知った上で、その企業がどの立ち位置にあるのかを考えるます。

企業研究は、就活にも入社してからも役に立つことが多くあるので、やって損はありません。
時期としては業界によって異なりますが、大学3年生の夏頃から準備を進めることをおすすめします。

企業研究って必要なの?

就職活動をする上で、企業研究について「必要ない」「やらなくても大丈夫」と言う人もいます。
ただ、それは危険です。

企業研究が必要である理由を2点ご紹介します。

業界や企業を知る上で必要

前述した通り、企業研究はその業界・企業を理解する上で必須です。
もし企業研究をせずに面接に挑むと業界・企業理解度を試される質問に答えることができず、落とされる可能性が高くなります。

また、企業研究を行うことで、自分のやりたいことができるか確認することができ、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

自己分析にもつながるため必要

企業研究というのは、企業への理解を深めるだけでなく、自己分析にも繋がるというメリットがあります。
自分の興味ある業界や企業を分析することで、「なぜ興味を持ったのか」「何を優先しているのか」などを表面化し理解することができるため、企業選びに役立ちます。

また、志望動機を考える際にもその業界・企業の特徴と自分の経験や長所をすり合わせることができ、説得力のある志望動機が出来上がります。
「なぜこの企業なのか」「どのように貢献できるのか」を具体的に示すことでより説得力が増すのです。
そのためにも企業分析は必須となります。

企業研究の効果とメリットとは?

企業研究をすることによる効果とメリットを3つ紹介していきます。

志望度の高さを面接官に伝えることができる

これまで述べた来たように、企業研究をすることで選考の際に高い志望度を伝えることができます。
ただ情報を知っているだけは、「よく調べているな」くらいの評価ですが、調べた上で、その企業に対する意見や疑問を伝えることができれば、志望の高さを示せます。

全て面接官の話に対して合わせすぎると媚びを売りすぎて評価が下がるケースもありますが、そこは企業によって様々なので何とも言えません。
ただ、企業研究を行い、企業のことを知ることで相手に高い志望度であることを示せるというメリットがあります。

業界研究にもなる

業界研究をした後に企業研究をするという流れが基本的ですが、企業研究を行うことで業界研究に活かすことができます。

自己分析・業界研究・企業研究は、それぞれあるもののどれも繋がっており、一緒に行うことがベストだと言えるでしょう。

企業とのミスマッチを防ぐことができる

企業が公開する情報はエントリーしてもらうための情報なので、全て吸収すればいいというわけではなく、より細かく調べなければなりません。
企業研究を怠り、企業のことを知らない状態で入社してしまうと、ミスマッチが生じてしまう可能性があります。
ミスマッチが生じると企業側にも就活生側にもマイナスの影響が出てしまうのです。

企業側も選考に段階でミスマッチが起こり得る就活生を見極めようとはしますが、面接官も人なので、入社後にミスマッチが起こらないとは言い切れません。
そのため、企業研究をしっかり行いミスマッチが生まれないようにしましょう。

企業研究を行う具体的な目的

次に企業研究を行う具体的な目的です。

志望動機を明確するため

まずは、なぜその企業を志望したのかという「志望理由」をはっきりさせるためです。
企業研究を行うことで、その企業と自分のやりたいことや目標などがマッチしているかどうかを確認することができます。

具体的には企業研究を通し、何を行っている会社なのかを知ることで、その会社を選んだ理由や、会社でやりたいことの解像度を高めることができます。

どんな質問にも対応できるようにするため

就職活動は基本的には一発本番です。
その中でどのような質問が来るかを想定する必要がありますが、その質問が必ず来るとは限りません。

そのため、業界・企業に関することを頭に入れておいて、何を聞かれても対応できるようにしておく必要があります。

もちろんパーソナルな部分も聞かれるので、全ての質問が企業に関することではありませんが、企業への興味・関心という観点から、熱意と真剣さを面接官にアピールできます。

企業研究で押さえたいポイントを紹介

この見出しでは、まず企業研究をする上で押さえるべきポイントをご紹介します。
どの企業研究においても、以下の4点は必ずチェックしましょう。

調べたことは、企業研究ノートExcelなどのシートにまとめておくと便利です。

企業概要

まずは、その企業の基本情報を調べることから始まります。
下記の内容が基本情報となります。

・企業の正式名称
・企業理念
・企業の沿革
・社長の名前
・設立年数
・従業員数
・資本金
・売上金
・事業拠点

このような情報は基本的に会社HPに記載されており、目を通すことでその企業の全体像が見えてきます。
自分の働きたい条件なのか、歴史のある大企業か、チャレンジのできるベンチャー企業なのか、全国展開か単一拠点など、自分に合った企業を探す上で重要な情報になります。

事業内容

企業の特徴の中でも最も大事になるのが「事業内容」です。
特に、商品(サービス)・顧客・業態、この3つをしっかり確認しておきましょう。

企業HPに具体的に何をしているのかが記載されているので、ビジネスモデルや強みを理解しておきましょう。
漠然とイメージしていたビジネスの流れが理解できるようになり、どのようにして利益を出しているのかが分かります。

また企業側は利益に貢献できる人材を求めているので、そのような視点から自己アピールをすることもできます。

社内制度

実際に入社したことを考えると社内制度もきちんと見ておかなければなりません。
特に下記の項目は確認しておくと良いでしょう。

・休暇制度
・教育(研修)制度
・評価/昇給制度
・手当制度・福利厚生制度

社内制度はその企業が社員を想っているかが表れます。
例えば、会社独自の休暇制度があればワークライフバランスを大切にしていると考えられ、研修制度が充実していれば社員育成に力を入れていると考えられます。
社内制度を確認することで企業の方針や社風の理解に繋がるでしょう。

採用情報

採用情報を確認することは当たり前ですが、進む企業を決める際の重要な項目となるので、一つ一つしっかり確認することが必要です。

・募集職種
・初任給
・勤務地
・採用人数
・選考の流れ

以上の5項目は必ず確認しましょう。
これらの情報は自分が希望する条件とすり合わせることができ、企業選択の際に役立ちます。

【基礎編】企業研究のやり方

企業研究でおさえるべきポイントを理解したところで、次にそれらをどのようにチェックするのかという、具体的な企業研究のやり方をご紹介します。

様々な方法があるので、使えるものはすべて使い、志望企業への理解を徹底的に深めましょう。

企業のHPを隅々まで読む

必ずやるべきことは、企業公式HPを隅々まで読むことです。
企業の概要や大まかな業務内容は、就活情報サイトに記載されているかもしれませんが、今後の展開や具体的な業務内容などの細かい情報は載っていないことが多いので、必ず企業HPを読みましょう。

企業HPには、代表の言葉企業理念設立からの沿革など、企業研究において重要な情報が記載されているので、隅々まで読んでおくと良いでしょう。

本を読んで情報を集める

書店や通販サイトには、企業研究をするうえで役立つ本が多く販売されています。
その中には、企業で代表を務める方が出版している本もあり、それらの本から企業について知ることもできます。

企業研究をする上でおすすめは「就職四季報」と「業界地図」です。
多くの企業が掲載されており、企業ごとの基本情報はもちろん、その企業が「業界内ではどのような立ち位置にあるのか」や「同業他社との比較」なども記載されているので、企業研究にもってこいの本です。

就職情報サイトを利用する

就活情報サイトには、多くの企業が掲載されており、比較を簡単に行うことができます。
またその企業と関連する(近い)企業も掲載してくれるので、多くの企業と出会うことができます。

スマホがあればどこでも利用することができるので、通学などの時間で企業研究をすることができるというのもメリットの一つです。

扱っているサービスや商品について調べる

実際に企業が扱っているサービスや商品について調べると、より深い層まで企業研究することができます。
サービスや商品を調べることで、ターゲットや広告方法、販売経路など、その企業のビジネスモデルを具体的に理解することができるので、面接の際に深掘りをされても対応することができます

この方法の理想は、そのサービスや商品を利用することです。
実際に使用した感想などのエピソードを話せると、熱量をアピールすることができます。

会社やOB・OG訪問をする

企業HPや本を読むだけでは、実際の会社の雰囲気を感じることは困難です。
そこで現場の方の声や会社の雰囲気を手に入れるためにOB・OG訪問をすることが望ましいです。
OB・OG訪問では、文字では得ることができない雰囲気や貴重な情報を手に入れることができます。

いくらやりたいことや待遇が良くても自分に合っていない企業は長続きしないので、自分に合うかを直接体感できる時間になるでしょう。
企業HPなどで得た情報から疑問に思う箇所があった場合、OB・OGに質問するのもおすすめです。

【応用編】企業研究のやり方(決算書の読み方)

企業は、株主や投資家に向けて、収益・資産・負債などの状況を決算として発表しています。
それが「決算書」です。いくらやりたいがあって、雰囲気も自分に合っていたからという理由で選考を受けて内定をもらっても会社が潰れてしまっては意味がありません。

そのため、企業の経営状況や経営分析をするという目的から決算書を読むことをおすすめします。

しかし決算書を見慣れている方でない限り、そこから必要な情報だけを取り出して自分のものにするのは難しいでしょう。

そこで、企業研究の応用編として、決算書(財務諸表)の正しい読み方を「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー」に分けて紹介していきます。

貸借対照表(BS)の見方

貸借対照表とは、企業が計算期間における資金調達と資金運用の状況を表す書類です。
BSと表記して「バランスシート」とも呼びます。

 

引用元:Money Foward

資産の部では、どのようにお金を使ったかという資産運用の状況が示され、負債の部では「どのようにお金を調達したのか」という資産調達の状況が示されています。
資産合計から負債を差し引いた「純資産の部」が返済義務のない資本です。

貸借対照表で大事になるのが、資産・負債・純資産のバランスです。
資金調達ができていたとしても運用がうまくできなければ収益を出せていないため、企業としては良くありません・
この数字に大幅な偏りがあれば、不良債権がそのままになっていたり、資金繰りが困難になっていたりする可能性があるので注意が必要です。

損益計算書(PL)の見方

損益計算書は、企業の会計期間における営業活動の利益や費用を表す書類です。
Profit&Loss statementの略でPLと表記しそのまま「ピーエル」と呼びます。

引用元:Money Foward

簡単に説明すると「どのくらいの利益を挙げて、その利益を得るためにどのくらいの経費がかかったのか」を示しています。
見方としては、売上から売上原価・販売費・一般管理費・営業外費用などを差し引いて利益を計算します。
当期だけでなく、少なくとも過去2期分の損益計算書を見て、比較することもおすすめします。


その中で最も重要なのは、「損益分岐点」を見ることです。
費用がかかりすぎると売上が増加していても利益はなくなってしまいます。
この売上高が損益分岐点です。
単純な売上が増加していたとしても、その利益を出すためには新しい費用がかかっています。
損益分岐点を超えるまでが黒字、超えてしまうと赤字となってしまうのです。

キャッシュフロー(CF)計算書の見方

キャッシュフローとは、現金の流れを意味しており、企業活動や財務活動によって実際に得た収入から外部への支出を引いて、手元に残る資金の流れを意味します。

キャッシュフロー計算書は、企業が会計期間におけるキャッシュフローを表す書類です。
CFと記載しますが「キャッシュフロー」と呼ぶことが多いです。

引用元:Money Foward

企業の営業活動(本業)、投資活動(投資関連の購入や売却)、財務活動(金融機関・株式・社債発行など)によるキャッシュフローを示します。
キャッシュフロー計算書の中でも重要なのが、「営業活動」「投資活動」「財務活動」の3つのバランスです。

営業活動がプラス、投資活動&財務活動がマイナスになっている場合はバランスが保てているので、優良企業タイプだと考えられます。

営業活動&財務活動がマイナスで、投資活動がプラスになっている場合は、営業利益は出ていないものの、資産の売却を行っていることが想定されます。
金融機関からの融資がされて倒産する可能性がある企業だと考えられるため、少し注意が必要です。

また営業活動がマイナスにも関わらず、投資活動&財務活動がプラスになっている場合は、営業利益が出ておらず、資産売却かつ借入金がある可能性があります。
資金繰りが困難だと思われる企業なので、注意が必要です。

企業研究をしっかり行い、就活を勝ち抜こう!

就職活動をするうえで、企業研究は必要不可欠です。
自分が働きたい企業から内定をもらうためには選考前に情報を集め、しっかり対策することが必要となります。

企業研究を怠らず、しっかり行い就活を勝ち抜きましょう!

りょうすけ

この記事を書いた人

りょうすけ

神奈川県出身の「りょうすけ」です。 主に、エンタメ・スポーツ・暮らしのジャンルを書いてます。 アイドルとヤクルトスワローズが大好きです。 野球とバドミントンの経験があります。 皆様の人生にプラスになるような情報をお届けします!

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