目次[ 表示 ]
- キーワードプランナーとは?
- キーワードプランナーは無料で使える?
- キーワードプランナーを使う時の流れ5つ
- 1:Google広告のアカウント作成する
- 2:広告の設定を行う
- 3:広告を作成する
- 4:お支払い情報を設定する
- 5:広告配信停止を設定・確認する
- キーワードプランナーを使う時のポイント3つ
- 1:キーワードリストを作成する
- 2:キーワード検索を利用する
- 3:ユーザーニーズを把握する
- キーワードプランナーの類似ツール6選
- 1:KEYWORD FINDER
- 2:ミエルカ
- 3:Keyword Tool
- 4:Googleトレンド
- 5:UberSuggest
- 6:aramakijake
- キーワードプランナーを活用しよう
キーワードプランナーとは?
キーワードプランナーは、Googleの検索キーワードのボリュームを調査することのできるツールです。
SEO対策には欠かせないキーワード選定やキーワード候補の抽出が主な機能になっており、サイトへのアクセスアップに活躍します。
キーワードプランナーの使用自体は無料ですが、Google広告のアカウントを登録していることが前提になっています。
キーワードプランナーは無料で使える?
キーワードプランナーの使用自体は無料です。
しかし、広告費の支払いがない状態だと詳細なデータを得ることができず、検索ボリュームの数値があいまいにしか表示されません。
そのため、キーワードプランナーを使ってより詳細なデータを得るためには一定以上の広告費を支払う必要があります。
キーワードプランナーを使う時の流れ5つ
キーワードプランナーを使うためには、Googleアカウントと、Google広告アカウントの2つが必要です。
キーワードプランナーは無料でも有料でも使えますが、無料版は得られるデータがざっくりとしたものになるので、より詳細なデータを得たい場合は一定金額の広告費を支払う必要があります。
下記で、キーワードプランナーを使う時の流れを具体的に紹介します。
1:Google広告のアカウント作成する
Googleアカウントを保持した状態で、まずGoogle広告のアカウントを作成しましょう。
作成は下記のリンクから行えます。Googleアカウントと同じメールアドレスでGoogle広告アカウントを登録すると、広告キャンペーンを作成する画面に移行します。
2:広告の設定を行う
次に、広告の設定を行っていきますが、広告を利用する目的がない人でも、キーワードプランナーを使うためには設定しなければいけません。
1日の平均予算、広告の掲載ターゲット、ネットワーク、キーワード、入札単価などの設定を求められるため、順番に設定し、広告キャンペーンを作成します。
広告キャンペーンの設定は後からでも変更できるため、無料でキーワードプランナーを使う場合は、キャンペーンの停止をすることで料金の発生がなくなります。
3:広告を作成する
次に、広告の作成を行っていきますが、広告を出す目的がない場合は、入力する内容を凝って考える必要はありません。
ランディングページのURLや、実際にサイトに表示される広告の見出し、広告の説明文などを考えて項目を埋めていきます。広告の作成が完了すると、お支払情報の入力へと進みます。
4:お支払い情報を設定する
広告キャンペーンの作成が完了したら、お支払情報の入力に進みます。
ここでは、支払い用のカードの登録や住所などの個人情報を入力します。「お客様情報」の欄では、個人でサイトを運営している場合は個人、企業でサイトを運営している場合はビジネスを選択しましょう。
タイムゾーンは、日本に住んでいる場合は東京を選択します。この設定は後から変更ができないため注意が必要です。
5:広告配信停止を設定・確認する
ここまでの手順を終えればキーワードプランナーを使えるようになりますが、無料で使う場合は、広告の配信停止設定を行う必要があります。
Google広告にログインし、「キャンペーン」一覧画面にて有効になっている広告を無効にすれば、課金されることはありません。
この手順を終えれば、無料でキーワードプランナーを利用できます。
キーワードプランナーを使う時のポイント3つ
キーワードプランナーを使えば、サイトを運営する上での重要な情報を分析することができます。
キーワードプランナーを使い、ワードがどれほどのボリュームで検索されているかを調査したり、ユーザーがどんな悩みを持っているかを明確にすることは、自身のサイトの質を向上させるためには欠かせません。
下記で、キーワードプランナーを使う際のポイントを3つ紹介します。
1:キーワードリストを作成する
ターゲットの検索意図に合うコンテンツを作成するためには、キーワード選定作業は欠かせません。
検索ボリュームが少ないキーワードでコンテンツを作成したり、ライバルが強すぎるキーワードでコンテンツを作成したりしてしまうと、コンテンツを効果的にユーザーに届けることができません。
キーワードプランナーを使えば、キーワードの競合性や検索ボリュームを調査できるので、最適なキーワードを調査してリストを作成すれば効果的にサイトを運営できます。
2:キーワード検索を利用する
キーワードプランナーの「新しいキーワードを見つける」という機能を活用すると、調べたいキーワードを詳細に調査することが可能です。
「新しいキーワードを見つける」の中で商品やキーワードを検索すると、そのキーワードの検索ボリュームや競合性が一覧となって出てきますが、無料版の場合は、検索ボリュームが曖昧な数字となって表示されます。
これらの数値を見てキーワードを選定していくことになります。
3:ユーザーニーズを把握する
サイトの運用においては、ユーザーニーズを把握することが重要になります。
調べるために検索しているのか、それとも商品を買いたくて検索しているのかなど、そういったユーザーニーズを把握せずにコンテンツを作ってしまうと、ユーザーの満足度を上げることができません。
キーワードリストを作成する際には、「このキーワードにはどういったユーザーの意図があるのか」を考える必要があります。
キーワードプランナーの類似ツール6選
キーワードプランナーは、以前は無料でもキーワード調査の詳細なデータが得られました。しかし、近年の仕様変更により、広告を利用しない無料状態ではざっくりとした検索ボリュームデータしか得られないため、類似ツールの使用ニーズも高まっています。
下記で、キーワードプランナーの代わりとして使える類似ツールを6つ紹介します。
1:KEYWORD FINDER
KEYWORD FINDER(キーワードファインダー)は、SEOに効果的なキーワードの選定ができる有料のツールです。
「どういったキーワードを選定すればいいのか」を自動で検索することができ、競合の動きまで分かるため、SEO対策がとても楽になります。
また、Googleアナリティクスやサーチコンソールと連携してサイトを分析することもできます。
2:ミエルカ
ミエルカは、SEO対策に必要な施策を見える化する様々な分析を自動で行ってくれる有料ツールです。
検索上位に入り、売り上げをアップさせるために「何をすればいいか」という課題をわかりやすく提案してくれるため、SEO対策をほぼツールの分析力に任せて成果を出すことが可能でしょう。
また、コンテンツが著作権を侵害していないかどうかをチェックする機能も存在し、逆に自社のコンテンツが盗用されていないかどうかも確認できます。
3:Keyword Tool
Keyword Tool(キーワードツール)は、一部無料で使うことのできるキーワード検索ツールです。
無料版では検索した言葉に対するロングテールキーワードを750以上入手することができ、他のツールでは見つけられないようなニッチなキーワードが見つかります。
しかし、検索ボリュームや競合調査を利用する際は有料版にアップグレードする必要があります。
4:Googleトレンド
Googleトレンドは、世界中の検索トレンドをチェックできる無料のツールです。
過去に話題になったキーワードや、リアルタイムで話題になっているキーワードを調査することができるため、トレンドを意識したコンテンツを作る際に活躍します。
また、「急上昇ワード」を検索することもできるため、情報収集としても優秀なツールとなっています。
5:UberSuggest
UberSuggest(ウーバーサジェスト)は、無料で検索ボリュームの調査や競合分析ができるキーワードツールです。
機能はほぼキーワードプランナーと同じですが、UberSuggestはユーザー登録の必要がなく、キーワードを検索にかけるだけで簡単にキーワード調査を行うことができます。
無料でも詳細なデータが得られるのがUberSuggestの良い点ですが、無料版だと使用回数に制限があるので注意が必要となります。
6:aramakijake
aramakijake(アラマキジャケ)は、キーワードの検索ボリュームを簡単に確認できる無料のツールです。
キーワードを入力すると、そのキーワードの関連語や、GoogleとYahoo!における月間推定検索数などが一覧で出てきます。
また、それぞれの順位のサイトにどれだけのアクセスが集まるかも予測してくれるので、「検索順位何位までに入れば十分な流入が見込めるか」という目安を知る際に便利です。
キーワードプランナーを活用しよう
コンテンツ作りにおいて、キーワードの選定はとても大切です。
キーワードの検索ボリュームやキーワードごとの競合調査を行わなければ思うような結果が得られないので、キーワード調査ツールの利用は必須と言えるでしょう。
キーワードプランナーや類似のツールを活用し、自社コンテンツへのアクセス流入アップや売り上げアップを目指しましょう。