【2024最新】韓国のディレクター”ミンヒジン”のプロデュース作品を紹介！NewJeansやNCTなど

KPOP第四世代として活躍中のNewJeansの人気爆発には、敏腕プロデューサー”ミンヒジン“の存在があります。

HYBEプロデューサーとして有名な彼女ですが、実はSMエンターテインメントに所属し、KPOP第一世代から革新的な作品を作り続けていました。

そこで今回はミンヒジンがプロデュースしたグループや作品をご紹介します！

子供のころからデザインに興味があったミンヒジンはソウル女子大学校に入学し、視覚デザインを専攻。

その後、SMエンターテインメントの採用試験に見事合格し2002年からSMエンターテインメントの社員として働き始めました。

初めての仕事は東方神起のクリスマスアルバム作成で、それをきっかけにアートディレクターとしてSHINeeやEXO、少女時代など様々なアーティストの作品を手掛けるように。

実力が認められるとビジュアルディレクターとしてより幅の広いプロデュースを行うが、2018年にSMエンターテインメントを退職し、2021年にHYBE傘下の新規レーベル「ADOR」を設立させて、現在はCEOとして活躍中。

「SHINee」はコンテンポラリーバンドというコンセプトがあり、型にはまらない最先端の音楽を表現しています。

これまでのゴリゴリHIPHOPが先行していたKPOP界に、革新を起こした「ROMEO」！

今までKPOPにはなかった爽やかな少年たちの青春コンセプトを上手くSHINeeが消化しました。華やかでありつつも、青年たちの危うさを表現したアルバムになっています！

これまでアルバムのジャケットはアイドルの姿が印刷されているものが主流でしたが、こちらではアートブックかのような色彩の美しさが活かされたジャケットになっています。

メンバーの様々な才能と魅力を生かし多彩な活動を広げるといったコンセプトで活動している「f(x)」！

独特の音楽性と個性の表現方法が特徴的なグループです。

少女から女性に変わる過渡期を描いたと言われている「Pink Tape Art Film」。

f(x)の作品に多く携わってきたミンヒジンの初の映像作品です。

ルネマグリットの「恋人たち」のオマージュや、恐怖心を表すサメなどを通して恋愛に対する恐怖心を描いています。

考察系MVの「4Walls」。

これまでガーリーな印象の作品が多かったf(x)とは少し様相が異なるスマートなイメージを作り出したアルバムになっています。

続いてKPOPの王様と呼ばれている「EXO」です。

EXOは太陽系外惑星「EXOPLANET」から来た未知の存在であり、それぞれが超能力を持っているというコンセプトで活動しています。

EXOデビュー前に、謎解き型のデビューティーザーを100日間をかけて発信しました。

他のアイドルとの違いは、EXOの作品は全て物語があり、かつ物語が続いていくといった点です。

EXOのファンたちは新しい作品が出るたびに以前の作品の考察を繋げて再考するといった形で楽しんでいます。

これまでの中二病コンセプトからかけ離れた爽やかなイメージの「LOVE ME RIGHT」！

青春の中の儚さが上手く描かれています。

EXOの中二病コンセプトが上手く消化されている作品「Monster」！

そのダークさに惹かれる人が多いのではないでしょうか。

MV・アルバムの色の使い方が秀逸で、ミンヒジンでなければできないクオリティになっています。

「Redのように強烈で明るいが親しみやすい魅力」と「Velvetのもつクラシカルで柔らかな魅力」の両面を併せ持つというコンセプトの下活動する「Red Velvet」！

ミンヒジンのクリエイティビティが表現された作品がたくさんあります。

Red Velvetのデビュー作品です。

元気いっぱいな夏曲の中に落とし込まれたおとぎ話のエッセンスが魅力的です。

Red Velvetの作品もひとつひとつに物語があり、考察するのが楽しいですよ！

これまでの女性アイドルが表現してきた可愛らしさ・フレッシュさ・セクシーさとはベクトルが真逆である「背筋が凍る、ぞっとするような雰囲気」に魅せられる作品です。

f(x)に比べると、おとぎ話のような雰囲気が強いですよね。

現実世界で伝えたいメッセージを非現実世界に投影して語っているのでしょう。

無限拡張をテーマに人数やグループメンバーに縛りをなくし新たなグループの形を生み出した「NCT」。

複雑なコンセプトがあり、様々な作品を通してNCTの世界観を考察するファンがたくさんいます。

アイドルのデビュー作品とは思えないどんよりした雰囲気のアルバム・曲になっています。

一つの作品が売れるとどのアイドルもそのコンセプトを真似してしまい、同一化してしまうことが残念だとミンヒジンは以前おっしゃっていたそうです。

KPOPの同一化に対処するためにもこれまでにないコンセプトや作品を生み出すことを意識していたのでしょう。

色の使い方が秀逸ですね。

NCT DREAMのデビュー作品「Chewing Gum」！

このアルバムジャケットにはミンヒジンが得意としているコラージュが活かされています。

上記で紹介した作品もですが、ミンヒジンは子供らしさの中にちょっとした危うさを表現していることが多いですよね。

アーティストの少年・少女性を活かす作品を得意としているのかもしれません。

ミンヒジンが代表を務めるADORに所属しています。

聴き心地が良く・引き算された曲を発表し、これまでの派手な楽曲が多かったKPOPの歴史を大転換しました。

現在、世界中から注目を集めるアイドルです。

アイドルとファンの関係性を歌ったと考察されている「Ditto」！

「両面再生できるビデオテープ」をコンセプトとし、side Aとside Bという2編構成のMVが画期的で多くのKPOPファンが注目しました。

NewJeansを友人として画面ごしに撮影しているバン・ヒスがある日、目を覚ますとNewJeansと過ごした日々は虚構であったと気づかされます。

「アイドルを応援しているファンとアイドルの関係性について、アイドルが生活のすべてになってはいけない。現実の中にも生きる喜びを見つける必要がある」といったメッセージを伝えているようです。

コカ・コーラとのタイアップで制作された「Zero」！

コカ・コーラの爽やかさを表現しながらも、懐かしさを感じるようなサビのメロディを創り上げている点が驚きでした。

世界的人気グループBTSのVは、ソロアルバムにてミンヒジンとタッグを組みました。

ミンヒジンと会った瞬間に写真撮影が始まったという今作品では、Vらしさが詰まった写真がたくさん使用されています。

もともとミンヒジンが制作したf(x)のPink Tape Art Filmが好きで、V自らミンヒジンに連絡を取ったそうです。

いかがでしたか？

ミンヒジンの作品は、アイドルのアルバムとは思えない程アーティスティックな作品が多いですよね。

SMエンターテインメントからHYBEへ移籍し、より一層KPOPを盛り上げてくれると期待しています。

ミンヒジンの作品を見てKPOPをより楽しんでくださいね！