感想文を書くときに一番悩むのが「何を読むか」ですよね。
友達と被りたくはないけれど、マイナー作品だと書ききれるか不安になると思います!
そこで今回は「読書感想文で書きやすい純文学」を紹介します。是非参考にしてください!
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①コンビニ人間
引用元:amazon
- 作者
- 村田沙耶香
- 文庫レーベル
- 文藝春秋
- ページ数
- 168ページ
- テーマ
- 概念
- 読みやすさ(内容面)
- ◎
- 読みやすさ(時間面)
- ◎
- こんな人におすすめ
- 何か気づきを得たい人
36歳未婚、彼氏なし、コンビニのバイト歴18年。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジ打ちをするような日々を送っていたある日、婚活目的の新入り男性がやってきます。
「コンビニ的生き方」は普通ではないのか?
-
「普通」ってなんだろうと考えさせられます。
いつもの日常が少し違って見えてくると思います。
②劇場
引用元:Amazon
- 作者
- 又吉直樹
- 文庫レーベル
- 新潮社
- ページ数
- 208ページ
- テーマ
- 恋愛
- 読みやすさ(内容面)
- ◎
- 読みやすさ(時間面)
- ◎
- こんな人におすすめ
- 恋愛小説が好きな人
演劇を通して世界に立ち向かう永田と、その恋人の沙希。ふたりは夢を抱いてやってきた「東京」で出会いました。
現実にもがきながら夢を追うふたりの不器用な恋の行方は?
-
今すぐ大切な人の所へ駆けつけたくなるような、切ないラブストーリーです!
誰かを想いながら夢を叶えるのは、とても素敵だけれど難しいことだと思います。
③ダンス・ダンス・ダンス
引用元:講談社BOOK倶楽部
- 作者
- 村上春樹
- 文庫レーベル
- 講談社文庫
- ページ数
- 424ページ
- テーマ
- 喪失
- 読みやすさ(内容面)
- 〇
- 読みやすさ(時間面)
- 〇
- こんな人におすすめ
- 少し娯楽性のある作品が好きな人
舞台は『羊をめぐる冒険』から4年後の1983年。主人公の「僕」は友人を失い絶望しながらも、フリーランスのライターとして社会復帰しますが、その仕事に意味を見い出せないでいます。
そんな中、元恋人に会うために札幌へ向かうことに。
奇妙で複雑なダンス・ステップを踏みながら、「僕」が進む道とは?
-
少し長いですが、ファンタジー性のある作品なので飽きずに楽しめるハズです!
『羊をめぐる冒険』もぜひ読んでみてください。
④檸檬
引用元:amazon
- 作者
- 梶井基次郎
- 文庫レーベル
- 新潮社
- ページ数
- 352ページ
- テーマ
- 憂鬱
- 読みやすさ(内容面)
- 〇
- 読みやすさ(時間面)
- 〇
- こんな人におすすめ
- 本格的な純文学に挑戦したい人
「得体の知れない不吉な塊が私の心を圧迫している」と感じている主人公の「私」は、その何かから逃れるために、街から街へと放浪していました。
安らぎをくれるのは美しい音楽でも詩でもなく、みすぼらしい裏通りや安っぽい花火。
そんな時にひとつの「檸檬」を見つけます。「私」はどう変わっていくのでしょうか。
-
少し難しい表現や、言い回しが多いですがそれも魅力のひとつだと思います!
じっくり時間をかけて読んでみてください。
⑤蹴りたい背中
引用元:河出書房新社公式ホームページ
- 作者
- 綿矢りさ
- 文庫レーベル
- 河出書房新社
- ページ数
- 142ページ
- テーマ
- 人間関係
- 読みやすさ(内容面)
- ◎
- 読みやすさ(時間面)
- ◎
- こんな人におすすめ
- 純文学初心者の人
高校に入ったばかりの「蜷川」と「ハツ」はクラスの余り者同士です。そんな中「ハツ」はアイドルに夢中の「蜷川」に好意を寄せていきます。
不器用で孤独なふたりの関係性の行方は?
-
高校が舞台なので誰もが共感しやすい作品だと思います!
加えてページ数も少ないので、比較的読みやすいはずです。
純文学作品を読もう!
いかがでしたか?気になる作品は見つかりましたか?
純文学作品は難しいというイメージがあるかもしれませんが、個性的で面白い作品ばかりです。読めば読むほど新しい発見があるので、ぜひたくさん読んでいただきたいです!