文字化けといえばパソコンでしか起こらないと思いがちですが、実はスマホでも文字化けが起こります。そこで今回はスマホの文字化けの原因についてとその解決方法をご紹介いたします。
スマホで起こる文字化けの原因
スマホで起こる文字化けは2つ考えられます。それはWebでの文字化けとメールでの文字化けです。2つの文字化けの原因をご紹介する前そもそもの文字化けの原因とはなにかを説明します。
各文字にはコードが割り振られていてそのことを文字コードと呼びます。例えば、Androidでの文字コードではUTF-8という文字コードが使われていて、パソコンではShift-JISコードが使われている場合、異なる方式では文字を読み取ることができません。よってパソコンで作成したものをスマホで見ると文字コードが合わず文字化けが起こるということです。
(※最近のスマホは性能がいいので文字化けが滅多に起こりません。)
ここでスマホで起こる文字化けのWebとメールの原因をご紹介いたします。
Web
スマホといえば、AndroidとiPhoneがありますが、どちらともWebで文字化けする原因としては、サイト側のエンコードに問題があると考えられます。特に古いサイトは昔のエンコードが使われているケースが多いので文字化けが発生しやすくなっています。
※エンコードとは、文字化けの変換方式のことをいいます。
メール
スマホのメールで文字化けが起こる原因はいくつかあります。
エンコード変換が正しく行われなかった
すべての文字が文字化けしているときは正しくエンコードされてない可能性があります。特にパソコンで文字を入力するときの文字コードとメールソフトが自動的に変換する文字コードが違うので上手く変換されずに文字化けが起こります。
環境依存文字が使われている
環境依存文字とはパソコンのみに依存している絵文字が他のOSで表示させたときに文字化けする文字のことをいいます。メールはデバイス間で互換されていないフォントや特殊文字を使用すると文字化けが起こりやすくなります。もっと簡単にいうとiPhoneの絵文字とAndroidの絵文字が違うのと同じでお互いが使えない絵文字を送っても表示されない場合がほとんどです。
スマホで起こる文字化けの解決方法
文字化けのWebとメールの文字化けの原因がわかったところで解決方法をご紹介いたします。
Web
AndroidとiPhoneのどちらでも通用する解決方法は標準ブラウザではないブラウザを使ってることです。特にChromeは、文字コードを自動判別する機能が備わっています。つまりChromeをブラウザで利用することで文字化けが発生する確率を下げてくれます。
メール
フリーのメールアドレスを利用することです。キャリアメールでは色々な変更点があったりするので文字化けが起きるのは仕方ありません。しかし、フリーメールはスマホでもパソコンでも見ることができます。といっても元々PCメールのものは自動的にエンコード変換を行ってくれる機能がついているのでキャリアメールは利用を控えてみましょう!
スマホでも文字化けが起こったときに解決できるようにしよう!
パソコンよりもスマホをよく使う人は文字化けが起こると大変ですよね!スマホでも文字化けは十分に起こる可能性があるので原因や解決方法を理解しておくだけでも、もしなったときに対処の仕方が変わります。ぜひ参考にしてみてください!