アルゴリズムとはプログラミングをする上で必要不可欠な考え方です。
聞いたことはあってもしっかり説明できる人は少ないと思います。
この記事では、アルゴリズムとは何か?どのような種類があるか解説しつつ、身近な例を紹介していきます。
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IT用語!アルゴリズムとは?
まずはアルゴリズムとは?そして、使い方について紹介していきます。
アルゴリズムとは?
アルゴリズムとは、ある問題に対して、正解を導き出すための一定の流れまたは思考方法を意味します。その通り、行えば特定の結論に辿り着くというように数学の公式やプログラミング言語などを使って、問題の解決をするコンピュータプログラミングはこのアルゴリズムの代表的な例と言えます。
アルゴリズムとは?使い方をご紹介!
アルゴリズムと聞くと「アルゴリズム体操」を思い浮かべる人がいるのではないでしょうか。同じ動きを少しずらし真似しながら歩くことでぶつかることなく前に進むことができる。この動きを考えることもアルゴリズムの一つです。
また、目的地までの道のりやお金の計算もアルゴリズムの例として挙げられます。
IT用語のアルゴリズムの主な種類
次に、アルゴリズムにはどのような種類があるのか主な2つ紹介していきます。
ソートアルゴリズム
ソートアルゴリズムとは、ソート(整理・並び替え)させるアルゴリズムのことを指します。
大量のデータを扱うプログラミングをする際に、データを昇順や降順といった、一定の規則によって並び替え・整列させる時に必要になるアルゴリズムになります。
検索アルゴリズム
検索アルゴリズムとはホームページの重要性や関連性を評価し、検索結果にどのように表示するかを決めるプログラミングのことを指します。世界にいる誰かが、検索した際にあらゆるホームページのデータを「検索アルゴリズム」で解析し、検索結果を表示します。
Googleでは、ユーザーが求める情報をいち早く正確に出すために、検索アルゴリズムの変更、修正を頻繁に行っているそうです。
アルゴリズムで身近に使われている活用事例をご紹介!
ここからは、身近に使われているアルゴリズムの活用事例を3つ紹介していきます。
おつりの計算
おつりの計算をする際にもアルゴリズムが使用されています。
例を挙げると、自販機で飲み物を買うときの支払い金額が160円だとします。財布には、1000円1枚、100円が4枚、10円玉が3枚、1円が2枚あると仮定します。細かいおつりはもらいたくないという時、100円2枚、10円1枚で210円出すことで、おつりが50円玉1枚だけになります。
この思考方法がアルゴリズムの1つなのです。
カーナビ
カーナビは、出発地点から目的地までの道のりを示してくれます。
出発地点から目的地にまでのルートは多岐に渡り、その中から最適なルートを探し出すために、カーナビには経路探索のアルゴリズムが使用されています。
ソート(整列・並び変え・分類)
クラスで背の順に整列させる時は、身長の低い人から高い人へ順に並べていくと思います。その手順がアルゴリズムであり、バラバラにあるものを一つの基準に沿って並べる変える「ソート」と呼ばれるアルゴリズムになります。
暮らしの中に沢山のアルゴリズムがあります!
これまでアルゴリズムの意味や活用例を紹介していきました、
数学の問題に答えがあるように、どんな課題があったとしてもその課題の手順があります。
何か課題が見つかった時は、アルゴリズム的な視点から物事を見つめ直すといいかもしれませんね。