目次[ 表示 ]
- YouTubeの画質による通信量の違い
- 動画の画質を決定する要因
- 1GBで再生できる動画時間
- YouTubeの動画視聴で画質設定を変更する方法3選
- 1:モバイルの場合
- 2:パソコンの場合
- 3:テレビの場合
- YouTubeにアップロードした動画画質の基本知識3つ
- 1:始めは低解像度で処理が行われる
- 2:高解像度のアップロード処理は時間がかかる
- 3:標準は480pで再生される
- YouTubeで動画をアップロードする際のポイント3つ
- 1:限定公開としてアップロードする
- 2:低いフレームレートでアップロードする
- 3:動画の画質を確認する
- 新型コロナによるYouTube画質への影響
- YouTubeの動画画質についての基本知識を得よう
YouTubeの画質による通信量の違い
YouTubeの画質は豊富な設定が用意されており、低画質であるほど、比例して通信量も低くなります。画質を変更することにより通信量にも大きな差が出ることから、通信速度制限にも影響があります。
したがって、日常的にYouTubeを閲覧する方は、画質による通信量の違いについて把握しておくと良いでしょう。
動画の画質を決定する要因
動画の画質を決定する要因として、インターネット接続の速度、再生するプレイヤー・画面サイズ、アップロードされた動画のオリジナル画質の3つが挙げられます。
先にご紹介したように、通信量と画質は比例しているため、インターネット接続の速度は動画の画質に影響を与えます。通信環境が不安定な場合や、通信速度制限による画質低下もこのためです。
また、再生するプレイヤーや画面サイズによっても表示可能な解像度に違いがあるため、最適な画質も変わってきます。解像度の上限が画面サイズに比例するといったように、高画質の動画再生は小さい画面ではなく大画面が適していると言えるでしょう。
また、オリジナル画質についてですが、例えば標準解像度でアップロードされた動画は高解像度では再生できないといったように、元から設定された画質も要因に含まれます。
1GBで再生できる動画時間
YouTubeでは、1GBで再生できる動画時間はおよそ2時間弱というのが目安となっています。ケース別に見ていくと、以下の通りになります。
・720p(高画質)の場合⇒およそ1.5時間
・480p(中画質)の場合⇒およそ2時間
・360p(中画質)の場合⇒およそ3時間
このように、高画質であればあるほど1GBで再生できる時間は短くなるため、通信制限を考えた場合はあらかじめ画質設定の工夫が必要と言えるでしょう。
YouTubeの動画視聴で画質設定を変更する方法3選
ここからは、YouTubeの動画視聴で画質設定を変更する方法3選を紹介していきます。
YouTubeは、動画再生時に再生するプレイヤーやインターネット速度に応じて、画質の調整を自動で行ってくれますが、手動でも変更が可能です。
モバイル、パソコン、テレビの場合の設定方法をそれぞれ詳しく解説しますので、ぜひ以下を参考にしてみてください。
1:モバイルの場合
モバイルで画質設定を変更する方法は、現在視聴中の動画と普段視聴する動画(デフォルト)で2つの設定方法があります。
まず、現在視聴中の動画の場合は以下の手順で設定します。
1.動画再生画面でその他アイコン(・が縦に3つ並んだアイコン)をタップします。
2.「画質」をタップします。
3.任意の画質を選択します。
次に、普段視聴する動画(デフォルト)の画質を変更する場合は、以下の手順で設定します。
1.画面右上のプロフィールアイコンをタップします。
2.「設定」をタップします。
3.「動画の画質設定」をタップします。
4.モバイルネットワーク接続時とWi-Fi接続時それぞれに、任意の画質を選択します。
それぞれ、以上で設定完了となります。
2:パソコンの場合
パソコンでの視聴中に画質を変更する場合、以下の手順で設定します。
1.動画再生画面で、動画プレイヤー右下にある設定アイコン(歯車のアイコン)をクリックします。
2.「画質」をクリックします。
3.任意の画質を選択します。
以上で設定完了となります。
3:テレビの場合
テレビでの視聴中に画質を変更する場合は、以下の手順で設定します。
1.動画再生画面でその他アイコン(・が縦に3つ並んだアイコン)をクリックします。
2.「画質」をクリックします。
3.任意の画質を選択します。
以上で設定完了となります。
YouTubeにアップロードした動画画質の基本知識3つ
ここからは、YouTubeにアップロードした動画画質の基本知識3つを紹介していきます。いずれも動画の画質に影響するポイントとなるため、把握しておくことでより効率的にYouTubeを活用できるでしょう。
動画のアップロードを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1:始めは低解像度で処理が行われる
YouTubeにアップロードした動画画質の基本知識1つ目は、始めは低解像度で処理が行われる点です。
アップロード作業をより高速で完了させるため、動画をアップロードした際は低解像度で処理が行われます。したがって、高い解像度の処理などでアップロードに時間がかかっている場合、処理が完了するまでは低解像度のみの選択となります。
2:高解像度のアップロード処理は時間がかかる
YouTubeにアップロードした動画画質の基本知識2つ目は、高解像度のアップロード処理は時間がかかるという点です。
4K動画や1080p動画などといった高解像度の動画であればあるほど、その分ファイル容量も大きくなるため、アップロード処理に時間がかかります。
そのため、動画の解像度とアップロード処理の時間は、ほぼ比例していると言えるでしょう。
3:標準は480pで再生される
YouTubeにアップロードした動画画質の基本知識3つ目は、標準は480pで再生されるという点です。
これまでのYouTubeは、通信速度などといったデバイスの状況に応じて画質が自動調整されていましたが、以前とは異なり、現在では高解像度の選択は手動となっています。
具体的な数値を任意で選択できる点においては以前と同様で、変わらず高解像度での再生が楽しめます。
YouTubeで動画をアップロードする際のポイント3つ
ここからは、YouTubeで動画をアップロードする際のポイント3つを紹介していきます。ポイントを把握しておくことで、より快適でスムーズに動画をアップロードできるでしょう。
ぜひ以下を参考にして、アップロードにおける画質について理解を深めてみてください。
1:限定公開としてアップロードする
YouTubeで動画をアップロードする際のポイント1つ目は、限定公開としてアップロードするという点です。
最初に限定公開でアップロードし、高解像度処理が全て完了してから公開することにより、視聴者の目には常に高解像度の動画が見られることになるでしょう。高解像度のみで動画を公開したい方におすすめの方法です。
2:低いフレームレートでアップロードする
YouTubeで動画をアップロードする際のポイント2つ目は、低いフレームレートでアップロードするという点です。低いフレームレートでアップロードすることにより、ファイル容量が減るため処理時間が短縮されるというメリットがあります。
また、ファイル容量が減るということは動画データの容量も減るため、視聴者の通信量の負担も減るでしょう。
したがって、通信環境による画質低下や読み込み速度の低下を防げると言えるでしょう。
3:動画の画質を確認する
YouTubeで動画をアップロードする際のポイント3つ目は、動画の画質を確認するという点です。
アップロードした動画の高解像度処理が問題なく完了したかを確認するには、動画の画質を確認する工程が必要となります。以下の手順で確認しましょう。
1.動画再生画面で、動画プレイヤー内にある設定アイコン(歯車のアイコン)をクリックします。
2.「画質」をクリックします。
以上の手順で確認することが可能です。アップロード直後はまだ反映されていない可能性があるため、1分ほど時間を置いてから確認すると良いでしょう。
新型コロナによるYouTube画質への影響
現在YouTubeは、新型コロナの感染拡大を受け、動画を再生する際のデフォルト画質を標準画質(480p)に制限しています。この背景には、新型コロナの感染拡大により自宅待機やテレワークとなった人が増え、それに伴いYouTubeを利用する人も増加したことが挙げられます。
需要の拡大によりネットワークの負荷が高まっていることから、今後、インターネットを利用したオンライン診療や在宅勤務、家族との連絡手段などに影響が及ぶ可能性を懸念しています。
なお、引き続き高解像度の動画視聴は可能となっており、その場合は手動による設定変更が必要です。
YouTubeの動画画質についての基本知識を得よう
YouTubeを利用する際に気になることの1つが画質ですが、画質の設定方法やアップロードにおける画質について基本知識を得ておくことで、利用時のストレスが軽減されるでしょう。
また、通信量と画質の比例関係を理解しておくことにより、視聴する際もアップロードする際も、快適にYouTubeを活用できます。
動画画質についての理解を深め、快適にYouTubeを利用しましょう。