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【東京】心霊・肝試しスポット10選!行ってはいけない最強の場所は23区内にもあった!?

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2024/08/10

夏といえば、肝試し。

実は東京都内にも、”最恐”と呼ばれる心霊スポットがあるんです!

今回は、23区内外の「行ってはいけない」心霊スポットをご紹介します。

目次[ 表示 ]

【23区内】都内の心霊スポット7選!廃墟・トンネル・廃病院など

【千代田区】平将門首塚

※引用元:千代田区観光協会公式サイト

東京23区内でもっとも有名な心霊スポットが、ここ「平将門首塚」です。
なぜここが”最恐”と恐れられているかというと、まさに「平将門」という最恐の怨霊に由来します。

平安時代後期の豪族・平将門は自ら「新皇」と名乗り反乱を起こした朝敵ですが、藤原秀郷に打ち取られたということは皆さん歴史の授業等でご存じなのではないでしょうか。
実はこのとき、平将門の首は強烈な無念の想いから空を飛んで故郷へ帰ったと伝えられており、その「故郷」こそ、現在この首塚の建っている千代田区なのです。

高層ビルが林立する都会のど真ん中にあるこの首塚ですが、開発の邪魔になっているにもかかわらず維持されているのには、それなりの理由があります。
それは、塚を撤去すると、怨霊の祟りがあるから。
実はこの首塚、一度関東大震災で倒壊したのですが、その後ここに開発の計画が持ちあがるたびに様々な不幸が関係者に襲い掛かったのです。
旧大蔵省が庁舎を建てようとしたら、工事関係者や省の職員に不幸が相次ぎ、出来上がった庁舎に雷が直撃。更には、ときの大臣が急死。
戦後にGHQが開発しようとしたときも、工事開始まもなく重機が横転する事故が発生し、死亡者まで出てしまったという話もあります。

実際に霊感がある方にとってはこの首塚の近くに行くのも恐ろしいらしく、決して面白半分に行ってはいけない場所と言えるでしょう…。
霊感がない人間にもなぜかひんやりと感じられる、都心の最恐スポットです。

【杉並区】環状七号線

※引用元:Googlemap

都民にとってはなじみ深い環状七号線ですが、実は有名な心霊スポットにもなっています。
それが、杉並区の高円寺陸橋周辺

このエリア周辺は交通事故の多発地域であり、タクシードライバーや地元運転手から「霊が出る」という目撃情報が相次いでいるそうです。
特に事故で亡くなったとされる”半透明の霊”が深夜に度々目撃されているようで、環状七号線を横断しているとのことなので、運転の際はご注意を。

【渋谷区】千駄ヶ谷トンネル

※引用元:Googlemap

東京のど真ん中、国立競技場の近くにある都道補助24号線に、山があるわけでもないのにいきなり現れるのがこの「千駄ヶ谷トンネル」です。
地図を見ればなぜこの場所が”心霊スポット”と呼ばれているのかは一目瞭然で、このトンネルの上は墓地になっています。
奇妙な事故の噂や幽霊の目撃談には事欠きません。

特に、「血まみれの女に追いかけられる」という体験談が複数件あるようで、トンネルの内部に入ると誰かの視線を感じずにはいられないのだとか…。
昼間通過するだけならば問題なさそうですが、深夜は避けた方が賢明かもしれません。

【荒川区】浄閑寺

※引用元:Googlemap

検索するとサジェストに「心霊」と表示されるほど、心霊スポットとしての印象が強くなってしまった寺「浄閑寺」。
なぜお寺が心霊スポットとなってしまったのか。それは、このお寺が江戸時代「投げ込み寺」だったからです。

「投げ込み寺」とは、遺体を投げ込んだことに由来する名称で、安政2年の大地震の際亡くなった身寄りのない遊女たちはこのお寺に「投げ込まれ」ました。
その後も遊女がなくなればこのお寺に埋葬されていたようで、投げ込まれた遊女たちは総勢25,000名とも言われ、ほとんどがろくに供養もされず、酷い状態だったそうです。
「生まれては苦界、死しては浄閑寺」と謳われたこの地には、いまだに遊女たちの怨念が漂っているのだとか…。

男性にとっては何でもない場所だそうですが、女性にとっては行ってはいけない危険な心霊スポット。
霊感の強い方や水商売をされている方などは共鳴しやすいためご注意を。

【豊島区】巣鴨プリズン処刑場跡地

※引用元:Googlemap

巣鴨拘置所、通称「巣鴨プリズン」とは、第二次世界大戦後にGHQにより設置された戦争犯罪人の収容施設です。
極東軍事裁判により死刑判決を受けた戦争犯罪人である東条英機ら7名の死刑が執行された場所としても知られています。

元々「巣鴨プリズン」は「巣鴨監獄」「巣鴨刑務所」「府中刑務所」「東京拘置所」と名前を変えながら長年使用されてきた刑務所で、死刑執行のための処刑場も備えられていました。
戦時中は思想犯などが捕らえられ、実際に有名な思想家たちも処刑されたそうです。

現在では池袋サンシャインシティが建ち、暗い歴史は一見して分かりませんが、東池袋中央公園には「巣鴨プリズン跡慰霊碑」があり、「永久平和」と書かれた石碑の前に花が供えられています。
ここが現在では有名な心霊スポットとなっており、霊の目撃情報や異音など、様々な体験談が報告されています。

深夜、肉の落ちるような「ドスン、ドスン」という重苦しい音が響く中で静かにたたずむ慰霊碑…。
想像するだけで恐怖を感じます。

【中野区】旧日本陸軍中野病院跡

※引用元:Googlemap

古くから「行ったら死ぬ」と言われている最恐の心霊スポット「旧日本陸軍中野病院跡」。
ちなみにこちら、航空写真や地図では一切存在を確認できないにも関わらず、何故か「行ったことがある」「木造の廃墟がある」といった目撃例が相次いでおり、その存在自体が都市伝説となっています。

中野病院はもともと、「東京市療養所」という結核患者のための病棟で、貧困層のための福祉施設だったそうです。
1965年に開業し、その後1993年に国立国際医療センターに統合される形で閉鎖されました。
旧本館が木造3階建てで、この建物が数十年前から有名な心霊スポットとなっているようです。

「白衣を着た、血だらけの医者らしき男性3名がメスを振りかざしながら追いかけてくる。」
「赤い服の女が木の陰からこちらを覗いており、旧病棟を指さしながらこっちへくるなと意思表示をしてくる。」
「直前の橋までは行けるのに、なぜかそこから先に進めない。」
「解剖された遺体が地中に埋まっており、建物内部にはホルマリン漬けの内臓がところせましと並んでいる。」

ホラーゲームのような噂や体験談が現在もまことしやかに囁かれ続けているようです。

【港区】青山霊園

※引用元:公益財団法人東京都公園協会公式サイト

東京都南青山に位置する都立霊園「青山霊園」。
10万人以上が埋葬されており、数多くの著名人もここに眠っています。

昼間は緑豊かな観光地でもあり、桜の名所でもあるため墓地であることを感じさせない雰囲気ですが、夜になると一変、不気味な雰囲気があたりをただよいます。
かの有名なタクシーの運転手の会談もここを舞台としており、深夜に青山霊園で女性客を乗せたタクシーがしばらく走っていると、いつの間にかその女性客の姿は消え、座席は濡れていたとか…。

他にも「異世界への入口」「「幽霊注意」の標識」「空中に吸い込まれる親子の霊」といったバラエティ豊かな都市伝説が広がっており、肝試しスポットとしても人気を集めているようです。
気軽に行ける分、より注意が必要な心霊スポットかもしれません。

【23区外】都内の心霊スポット3選!廃ホテル・城跡・トンネルなど

【八王子市】御主殿の滝

※引用元:八王子城公式ガイド

八王子が誇る関東屈指の城跡、「八王子城跡」。
「日本の100名城」にも選定されるほど有名な城跡ですが、実はここにも”最恐”と謳われる心霊スポットが。

それが御主殿から谷に向かって少し下ったところにある、「御主殿の滝」です。
ときは天正18年(1590年)、天下統一を目指す豊臣秀吉により攻め入られた城主・北条氏の一門は千数百人が討死し、落城の際立てこもっていた女子供を含む全員がここで最期を遂げました。
滝の上「自刃の淵」で自刃し下の滝つぼに身を投じた際の無念は、現在も語り継がれるほど。
滝から続く城山川は三日三晩血で真っ赤に染まったという言い伝えも残っています。

危険な事故等の体験談はありませんが、写真を撮影すると「なにか」が映りこむといったことがあるようです…。

【武蔵村山市】ホテルクイン

※引用元:Googlemap

東京都武蔵村山市にある廃ホテル「ホテルクイン」。
完全な廃墟となっており誰もいないはずなのに、なぜか人の気配を感じるという噂で、地元でも有名な心霊スポットとなっています。

しかし詳細は不明で、なにか事件があったのか、廃業の理由は何なのか、あまり情報が出回っていません。
廃墟の中には女子高校のものと思しき制服上下が放置されており、何らかの事件があったのでは…とされています。

肝試しに訪れた方の体験談によると、「女性の霊が現れた」、「男性の霊がいる」、「老齢の男性の霊を目撃した」「足音が聞こえる」といった報告が寄せられているそうです。
元々は近くにあった「ホテル赤坂」が心霊スポットだったようですが、解体後ここ「ホテルクイン」へ霊が移ってきたのだとか…。

【青梅市】旧旧吹上トンネル

※引用元:Googlemap

東京都青梅市にある、黒沢地区と成木地区を結ぶ「吹上トンネル」。
この「吹上トンネル」の中でも、”最恐”と言われている心霊スポットが、現在使用されていない旧い「吹上トンネル」、別名「おばけトンネル」です。

19993年に開通したこのトンネルですが、実はこのトンネルの運用開始以前には、1953年に開通した「旧吹上トンネル」と1904年に開通した「旧旧吹上トンネル」が使用されていました。

特に「旧旧吹上トンネル」では過去に殺人事件があったと言われており、トンネル近くの居酒屋を経営していた高齢女性が強盗に襲われ、その娘がトンネル内で殺害されたと言われています。
それ以降トンネル内では被害女性の霊が出ると言われており、その他にも様々な噂が絶えないことから、様々なホラー映画・オカルト番組のロケ地となりました。

現在「旧旧吹上トンネル」は閉鎖されていますが、同じく心霊スポットである「旧吹上トンネル」は徒歩または自転車であれば通行可能なことから、肝試しの現場としても人気です。

信じるか信じないかはあなた次第。肝試しの際はご注意を。

様々な心霊スポットをご紹介してきましたが、心霊スポットはそのほとんどが噂から派生したただの廃墟です。

しかし、噂が広がっていくうちに、いつしか本物の霊が引き寄せられてしまうなんてことも…。

肝試しに訪れる際は、地元住民の迷惑にならぬよう、そして、あくまでも自己責任で楽しんでくださいね。

この記事を書いた人

Yu

千葉県出身の「Yu」です。 5歳のときにはやみねかおるさんに出会って以降、毎年300冊以上の本を読み続けてきました。 好きなジャンルはミステリー・SF・古典など。幅広く読んでおります。 アニメやゲームも好きで、情報は逐一チェックしております。 経験を活かし、皆様のお役に立てるような記事をお届けします!

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