Fin Tech(フィンテック)という言葉を聞いたことがありますか?
アメリカでは、2000年代前半から使用され、リーマンショックや金融危機などを経て、インターネット、スマホ、AI、ビッグデータなどを活用したサービスが様々な展開されてきました。
今回は、そんなFin Tech(フィンテック)の意味と活用事例を紹介していきます。
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IT用語!Fin Tech(フィンテック)とは?
Fin Tech(フィンテック)とは、Finance(ファイナンス)とTechnology(技術)を組み合わせた造語で、これまでの金融サービスとIT技術を掛け合わせた領域のことを指します。特に、IT企業と金融機関が連携することで金融サービスを提供することをいうことが多いです。日本語では、金融テクノロジーや金融ITと言われることもあります。
QuicPayなどの送金・決済サービスや仮想通貨、クラウドファンディングもFin Tech(フィンテック)に含まれます。
IT用語のFin Tech(フィンテック)の活用事例をご紹介
引用元:MASTAND
上記の画像にあるように、日本にもFin Tech企業は数多く存在します。
次に、どのようなフィンテックサービスが存在するのか7つを例に挙げて、紹介していきます。
送金・決済
スマホで支払い、送金、決済することができるサービスは先程の紹介した通り、フィンテックサービスの代表例であり、すでに何人もの利用者が存在するサービスです。
【サービス内容】
スマホ決済・送金サービス
【代表的なサービスを提供している企業】
LINEPay・PayPay・ApplePay・楽天Payなど
仮想通貨
ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨に関するサービスもフィンテックサービスに含まれており、その仮想通貨の流通を支えているブロックチェーン技術もフィンテックサービスの1つです。
【サービス内容】
仮想通貨取引所(販売所)・仮想通貨の売買&取引・仮想通貨と別の仮想通貨との交換・法定通貨と仮想通貨の交換
【代表的なサービス提供している企業】
DMMBitcoin・GMOコイン・Coincheck・bitbankなど
融資・ローン
銀行や貸金業者などが行っていた、個人向け融資やローンなどもフィンテックサービスとして取り扱われることになりました。
【サービス内容】
住宅ローンの比較検討・住宅ローンの借り換えサービス・AIとビッグデータを活用し、融資の限度率や信用力を測定する
【代表的なサービスを提供している企業】
iYELL・MOGE CHECK・WhatsMoney
保険
これまでの保険契約は保険外交員からの勧誘により、保険に加入するというものでしたが、ネット経由で加入できる保険からさらに進んで、現在ではスマホで保険に加入することができます。
【サービスの内容】
スマホから豊富な種類の保険に加入することができる
【代表的なサービスを提供している企業】
JustlnCase・LINEほけ・SmartDrive
会計・財務
企業で行われる会計処理や財務管理などもフィンテックサービスで行えるようになっています。これまでの会計処理は人間は数字を入力し、計算していました。
そのため、多く時間が消費されてきました。
しかし、会計処理のクラウドサービスを使用することで、会計処理にかかる時間の短縮やミスの軽減、会計状況の可視化に成功することができます。
【サービスの内容】
経理作業・決算書の作成の効率化
【代表的なサービスを提供している企業】
弥生会計オンライン・freee・マネーフォワードクラウド
セキュリティ
不正アクセスやハッキングなどから金融資産を守るためにセキュリティサービスをフィンテックサービスの一部です。
【サービス内容】
不正アクセス検知・不正ログイン防止・フィッシング攻撃対策
【代表的なサービスを提供している企業】
Freud Albert・Capy・バンクカード株式会社
金融情報
金融情報や企業情報などは経営判断の決定をする際に極めて重要な情報です。
そのような金融情報や企業情報を伝えるサービスもフィンテックサービスに含まれています。
【サービスの内容】
ビジネス情報のプラットフォーム
【代表的なサービスを提供している企業】
SPEEDA・NOWCAST
身近にあるフィンテック(Fin Tech)を使いこなそう!
これまで説明してきた通り、フィンテックは案外身近な存在です。
フィンテックを使いこなすことで、より効率よく、便利に生活を送ることできるので、ぜひ利用してみてください!